今週の秋ヶ瀬
鳥
情報
秋らしく黄色く色づき始めた秋ヶ瀬公園
今週の見どころ
秋ヶ瀬公園
(11/13更新):冬鳥はまだ。
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オオルリ(秋ヶ瀬公園 94/4)
現在秋ケ瀬で見られると思われる鳥の種類は下記のファイルをご参照ください
<1995年から2008年までに秋ケ瀬で観察された主な鳥のリスト>
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秋ヶ瀬公園
2024年
11月13日(水)晴れ
10月は旅行と体調不良で丸々秋ヶ瀬には来られなかった。鳥については特に
見るものもいなかったとのことであった。
やっと体調も戻り久しぶりの秋ヶ瀬。セミの声も虫の声も聞こえなくなって
いた。ヒヨドリとハシブトガラスの声だけが聞こえていた。あまりヒヨドリ
の声がにぎやかで、カラ類の鳴き声も聞こえないほど。今日は暖かいのだが
、 先日寒い日が続いたせいか蚊もほとんどいなかった。
グランドではタヒバリとハクセキレイが見られた。タヒバリは毎年姿が見ら
れる。
ほかに見られたのははアオサギ、キジバト、エナガ、シジュウカラ、カワラ
ヒワだった。キツツキの木をたたく音が聞こえ、コゲラだと思ったが、姿は
見られなかった。ミヤマホオジロがいたとのことであった。
森の中はおちついた感じを受けた。これは木々の葉の色が、薄黄色に変わっ
ているせいかもしれない。全体に黄色味を帯びていた。
った。
・グランドのタヒバリ ハクセキレイ
・池の中のアオサギ 道端のキジバト
・我が物顔であちこちにたむろすハシブトガラス
ピクニックの森/子供の森
9月18日(水)晴れ
9月も中旬を過ぎて明日からお彼岸というのに猛暑日。35度を超えたとの
こと。セミの声は少なくなり、アブラゼミは全く聞こえない。ほとんどツク
ツクボウシ。虫の音も少ない。過去に例のない酷暑のせいなのだろうか。
聞こえるのはガビチョウの鳴き声とたまにシジュウカラ。
トンボとチョウはそれなりに多く、チョウはキアゲハ、アカボシゴマダラ
が目立っていた。トンボはギンヤンマ、シオカラトンボ、アキアカネらし
きものが飛び交っていた。イトトンボも何か所で見られた。
池には水がたっぷりあり、カイツブリが2羽悠々と泳いでいた。ダイサギ
はピクニックの森の遊具の脇に降り立っていた。
直接には見られなかったが、エゾムシクイ、キビタキ、サンコウチョウ、
ヤマガラがいたということだった。夏の間いなくなっていたヒヨドリも戻
り始めているようだった。
・池のカイツブリ 遊具わきのダイサギ
・混群の中のシジュウカラ メジロ
・たくさん見られたキアゲハとアカボシゴマダラ
・アキアカネ イトトンボ
ピクニックの森/子供の森
8月14日(水)曇り/小雨
真夏モードとなり、アブラゼミやミンミンゼミの声で充満していた。池の中
の水はたっぷりとあり、この夏に池が干上がることはなさそうだ。
鳥の声はわずかでガビチョウとカラスの声が聞こえる程度だ。シジュウカラ
やエナガの声などは全く聞こえない。ウグイスの声はしなかった。
暑さにめげながら歩いていると目の前をカワセミが一直線に横切って飛んで
行った。最近カワセミの姿を見かけなかったので、久しぶりだった。
この季節に気になっていたキツネノカミソリを探しに行ったところきれいに
咲いていた。写真を秋ヶ瀬の森の写真とともに最初のページに載せた。
つゆ草も青い花を咲かせ、ヤブランはピンクの花を咲かせていた。鳥が少な
かったのでトンボを見たりチョウチョを見たりしていた。チョウはサトキマ
ダラヒカゲ、トンボはコノシメトンボの写真を撮った。
ピックニックの森は7月末の暴風の後がまだそのままになっているところが
あった。大きく木がさけて遊歩道をふさいでいる近辺は立ち入り不可となっ
ていた。
・カラスは口を開けて暑さをしのいでいた ツユクサは爽やかな青い花
・サトキマダラヒカゲ コノシメトンボ
・カイツブリのひなと親 浮巣にいたもう一羽のひなともう一羽の親
ピクニックの森/子供の森
7月25日(木)晴れ
昨日は豪雨と暴風が1時間ほど埼玉東京を襲った。ひっきりなしに雷が鳴り
雨風がすさまじかった。公園に来て見ると森の中は大木が折れたり、枝がひ
きちぎられたりして悲惨な状況となっていた。
豪雨のおかげで池の中の水はたっぷりとたまっていたので今夏の間に干上が
ることはなさそうだ。安心!
ミンミンゼミとニイニイゼミの鳴き声は2週間前より大きくなった。
ウグイスは大きな声でさえずっていたがガビチョウは声が小さかった。
シジュウカラも鳴き声が少ない。
池の中ではカイツブリが浮巣を新たに作っていた。もう一回目の育雛は終わ
っているので、2回目の営巣準備のようだ。
池の周りではトンボがとても増えていた。蝶も多くなっていた。コムラサキ
の雌と地面につぶされ貼りついたゴマダラチョウを見つけた。2週間前は飛
んでいるゴマダラチョウをたくさん見たのだが今日は貼りついた個体しか見
られなかった。
豪雨の後で地面がぐちゃぐちゃなため、狭いところを通ると蚊柱は当然立つ
し、メマトイやコバエなどの小さな虫が寄ってきて大変だった。
・カイツブリ浮巣を製造中、2回目の営巣か アオサギが飛んでいた。
・ハクセキレイは幼鳥 スズメが目立った
・コムラサキの雌 つぶされて貼りついたゴマダラチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月13日(土)晴れ
森の中で聞こえるのはウグイスの囀り。とてもきれいな声だ。ガビチョウ
も調子をそろえている。こちらはちょっと余計。ウグイスは秋ヶ瀬全体で
どれくらいいるのかわからないが歩いて回りながら囀りを数えていると7か
所以上の場所で聞こえた。年ごとに増えているような気がする。ホトトギス
の声は聞こえなかった。もう托卵は終わったのだろう。以前はオオヨシキリ
に托卵するカッコウの声がよく聞かれたのだが、最近はめっきり減った。
環境が変化しているのだろうか。
池の中ではアオサギ、カルガモとカイツブリ。カイツブリは親子で見られ
た。親は2羽で今年生まれの若鳥は2羽。大きさは親鳥と変わらないが、まだ
幼い顔をしているのですぐにわかる。
グランドにセグロセキレイがいた。最近見かけなかったのでうれしい。
芝生の上ではカラスが口を開けてうろうろしているのが目立った。
ピクニックの森ではニイニイゼミが数匹鳴いていた。子供の森ではやはり
ニイニイゼミ数匹に加えてミンミンゼミが1匹鳴いていた。まだ数が少な
いので、声も控えめ。ピクニックの炊飯場の近くでゴマダラチョウが何頭
も見られた。こんなにゴマダラチョウが見られたのは久しぶりだった。
・カイツブリは親が懸命のエサ取り 若鳥は顔で分かる
・カルガモはつがいで涼しそう カラスは口を開けて暑さをしのぐ
・久しぶりにセグロセキレイ スズメも出てきた
・ニイニイゼミの抜け殻をみつけた もう赤とんぼがいた
ピクニックの森/子供の森
6月27日(木)晴れ/雲り
鳥の数は少なくなった。それでもウグイスが美声を聞かせ、ホトトギスが
それに答える。伴奏はガビチョウ。
ピクニックの森も子供の森もウグイスもホトトギスも囀っている。ヒヨド
リはすっかり姿も声も確認できなくなった。
上空を時折ツバメが飛ぶ。ゴイサギも飛びだした。シジュウカラなどの
カラ類は姿を見るのもひと苦労。カワラヒワとムクドリは今年生まれの
若鳥が混じっていた。
半夏生やノカンゾウがきれいに咲いていた。池ではトンボが飛び回り始め
た。今年はミドリシジミが見られなかった。汗をかいた割には鳥が少なか
った。
・カイツブリは雛が一羽だった。親鳥は2羽そろっていた
・シジュウカラもようやく写真にとれた。 ムクドリは普通に見られた
・半夏生とノカンゾウがきれいに咲いていた
・池ではコシアキトンボが何頭も飛んでいた。
ピクニックの森/子供の森
6月11日(火)晴れ
夏鳥はいなくなったと思いつつ公園へ。ピクニックの森ではシジュウカラ
とメジロとウグイスとガビチョウの声がしていた。
そんな中でホトトギスの鳴き声も聞こえてきた。池ではカイツブリ親1羽
が雛2羽に餌を与えていた。とりあえず雛2羽は生存していた。
子供の森ではやはりホトトギスの鳴き声がしていた。どちらの森もウグイ
スの声が良く聞こえている。ウグイスの巣への托卵を企んでいるのではな
いだろうか。
うまくすると夏まで滞在する可能性もありそうだ。ちょっと楽しみ。
ミドリシジミの姿を探して歩いたが全く見られなかった。姿をとらえられ
たのはモンキチョウとイチモンジチョウだった。
・羽を開いているときれいなモンキチョウとイチモンジチョウ
・囀っているウグイス それを追っかけまわすガビチョウ
・給餌しているカイツブリ 群れで飛んでいたムクドリ
・嫌われ者のドクダミもきれい ノカンゾウが咲いていた。
ピクニックの森/子供の森
5月22日(水)晴れ
昨晩は雨がしっかり降った。秋ヶ瀬はみずみずしくなった。池は何処も水
がいっぱいだった。雨上がりの森は緑がまぶしい。
ピクニックの森は重機が何台も入って作業があったようだ。わきをすり抜
けて森の中へ。
鳥の声が少ないと思いつつ歩いていると、ガビチョウのうるさい鳴き声の
間に聞いたことのある声が聞こえてきた。サンコウチョウだ。例年は5月
の連休明けから入ってきて20日過ぎにはいなくなるのだが。見ていると
目の前の木々の間で囀り始めた。そのうちに道を挟んで反対側へ移動。
水があふれた遊歩道から写真が撮れた。
池ではカイツブリのつがいが雛2羽に餌を与えていた。例年5羽くらいが
巣立つのだがもう2羽しかいないのだろうか。少し悲しい。
子供の森では木の根元にスズメバチの巣が壊れて落ちていた。木の上の
ほうの巣が昨夜の雨風で落ちたのだろう。かなり大きな巣だった。
キビタキが複数鳴いていた。しばらく鳴き声を聞いていた。姿は見えない
のだが、直ぐ近くで囀っていた。話によるとまだセンダイムシクイもいる
とか。少し渡りが遅れているのだろうか。ホトトギスやジュウイチも声が
しているとのことだった。
ピクニックの森で少し離れたところから池を眺めていた時、アライグマを
見つけた。コロナ前からどんどん増えていることが問題になっていたが、
鳥の巣を狙うなど被害が多く出ている。駆除しきれないのが実情だ。
お互いに不幸なのだが。
・妖精のようなサンコウチョウ カイツブリは親子で
・ホオジロは体いっぱいに囀っていた エナガは親子で飛び回っていた
・落下して?壊れたスズメバチの巣 困ったアナグマ
ピクニックの森/子供の森
5月3日(金)晴れ
ゴールデンウイークも後半に入った。今日からまた4連休となる。この
3日間は天気は良さそうだ。森の中はバーベキューをする人や野球をする
親子が沢山いてにぎやか。その分鳥も少ないか。冬鳥のツグミ達はきれい
さっぱり見られなかった。シロハラも同様。
ピクニックの森はカラスが集団お見合いでもしているかのような喧噪に満
ちていた。ほかの鳥は囀るのをはばかるほど。かろうじていつものガビチ
ョウ、シジュウカラ、ウグイスがいつもより静かに囀っているだけ。ツツ
ドリの初鳴きを聞いた。久しぶりのポポポポポだった。わきにいた人は初
心者ということだったが、ガビチョウを見ていて気が付かなかったとのこと。
キビタキは囀っていた。オオルリもいるとのことだったが声を出さないの
で見つからない。センダイムシクイはいたのだが、全体的に夏鳥が少ない。
池の中はカイツブリ、コガモ、カルガモ。
子供の森もさしたる鳥が見当たらなかった。
昨年はちょうど今頃ギンランの花が咲いていたので探してみたが、今年は
見当たらず。
来週から焼尻島、天売島でBWをする予定。楽しみだ。
・チョウジソウがいっぱい イトトンボもいた
・ハシブトガラスが集団見合いか ガビチョウは餌運び
・コガモはつがい カイツブリは営巣準備
ピクニックの森/子供の森
4月25日(木)晴れ
昨日は一日雨が降った。今朝からは雨もすっかり上がり、快晴となった。
気温も夏日、26度。
公園の池はまだあふれてはいないが水はいっぱいになった。魚は少ないと思
われ、カワセミも姿を現さない。
ピクニックの森ではガビチョウ、シジュウカラ、ウグイスの鳴き声で満ち
ていた。その中キビタキも負けじと囀っていた。時々アオゲラも鳴いてい
た。池ではカルガモ、コガモ、カイツブリが見られた。
子供の森ではキビタキ、アオゲラなどに人が集まっていた。シロハラも見
られた。
どちらの森でもツグミがまだ多く見られた。バラバラではなくどちらも
一か所に集まっていた。もうそろそろ北帰行と思われるが、力を蓄えてい
るのだろう。
・渡りの力を蓄えるツグミ シロハラもいた
・カイツブリは営巣準備か コガモは渡り準備
・キビタキは雌もいた ガビチョウはうるさいほど声が大きい
ピクニックの森/子供の森
4月17日(水)晴れ
ここのところ暖かい日が多く、今日は夏日になるとの予報。27度くらいま
で上がったようだ。
ピクニックの森はバードウオッチャーも少な目で鳥もあまり見られない。
鳴き声はシジュウカラとガビチョウがうるさいくらいで合間にウグイスの美
声が聞こえた。バーベキュー広場からグランドにかけてツグミが沢山いた。
木の中はヒヨドリが多かった。どちらも渡りで戻ってきた群なのではないか
と思う。オオルリがいたということだったが、鳴かないので分からなかった。
センダイムシクイは特徴的なさえずりが聞こえた。池では水がいっぱいにた
まっていてカルガモ、コガモ、カイツブリなどが泳いでいた。アオゲラの声
が聞こえていた。
子供の森はキビタキで賑わっていたがまだ2羽だとのこと。渡りの本番はこ
れからだ。
・ツグミがまとまっていた。 久しぶりのカルガモつがいもいた。。
・カイツブリがつがいで採餌していた。 コガモもつがいだった。
ピクニックの森/子供の森
4月2日(火)晴れ
明日から雨が降るということで、慌てて公園にやって来た。シジュウカラの
声は元気で、あちこちでウグイスのさえずりが爽やかだった。
ちょうどツマキチョウが羽化したようであちこちで見ることができた。この
時期だけしか見られない貴重な蝶だ。テングチョウもいた。
冬鳥は徐々に北帰行を始めているようで、シメもツグミも数が少なく、多く
は木の上で渡りの準備をしているようだった。レンジャクは3月の中旬くら
いにいなくなったとのことだった。
夏鳥はまだ渡りが本格的に始まっていないのでほとんど見られないのだが、
話ではクロツグミ、オオルリが昨日見たとのことで、多くのバーダーが探し
ていたようだ。
今日はカイツブリのつがいが池にいた。先日までひっからびていた池なので、
餌があるのかどうか心配だ。アカゲラは何度か見られた。アオゲラもいるら
しかったが、今日は見られなかった。
・久しぶりにカイツブリ。つがいだった。 アオジが直ぐわきにいた。
・ツグミもシメも数が減った。それでもまだ頑張っている個体もいる。
・ウグイスはすぐわきに出てきてシジュウカラ同様にぎやかに囀っていた。
・モズはまだ営巣前のようだ
ピクニックの森/子供の森
3月30日(土)晴れ
5年ぶりのピクニックの森ゴミ拾いの会が催された。
運よく天候に恵まれ、夏日となる日だった。干上がっていた池に水も満ちて
みずみずしい秋ヶ瀬公園であった。40人〜50人が集まり盛況だった。
久しぶりにもかかわらずゴミはそれほど多くなく、集まった人たちから
ゴミが拾い足りないと残念がる声が上がっていた。
それでもそれなりにごみは集まっていた。
久々の懇親会も盛り上がった。
ゴミ拾い風景と懇親会
ピクニックの森
3月10日(日)晴れ
風邪をひいて3週間出てこられなかった。約1か月ぶりの秋ヶ瀬公園だ。
ピクニックの森は静かだった。日曜日の為ランニングの人や散歩の人そして
鳥見の人があちこちにいたが鳥は少なめでカラ類の混群もあまり目立たない。
ガビチョウも鳴いていなかった。ウグイスが囀りの練習をしていた。聞こえる
のはケキョケキョとピーという声だけだった。数日前にきれいに囀っているの
を聞いたという人もいた。
子供の森は車がいっぱい。ヒレンジャクが飛来していた。お目当てのバーダー
はおおよそ150人。日曜日ということもあって、人が多いのだろう。昼近く
なったら半分くらいに減っていた。入れ替え時か?今日は赤いのが2羽。多い
日は7、8羽見られるとのこと。たまに黄色いのが混じるとのこと。
まだ渡りの夏鳥は見られず、キクイタダキ、ルリビタキ、トラツグミ、アオゲ
ラ等の鳥は見られるとのことだった。
・シロハラはあちこちにいた 上空はトビ
・コゲラはいつも愛嬌がある アカゲラも負けていない
・ヒレンジャクは人気者 150人も見物人が来た
・キセキレイは池のふち
ピクニックの森/子供の森
2月7日(水)晴れ
昨日の大雪で秋ヶ瀬も真っ白になった。朝のうちは寒くて鳥も静かだったが、
陽が射していたので徐々に暖かくなり、鳥も活発に動き出した。雪の上には鳥
は全く見られず、土の出ているところの境目にツグミが出てきた。
ピクニックの森ではまだ寒かったためか鳥は比較的静かだった。ジョウビタキ、
ツグミ、シメ、アオジなど見られた。ウオッチャーも少なく、駐車場は車数台
がいただけ。一方子供の森は車がいっぱい。キクイタダキがいる針葉樹には人が
たかっていた。ルリビタキのポイント、トラツグミがいるというところにはやは
り人が多かった。レンジャクはほとんど見られていないのだが、ヤドリギの見え
るところで一人カメラを設置し、椅子にもたれて頑張っている人が一人いた。
・数が少ないアオジが飛び出した ツグミは雪を避けて
・駐車場にいたジョウビタ雌 カワラヒワもいた
・モズは獲物を狙っている目 シジュウカラと一緒にいたハクセキレイ
・シロハラはあちこちにいた
ピクニックの森/子供の森
1月24日(水)晴れ
風が冷たい日だったが前回の鳥見の時には見られなかった広場のツグミが沢山
見られた。やっと飛来した。
ピクニックの森ではシメやツグミ、カラ類のほかにシロハラ、アオジ、ジョウ
ビタキ♀などが見られた。ぶらぶら歩いているといつの間にかエナガの群に取
り囲まれていた。ほんの2,3メートルのところにたくさんのエナガが飛び回
っていた。肉眼で羽毛の一本一本が見られる近さだった。この瞬間、エナガと
私が友達になった気がした(気のせいだけど)。
子供の森ではキクイタダキの出る場所とウソの出る場所に人が群れていた。
キクイタダキは2か所。今日は両方で見られた。ウソは見られなかった。ルリ
ビタキも見られなかった。話によるとミソサザイがいたとのこと。帰り際に
アカゲラが見られた。かなり充実した鳥見だった。
・飛び回り元気なアオジ ハクセキレイも出てきた
・シロハラは数が増えてきた 友達のエナガ
・ジョウビタキ雌は愛嬌がある 広場はツグミの独壇場
・アカゲラは穴あけの真っ最中
ピクニックの森/子供の森
1月13日(土)晴れ
新年初めての鳥見となった。土曜日とあって人出も多い。バードウオッチャー
もたくさんいた。天気も良く鳥見日和となった。
雨が少ないので多くの池は枯れたり残り僅かな水を保っているのが精一杯で、
水鳥も寄り付かない。
ピクニックの森では珍しくアオサギが木の梢に止まっていた。その後水場に
寄らずどこかへ飛んで行った。枯れ草の茂った開けた場所ではツグミ、アカ
ハラ、アオジが見られた。シロハラはその前に通路へ出てきていた。ガビチ
ョウの声はよく聞こえたのだが、シジュウカラとコゲラの姿は確認できなか
った。シメは地面におり始めていたがツグミはまだ。上空にはノスリが見ら
れた。
子供の森はウオッチャーが多い。キクイタダキ、ルリビタキ、ウソの見られる
場所には人がたまっていた。ウソは不在だったが、代わりにジョウビタキ雄が
出てきた。帰り際にはカケスも見られた。
年末に見られたキレンジャクはその後、確実は情報はないようだ。したがって
ヤドリギの周りにレンジャク目当ての人はいなかった。今日の成果はなんと
20種類だった。粘ればもう数種類は増やせそうだ。
・通路上のシロハラ 藪の中でアカハラ
・木の上のシメ、あちこちで見る 単独の群れのメジロ
・とても見にくいキクイタダキ カケスも出た
・木の上のアオサギ モズも元気
ピクニックの森/子供の森
2023年
12月25日(月)晴れ
今日はクリスマス、年の瀬となった。昨日は崩れたクリスマスケーキでに
ぎやかだったが、今日からニュースは紅白とお正月に向かう。
ピクニックの森は比較的静かで、カシラダカがちょっと見、木の上でシメ
の群れ、サシバは木の上に止まっているのが見られ、その後カラスにしつ
こくモビングされていた。人はまばら。池はほとんどが干上がるか干上が
る寸前。魚はもういないだろう。水鳥もいなかった。
一方、子供の森は鳥も人も多かった。まずルリビタキ雄雌若と見られるとか。
私は成鳥雄を観察。キクイタダキ数羽、ウソ数羽、ヒガラ数羽。シロハラ
も見られた。カケスが一羽だけいるとのことで、これもうまく観察できた。
アオジも出てきていた。バーダーはキクイタダキに10名くらい、ウソにも
10名くらいついていて鳥の動きで右往左往していた。ルリビタキはバラ
バラにいるらしく人もバラバラ。
ヤドリギの前でカメラを構えている人を見かけた。レンジャクでもいるのか
と聞いてみると、昨日ピクニックの森のバーベキュー広場でキレンジャク
15羽が観察されたとのこと。私は同じ場所でシメ10羽程度の群れを観察
しただけ。間違いではと思って何人かの知り合いに聞いてみたがどうやら
本当にいたらしい。例年1月に入ってからヒレンジャクが数羽飛来すること
はあったが、もうキレンジャクが15羽とは驚いた。今日はまだ誰も目撃
していないようだった。
今年最後の鳥見となったが、鳥が多くて楽しい日だった。来年はもっと増
えるともっと嬉しい。皆様どうか良いお年をお迎えください。
・隠れてちらっと見えたカシラダカ しっかり出てきたアオジ
・木の上のシメ、群れていた 上空でモビングされているサシバ
・木の上のキクイタダキ ひっそりとルリビタキ
・雄雌のウソがいた、これは雌 ウソに紛れて人気薄のヒガラ
ピクニックの森/子供の森
12月6日(水)晴れ
昨晩は久しぶりの雨だった。朝には雨もやみ、日が差してきた。鳥を見る
のに絶好のコンディションだ。
ピクニックの森の中を見ると昨晩の雨が少なかったことがわかった。池の
多くが枯れかかっていた。
水鳥もこれでは餌が取れない。アオサギが一羽ボーッとしていただけだっ
た。カラ類はそれなりに見られたが、他は少ない。アオジ達は声もしなか
った。シメもいないしツグミもまだだ。どこかに少数隠れているのだろう
がいつものポイントでは何も聞こえなかった。今年は全体的に飛来が遅い
傾向と思われるので、これから年末にかけて期待したい。
子供の森ではレンジャクの集まるヤドリギの周辺で違和感を感じた。広場
側から眺めるといつもならはっきりと見えるヤドリギが見えない。手前の
木が茂っているせいだ。その内側へ入ってみると竹が増えてさらに大きく
伸びていてヤドリギが見えないくらい茂っている。今年の暑い長い夏の影
響なのだろうか。
この後どうなるのかはわからないが例年通りレンジャクは来てくれるのだ
ろうか。心配だ。
・グランドで親子3羽のハクセキレイ ボーっとしていたアオサギ
・カラ類に混じるコゲラ
・広場から見たレンジャクの木 繁茂する竹
ピクニックの森/子供の森
11月3日(金)晴れ
今日は文化の日、晴れの特異日とのこと。朝からすっきりと晴れていた。
公園も人出が早くバーベキューもグランドのスポーツの人もウオッチャー
も多い。
澄み切った空気の中、聞こえてくるのは虫の音と鳥の声。カラ類の混群、
モズのギーギー声とヒヨドリたちの鳴きかわす声。最後にガビチョウ。
池ではダイサギやアオサギが見られた。カラ類の混群の中ではヤマガラ
が見られた。一人で森の中を歩いていると目の前にキョッキョッという声。
アカゲラが飛んできた。近くの木を飛び移りながら餌を探していた。周り
に誰もいなかったので一人でしばらく楽しんだ。そのあと先へ行くと今度
は人が大勢集まっていた。ツツドリがいた。これもしばらく楽しめた。
11月は鳥が少ない時期になるが、今日はにぎやかだった。
池の水は少ない。大池はすっかり干上がっていた。上池、中池も干上がり
そうだ。そろそろしっかり降ってほしい。
・魚をとらえたダイサギ 秋空に高鳴きするモズ
・久しぶりにメジロ 近くに来たアカゲラ
・人気のツツドリ
ピクニックの森/子供の森
10月22日(日)晴れ
今日は秋ヶ瀬フェスタの日。天気も良く、絶好の日和。自作の凧あげ、
樹名作り、青空ヨガ、植物観察会、昆虫の展示、バードウオッチングなど
が催された。
朝9時から13時まで。BWの受付をしている時、すぐ後ろの木の上にアオ
バトが出現。受付もそこそこ慌てて見に行った。一羽だけ見にくいところ
でじっとしていた。
上空にはサシバと思しき猛禽が飛んでいた。
例年この季節は鳥が少ないのだが、今年は夏が暑く異常気象のせいか今日
はいろいろ見られた。猛禽はツミ雄が目の前に泊まっていた。
アオバトのほかにはヤマガラ、キセキレイ、メボソムシクイ(オオムシク
イではないかとの意見もあったが鳴き声が確認できないのでメボソとした。)
私は見られなかったが、キビタキ、アカゲラ、カッコウ、カケスもいたと
のことだった。
・良く鳴いていたモズ びっくりアオバト
・にぎやかなシジュウカラ わきにいたメボソムシクイ
・池の脇ではキセキレイ ミゾソバが白い花を咲かせていた。
ピクニックの森
10月5日(木)曇り
すっかり涼しくなり秋風が吹いている。あっという間の季節の入れ替わりだ
った。もうセミの声はしない。虫の声が少し。鳥の声が一段と大きくなった
ように聞こえる。
昨日は雨だったが、池の水は減ったままでカワセミが飛び込むと即突き刺さ
るくらい。ピクニックの森の羽倉橋に近い駐車場から入ったところにある通
称大池は干上がったままだ。
遊歩道ではドングリがたくさん落ちていた。落ち葉も多くなってきた。今年
はあまり紅葉せず枯れてしまうように見える。
あちこちでモズがうるさく鳴いていた。開けた場所にある木の上のほうでエ
ゾビタキが止まっていた。炊飯場の近くの池ではキセキレイが2羽見られた。
中池の近くでは比較的大きめのカラ類の混群に遭遇した。なんとキビタキが
混じっていた。ヤマガラも。別の場所ではカケスもいたとのこと。まだ数は
少ないがヒヨドリが戻ってきた。
秋らしくなったので、もう少し鳥たちが飛来すると嬉しい。今日は曇ってい
たので、どこを見ても逆光となり、鳥はシルエットになった為とても見にく
かった。
最近評判の虫よけの「おにやんま君」と「あかねちゃん」をつけていった。
ちょっと恥ずかしかった。
・うるさく鳴いていた。モズ 優雅なキセキレイ
・孤独のエゾビタキ おにやんま君とあかねちゃん
ピクニックの森/子供の森
9月20日(水)曇り
暑さ寒さも彼岸までということで、すこしづつ涼しくなっているが、今日はま
だ暑い。森の中は彼岸花が盛りだった。池の水は少ない。
鳥も姿がみえない。見られたのはカラスの若鳥たちと、ヤマガラ、シジュウカ
ラ、メジロ、コゲラで、近くにいた人がエナガが飛んだと言っていた。
常連の話ではキビタキは時々現れ、オオルリ、サンコウチョウも来ているよう
だとのこと。少し前からツツドリも姿を見せるようだ。
チョウチョも増えてきたようで、イチモンジチョウ、コミスジ、コムラサキも
見られた。数が多いのはアカボシゴマダラだ。赤とんぼも多かった。
・ヤマガラやっと撮った 赤とんぼもいた
・久しぶりのコムラサキ カラスの若鳥
ピクニックの森/子供の森
8月27日(日)晴れ/曇り
お盆を過ぎても暑さが去らない。久しぶりに午後の鳥見だったが、こう暑くては
鳥も出てこない。
ハシブトガラス、オナガ、沼はアオサギ、ダイサギ。シジュウカラ、コゲラは声
だけ。まだヒヨドリも戻ってこない。
蝶もコミスジとアカボシゴマダラが目立っただけ。涼しくなればまた種類も増え
るだろう。
ピクニックの森はセミの声もそれほど大きくなかったが、子供の森はアブラゼミ、
ミンミンゼミ、ツクツクボウシの三重奏でにぎやかなことこの上ないほど。
例年よりセミの活動期間が延びているように感じる。
・暑苦しいカラスの若 水の中で涼をとるダイサギ
・あちこちで見かけたコミスジ
ピクニックの森/子供の森
8月2日(水)晴れ
今日も猛暑。長袖、長靴、虫よけを塗って腰に蚊取り線香をぶら下げ、首にはクー
ルリングとタオルを巻いて森の中へ。
森の中はニイニイゼミとアブラゼミの鳴き声で満ちていた。その中でひときわ目立
ったのはさわやかなウグイスの声。何羽もいるようだ。カラ類も若鳥を連れている
ようだが、声もあまり聞こえないし、葉が茂っていて見にくいことこの上ない。
前回小さな虫のメマトイがうっとうしかったので、首のタオルにレモンエキスをし
みこませてみた。これがメマトイに効果的だとのことだった。直ぐに香りがなくな
るので時々エッセンスを振りかけてみた。多少良かったように思えたがそれほどで
もなかった。
池ではアオサギとコサギが見られた。池の水は量が減ってきていた。ここ2週間位
でお湿りは一回だけ。これでは水は減るだけだ。
・涼しげなコサギ 暑苦しいキジバト
・やっと見つけたエナガ カラスの若が口を開けて暑さをしのいでいた
・アブラゼミの抜け殻 ニイニイゼミの抜け殻
ピクニックの森/子供の森
7月19日(水)晴れ
先日から猛暑となっている。39度超えも。今日は32度くらいで比較的過ごしや
すい。藪の中は蚊の大群に襲われ、小径はメマトイと呼ばれる小虫がしつこい。
いやになるほどまとわりつかれる。
あたり一面ニイニイゼミの声で満ちていて、鳥の声も聴きずらいほど。ウグイ
スの声はあちこちから聞かれ、この声は癒された。
子供の森は大きな撮影のロケが入っていて駐車場は貸し切りとなっていた。
テニスコート側の駐車場に入れたが、とても大規模なロケらしく広い区域を
使っていた。車の数も今までになく多かった。
・コゲラがとんできた
ピクニックの森/子供の森
6月20日(水)晴れ
月初めの大雨に続いて順調に雨が降り、森の中はみずみずしく泥っぽい。
そのためかやぶ蚊が大発生。森に踏み込むと直ぐに蚊柱が立つ。払っても
払っても蚊はまとわりつき外周道路に出て走りながら振り払えるような状態
だった。
鳥は少なめ。ピクニックの森ではキビタキが鳴いていた。姿は見えなかった。
ガビチョウは何羽もいるようで、太い声でキビタキの鳴きまねをしているよう
だった。ウグイスも美声を張り上げていた。水鳥は子供の森でカルガモが二羽
見られただけだった。
期待していたミドリシジミは全く見られず。何人もの人が探していたが、空振
りのようだった。雨の影響で今年は厳しいのかもしれない。
・カルガモつがい 白い花の咲くスイレン
・半夏生が咲きだした ノカンゾウが群生していた
ピクニックの森/子供の森
6月6日(火)曇り
一昨日の雨で森の中は水浸し。メインの歩道以外は水で満ちていた。長靴が
必須。
ピクニックの森に入るとすぐにホトトギスの鳴き声。ウグイスも鳴いている。
そのうちにキビタキも鳴きだし人が集まってきた。ホトトギスはすぐ近くに
来たりして鳴いているのだが姿は見えなし。キビタキだけかろうじて後ろ姿
を確認した。すぐに飛んだのでそれっきり。シジュウカラ、エナガ、コゲラ。
のひなが巣立ったようで幼鳥を含んだ家族が元気よく飛び回っていた。
大雨で水辺が水であふれてしまった為ミドリシジミは全く見られなかった。
蝶の類も少なかった。。
子供の森でもホトトギスとウグイスは鳴いていた。いつもは低地になってい
るところが水たまりになっていてカルガモが7−8羽佇んでいた。
ウオッチャーはピクニックの森で最大12,3人いたようだが、子供の森は
少なかった。自動車の撮影隊や、幼稚園の遠足がメインだった。
・カラ類の混群を作っていたコゲラとシジュウカラ(若鳥)
・いつもにぎやかガビチョウ 水たまりに佇んでいたカルガモ
ピクニックの森/子供の森
5月10日(水)晴れ
連休があけたので、公園に向かった。天気は上々。森につくとガビチョウと
シジュウカラの声が迎えてくれた。期待していた夏鳥は姿を見せない。
池ではコサギとカルガモ。空にはツバメ。森の中はシジュウカラとガビチョ
ウとときどきウグイス。ヒヨドリも少ない。
昨日はサンコウチョウの鳴き声が聞こえたというが今日は聞こえない。キビ
タキもいたらしいが数も少なく、今日は鳴き声も聞こえなかった。
ハンノキの中段付近で二頭の蝶が絡み合うように飛んでいた。双眼鏡でのぞ
くとコムラサキだった。緑一面で花も咲いていて、気持ちはとてもよかった。
これで夏鳥でも見られれば最高だったのだが。
・つがいのコムラサキ 可憐なスイカズラの花
・ぐっすり寝てるカルガモ 飾り羽がきれいなコサギ
・うるさく囀るガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月1日(月)晴れ
朝方は曇っていたが、徐々に晴れてきた。暖かい日だった。今日明日は平日
だが前後が休日ということで、ゴールデンウイーク中という位置づけだ。
森の中はウオッチャーは比較的多かったが、鳥見の季節で天気がよけれが普通。
それ以外の人は普通の平日並み。
ピクニックの森はウグイス、ガビチョウ、シジュウカラの鳴き声でいっぱい。
池の水は少なく、コガモ、カルガモが数羽ずつ見られたが、泥の中という感
じ。アオサギは一羽でいたが、ほかの池ではダイサギ、チュウサギ、コサギが
一緒に見られた。チュウサギは頭の形がふっくらとしていてアマサギのように
も見えたが、コサギと比べてサイズが大きいという理由でチュウサギとした。
子供の森ではセンダイムシクイがあちこちで鳴いていた。しばらく鳴き声を楽
しんだ。
今日は前回見つけられなかったギンランの花を探した。しばらく探してあきら
めかけたころ2株見つけた。今年も可憐な花を咲かせていた。
明日からは5連休。本当のGW。一番混む季節だ。
・アオサギ ダイサギとコサギ
・チュウサギ 営巣中のホオジロ
・やっと見つけたギンラン2株
ピクニックの森/子供の森
4月21日(金)晴れ
今日は25度を超えて夏日の異常気象。鳥たちもさぞかし驚いていることだ
ろう。
子供の森は鳥の声で満ちていた。シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、ガビ
チョウ。こんなに鳥の声が響き渡ると心が弾んでくる。それだけで楽しい。
それに加えてツグミ達がごっそりといる。シロハラやアカハラ達もいた。
多分冬の間ここで過ごしていた個体ではなく、もっと南から北へ向かう渡り
途中のものたちだと思う。冬の間にいたツグミはこんなに数がいなかった。
アオジがいた。色がすっかり濃くなり夏羽色だ。囀っていたとのことだった。
池の中はアオサギとコガモとカルガモ達。サンショウクイが鳴いてキジも鳴
いてツバメは上空を飛び回っていた。
子供の森ではコマドリで賑わっていた。朝方2回出ただけで昼まで出ていな
いようだった。オオルリやムシクイ類もいたとのこと。
花が沢山咲いていて、その上をチョウチョも飛び回っていた。チョウジソウ
は満開だった。タンポポは綿帽子が目立った。絶好の鳥見日和だった。
・ごっそりいたツグミ その中にアカハラ
・ホオジロもいた アオジは夏羽色
・池の中はアオサギ コガモ達も
・タンポポは綿帽子が目立った
ピクニックの森/子供の森
4月5日(水)曇り/晴れ
朝方曇っていたが森に来た頃にはもう日が差し始めた。暖かくなったため、
小鳥がけたたましく鳴きだした。ピクニックの森ではシジュウカラ、ウグイ
ス、ガビチョウたちが目立った。ヒヨドリも加わりにぎやかだ。エナガ、メ
ジロも鳴いていた。シメとツグミは地面の上よりも木の上を飛び回っている
個体が多かった。北帰行も真近のようだ。
池の水は多少増えたようだ。カルガモとコガモがいた。一羽だけカワウが羽
を乾かしていた。池にいるのは珍しい。
子供の森ではヒレンジャクが2羽見られた。アトリは5羽以上いたようだ。ヤ
マガラもいたとのこと。オオタカ、アオゲラも見られたとのことだった。
バードウオッチャーも多かった。
・羽を乾かしていたカワウ グランドのタヒバリ
・少なくなったツグミ アトリは群れで
・2羽でいたヒレンジャク
ピクニックの森/子供の森
3月17日(金)曇り
昨日までの暖かさが打って変わって冬の陽気となった。もうウグイスはあち
こちで囀っていた。明日は雨の予報。池は干上がり始めているので良いお湿
りとなりそう。
レンジャクで人が集まっていたが、ヤドリギの実を食べつくして専ら木蔦の
実と蛇のひげの実を食べているとのこと。探すのが大変になってきた。
私は運よくピクニックの森の池にやってきたヒレンジャクを見ることができた。
子供の森は人も鳥も多く、アトリの群れやオオタカも見られた。アオゲラ、
ミヤマホオジロもいるようだ。ピクニックの森は人も鳥も少なめだったが、
キセキレイやサギ類、カモ類などが見られた。
ノウルシが鮮やかになり、コブシの花も咲いてにぎやかになってきた。
・池の端に出てきたヒレンジャク 群れでいたアトリ
・可憐なキセキレイ ヒヨドリも可愛い
・若いオオタカのオス 鮮やかなノウルシ
ピクニックの森/子供の森
3月1日(水)晴れ
昨日あたりから少し暖かくなってきた。4月の気温とか。明日からまた寒く
なる予報だ。
ピクニックの森は森閑としていた。シジュウカラの声が聞こえない。コゲラ
もいない。聞こえるのはヒヨドリとガビチョウの声。アオジ、カシラダカの
声もない。池の中はマガモとコガモ、ダイサギ。
上空を飛び回っていたのがカワウ。ぐるぐる回っているようだった。隣接す
るグランドにはツグミがいっぱい。20羽以上あちこちで見られた。
子供の森は人がいっぱい。先週くらいからヒレンジャクが来ていて人がいっ
ぱいだ。今日は10羽以上いたという声が多かったが19羽という人もいたとか。
キレンジャクが一羽混じっていたとのこと。私が行く直前に飛んで行ったとか。
ミヤマホオジロが出るところにも人が待っていた。そのほかトラツグミ、ル
リビタキ、クロジ藻いるということだったが私は見られなかった。
三ツ池でオスのベニマシコがいたという連絡も入っていた。
ピクニックの森以外は鳥で賑わっているようだ。
・ 上空を飛んでいたカワウとトビ
・ガサガサいわせていたシロハラ 近くの木の上のシメ
・ 池ではコガモ ダイサギも
ピクニックの森/子供の森
2月3日(金)曇り
朝から曇り空。冷え込んではいないのだが、朝のうち鳥が少な目で気持ちは
寒い。落葉樹の葉はほとんど落ち通り抜ける風は寒さを倍増する。
ピクニックの森ではカシラダカとアオジ、シジュウカラの群れがあちこち移
動していた。カシラダカが20羽くらい、アオジは7,8羽、シジュウカラは
10羽くらい。エナガは別に群れを作っていた。池ではマガモとコガモ。コガ
モを見ていると中型のシギが飛んできた。じっくり見る前に飛び去った。
形、色、大きさ、腰の白さから見て、クサシギとした。
子供の森ではホオジロ、モズ、ミヤマホオジロがいた。上空ではヒメアマツ
バメが飛んでいた。
かなり楽しめた。クロジもいたらしい。駐車場の脇の堀ではベニマシコ雌が
いたとのこと。気がつくと23種確認した。アオサギやカワセミ、ウグイス、
ムクドリ、メジロ、アカゲラ、ベニマシコなどを観察できれば30種も期待で
きる。
・ しきりに採餌していたマガモ 飛び回るカワラヒワ
・たたずむホオジロ 愛嬌を振りまくモズ
・ 群れにいたアオジ 木の上のエナガ
・シロハラの前にはミヤマホオジロ その前に集まったバーダー
ピクニックの森/子供の森
1月17日(月)曇り
昨日から今朝にかけてしとしと雨。大変冷え込んだ。霜柱は立っていたが、
雨のせいか池に氷は張っていなかった。ただ寒かったせいか9時すぎまでは
鳥がほとんど出てこなかった。
ピクニックの森では池にコガモの群れと数羽のハシビロガモがいた。別の
池ではカワセミがじっと餌を探していた。後はシジュウカラとヒヨドリの
鳴き声だけ。
10時ころになりようやく鳥が目の前を飛ぶようになった。するとシジュウ
カラが群れで現れ、その脇にカシラダカとアオジの群れが出てきた。それ
までがウソのようだった。
子供の森ではアオゲラが寂しげな声で鳴いていた。今年初めて芝生の上の
ツグミを観察した。
このほかアカゲラ、カケス、キセキレイなどがいたとのことだった。ルリ
ビタキは見当たらないようだ。
・ 群れでいたコガモ 鳴いていたアオゲラ
・じっと魚を待つカワセミ 餌の出現を待つモズ
・ 群れでいたカシラダカ 木の上のシメ
ピクニックの森/子供の森
1月1日元旦(日)晴れ
今年の羽根倉橋からのご来光を拝みに来た人はますます多くなった。車を
止めるところが大変。天気は快晴でご来光はきれいに見ることができた。
私はここ数年は秋ヶ瀬公園の中から拝むことにしているので、橋の上から
見ている人より5分位遅くなる。
以前は秋ヶ瀬野鳥クラブのメンバー5,6人がこの時間に集まったのだが、
最近は少ない。今日は創立以来のメンバーのTさんおひとりが来られた。
メンバー以外のウオッチャーは5人ほど来ていた。
早朝にしては多くの鳥が見られた。カワセミ、シロハラなども観察できた。
寒さの中でカメラの調節を間違えてちょっとピントに難がありましたが、
元旦ならではのご愛敬としていただきたいです。富士山もきれいでした。
・ すぐに出てきたシロハラ シジュウカラも元気
・池の中はコガモ 氷の上のキセキレイ
ピクニックの森/子供の森
2022年
12月26日(月)晴れ
すっかり冬景色になった。池には氷が張り、道は凍った土が解けてべ
ちゃべちゃしている。木々も葉を落として鳥は良く見えるようになっ
た。
アオジはあちこちで鳴いているし、姿も見られるようになった。ツグ
ミとシメもそれなりに見られるがまだ木の上にいて、地面に降りてじっ
くり餌を探すような素振りは見せていない。すぐにさらに南へと飛ん
でいける体制は崩していないようだ。例年ならもうグランドなどで見
られる時期なのだが。
子供の森では前回に引き続いてキセキレイが見られた。子供の森では
ルリビタキを見ることができた。月初めから居ついているようなのだ
が、見られたのは今日が初めて。鳴き声がしていたので目を凝らして
探していたら、脇にいた人がそこに来ていると教えてくれた。とても
きれいな雄だった。久しぶりだった。
今年最後の鳥見、ルリビタキが最後を締めくくった。
・ まだいたキセキレイ たまにはヒヨドリも出演
・数が増えたシメ シロハラもいた
・ アオジはあちこちで 久しぶりのルリビタキ
ピクニックの森/子供の森
12月15日(木)晴れ
寒さも本格的になってきた。山のほうでは雪が降り始め、冬鳥もぼち
ぼち飛来してきた。
全体としてみると鳥の数は少な目のようで、ウオッチャーがあちこち
で鳥を探してうろうろしていた。
ピクニックの森の今日は水鳥が少なかった。マガモの群れにハシビロ
ガモが混じっているのが見られただけ。キセキレイは見られた。シジ
ュウカラ、コゲラ、メジロのカラ類の混群の中に混じってウグイスや
カシラダカが見られた。
子供の森は人が多かったが大半はルリビタキ目当てのようだった。そ
れでもシメやツグミが見られた。ツグミはまだ木の上にいて、地面に
は降りてきていない。まだ定着していないようだ。シロハラらしき鳴
き声も何か所かで聴くことができた。
・ キセキレイ 定位置のアオサギ
・冬鳥のシメ ツグミ
ピクニックの森/子供の森
11月29日(火)曇り
ピクニックの森は池の中はカルガモ、マガモがいっぱいいた。マガモ
に混じってハシビロガモも1羽見つけた。アオサギは定位置で餌をとっ
ていた。
グランドではタヒバリが20羽くらい群れていた。ハクセキレイも2羽
飛び回っていた。
もりのなかではヒヨドリの声が響き渡っていたが、ガビチョウの声は
しなかった。カラ類の混群を眺めていたら、アカゲラも飛び込んできた。
すぐにいなくなったけれど久しぶりのアカゲラだった。ウグイスも鳴
き声だけでなく姿を見せた。
子供の森はあまり鳥の数は多くなかった。犬の散歩の人が多いようだ
った。久しぶりに幼稚園児の遠足にも遭遇した。昼近くだったが雨模
様となってきたので確保した場所から保母さんが荷物を木陰に移して
いた。園児のお昼ご飯は木陰でとることになりそうだ。
・ グランドのタヒバリ達
・マガモ ハシビロガモ
・カラ混群のシジュウカラ メジロ
・ウグイス アカゲラ
ピクニックの森/子供の森
11月12日(土)晴れ
ピクニックの森では土曜日らしくバーベキューやら野球やらで賑わっ
ていた。珍しくトビがすぐ近くの木の周りをうろうろと飛び回ってい
た。まだ冬鳥はあんまり見られない。ヒヨドリの声だけが響いていた。
池ではマガモとカルガモ。
子供の森では広場に10〜20人くらいのウオッチャーがアオゲラを待っ
てたむろしていた。カラ類の混群も来ていて、シジュウカラに混じっ
てヤマガラ、エナガ、コゲラが飛び回っていた。
ピクニックの森から三ツ池にかけての駐車場側の水路ではジョウビタ
キが何羽も来ているようだった。
・池のカモたち 木の葉をつかんだトビ
・落ち葉道 黒猫
ピクニックの森/子供の森
11月5日(土)曇り/晴れ
前回から少し間があいた。久しぶりの秋ヶ瀬。入り口を入ると街路樹
が紅葉、黄葉になっていた。あっという間に秋になっていた。
ピクニックの森はヒヨドリとモズの声が響いていた。今年はヒヨドリ
の戻りが遅かったが、今日は山ほど鳴きかわしていた。森の中はウグ
イスとシジュウカラとガビチョウ、かすかにアオジらしい鳴き声がし
た。池の中ではカルガモ、マガモに混じってキンクロハジロの雌も見
られた。アオサギも何羽かいた。カワセミもいたらしい。
子供の森ではウオッチャーが集まっていた。リュウキュウサンショウ
クイがいた。2羽。先週は5,6羽かもっといたとのこと。ピクニック
の森にもいたとか。カケスもいた。その他アオゲラ、アカゲラも見た
とのこと。
・ペアらしきカルガモ マガモペア
・キンクロハジロ雌 何羽もいたアオサギ
・にぎやかなガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月16日(日)曇り
今日は秋ヶ瀬フェスタの日。毎年10月第三日曜日は雨模様。今日も
危なかったが何とかもった。移動水族館、手づくり凧、樹名版作り
などのほか植物観察、昆虫観察、そして鳥観察(秋ヶ瀬野鳥クラブ)
のグループが出て観察会を行い、昆虫観察会は生きているオオスズメ
バチのデモンストレーションなどを行った。地味ではあったがお客
さんもそこそこ来場した。
鳥は数が少なかったが、バードウオッチングではキビタキ、アカゲ
ラ、ツツドリ、カワセミなどが見られたとのことだった。
フェスタ終了後の12時半過ぎから森の中を回った時には今年初見の
ジョウビタキ雄雌が見られた。ヤマガラはまだいた。このまま越冬
しそうだ。虫の音とモズの鳴き声があちこちで聞かれ、秋の風情を
醸し出していた。
・今年初見のジョウビタキ雌 相変わらず元気なシジュウカラ
・ミゾソバの白い花 今日は秋ヶ瀬フェスタの日
ピクニックの森
9月28日(水)晴れ
池の水がまた多くなってきた。渇水の心配は減った。
鳥が少ない。ピクニックの森のバーベキュー広場ではカケスが3羽
鳴いていた。他の人によると6羽いたとのことだった。ヤマガラ、
サンコウチョウ、キビタキ(メス)はここ数日見られているようだ。
ヤマガラは木の実のある所で、しきりにカラを割って食べていた。
他の鳥とは無関係に動いているようだった。サンコウチョウとキビ
タキはシジュウカラ、コゲラの群れに混じって行動しているように
思えた。
子供の森はカケスが鳴いていたほかはシジュウカラ、コゲラ、カラ
スといったところ。
もうヒヨドリが戻ってきているとのことだったが、今日は見られな
かった。
彼岸花はほぼ終わりかけていた。お彼岸が終わったタイミングだ。
・しばらく遊んでくれたカワセミ 近くに来たコゲラ
・もうやってきたカケス そろそろ終わりの彼岸花
ピクニックの森/子供の森
9月11日(日)晴れ
台風のせいでしばらく涼しかったが、また暑くなってきた。しかし、
一時期の勢いはない。蝉も鳴き声が少なくなり、虫の音と鳥の鳴き
声が3分割して聞こえるようだ。
ヤブランやミズヒキに混じって彼岸花が咲き始めた。ツユクサの間で
咲いていた。
鳥はシジュウカラとガビチョウの鳴き声がよくひびいていた。森の
中に入ると、時折アオゲラの鳴き声がした。目を凝らして探してい
たら、運よく見つけられた。遠かったし逆光だったが、うまく撮れた。
ムクドリとカラスはどこかへ遊びに行っているようだし、ヒヨドリは
まだ渡ってきていないようだ。
・咲き始めた彼岸花 何とか撮れたアオゲラ
ピクニックの森/子供の森
8月29日(月)晴れ
世界的な猛暑の夏も先週くらいから少し過ごしやすくなってきた。
昨晩が雨だったせいか今日は秋らしい気候となった。それでも日差
しは強く、蝉の鳴き声は盛んだ。まだ鳥の鳴き声は良く聞こえない。
虫の声もまだまだ。
この季節ヒヨドリが全く見られない。ムクドリもいない。セキレイ
と一緒に河原のほうにでも行っているのではないだろうか。カラス
も少ない。今日はハシボソガラスは適当に見られたがハシブトガラ
スは本当に少なかった。
池ではアオサギとダイサギ。森の中はシジュウカラとコゲラ。ほと
んど人もいないようだったのでシジュウカラの鳴きまねをして遊ん
でいたところ、キビタキ雌タイプが近くに飛んできた。今シーズン
初見だった。写真を撮る前に飛んで行ってしまった。
サクラソウ公園でツツドリが見られているとのこと。三ツ池にも飛
んでくるようだ。
・神経質なダイサギ すぐ飛び去ったアオサギ
・こっちを向かないコゲラ しばらく遊んでくれたシジュウカラ
・カワイらしいコミスジ 可憐なヤブランの花
ピクニックの森/子供の森
8月7日(日)晴れ
日曜日の公園。暑さのせいで人はそれほど多くない。それでもグラン
ドは野球少年たちでいっぱいだった。
蝉の鳴き声で鳥の声は消されがち。いつも聞こえるカラスの声もない。
姿もない。子供の森でグランド越しに数羽見ただけ。声も数羽分をち
ょっと聞いただけだった。この季節はほとんど見られないヒヨドリが
数羽鳴きかわしていた。
池ではアオサギが一羽とカイツブリの雛が一羽だけ泳いでいた。親鳥
は見えなかった。もう独り立ちしたのだろうか。
蝶々も多少見られた。ツマグロヒョウモンとツバメシジミと地面に落
ちて死んでいたゴマダラチョウの写真を撮った。
明日からはもっと気温が上がるとか。今日はまだ過ごし良いほうだっ
たかも。
・独り立ちかカイツブリ雛 一人寂しくアオサギ
・ツバメシジミ ツマグロヒョウモン?
・地面に落ちていたゴマダラチョウ ニイニイゼミの抜け殻
ピクニックの森/子供の森
7月25日(月)晴れ
朝から日差しが強かった。風があるときは暑さが和らぐが、日向は暑
い。公園に入るとすぐにハシボソガラスの今年生まれたと思われる小型
の個体が数羽で通路でうろうろしていた。彼らも暑いので、口を開け
て体を冷やしていた。
蝉の声が比較的大きくなっていて鳥の鳴き声も聞きづらい。蝉はニイ
ニイゼミとミンミンゼミのようだった。抜け殻も見つけた。二ホンア
マガエルとゴマダラカミキリも見つけた。
森の中ではウグイスとガビチョウの声だけが良く響いていた。よくよ
く耳を澄ますとシジュウカラの声も聞こえた。あと見られたのははス
ズメとセグロセキレイ。
水蓮のある池ではアオサギが1羽でしきりに水面をのぞき込んでいたが、
餌をとるまでには至っていないようだった。別の池ではカイツブリの
親2羽、子供が3羽いた。それに加えてさらに体の小さな個体を1羽見た
のだが、他に親鳥らしきものは見えない。???。カワウが1羽混じっ
て盛んに泳いでいたがそのうちに飛んで行ってしまった。
・暑がるハシボソガラス 暑さ知らずのアマガエル
・ミンミンゼミ(?)の抜け殻 ニイニイゼミの抜け殻
・ゴマダラカミキリ ハグロトンボ
・欠伸をするアオサギ 飛び立つカワウ、手前はカイツブリ
ピクニックの森/子供の森
7月10日(日)晴れ
少し風も吹き体感的には比較的過ごしやすい日だった。鳥は声を聴く
のが大半で、よく見られるのはカラスだけ。注意して観察してようや
く見られたのはシジュウカラ、コゲラ、ムクドリ。上空を飛んでいた
のはダイサギ、田圃でコサギ。
いつも見られるカイツブリは前回と同じく親子で4羽がいた。あとで
聴いたところによると雛は3羽健在とのこと。1羽は離れているようだ。
今はちょうどニイニイゼミが鳴き始めた時期らしく、ピクニックの森
で2,3匹、子供の森で10匹くらいか。抜け殻を探したが見つからなか
った。
ミドリシジミはまだいた。私は1頭しか見つけられなかったが、ある人
は4頭見つけたと言っていた。あと、キリギリスの仲間の昆虫(ヤブキ
リ?)やナナフシ(モドキ)も見つかった。
・ミドリシジミ オオシオカラトンボ
・ヤブキリ? ナナフシ
・ムクドリの巣立ち雛 シジュウカラ
・元気なカイツブリ親子
ピクニックの森/子供の森
7月10日(日)晴れ
少し風も吹き体感的には比較的過ごしやすい日だった。鳥は声を聴く
のが大半で、よく見られるのはカラスだけ。注意して観察してようや
く見られたのはシジュウカラ、コゲラ、ムクドリ。上空を飛んでいた
のはダイサギ、田圃でコサギ。
いつも見られるカイツブリは前回と同じく親子で4羽がいた。あとで
聴いたところによると雛は3羽健在とのこと。1羽は離れているようだ。
今はちょうどニイニイゼミが鳴き始めた時期らしく、ピクニックの森
で2,3匹、子供の森で10匹くらいか。抜け殻を探したが見つからなか
った。
ミドリシジミはまだいた。私は1頭しか見つけられなかったが、ある人
は4頭見つけたと言っていた。あと、キリギリスの仲間の昆虫(ヤブキ
リ?)やナナフシ(モドキ)も見つかった。
・ミドリシジミ オオシオカラトンボ
・ヤブキリ? ナナフシ
・ムクドリの巣立ち雛 シジュウカラ
・元気なカイツブリ親子
ピクニックの森/子供の森
6月28日(水)晴れ
前回来たときは早くに梅雨に入ったと思ったら、昨日はまだ6月なの
に梅雨が明けた。それにしても連日の猛暑にはこたえる。今日も36度
越えとか。長袖シャツを着て首の周りは冷媒を入れて冷え冷えのマフ
ラーもどきをして歩いた。恰好が悪いのはあきらめた。
鳥の声はシジュウカラが多かったが、たまにコゲラ、ウグイス、ホオ
ジロ、ガビチョウの声が聞こえた。池ではカワセミが見られた。別の
池ではカイツブリの親子も見られた。親は2羽いたが、子は2羽しか見
えなかった。前回までは3羽いたのだが。
ミドリシジミは何人かが探していた。その人に教えてもらい3頭観察
できた。しかしいずれも羽は閉じたままで雄雌の判定もできなかった。
朝6時から来ている人がいて今日は7頭見られたと言っていた。比較的
多いのではないだろうか。
蝶々の中ではイチモンジチョウが比較的目立っていた。アサマイチモ
ンジらしき蝶を見たという人もいた。
緑の草むらの中では半夏生とノカンゾウが目立ってきれいだった。
・ミドリシジミ
・カワラヒワ 一羽減ったカイツブリ
・カラスも暑そう ナナフシ3匹まとまっていた
ピクニックの森/子供の森
6月10日(金)曇り/晴れ
梅雨となった。それ程暑くないが湿度が高い。ピクニックの森の駐車
場に入ったとたん、ホトトギスの鳴き声が響いてきた。公園側ではな
く荒川側だ。近づこうと声のほうに行ってみたが土手の向こうから鳴
き声は聞こえる。とても観察できる場所ではなかった。
シジュウカラ、ガビチョウはにぎやかに鳴いていた。ウグイスも何か
所かで囀っていた。ホトトギスはもう3週間くらいいるようだ。子供の
森には雌もいたとのこと。もしかしたら托卵を狙っているのかもしれ
ない。標的はウグイスだ。
池の中は水がいっぱいだった。カイツブリは前回と同じ場所で親2羽が
雛3羽に給餌していた。雛は3羽とも無事で親鳥の2/3より大きくなっ
ていた。このまま無事育ってくれるといいのだが。
そろそろミドリシジミの季節だ。バードウオッチャーに混じって蝶々
ウオッチャーも来ていた。個体数が少ないようで、みんな苦労してい
た。私は3頭見つけた。どれも羽根を開かないので雄雌は判定できな
かった。キタテハ、テングチョウもいた。カナヘビも出てきた。
・カイツブリ親子 声を出さないホオジロ
・待望のミドリシジミ キタテハも
・テングチョウは幻想的 カナヘビもいた
ピクニックの森/子供の森
5月28日(土)晴れ
すっかり夏日和。暑く半袖の人を多く見かけた。マスクは少し緩和か。
昨夜までの雨で森の中はすっかり水浸し。池は水で満ちていた。細い
道は水が溜まっているか、どろんこ。
ピクニックの森はシジュウカラの鳴き声があちこちで聞こえた。森の
中の池あたりでは突然ホトトギスが鳴き始めた。かなり近かったが、
目を皿のようにして探したが見つからなかった。次に鳴き声が聞こえ
たときは少し離れたところだったので、移動したようだった。
池の中ではカイツブリ親子が見られた。つがいの親と3羽の雛がいた。
一羽の雛は親の背中に乗っていた。もう一羽の親はしきりに給餌して
いた。
キビタキも見られた。写真は逆光なのではっきりわからないが、キビ
タキだ。
シジュウカラの鳴き声に混じってホオジロの声が聞こえた。梢に目を
向けると高い木の上のてっぺんで囀っているのが見られた。
子供の森はキビタキがいたとのこと。ホトトギスは子供の森とピクニ
ックの森を行ったり来たりして数日滞在しているらしい。
ミドリシジミはまだ見られなかった。これからが本番だ。
・ カイツブリ親子
・逆光のキビタキ 梢のホオジロ
ピクニックの森/子供の森
5月8日(木)曇り
今日はゴールデンウイークの最終日。最長10連休も今日まで。公園は大
混雑かと思ったが休日にしては比較的すいていた。駐車場も空きスペー
スが各所で見られた。
森の中はバードウオッチャーが目立って、あちこちうろうろしていた。
曇っているためか鳥の鳴き声が少ない。シジュウカラ、ウグイスは相変
わらず囀っていたが、いつもいる他の鳥は姿が見えないし、鳴き声もわ
ずか。営巣中で静かにしているのだろうか。救いはあちこちでキビタキ
が澄んだ伸びやかな囀りをしていたこと。ピクニックの森でも子供の森
でもキビタキは何か所かで美声を聴くことができた。
池の中に水鳥はいない。遠くでガビチョウが囀っていた。冬鳥たちはも
う姿が見えなかった。
チョウジソウが今まさに盛り、その他多くの草花が色とりどりの花を咲
かせていた。
・キビタキが囀っていた あっちもキビタキ
・こっちもキビタキ 今盛りのチョウジソウ
ピクニックの森/子供の森
4月28日(木)晴れ
昨日までの雨が上がり、風は少し涼しいが日差しは暖かい。シジュウカ
ラの声はにぎやかだが、鳥の種類は少なかった。
ピクニックの森ではウグイスが囀っていた。すこし歩くとキビタキのさ
わやかな鳴き声が聞こえて来た。しばらく待って声のほうに寄っていく
と声は私がさっきいた付近へと移動した。もどって探したが同じ場所な
のだけれど姿が見えない。後から来た人は探すのをあきらめてしまった。
結局その後来た別の人が見つけてくれた。私とその人の二人で眺め写真
を撮った。カラスが寄って来る迄キビタキは囀っていた。ずいぶん長い
間同じ場所でさえずっていたことになる。
他の場所へ移動するとオオルリの声が聞こえて来た。しばらく探したが、
今度は見つからなかった。ツグミらしい声も聞いたような気がした。
花や虫が多くなってきた。
子供の森ではウグイスがあちこちで鳴いていた。森を一回りしたところ
で、ジューリュージューリューという太めの大きな声が聞こえた。しば
らく聞いていたが何の鳥かわからない。何かの拍子にガビチョウが飛び
出てきた。これがガビチョウの地鳴きだという事は家で調べて初めて知
った。
帰り際に前回と同じ場所でキジをみつけたので、また車の中から1枚。
明日からゴールデンウイークが始まる。公園は混むことが予想される。
夕方は公園から出る車で大渋滞か?お早いお帰りが良いのでは。
・やっと見つけたキビタキ 池ではカイツブリ
・長さが1pない子供のバッタ またキジが出た
ピクニックの森/子供の森
4月16日(土)晴れ
真冬に近い寒さの昨日一昨日、朝までの雨も上がり、昼からは日が差し
てきた。森はすっかり春化粧していた。グランドは一部タンポポに覆わ
れていた。
今日は午後からの鳥見。ピクニックの森はシジュウカラのさえずりがに
ぎやか。それ以外はヒヨドリとガビチョウ。水鳥は全く見られなかった。
ツバメは今シーズン初認だった。
子供の森では数日前からコマドリが出ているということでバーダーが押
し寄せている。多いときは100人近い数であったとのこと。私が見たとき
は50人くらい。すぐわきの高い木の上にヒレンジャクが一羽留まってい
た。かなり長い時間じっとしていた。渡りで北へ戻る個体だと思うが、
たった一羽だけというのは不思議だ。はぐれたのだろうか。
ぶらぶら歩いているとキビタキが鳴いていた。カメラを向けたが撮れた
のはヤマガラ。脇にいた人は雄のキビタキを撮っていた。
帰り際出口の渋滞で動けないときにすぐそばのネット脇で困っている
キジを見つけた。ネットの切れ目を探してうろうろしていた。飛び越え
ればいいのにと思いながら車の中からシャッターを押した。
・コマドリ目当ての人達 出てきたコマドリ
・高い木の頂きのヒレンジャク キビタキが撮れずヤマガラ
・通路に出てきたモズ ネットが越えられないキジ
ピクニックの森/子供の森
4月1日(金)曇りのち晴れ
昨夜来の雨も上がり、明るくなってきた。時々暑くなったり、真冬の寒
さになったりとまさに三寒四温の季節。今日は寒いほうの日だった。
森の中は淡い緑が多くなり、まさに春が始まるところ。桜は満開。ノウ
ルシも奇麗に群生していた。
比較的寒い日だったが、鳥達はあちこちで鳴いていた。カラ類は種ごと
に群れを成していた。ツグミはグランドでは少なく、木の上に多くいる
ようだった。ウグイスはまだ笹鳴きをしている個体もいたが、多くはき
れいにさえずっていた。
池の中ではいつものカルガモやハシビロガモに混じってカワウが一羽泳
いでいた。上空を飛ぶ姿は時々見られるものの、池の中は珍しい。
・珍しい池の中のカワウ すごい色のハシビロガモ
・路に出てきたアオジ 鮮やかな色のジョウビタキ雄
・奇麗な群生のノウルシ 満開の桜
ピクニックの森/子供の森
3月13日(日)晴れ
数日前から気温の高い日が続くようになってきた。今日も昼間は20度を
超えるとの予報。鳥達の動きも活発で囀り、飛び回っている。今日は日
曜日でグランドは子供たちの野球で人がいっぱい。平日はのんびり過ご
すツグミたちも今日は公園の中で落ち着かない様子だった。
カラ類はあちこちで飛び回っているが、混群はあまり見られない。シジ
ュウカラはシジュウカラ同士、エナガはエナガ同士で群れを作っている
ように見える。繁殖の季節に入ったのだろう。
ウグイスの鳴き声が本格化してきた。笹鳴きをしていたのは1、2個体だ
けで園内の数か所で奇麗に囀る声が聞こえた。すれ違ったバーダーが
ウグイスがきれいに囀っていたと声をかけてくれるくらいだ。春はそこ
までやってきている。
・今日は群れで見られたシメ 公園内に移動したツグミ
・ポーズを取ったアオジ 今年久しぶりのカシラダカ
・枯れた竹をたたいて大音響のコゲラ いつも群れで動くオナガ
ピクニックの森/子供の森
3月1日(火)晴れ
少しづつ暖かくなってきている。最近は手袋も必要ないくらいだ。
グランドのツグミはあちこちで見られ、落ち着いている。シメはそれほ
ど多くない。アオジとアカハラは少ないようだ。ルリビタキ、トラツグ
ミの情報もあまりない。
子供の森はシジュウカラがつがいで見られるようになった。そろそろ
つがいが形成される頃のようだ。池ではコガモ、マガモ、ハシビロガモ、
カルガモが見られた。ハシビロガモ若鳥はディスプレイの真似事のよう
な行動をしていた。ガビチョウも鳴き始めた。ウグイスの多くは笹鳴き
をしているが、小さな声でさえずりの練習を始めた個体がいた。
子供の森は鳥の姿があまり見られなかった。声も少ない。今年に入って
エナガが話題になっている。顔が真っ白でまるでシマエナガのような個
体がいるとのこと。最初は千葉県で報告されたとのことで、チバエナガ
と言われているとか。ゴマエナガという人もいた。写真を見せてもらっ
たがシマエナガみたいでとてもかわいい。時折姿を見せるという。
レンジャクはまだ姿を見せていないようだ。
・数が少ないシメ 餌を物色中のモズ
・まとまってエナガ ポーズを取ったツグミ
・藪の中のゴイサギ 池のハシビロガモ
ピクニックの森/子供の森
2月16日(水)晴れ
冷え込みが少なかったためか、池には全く氷が張っていなかった。先日
の雪/雨で遊歩道以外は多少ぬかるんでいた。陽が差すと比較的暖かく
なってきたにもかかわらず鳥の声が少ない。カラ類の混群にも巡り合え
ずじまい。
風もなく暖かいせいか上空をトビ、オオタカや小型のワシタカの飛翔が
見られた。
ピクニックの森では池にカル、マ、ハシビロのカモ類三種。久しぶりに
ガビチョウの騒ぎ声がにぎやかだった。すぐ近くで3羽くらいいたので
はないかと思う。木陰から姿は見えた。アオジが少ないようだ。
子供の森では最近カラスが少ない。他の人も言っていたので私だけの
感覚ではないのだろう。近くのごみ焼却場で何か起きたのだろうか。
今年はまだレンジャクは目撃されていないようだ。
・出会いがしら遭遇のシロハラ シメとカワラヒワ採餌中
・あちこちでモズ 池のマガモ
・上空のトビ と オオタカ
ピクニックの森/子供の森
2月1日(火)晴れ
体が慣れてきたのかそれほど寒く感じなかったが、それでも池の多くは
氷が張っていた。氷の隙間を縫ってカルガモ、コガモ、ハシビロガモ、
マガモが餌を探していた。
グランドにはツグミが見られるようになった。それほど多くない。シメ
は少なめだ。アオジはずいぶん増えた。
モズがあちこちで見られ、そのためか小鳥が少なく感じる。駐車場の脇
で葉の多い小さな木の中でメジロが群れで騒いでいる中にモズが突撃し
ているのが見られた。メジロは無事だった。
ピクニックの森で久しぶりにジョウビタキを観察した。雌が湿地でしき
りに餌をとっていた。キセキレイも池の周りで飛び回っていた。
子供の森はシロハラ、アオジを観察する人が集まっていた。クロジが最
近見られないと言っていた。レンジャクはいなかった。
・久しぶりのジョウビタキ 池の周りのキセキレイ
・モズにとびかかられたメジロ 目の前に出てきたウグイス
・池のハシビロガモ 池のすぐ上にいたハシブトガラス
・数がめっきり増えたアオジ
ピクニックの森/子供の森
1月19日(水)晴れ
毎日寒い日が続く。北日本では毎日雪が降り、北海道では最低気温が
‐20度以下のところもあるようだ。秋ヶ瀬も最低気温は氷点下となり、
霜柱が立ち、池は氷が張っている。そのため水鳥は少ない。
ツグミとシメとアオジが少ない。カシラダカも見られなかった。ちょ
っと寂しい。ハクセキレイはあちこちで2羽で飛び回り、シロハラも
数が多い。モズもよく出てきた。
カラ類の混群にはヤマガラが混じっていた。昨年から1羽混じっている
個体だろうと思う。
短時間で比較的いろいろな鳥を見ることができた。駐車場につく前に
オナガの群れを観察。オナガはここではいつも見られる鳥ではないので
今日はラッキーか。
・カラ類混群のメジロ 昨年からいるヤマガラ
・数が少ないシメ 数が少ないアオジ
・よく出てきたモズ あちこちで見かけたシロハラ
・凍った池の上で採餌するハクセキレイ
ピクニックの森/子供の森
1月1日(土)晴れ
初日の出に間に合うように来たのだが、少し遅れて、車の中から初日を
拝んだ。森の中は少し遅れるので陽が少し上がり始めたところに到着。
何とか写真を撮った。
天気は良かったが、寒かったが富士山はきれいに見えた。写真はいまい
ちだった。池には氷が張っていた。水鳥はアオサギのみ。
朝早いのにもかかわらずバードウオッチャーがちらほら来ていた。仙台
から帰省してきたという実家が近くの人と最初に挨拶を交わした。昨日
今日と続けて来ているのだとのこと。そのうちに古い知り合いが来たの
で一回りしながらコロナ禍の元での苦労談を話しあった。今年はコロナ
が一掃されることを望む。
・最初に見た鳥はヒヨドリ その後 ハクセキレイ
・最後に木の上でシメ
ピクニックの森/子供の森
2021年
12月27日(月)晴れ
今日は前回よりはるかに寒い日だった。池という池には氷が張っていた。
さいたま市は氷点下5〜6度だったという話だ。断然今シーズン最寒日
(こんな言い回しがあったかどうかは定かではない)だ。日本海側や北
日本では季節外れの大雪だ。
ピクニックの森は鳥の声がなかなか聞かれない位静かだった。池には冬
装束のカイツブリが一羽だけ数羽のカモと一緒にいた。カラ類の混群を
観察しているとき、コゲラより大きいキツツキのドラミング音が鳴り響
いた。しばらく観察したが実体は観察できなかったが、友人の話では最近
アカゲラが2羽くらいいるとのこと。もしかしたらアカゲラかもしれない。
子供の森ではキクイタダキを2羽見ることができた。どちらの森でもシロ
ハラがあちこちで出ていた。ツグミよりも多く入っているのではないだろ
うか。
シマエナガのような過眼線のないあるいはとても薄い個体が見られるとの
ことで探している人がいた。3羽いるらしい。千葉県内で最初に見られた
ことから、チバエナガと呼ばれているとか。ルリビタキやミソサザイも
いるとのことであった。
・池ではカイツブリ と マガモ
・木の上はシロハラ と ツグミ
・混群はエナガ と メジロ
ピクニックの森/子供の森
12月14日(火)曇り後霙/雨
今シーズンで一番寒い日。昼でも4度。寒いと鳥もおとなしく、カラ類の混
群も静か。一回小さな群れを見たっきり。グランドも閑散としていて何にも
いない。ガビチョウもおとなしい。
散策路は落ち葉があふれ、歩いていて気持ちが良い。落ち葉をけりながら歩
いた。
池にはいつものカルガモにマガモとハシビロガモも加わった。ツグミ類もツ
グミ以外にもいるようで、気配はするのだが姿は見えない。ツグミもシメも
まだ木の上にいて、地面に降りてこない。まだ居ついてはいないようだ。
アオジも少ない。ウグイスはあちこちで地鳴きが聞こえ時折姿も見られた。
今日は見られなかったが、三ツ池にはベニマシコ、子供の森にはキクイタダ
キもいるとのことだった。
朝方は晴れ間も見えたのだが、どんどん曇ってきて、途中からみぞれが降り
だした。周り中が落ち葉なので、みぞれの音が落ち葉にあたり「カサカサ、
カサカサ、カサカサ」と大きく反響して聞こえてきた。思ったより少ないみ
ぞれもたくさん降っているように思えた。
・木の上はシメ と ムクドリ
・池にはアオサギ と ハシビロガモ
ピクニックの森/子供の森
11月30日(火)晴れ
お天気の良い日が1週間続いている。明日は雨模様とのこと。ちょうどよい
お湿り具合か。
ピクニックの駐車場では数名の人がアトリが来るといって待っていた。しば
らく見ていたが来ないので、森の中へ入ったらサンショウクイがいた。ヒヨ
ドリまで加わった混群で一度見失うと見つからないくらい。上空をオオタカ
が舞い、林の中はハイタカが飛んでいた。池の周りではキセキレイが奇麗な
姿を見せてくれた。
ツグミとシメはかなりの数が見られたが、ほとんど木の上にいたので、まだ
飛来して間がないのだろう。落ち着くと地上に降りているのが見られる。
道は一面落ち葉で覆われ、歩くとカサカサと音がする。朝冷え込んだので少
し湿っているのか落ち着いた音がしていた。こんな寒さの中で蝶は見られな
かったが小さな蛾が何頭か飛んでいるのが見られた。
・サンショウクイ と キセキレイ
・ツグミ と カワラヒワ
ピクニックの森/子供の森
11月10日(水)晴れ
今朝までの雨も上がり、天気は上り調子。ただし散策路以外はぐちゃぐちゃ。
池は水がいっぱいでカルガモもたくさん集まっていた。マガモも数羽見られた。
カラ類の混群は比較的大きかったが、ヒヨドリが混じっていて小さな鳥は忙し
く逃げ回っているようで落ち着きはなかった。その中にヤマガラが混じってい
た。結局今シーズンはずっといたようだ。カワセミも餌をとっていた。
冬鳥も徐々に入り始めていた。今日はアオジがたくさん入ったようだった。
ジョウビタキ、カケスもいた。子供の森では水場でクロジが姿を見せるの
を待っている人たちがいた。シロハラも声はするのだがまだ姿を見せないとい
うことだった。サクラソウ公園では奇麗な雄のベニマシコも見られるとのこと。
これからどんどん冬鳥たちが増えてくるのを期待している。
・グランドにいたタヒバリ と ハクセキレイ
・カワラヒワ と カワセミ飛翔
・池のカルガモ
ピクニックの森/子供の森
10月15日(金)晴れ
朝夕は涼しくなってきたが徐々に雲が減り日が差して来たら暑くなってきた。
蝉もほとんど鳴かず、ほとんど虫の音と鳥の声。木々も少し黄葉してきた。
秋の草花も咲いている。蚊も少なくなって過ごしやすくなった。先日来の
雨でかなり歩きにくくなっている。長靴が正解だった。
朝方涼しく、曇っていたせいか鳥がほとんど見られないかった。ピクニック
の森は今日はひどいぞと思ったが、徐々に日が差してきて鳥も増えてきた。
キビタキの雄がいたということで探し始めるとアカゲラの声がしたので
探しているとトケンの若鳥が見つかった。ツツドリと思ったのだが、何人か
で写真を検討してカッコウ若と思われるということになった。子供の森で
はキビタキ雄を2羽見ることができた。雌もいたとのこと。ヤマガラやカ
ケスもいるとのことだった。
秋の草花はミズヒキ、イヌタデ、サクラタデ、ヨメナ、ミゾソバなど。サク
ラタデの群落には私の好きなアオスジアゲハが3頭飛び交っていてとてもき
れいだった。
・カッコウ若 と キビタキ雄
・黄葉の中のシジュウカラ サクラタデの中のアオスジアゲハ
・赤いミズヒキ 一面に群生していたミゾソバ
ピクニックの森/子供の森
9月29日(水)晴れ
残暑が厳しい。日向に出るとジリジリする。蝉の声がまだ聞こえる。ツク
ツクボウシが多いようだ。真夏と異なり、鳥の声もよく聞こえる。カラ類、
モズ、カラス、ガビチョウ達。ピクニックの森で大きな混群に出会った。
シジュウカラ、コゲラ、エナガに多数のメジロも混じる。合わせて50羽以
上だ。その中にコサメビタキ、キビタキが1,2羽混じる。全体が多すぎて
なかなか追っていけない。すぐに見失う。混群も多すぎるのは困る。
秋の草花もたくさん見られた。彼岸花はもうおしまいだったが、サクラタ
デという花が群生していてとてもきれいだった。ミズヒキ、イヌタデ、金
色のエノコログサも奇麗だった。
・雌のキビタキ と モズ
・池の中のカイツブリ 久しぶりのカワセミ
・金色のエノコログサ 群生していたサクラタデ
ピクニックの森/子供の森
9月10日(金)晴れ
またまた続いた長雨、秋雨前線。パラリンピックの間中は雨模様。森の中
は水だらけ。蝉の声が激しくなり、ツクツクボウシが優勢になっていた。
それでも蝉勢の勢いは弱まり、シジュウカラやガビチョウの鳴き声がちゃ
んと聞こえるようになった。
池にはカイツブリの番いがいた。今年はずっといるようだ。カラ類の大き
な混群を2つ見た。その中にはヤマガラが入っていた。7月にも見ているの
でずっといたのかもしれない。その中に渡り鳥がいないかと探してみたが、
残念ながら今日は見つけられなかった。
話によると三ツ池ではサンコウチョウ、エゾビタキがいたとのこと。サン
コウチョウはどこかへ行ったとのこと。彩湖方面ではカッコウ若鳥の赤色
型がいて、人が集まっているとか。
子供の森の一部の木に写真のようなものが貼ってありました。ナラ枯れと
言われ、木が枯れてしまうのだとか。以下ウェッブ検索した森林総合研究
所の「カシノナガキクイムシってどんな虫?」記載内容の一部を転記しま
す(https://www.ffpri.affrc.go.jp/snap/2015/7-kashinaga.html)。
前略。ナラ枯れは、「ナラ菌」と呼ばれるカビの仲間の病原菌を、カシノ
ナガキクイムシ(以後カシナガと呼ぶ)という昆虫が運ぶ、いわば伝染病
です。
さて、そのカシナガ、体長は4〜5mmの黒っぽい円柱形のカブトムシの仲間
です。キクイムシというので木を食うと思われるでしょうが、木を食って
いるのではなく、木をかじって幹にあけた坑道の中にアンブロシア菌と呼
ばれる共生菌(カビの仲間)をはやしてそれを餌として幼虫が育ちます。
ちなみに、カシナガの場合、病原菌のナラ菌ではありません。中略。
カシナガは被害木の中で成虫になる羽化を普通5月以降に行い、6〜8月に孔
から出て飛行します。まずオスが飛びながら好きな樹を見つけて孔を堀っ
てもぐります。特定の木に集中する加害も見られ、被害木は、梅雨明け後
から8月にかけて葉が萎れて赤褐色に変色して、枯れる木が多く発生します。
シナガはミズナラ、コナラ、アベマキ、クリ、クヌギ等の落葉樹と、常緑
樹のスダジイ、マテバシイ、ウバメガシ、アカガシ等45樹種以上の木に穿
孔することが報告されています。カシナガは最近海外から侵入したような
新しい害虫ではなく比較的古くから日本に居たと考えられています。以下略
穴があけられた木は場所は限定されておりましたが、一部は完全に立ち枯
れしておりました。調査捕獲のため「かしながホイホイ」を貼っているの
だそうですが、ネーミングがなかなかでした。
・混群にいたコゲラ と エナガ
・同じくメジロ 池の中のカイツブリ番い
・木に張られた紙 カシナガにやられた木
ピクニックの森/子供の森
8月20日(金)晴れ
1週間以上続いた真夏の長雨。オリンピックが終わったとたんに降り出し、
肌寒い日も。酷暑のオリンピックは何だったのかと思うほど。
またやってきた真夏だった。森の中は蝉だらけ。アブラゼミが主流でミン
ミンゼミが混じっていた。鳥の鳴き声はほとんどなし。時折ガビチョウの
声が聞こえた。
池に期待をしていた狙い通りカイツブリの番いが餌をとっていた。森の中
で確認できたのはコゲラだけ、4、5羽かたまって飛び回っていた。ピーピ
ーという鳴き声で鳥がいることはわかったが姿が見えず名前は確定できな
かった。たったの4種の寂しい鳥見となった。
空は夏空、トンボはシオカラトンボ、ムギワラトンボ、ギンヤンマ、コシ
アキトンボが多かった。イトトンボも見かけたが名前はわからなかった。
蝶々はモンシロチョウが多いようだった。池では水連の白い花がきれいだ
った。
・カイツブリ番い と 群れでいたコゲラ
・比較的多かったモンシロチョウ 池の主役はトンボ
・空は夏空 池では水連の花
ピクニックの森/子供の森
8月4日(水)晴れ
梅雨明けしたら毎日暑い。先週来ようと思ったのだが、家庭の事情で今日ま
で伸びてしまった。ひどい暑さになるのを見込んでいつもより1時間早く来
た分過ごしやすかった。しかし10時を回ると気温がぐっと高くなり、汗が
流れるようになってきた。この時期は10時前が良いようだ。
マスクはずっとつけていると苦しくなるので、顎に引っ掛け人が見えると
口に付けるようにした。
あちこちでイチモンジチョウを見かけた。空は偽りなしの夏空。グランド
整備が行われていてほこりが上がって大変。森の中までほこりだらけで、
通り抜けはほこりまみれとなった。
公園の中は蝉の声でいっぱい。アブラゼミとミンミンゼミに混じってニイ
ニイゼミの気高い声(私見)も聞こえていた。
グランドの上をかすめるようにツバメが飛んでいた。鳥の声は聞こえずら
い。それでもかすかに聞こえるシジュウカラの声を頼りにカラ類の混群を
何回か見つけた。ピクニックの森ではムシクイspを見つけたが写真が撮れ
なかったのは残念。
ずっと聞こえていた鳥の鳴き声はガビチョウだけだった。
・イチモンジチョウ と グランドをかすめるツバメ
・やっと見つけたコゲラ グランド整備車の立てる盛大なほこり
・水連の花がきれい 空は夏空
ピクニックの森/子供の森
7月16日(金)晴れ
梅雨入りしたら毎日雨模様。鳥見にくるタイミングがうまく合わなかった。
やっと今日秋ヶ瀬に来た。来てみたら梅雨明けが発表されていた。梅雨の間
すっかりご無沙汰となった。
雨が多かったので公園の中は水浸し。蝉の声はそれなりに聞こえていた。
まだうるさいほどではない。
ピクニックの森ではカラ類の混群が見られた。それも目立つのは若鳥。
ヤマガラの若鳥までいた。びっくり。池ではカイツブリが2羽。雛はいない
ようだった。何羽か孵ったと聞いていたが。2羽はしきりに鳴きかわしてい
た。遠くでセッカが鳴いていた。
ウグイスの鳴き声は変わらず奇麗で、心が洗われるようだった。子供の森は
スズメとコゲラ。
総じて人が少なく、全部で7,8人見かけたくらい。人と会わないときはマス
クを外していたが、マスクをつけたのは一回だけだった。
・混群のヤマガラ シジュウカラ
・エナガの若鳥 2羽で鳴きかわしていたカイツブリ
・今年初めてのニイニイゼミの抜け殻
ピクニックの森/子供の森
6月22日(火)晴れ
新型コロナ蔓延防止措置は解除されなかったが昨日より駐車場は使用可となっ
た。まだ一部の施設は使用できないとのことだった。
森の中ではノカンゾウの花が見られ、ミゾソバ(別名:牛の額)が一面に繁茂
していた。これから白い花が咲くときれいだ。
ピクニックの森ではキビタキの声が聞こえた。1羽居残っているようだが、番
はできていないとのことだ。シジュウカラとガビチョウの声だけよく聞こえた。
そんな中で小さな葦原のなかでオオヨシキリが鳴いていた。この声を聴くと
初夏だなあと感じる。
子供の森は鳥が少な目で今年生まれのカラスのヒナがあちこちで騒いでいる
のが見られた。朝方ピ森でホトトギスが鳴いていたとのこと。また今月の9日
前後にフクロウのヒナがカラスに襲われかけて親鳥が防いでいるのを見たと
のことだったが、その後親も雛も目撃されていないということだった。間違
いなく今年も巣立ったようだ。
帰り際に撮影のためと思われるウエディング姿の女性が森の中に入っていっ
たのを目撃した。あまりの違和感に驚き、ドキドキした。
・芝生にいたムクドリ 木に飛び上がったスズメ
・ノカンゾウの花と繁茂していたミゾソバ
・違和感たっぷりのウェディング姿の女性
ピクニックの森/子供の森
5月7日(金)晴れ
ピクニックの森は鳥の声でいっぱいだった。いつものシジュウカラ、ガビチョ
ウ、ウグイスに加えてキビタキ、オオルリなどもあちこちで囀っていた。
キビタキの声を追っかけて探していると、コムクドリが群れでその木に集まっ
てきた。近くの地面にいたムクドリも時折混じって、多少紛らわしかった。何
か所にもキビタキはいた。姿はなかなか見られなかったが、囀りは十分に楽し
めた。ウオッチャーも比較的多かった。なんでも昨日マミジロキビタキがいた
との話から人が多かったのだろうということだった。
子供の森ではサンコウチョウがいたということだったが、見られず。キビタキ
とオオルリは囀り声とともに姿も見られた。こちらの森は人が少なかった。
・群れで見られたコムクドリ キビタキ雌
・繁殖で尾羽が擦り切れたエナガ にぎやかなガビチョウ
・群生していたヒルサキツキミソウ(昼咲月見草)
ピクニックの森/子供の森
4月27日(火)晴れ
朝方涼しい感じがしたが、徐々に暑くなってきた。まだツグミがところどころ
で見ることができた。時折遠くでキジの声が聞こえた。
ピクニックの森全体をシジュウカラとウグイスとガビチョウの囀りが支配して
いた。その合間を縫ってキビタキとオオルリが鳴いていた。この三重奏は複雑
だった。オオルリは姿は見ることができたが写真は撮れなかった。
池では一羽だけだったがカイツブリが餌をとっていた。
子供の森はかなり静かだった。キビタキがいたとかで何人かが固まってるとこ
ろもあったが概して鳥も人も少なかった。
森の至る所でコミスジが飛び交っていた。また、チョウジソウが一斉に花を咲
かせていたりハルジオンがあちこちで咲いていたりした。タンポポは多くが綿
毛になっていた。
・まだいたツグミ 池にはカイツブリ
・たまにはスズメも チョウジソウの群落
・あちこち飛び回っていたコミスジ
ピクニックの森/子供の森
4月16日(金)晴れ
晴れて良い日寄りだった。少し汗ばむほど。公園は緑で染まっていた。シジュ
ウカラの鳴き声が至る所で聞かれた。部分的にはガビチョウも。冬鳥はすっか
り旅だったようで、全く姿が見られなかった。
ピクニックの森の駐車場ではエナガの雛が孵って団子状になるという、いわゆ
るエナガ団子を見る人が数十人集まっていた。
まだ夏鳥の飛来は確認できなかった。ウグイスはあちこちでさえずっていた。
子供の森ではキビタキ雄がいた。私は一足違いで見られなかったが、知り合い
が撮った写真を見せてもらった。
タンポポがあちこちで咲いていたが、ほとんど西洋タンポポか関東タンポポと
の交雑したもの。純粋な関東タンポポは数えるほどのようだ。ノウルシも奇麗
な姿を見せていた。
・にぎやかなシジュウカラ うるさかったガビチョウ
・群れて飛ぶカゲロウらしき虫と戯れるカルガモ
・奇麗なタンポポ 咲き始めたノウルシ
ピクニックの森/子供の森
3月26日(金)晴れ
4月下旬の気候、着ているものの調節が大変。森はすっかり春模様となり、桜
も所によっては5分から7分咲きのところもあった。日当たりの悪いところは
まだ花がないところも。一斉に桜が咲くというようにはなっていない。急激に
あったかくなったからだろうか。
池の水は週末ごとの雨で潤って、とりあえず池の様相となっていた。
蝶々はかなり増えてきた。地面は一面茶色から緑へと変わりつつあり、カキド
オシなどが増えてきた。探せばタンポポも見られた。
ツグミはもう北へ向かったのか、数羽見られただけ。シメ、アオジは声もしな
かった。あと10日もすれが夏鳥が見られるかもしれない。ちょうど端境期だ。
ヒレンジャクは子供の森のヤドリギからピクニックの森のキヅタやジャノヒゲ
の実に移ってきたようだ。数羽いるようだがジャノヒゲの実を食べるときは藪
の中にもぐって姿をとらえるのが難しい。大勢いたウオッチャーもうろうろす
るばかり。
イカルが鳴いていたとか、アトリ、マヒワ、カケスがいたなど情報はあったが
鳥は見つからず。全体的にシジュウカラとガビチョウの鳴き声だけがにぎわ
ったが鳥の数は少なかった。
・見つけたツグミ2羽のうちの一羽 一羽しか見つからなかったシロハラ
・咲き始めたタンポポ あちこちで見られたカキドオシ
ピクニックの森/子供の森
3月10日(水)晴れ
週一で雨が降っているが、池の水位は増えていない。今日は比較的暖かくて春
の陽気だった。風がかなり吹いていたのでワシタカ類は見られず、全般的に森
の鳥も数が少なかった。
ピクニックの森では池の水が少ないので水鳥はアオサギだけ。カモ類もカワセ
ミも見られなかった。グランドでは相変わらずツグミはたくさん、ムクドリ、
がグランドでまとまって見られた。
子供の森ではヒレンジャクが一羽。ヤドリギの中に隠れていてなかなか見られ
ない状態。わずかなチャンスで姿を見られたが、そのあとすぐ飛んで行ってし
まった。近くでウグイスがホーホケキョと良い調子で鳴いた。ことしの初鳴き
だった。シメが20+羽まとまって芝生に降りていた。マヒワが10羽位いるとの
こと、カケスもいるらしかったが私は見ることができなかった。
・やっと見られたヒレンジャク ヤドリギを眺めるウオッチャー
・ムクドリの群れ おすましのシメ
ピクニックの森/子供の森
2月24日(水)晴れ
先週しっかりと降った雨で干からびた池に水がたまった。さらに雨が期待され
るが、予報では期待薄だ。うっかりカワセミが飛び込んだら泥に突き刺さって
しまう。
その池で鳥達が水浴びをしていた。シロハラ、カシラダカ、シジュウカラなど。
次々に寄ってきた。アオサギは3回別な場所で見られた。同じ個体かどうかはわ
からなかった。浅い水の中にいたり、泥の上にいたり、脇の藪の中にいたりと
様々だった。
子供の森ではヒレンジャクがいた。最初ヤドリギの周りに行ったときはいなか
ったがそのあと戻ってきたとのこと。私はその間に森をぐるりと回って鳥見を
していた。しかしカメラの電池が残り少ないことに気がついていた。車にはス
ペアがあるのだが、今日の分は大丈夫と思いポケットに入れて来なかった。
ヤドリギの周りに戻ってきたところでヒレンジャクがヤドリギにとまってい
るのに気がついた。急いでカメラを構えてシャッターを押そうとしたとき、
「電池が切れました」の表示。一枚も押せなかった。その直後鳥達は飛び去
った。4羽だった。転ばぬ先の杖だったかと悔やみしっかり反省した日だった。
・餌を見つけたツグミ 神出鬼没のアオサギ
2月12日(金)晴れ
雨が少ないためか、干上がった池が出てきた。残る池も水は少ない。風前の灯
火だ。カワセミもカモ類も寄り付かない。サギの仲間がいるだけだ。
今日はウオッチャーが大勢集まっていた。ヒレンジャクがいたらしい。という
のは私が行ったときは人がいるだけで目指す鳥はもういなかった。昼すぎにも
人は集まって来ていた。
メジロの群れがやたらと目立っていた。あちこちで出くわした。グランドでは
タヒバリとツグミがたくさんいた。
ピクニックの森はそれほどでもなかったが、子供の森は鳥が少なくて静かでさ
みしい気持ちがした。
・メジロ メジロメジロ
・シジュウカラ 木の上のアオサギ
・グランドのタヒバリ グランドのツグミ
ピクニックの森/子供の森
1月29日(金)晴れ
緊急事態宣言が出ている中の鳥見となった。公園ではバードウオッチャーだけ
が目立っていた。昨日は雪混じりの雨となったが、今年は全体に雨が少なく、
池は干上がり始めていた。
今日は天気は良いのだが風が強く、上空を飛ぶ鳥は望み薄だった。グランドで
はツグミがたくさん見られた。シメもまとまっている。先週までは見られたと
いうピ森のルリビタキ、ジョウビタキは見られなくなっているようだ。マヒワ
は運が良ければ群れが見られるとのこと。アカゲラもいるようだ。
子供の森ではキクイタダキが人気の的で多いときで10人くらい集まっていた。
ビンズイも見られた。レンジャクはまだ飛来していないようだ。それでもカメ
ラを構えている気の長い人がいた。
・動きが速いキクイタダキ シメとカワラヒワ
・やっと見られたビンズイ
ピクニックの森/子供の森
1月4日(月)晴れ
今日はウオッチャーが多かったが、鳥も数、種類ともに多かった。数えて
みると26種類。これでカシラダカやヤマガラ、キクイタダキ,ハシボソガ
ラスが加わったら30種になる。今日はほとんどがピクニックの森だった。
子供の森は比較的静かでアトリ、キクイタダキも見られなかった。
マガモ、タシギ、トラツグミはシーズン初。ツグミは数が多く見られた。
マヒワもあちこちに出没して、全体としてはかなり多いのではと思われる。
シロハラもいつも通り。これだけ種類、数が多く、このまま越冬すると楽し
そうだ。秋ヶ瀬田んぼの水路にはベニマシコやミヤマホオジロもいるらしい。
あとはレンジャクが来るのを待つだけか。
・マガモ タシギが出てきた
・トラツグミ シロハラも
・今日もルリビタキ 富士山も見えた
ピクニックの森/子供の森
1月1日(金)晴れ
明けましておめでとうございます。今年はコロナを一掃してオリンピック/
パラリンピックを開催できるかどうかの特別な年になりそうです。
例年のようにご光来を仰ぎに秋ヶ瀬に参りました。雲一つない天気できれい
な状態で見ることができました。富士山もきれいに見えておりました。今年
はバードウオッチャーが比較的多く朝一のピクニックの森に来ていて、これ
もコロナの影響かと。
短い時間でしたが、BWをしてきました。運よく、ルリビタキ、ジョウビタキ、
マヒワの群れを見ることができました。幸先好調です。
・ルリビタキ ジョウビタキも
・マヒワの群れ 氷の張った池にアオサギが寒そう
ピクニックの森
2020年
12月29日(火)晴れ
いよいよ今年も差し迫ってきた。コロナに翻弄された一年だったが、鳥達
にとっては関係のないいつもの一年だったようだ。夏鳥も冬鳥も過不足な
く飛来し、去っていった。
さて、今日はアオジとカシラダカの群れがカラ類の混群に混じっていた。
良い気持ちで写真を撮っていると脇の奥からヒタキらしい声がした。あと
で聞いたところによるとそのあたりに雄のルリビタキがいるのだそうだ。
年末で暇になったのでウオッチャーが多いと思っていたのだが、ルリビタ
キのせいだったのだ。というわけで私は見損なった。
子供の森ではキクイタダキがまだいるとのこと。しかしヒガラとアトリは
姿が見えなくなったとのこと。
今年最後のBWは良い日に恵まれて終わった。来年はコロナ禍が終息し、平
穏な年になるよう祈っております。
・ハシビロガモが一羽 キセキレイがいた
・アオジと カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
12月23日(水)晴れ
寒い日が続いている。秋ヶ瀬の池は氷が張っていた。水鳥は居場所が狭く
なっていた。カワセミは氷の張っていないところでダイブしていた。
カルガモはせまぜまとしたところに5羽がかたまっていた。サギ類は元気
でアオサギ、ダイサギ、コサギが氷の合間を縫って餌を探していた。
森全体としてはヒヨドリがやたらと増えて、飛び回っていたが、子供の森
の駐車場の脇のネズミモチの実にはツグミが群がって飛び回り採餌して
大騒ぎとなっていた。
ゴルフ場の近くではキクイタダキが2羽見られた。目の前にいるのだが、
針葉樹で枝の多い木にいるので姿をまともに見られない。そのうちにカラ
類の混群が混じったので訳が分からないありさまとなった。シジュウカラ、
ヤマガラ、コゲラ、メジロにヒヨドリ、カケスまでいた。
歩いていると小型の蝶が羽を広げた。きれいな緑色の斑のある蝶だった。
調べてみるとムラサキツバメだった。以前は関西以西から九州が生息域だ
ったようだが、最近は埼玉県でも見られるということだった。
・ダイサギ コサギも
・キクイタダキ ムラサキツバメ
ピクニックの森/子供の森
12月11日(金)晴れ
寒くなってきたが、今日はバードウオッチング日和。
ピクニックの森はヒヨドリの声がメイン。そんな中でツグミの声やシメの
声も聞こえた。グランドにはタヒバリが数羽見られシメとともに今シーズ
ン初めてだった。池の中ではカルガモがたくさんいたが、マガモも2羽い
た。ウグイスは特に数が多いように感じた。
子供の森は比較的静かでカラスばかりが目立った。ゴルフ場の境目のあた
りにアトリが群れでいるということだった。30〜50羽くらいいるとの
こと。ヒガラもそのあたりにいるようだ。ヤマガラもいた。
池の水がかなり減ってきている。このままだと干上がることもありそうだ。
少し雨が欲しい。池の周りをイタチが走り回っていた。
・シーズン初認シメ タヒバリも
・池ではマガモ その近くを駆け回るイタチ
ピクニックの森/子供の森
11月25日(水)晴れ
雨降りの合間の晴れ日。もう蚊も蜂もいない、日差しがあれば暖かい良い
季節。森の中は落葉していて落ち葉踏みには絶好。残った木々も黄葉、
紅葉してきれい。
森に踏み込むとカラ類とモズの鳴き声があちこちで聞かれ、ガビチョウ、
ヒヨドリの鳴き声もした。うきうきとしてくる。
池にはカルガモがいっぱいたが、数羽ハシビロガモが混じっていた。カワ
セミもしきりに飛んできていた。
カラ類の混群にははヤマガラも混じっていた。時折アカゲラの声もする。
ちらっと姿も見えた。ウグイスは笹鳴き。あちこちで鳴いていた。まだ来
ていないと思っていたツグミも鳴き声がする。木の上に群れがいた。この
まま通り過ぎるのかとどまるのかわからないが長い道中ご苦労様。とどま
れば来週くらいにはグランドに降りてくるはずだが。ルリビタキもいたよ
うだ、私がシジュウカラを見ていた時、わきにいたとか。見られず残念!
冬の到来も近い。
・池にはハシビロガモ カワセミもいた
・笹鳴きはウグイス 木の上にはツグミ
ピクニックの森/子供の森
10月27日(火)晴れ
朝から青空が出て良い天気。公園は虫の声と、鳥の鳴き声で満ちていた。
カラ類の混群は言うに及ばず、目立っていたのはモズの鳴き声だった。
公園の至る所で聞こえた。こんなにモズが多いと小鳥が逃げてしまうので
はないかと心配だ。
カッコウの若鳥がいた。しばらく止まっていたので写真が撮れた。カラ類
の混群もあちこちで遭遇した。何か混じっていないかと目を皿のようにし
て探したが、冬鳥は見当たらなかった。彩湖のほうではアリスイが出てい
るとか。また近郊ではツグミやシロハラ、アトリなども飛来しているよう
だ。
ピクニックの森でアオジらしい声を聞いたと友人達に話したら彼らも聞い
たとのこと。数は少ないが来ているようだ
。 今は鳥が少ないシーズンになっている。何か目玉になるような鳥が来ると
いいのだが。
・カッコウの若鳥 カケスが出てきた
・あちこちにエナガ シジュウカラと一緒
・ノアサガオが奇麗に咲いていた
ピクニックの森/子供の森
10月18日(日)晴れ
毎日寒い、雨降りの日が続く。昨日は12月の気候とか。今日は久しぶり
の晴れ間、気温は上がってきた。日曜日だったが子の晴れ間を逃さず
公園に来た。
ピクニックの森は駐車場が1/3位になっている。バーベキュー場はクロ
ースなのだが、人が集まって来ていた。
ピクニックの森ではキビタキ雄雌が飛び回り、オオルリ若鳥も混じって
大歓迎。一時はカラ類の混群も合流してにぎやか。バードウオッチャー
は大喜び。真っ青な空に秋雲の見られる空にはカラスに混じって、トビ
やワシタカの仲間も見られた。子供の森は比較的静かだったが、ヤマガ
ラが出てきて、楽しめた。
彼岸花は終わったが、オシロイバナやイヌタデ、コヨメナの可憐な花が
見られた。ミゾソバの見事な群落はところどころで見られた。
・大きな虫をとらえたヤマガラ キビタキの若い雄
・キビタキの雌 久しぶりのカルガモ
・ミゾソバの群落 可憐なコヨメナ
ピクニックの森/子供の森
9月29日(火)晴れ
1か月ぶりの秋ヶ瀬。暑さが過ぎるのを待っていたら今度は雨が続いて
なかなか来れなかった。(言い訳!)
涼しくなったとたんに小鳥が入ってきたとのこと。なんと、マミジロ、
アカショウビンまでいたこともあったとか。みんな夏が終わって南へ
帰る途中だ。
今日はキビタキ、ヤマガラ、エゾビタキがいた。ヤマガラは群れで入っ
たようだ。オオルリもいたとか。カラ類の混群にはヤマガラも入って豪
勢だった。モズは何羽も高鳴きをしていた。
キビタキ、オオルリ目当ての人が結構な数来ていた。
曼殊沙華がちょうど満開であちこちで目についた。例年なら2週間前
位に満開になるので今年は遅い、例年ならもう終わっているころだ。
・高鳴きをしていたモズ 群れでいたヤマガラとシジュウカラ
・フライングキャッチのエゾビタキ 若いカワセミ
・遅咲きの曼殊沙華
ピクニックの森/子供の森
8月31日(月)晴れ
ピクニックの森に入ったとたんにツクツクボウシの合唱に遭遇。前回
より蝉の声は少ないのだが、鳥の声が聞こえない。なぜかガビチョウ
も鳴かなかった。カメラでとらえられたのはコゲラだけ。3羽でバタ
バタと飛び回っていた。
蚊はそれほど多くなかったが、目の前を飛び回るメマトイというハエ
の仲間のうっとうしいこと。払っても払っても飛び回る。涙をなめに
来るのだとか。ミントの香りが苦手とのこと。次回はミンティアでも
食べながら歩いてみようと思う。
・3羽で飛び回っていたコゲラ たくさんいたキチョウ
ピクニックの森/子供の森
8月15日(土)晴れ
梅雨が明けたとたんに猛暑が襲ってきた今年。今日も36度越えが予想
されている。
毎日家と職場の往復で休日も家で自粛の友人のSさんを誘って秋ヶ瀬に
やってきた。彼は蝶々が趣味。
車を降りると熱暑が襲ってきた。蚊よけを塗って公園内に入った。蝉
の声がうるさいほど。鳥の声は全く聞こえない。カラスの声も聞こえ
ない。池には水がいっぱいで今年は干上がることはなさそうだ。
カワセミの声がしたが場所は特定できなかった。そのうちにガビチョ
の声も間近で聞こえた。芝生にいたハシボソガラスの集団がハシブト
ガラスの集団に追い立てられていたのは興味深かった。水路にはアオ
サギ、空にはツバメがちょっと見られた。
蝶々も数が少なかった。アゲハチョウ、ムラサキツバメ、ウラギン
シジミ、アカボシゴマダラ、キチョウ、ツバメシジミを確認した。
ツマグロヒョウモンは確認できなかったが、それらしき個体を観察。
あとは二ホンアマガエル、シオカラトンボ、ムギワラトンボ、ギン
ヤンマ。イトトンボもいたが何かわからず。とにかく熱い日だった。
・アゲハチョウとムラサキツバメ
・小さなアマガエル、あちこちで見かけたセミの抜け殻
ピクニックの森/子供の森
7月25日(土)曇り
連日の雨模様。7月13日に一般に開放されたが、やっと今日公園に
来れた。朝まで雨が降っていたので曇りとはいえいつ雨が降りだしても
おかしくない。地面は雨でぐちゃぐちゃで一部を除き長靴でないと歩
けない。
駐車場に入ったところでホオジロが大きな声で鳴いていた。しかし、
森の中では蝉の声が大きい。ほとんどニイニイゼミ。アブラゼミは
数えるほどだ。ガビチョウ以外、鳥の声はほとんど聞こえない。
先月山ほどいたマイマイガが一頭も飛んでいなかったことはすごく嬉
しかった。しかし、蒸し暑く汗がどんどんわいてきた。蚊の類もそれ
なりにまとわりつく。一年で一番悪い季節となっていた。
ここ数年腰が悪くなり、手術をしたりして重いものを持つことが苦痛
になってきた。先日長年使ってきた三脚に取り付ける重いレンズに見
切りをつけて手持ちができる新しいレンズを購入した。今日は試し撮
りとなった。しかし、鳥がいない。少ないチャンスにも関わらず、慣
れないレンズで設定をかなりミスっててんやわんやの有様。帰るころ
には多少まともにとれるようになったがまだまだ慣れない。カメラが
軽くなって気が付いたのは双眼鏡が重いこと。1kg近くある。もう
20年近く使っているのだが、これも軽いものに変えたほうが良いかも。
帰るころには雨が降ってきた。
・大きな声でさえずっていたホオジロとハシブトガラス
・相変わらずうるさいガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月27日(土)晴れ
2か月半ぶりの秋ヶ瀬公園。森の中はすっかり初夏の様相となり、
渡りの夏鳥の姿は見えず。蒸し暑い。陽が出るとさらに暑い。
日向で木影のないところを歩いているときに限って鳥が出てくる。
汗が目に入り観察も途中で中止せざるを得ないほど。
公園の中は原則立ち入り禁止となっているので散策の人はほとんど
いない。時折サイクリングの人、数名が通る。鳥やさんは私を含めて
3、4人。たんなる散策の人は4、5人といったところ。
子供の森は比較的静かで、シジュウカラとカワラヒワ。三ツ池は
ホオジロが時々顔を見せた。田圃脇はオオヨシキリ、芝生のある所は
ハシブトガラスとハクセキレイ、荒川の河川敷方面はヒバリとセッカと
ツバメ。ピクニックの森ではガビチョウが多い。
この森の中ではマイマイガというこげ茶の体調5センチほどの蛾が大量
発生していて、至る所で飛び回り飛び続け体の周りにもまとわりつく。
毒蛾ではないらしいのでただただ気味が悪くうっとうしい。ちょっと
前はその毛虫が大量に木の幹にいたはず。これも気持ち悪い。
あちこちでノカンゾウの濃い黄色い花が咲いていた。羽根倉橋寄りの
通称堤池では今は亡き某氏が植えた蓮の花がきれいに咲いていた。
さわやかな景色だ。
・暑さで口をあけっぱなしのホオジロとハシブトガラス
・アオサギ ・蓮の花
4月3日(金)晴れ
2日前まで雨、昨日は強風、今日は良い鳥見日和となった。
森の中は花が咲いてにぎやかになってきた。ノウルシがあちこち
で黄色の斑を作り始め、タンポポも咲いている。その間をモンシ
ロチョウやキチョウが飛び回る。テングチョウもたくさんいた。
まだ夏鳥は見られなかった。冬鳥は数を減らしている。ツグミは
木の上を飛び回るようになり、シメも繁殖色に替わってきている。
まだレンジャクがいた。3羽だそうだが、キレンジャクだった。
ウオッチャーが15,6人周りを囲んでいた。そろそろ北帰行か?
オオタカがキイキイと鳴いていた。こちらは求愛か。カラスは巣材
を運んでいた。お邪魔虫というとかわいそうだが。
・キレンジャクとウオッチャー
・オナガがギィ〜と一声 ・枝に隠れたアオジ
3月19日(木)晴れ
暖かい日が続いたせいか、ガビチョウがやたらとにぎやかだった。
どこへ行ってもガビチョウ。ツグミは極端に減った。いなくなる
時期が例年に比べて早い。桜もぼちぼち咲き出した。暖かい日で
風もなくコートは全く不要だった。モンシロチョウがアブラナ科
の植物にまとわりついていた。春だ〜
三ツ池ではアリスイが見られた。モズと並んで同じ木にとまって
いた。2ショットが撮れた。ベニマシコも赤い雄がいるということ
だった。2月21日に見た個体だと思う。
ピクニックの森は想定外の人が押し寄せていた。キレンジャクが
数羽でジャノヒゲの実を食べていたところだ。私が写真を撮った
ところには50人くらいが細い道でひしめいていた。マスクなどし
ている人はまばらで密集していた。気が付いてちょっとドキッとし
て、その場をそそくさと離れた。子供の森のヤドリギのところに
ヒレンジャクも来るとのことだった。経験からどうやらキレン
ジャクがある程度飛来するとジャノヒゲの実やキヅタの実を食べ
にいくような気がする。ヒレンジャクだけの場合は比較的ヤドリ
ギやネズミモチの実を食べているように思う。嗜好に差があるの
か。(勝手に思っているだけで、根拠はない。)
・桜が咲き始めた ・モンシロチョウの姿が春らしい
・ポーズをとったキレンジャク ・枝先がモズ、後ろがアリスイ
3月6日(金)晴れ
昨日までの風も収まり、比較的暖かい日だった。富士山がきれい
に白い姿を見せていた。鳥は少なかった。鳴き声があまりしない。
子供の森ではレンジャク目当ての人がいた。3羽ほどいたが飛んで
行ったとのこと。アオゲラがしきりに鳴いていたが、写真を撮る前
にいなくなってしまった。
ピクニックの森へ向かって歩いていく途中でトラツグミを見つけ
た。人の気配であわてて逃げて行った。
ピ森では池にカモが少しだけ増えた。コガモ4羽のほかにカルガモ
2羽とホシハジロらしいエクリプス姿のカモ1羽。オオホシハジロか
も知れないと思ったが、識別苦手な私でははっきりせず。
広場にはタヒバリが群れていた。ウグイスがきれいなさえずりを
ちょっとだけ聞かせてくれた。今年初だった。
奇麗な富士山
奇麗なコガモ雄 エクリプスのホシハジロ
広場で群れていたタヒバリ、 たまにはムクドリも撮ってみた
2月21日(金)晴れ
暖かく、防寒着を着ていると日向では汗ばむほどの陽気だった。
さぞ鳥が多いかと期待していた。しかし、子供の森は鳥の声がほ
とんどしないような状況。先日たくさんいたツグミもほとんど見
かけない。しかし、ヒレンジャクが時折飛来するとかで人が多か
った。今日は1羽来たけれどすでに去ったとのこと。5羽くらい来
た日もあったということだった。
そのまま三ツ池からピクニックの森まで歩いてみた。三ツ池では
ベニマシコのつがいが見られた。オスはきれいな紅色だった。
5ケ月ぶりのピクニックの森は思っていたほど荒れていなかった。
それなりに手が入り、きれいになっていたが、あちこち川泥が堆積
していた。水気の多いところはぐちゃぐちゃ、乾いているところは
ひび割れていた。池の中は例年ならばカルガモをはじめ数種類の
カモたちがいるのだが、ほとんどいない。やっとコガモ2羽を見
つけた。鳥は少なめで例年必ず聞かれるアオジやカシラダカの地
鳴きも全く聞こえなかった。
ピクニックの森、川泥がまだたくさん
奇麗なベニマシコ雄 群れでいたホオジロ
ピクニックの池全部の中にたった2羽いたカモ、 モズはあちこちで見た
2月7日(金)晴れ
公園内は一部のテニスコート以外は一般の立ち入りは禁止となって
いる。そこで今回は調査目的ということで入園許可をもらった。
お天気もよく風もない鳥見日和かと思ったが意外に鳥の声がしない。
ただ寒い日だった。池の水はほとんど凍っていた。
カラ類の混群も少なめ。モズはあちこちで見られた。一度頭の上を
ジシギspが飛んで行った。季節柄タシギだろうと思う。カケスは藪
の中でしきりに鳴いていた。ウグイスは笹鳴き。エナガが木の一か
所に集まって採餌していた。何があったのか不明。
ヒレンジャクは先週1〜3羽が時々飛来したらしいが最近は見られな
くなっているとのことだった。キクイタダキは遭遇せず。
1月26日(日)曇り
雨がやっと上がったので秋ヶ瀬に来てみた。テニスコートではオ
ールウエザーとはいえまだ濡れているコートでテニスをやっていた。
少し危険。
カラ類の混群の中にキクイタダキがたくさんいた。5〜10羽くらい
いたようだ。そのほかカケスやオナガ、アカゲラも見られた。
ツグミの中に混じってシロハラも見られた。
公園内は立ち入り禁止となっているので公園管理者に見つかると注意
されるとのこと。滑りやすく、また危険な箇所も多いことから調査等
の場合は許可を得てから入園が必要で、安易な立ち入りは遠慮してほ
しいとのことだった。
1月19日(日)晴れ
ようやく車で公園内に入ることができるようになった。それも
テニスコート限定。入り口はプラザウエストと公園管理事務所
の間の道からテニスコートまで。羽倉橋側と秋ヶ瀬橋側の入り
口はまだ進入禁止となっている。
昨年の10月9日からほぼ3月ぶりに秋ヶ瀬公園に入った。
テニスコートわきの駐車スペースに車を置いて進入禁止の場所
から徒歩で公園内に入った。公園内は川泥が張り付いていて滑
りやすい。気を付けないといけない。子どもの森駐車場は泥が
山のように積み上げられていた。公園縦貫車道側のテニスコー
トは豪雨の後のままでとてもテニスができるような状態ではな
い。ただ、仮設でない常設のトイレは電機系統はダメなようだ
ったが、水は出るのでとりあえず使えるようだ。トイレットペ
ーパーもセットしてあった。
鳥はカラ類とツグミがたくさん見られた。シメもいた。今日は
のんびりと鳥見をするというより、現状の確認が主体だった。
キクイタダキもいたとのこと。
2019年
10月16日(水)晴れ
先日の台風19号のあと公園へ来てみたら、羽倉橋を曲がってすぐ
に公園には進入禁止となっていた。荒川も増水。
橋の上からのぞいてみると公園内の車道は泥でおおわれていた。
多分公園の中は水と泥でぐしゃぐしゃではないかと思われる。
隣接するゴルフ場もバンカーは水がいっぱいたまっていた。
カート道も泥でおおわれているように見えた。
10月20日に予定されていた秋ヶ瀬フェスタは早々に中止が決まった
。
10月9日(水)晴れ
今日は少し暑いが秋らしい日和だった。モズがけたたましく鳴く
ようになった。やはり秋にはモズの高鳴きが似合う。カラ類の混
群を見かけると中にムシクイでもいないかときょろきょろする。
しかし今日は見つからなかった。
子供の森ではキビタキは雄雌がいたとのこと。雌しか見られなか
ったが雄を何度も見た人もいた。カケスは確認した、アカゲラ
もいるとのことだったが見られなかった。
今日は不思議なことにハシブトガラスが一羽も見かけなかった。
声も聞こえなかった。台風が近づいていることと関係があるのだ
ろうか。何か不安になる。
混群の中のエナガ キビタキ雌は良く出てきた。
トビ、アカゲラ、キビタキ、シジュウカラ、メジロ、カケス、
ピクニックの森/子供の森
10月2日(水)晴れ
秋らしい日が続いたが、今日は少し暑い。30度を超えた季節外れ
の日。秋ヶ瀬公園はそれなりにBWの人が鳥を探していた。赤とん
ぼもたくさん飛んでいた。チョウも秋型が飛び回っていた。先週
はツクツクボウシがたくさん鳴いていたと思ったが、今日はもう
虫の音がほとんどという状態だった。遅れている彼岸花がいっぱ
い咲いていた。
ピクニックの森ではエゾビタキ、カワセミが見られた。池にはカ
ルガモが数羽泳いでいた。子供の森では相変わらずキビタキの雌
が何羽かいた。ツツドリもよく姿を見せ、毛虫を捕まえていた。
話によるとカケスも何羽か入っているとのことだった。
ツツドリが頻繁に出ていた。 コゲラも多かった
キビタキ雌は何羽も
カワセミ、ツツドリ、エゾビタキ、シジュウカラ、メジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
9月25日(水)晴れ
8月に手術をして徐々に回復し、短時間森の中を歩けるようになり
ました。久しぶりの森でした。ピクニックの森ではガビチョウの声
とハシブトガラスの姿のみで鳥が少ない。やっと見つけたカラ類の
混群は大きい群れでシジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラのほか
にヤマガラもいた。しばらく観察した。池には水がたっぷりと入っ
ていた。
子供の森もちょっと寄ってみた。こちらはキビタキ雄雌が見られた。
オオルリもアカゲラもいるということだった。
短時間だったが、楽しく鳥を見ることができた。
ニーと鳴いたヤマガラ エナガもいた
子供の森ではキビタキ雄雌
シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
「「「お詫び」」」
私7月より持病の椎間板ヘルニアが悪化して、現在歩くことも
ままならない状況となっております。ちかじか手術をする予定に
しており、8月いっぱいはBWをできない状況となっております。
7月8月と秋ヶ瀬情報を発信できないままで心苦しいのですが、
しばらくはご容赦いただきたいと思います。
回復した後はまた、秋ヶ瀬情報を更新し、提供していきたいと考
えております。
7月5日(金)曇り
昨日も豪雨だったが、今年は梅雨らしいどんよりした日が続く。
大雨があったせいか先週大群をなしていたマイマイガはほとんど
姿を消していた。これは何よりだった。
子供の森では駐車場からガビチョウのけたたましい声が響いてい
た。あとはカラスとシジュウカラ。変わった鳥はいない。アオサ
ギ、ダイサギ、オナガが上空を飛んで行った。半夏生が咲き始め
ていた。
子供の森ではウグイスがきれいな声を響かせていた。ホオジロも
鳴いていた。太陽光発電による照明か何かの壊れたパネルの真ん
中へんの穴の中でスズメが営巣していた。
先日孵ったフクロウの雛が巣立ちをした直後にトラブルにあった
ようで、姿を消した。カラスや猛禽にやられた可能性があるが、
はっきりしたところは不明。今日は巣にはもういないとのこと。 なぜかアカネトンボがたくさん飛び交っていた。秋の気分だ。
ずっと鳴いていたホオジロ パネルの中で営巣しているスズメ
トンボがいっぱい 半夏生の花が咲き始めた
アオサギ、ダイサギ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ムクドリ、ホオジロ、オナガ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月26日(水)晴れ
梅雨のおかげで雨が多い。先だってまで干上がりかけていた池
も水が多くなった。もう少しで満水になりそう。森が瑞々しく
感じられる。
カラ類の混群が何回か見られた。それぞれ雛が育ったので混群
を組むようになったようだ。
ピクニックの森ではマイマイガが大量に発生した。何年か前に
も一度大量に発生したが、害がないとはいえうっとうしくて好
きになれない。多いところでは数十頭が一視野の中で飛び回っ
ている。体の周りを飛び回ってくるのは耐えられない。しばら
くは悩ませられそうだ。じっくりミドリシジミも探せない。そ
ういえば今年はミドリシジミが少ないのだろうか。全く見られ
ない。
ずっと口を開けたままのムクドリ 混群の主役シジュウカラの若鳥
ノカンゾウの花がきれい
カルガモ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ムクドリ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月14日(金)晴れ
梅雨の間の晴れ間だった。一昨日は大雨、明日も雨とのこと。
森の中の池は水が溜まってきた。あと一回くらいの大雨で普通
の量に戻る幹事だ。
ピクニックの森ではバーベキュー場にくっついている池(南池)
にカイツブリがいた。とても珍しい。観察していると潜ったの
ですこし近づいて写真を撮ろうとしたら見失ってしまった。
オオタカが飛んでいた。相変わらずガビチョウはうるさく囀っ
ていた。
ミドリシジミは見つけられなかった。数が少ないのだろうか。
ピクニックの森ではウグイスが2羽くらい囀っていた。シジュウ
カラの鳴き声もよく聞こえた。ムクドリ、ハシボソガラスも見
つけた。こっちの森では普段水のない池に水が溜まっていた。
家族のムクドリ 竹の花を見つけた
オオタカ、シジュウカラ、ムクドリ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月6日(木)晴れ
暑い、梅入り前の晴れ日。明日から梅雨入りとか。
鳥はほとんどカラス、ガビチョウ、シジュウカラ。ほかにはほと
んどいない。今日はオオタカがいたくらい。
ミドリシジミがお目当ての日だったが、1頭も見られなかった。
ミズイロオナガもウラナミアカシジミもいない。イチモンジチョ
ウ、テングチョウが多かった。
先週気が付いたのだが、子供の森の遊具の裏の林の中の竹がほと
んどすべて枯れている。聞いてみると今年は花が咲いたのだとい
う。竹の花が咲くのは種類にもよるが60年から120年に一度とか。
咲いたらすべて枯れるのだ。
調べてみると今年は全国的に竹の花が咲いたというニュースが多
い。花が咲く原因は周期説もあるが、はっきりしていないのだそ
うだが、 次のような不気味な説もあった。
--竹は種族の保存のために危機に瀕した時に花を咲かせる。
つまり異常気象や人間の干渉などにより、自然界のバランスが
大きく崩れ、養分の供給などがス トップして生命の危機に陥
った時に咲かせると言う。 --
前回の竹の花が大々的に咲いたのはリーマンショックの直前だっ
たとか。暑い日にぞーっとするような話だ。
夏はイトトンボ かわいいベニシジミ
枯れた竹と竹の花だったらしい部分
オオタカ、シジュウカラ、ムクドリ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月31日(金)晴れ
池の水はまだ少ない。早く梅雨になって雨が欲しい。先週マイマイ
ガの幼虫(毛虫)がたくさん木からぶら下がっていたが、今日は木
や草にさらに大きくなった幼虫がいっぱいくっついていた。来週以
降飛び回るのかもしれない。数が多そうで嫌な感じがする。
鳥は留鳥しか見られない。昨日はホトトギスの鳴き声がしていた
とのことだったが、今日は全く聞かれなかった。
ミドリシジミはまだ見られなかったが、今日はミズイロオナガシジ
ミが2頭見られた。このチョウチョは小さいがとてもかわいいい。
このチョウチョが出ると次はミドリシジミという順番だと聞いてい
る。来週からはミドリシジミ本番か。
あちこちで見られたテングチョウ 2頭見られたミズイロオナガシジミ
もう出てきたキリギリスの仲間(ヤブキリか?)
トビ、キジ、コゲラ、カワラヒワ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月24日(金)晴れ
ピクニックの森ではガビチョウがけたたましく鳴いていた。シジュ
ウカラもあちこちで鳴いているのだが音量が違う。とにかく賑やか
なのだ。カラスも暑いので鳴かない。
サンコウチョウは今日はいない。バードウオッチャーも薄情なもの
で数少ない。多くの常連は田んぼに行ったということだった。
その代わりチョウチョがたくさんいた。目立ったのはゴマダラチョ
ウとアカボシゴマダラだった。詳しい人に赤いホシ以外の見分け方
を教わった。アカボシゴマダラは白いのだという。ゴマダラチョウ
は少し黒っぽいので一目で見分けがつくのだそうだ。そう思ってみ
ると少ないと思っていたゴマダラチョウがかなり数がいることが分
かった。ウラナミアカシジミを見た。初見だった。かわいそうに片
方の羽が完全に開き切らない状態でかたまったように見えた。長生
きはできるのだろうか。
ピクニックの森で遊歩道の少し先をアライグマが横切って行った。
近くの木に登っているのを見た人もいた。人慣れしてカメラを向け
ても逃げもしなかったとのこと。
すぐそばで鳴いていたガビチョウ 数少ないカワラヒワ
片羽が奇形のウラナミアカシジミ
コゲラ、カワラヒワ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月17日(金)晴れ
舳倉島で悪天候で船が出ず思わぬ長居をしてしまった。予定が詰ま
って秋ヶ瀬に来るのが遅くなった。
その間にフクロウの雛が巣立ちなんと昨日15時頃にどこかへ飛ん
で行ってしまったとか。今日巣箱の前まで行ってみたが鳥も人もい
なかった。残念。
夏鳥も多くが北へと飛んでいき、今日見られたのはサンコウチョウ
だけ。残念ながら写真は撮れなかった。池の水が少なくなっていて、
カルガモやカイツブリも見られず、カワセミも飛び込んだら底に突
き刺さるようで、こちらも見られない。大量に雨が欲しいところだ。
アオサギがいつもの場所でポーズ あちこちやたら目立ったムクドリ
小鳥の水浴びしかできない水が少ない池
サンコウチョウ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月2日(木)曇り
前夜の雨でまだ地面はぬれていたが、連休中日。曇り空の下それで
もバーベキューの人は多い。フジの花は盛りが過ぎていたが、チョ
ウジソウは盛りを迎えていた。
ピックニックの森ではコムクドリの群れが2つ観測できた。合わせ
ると30〜40羽になる。頭の上の方にいたので写真は撮れなかっ
た。マミチャジナイも見つけた。この時期は多いのかもしれない。
上空ではオオタカ、トビ、チョウゲンボウが飛んでいた。
子供の森ではジュウイチが朝からいるというので大騒ぎ。20人以
上が一目見ようと構えていた。朝からほぼ同じ場所にいるのだそう
だ。写真を見せてもらったがきれいな個体の成鳥であった。私は双
眼鏡で首から下、隣の人のスコープで首から上を見させてもらった。
なにぶん遠くて木の間なのでこれも写真は撮れず。話によると朝方
はコマドリがうるさいほど鳴いて、わきにいるコルリの声が聞こえ
ないほどだったとのこと。時々雨が落ちる嫌な天候だったが、ジュ
ウイチで熱気が満ちていた。
ギンランはまだ咲いていなかった。明日から舳倉島に行くので連休
はここまで。
前々回に引き続きマミチャジナイ 2羽だけ、まだ残っていたツグミ
オオタカ、ジュウイチ、キジ、マミチャジナイ、ツグミ、キビタキ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月27日(土)曇り
夜中は雨が降ったようだ。朝も時折ぽつりぽつりと雨がふる天気。
とはいえ10連休の初日、秋ヶ瀬公園はバーベキューの人がたくさん
来ていた。野生のフジの花があちこちで咲いていた。例年より多い
ような気がした。連休で子供たちも多く、にぎやかで静かに鳥見と
いうわけにはいかなかった。
ピクニックの森は鳥たちの声で満ちていた。シジュウカラが多いの
だが、よく聞くとキジ、アカハラのさえずりやセンダイムシクイ、
キビタキの声まで混じっていた。いかにも春だ。センダイムシクイ
の声はそれだけで楽しい。ウキウキしてくる。しばらくさえずりを
楽しんだ。
子供の森は静かに感じたが、キビタキの鳴き声がが何か所かで聞か
れた。ヒヨドリに交じっていてわかりにくかったが、シメが2羽でい
るのが観察できた。嘴は婚姻色の銀色に変わっていた。この2羽も北
へ旅立つ日は近い。オオタカも鳴いていた。しかしなんといっても
うるさいのはガビチョウだった。
嘴が婚姻色のシメ うるさいガビチョウ
ピ森でたくさん咲いていたフジの花
オオタカ、キジ、アカハラ、センダイムシクイ、ツグミ、キビタキ、シメ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月16日(火)晴れ
暖かくて風も弱い絶好の鳥見日和だった。新緑がきれいでヒヨドリ
すらもあか抜けて見えた。
ピクニックの森の中はシジュウカラ、ヒヨドリの声が響き渡り、時
折キジの声も聞こえた。歩いていると目の前の道の上にツグミのよ
うな鳥がいたので確認するとシロハラのように見えた。ちょうど逆
光で鳥は黒っぽく見えた。とりあえず何枚か写真を撮った。家に帰
って露出を変えて見てみるとシロハラではなくどうもマミチャジナ
イのようだった。どんどん夏鳥が渡ってきている。
ヒヨドリはどれくらいいるのかと思うほど数が多かった。池に水を
飲みに来ているヒヨドリも数十羽。その周りの森の中にやはり数十
羽、そんなかたまりがあちこちで見られた。ちょうどわたってきた
直後なのかもしれない。
子供の森ではエナガの雛が8、9羽固まって団子状になっていた。
カメラマンが20-30人レンズを向けていた。しかし木の上の方だっ
たので遠いうえに枝が邪魔になってなかなかうまく撮れない。この
ほかキビタキ雄雌などもいたようだった。
新緑できれいに見えるヒヨドリ びっくりマミチャジナイ
人気の的の団子状のエナガの雛
キジ、マミチャジナイ、ツグミ、キビタキ、エナガ団子、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月9日(火)晴れ
ここのところ忙しいのと、風邪をひいたので鳥見の間があいてし
まった。来てみるともう夏鳥が来ていた。ピクニックの森は駐車
場がいっぱいになるほどのバーダーだった。オオルリが来ていた。
オス2羽、雌1羽とのこと。約50人の人がオオルリを観察していた
。昨日はピクニックの森でセンダイムシクイが見られたとのこと。
今日は声もしなかった。
森は全体が緑色が強くなり、タンポポもあちこちで咲いてた。ノ
ウルシもきれい。オオイヌノフグリやヒメオドリコソウはいたる
ところで見られた。堤防は菜の花がきれい。まだ桜もきれい。
春満開の秋ヶ瀬だった。
2羽いたコチドリ オオルリは大人気
コチドリ、ツグミ、オオルリ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
3月28日(木)晴れ/曇り
晴れたり曇ったりの日だったが、日差しは暖かかった。ピクニック
の森は鳥の声がいっぱいだった。キジが鳴いていた。シメは少なか
った。まとめて渡っていったのかもしれない。チョウチョがたくさ
んいた。モンシロチョウ、キチョウ、ベニシジミ、キタテハらしき
ものもいた。いかにも春らしい光景だった。羽倉橋の上でツバメが
見られた。今年初だ。6,7羽飛び回っていた。
子供の森ではウグイスの初鳴きを聞いた。時々キョキョキョと練習
をしながらたまにホーホケキョと鳴いていた。前回行ったときはま
だ笹鳴きだった。
すっかり春めいて鳥たちも北帰行の衝動が起きそうな秋ヶ瀬だった。
くちばしがきれいなムクドリ アオジは水浴び
モンシロチョウ
キジ、ツグミ、ホオジロ、シメ、アオジ、
ピクニックの森/子供の森
3月19日(火)晴れ
柳の芽吹きがはっきりと青々しくなった。ヒメオドリコソウがあちこ
ちで咲き出した。春めいてきた。雨もそこそこ降ったので池は水がた
まってきた。沢山ではないがそれなりになった。カルガモが2羽池の上
を泳いでいた。久しぶりだ。
暖かい日だったのでピクニックの森は鳥があちこちで鳴いていた。特に
ホオジロは良く見られた。グランドにはヒヨドリ、ツグミに混じって
タヒバリも見ることができた。
オナガも出てきた。最近はご無沙汰だったので久しぶりだった。ノー
ブルな姿は美しくドキッとする。
子供の森は鳥が少なめ。ウグイスの初鳴きを聞きたかったのだがたっ
た一箇所で笹鳴きが聞かれただけだった。秋ヶ瀬全体にウグイスが少
ない。キクイタダキは見られず。レンジャクも見られず。今年は全国
的にレンジャクが少ないのかもしれない。
ヒメオドリコソウの中にいたムクドリ 頻繁に出てきたホオジロ
ノーブルな姿に一目ぼれのオナガ
カルガモ、タヒバリ、ツグミ、ホオジロ、シメ、アオジ、オナガ
ピクニックの森/子供の森
3月6日(水)曇り
朝方は雨が降っていたようだった。その続きのような今にも降り出し
そうな空だったが、かろうじて降るのを免れた。昨日まで雨が続いた
ので池の中に水が少したまっていた。これから雨模様の日が続くよう
なので是非たっぷりと降って欲しいものだ。
どんよりとした天気の為か鳥はあまり活発に動いていなかった。今日
はウグイスの囀りを聞きたいと思っていたのだが、笹鳴きすら聞け
なかった。とても残念だった。シメがとにかく沢山いた。一箇所に
数十羽集まっているところもあった。ホオジロの鳴き声が何箇所かで
聞かれた。やっと見つけたのは見上げる高い木のてっぺんだった。
下から見上げる格好で何とか写真が撮れた。モズも高いところにい
たので一枚。
今年はレンジャクが来ていない。毎回確認しているのだが、ヤドリ
ギの周辺は静かなものだ。今頃から飛来した年もあるので次に期待。
木のてっぺんにいたホオジロとモズ
藪の中で見つけたジョウビタキ雌 と アオジ
アオサギ、ツグミ、ジョウビタキ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
2月27日(水)曇り
どんよりした曇り空。特に寒くも無く、風も無い。昨年の秋から雨が
極端に少なく公園は渇水状態。ほとんどの池が水が無いか危機的状況。
旧釣堀の池など水源がつながっていたと思っていた池まで乾いていた。
カモやサギなどはまったくいない。カワセミも餌が採れないのでいな
くなった。
今日は特に鳥の気配が少なかった。実際に鳥の数も少なめだったが
バードウオッチャーは結構目に付いた。いつもなら閑散としている
ピクニックの森でもあちこちで見かけた。
グランドのツグミとムクドリは数が多かった。シメもかなり見られた。
カワラヒワもいた。アオジは水が少ない為かいつもの場所と違うとこ
ろで見られた。ヒクイナのいるところには人が集まっていた。ジョウ
ビタキも見られた。上空ではトビが見られた。
グランドのシメとツグミ やっと見つけたコゲラ
真っ黒なハシブトガラス
トビ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
2月21日(木)晴れ
風が強い日だった。木々が風でゴーゴーとなっていた。陽射しは暖か
いのだが風で寒さを感じる陽気だ。上空を飛ぶ鳥は望みが薄い日。
なぜかムクドリの群れが目に付いた。最近とんと目にしなかったムク
ドリだが今日はいっぱい見られた。久しぶりに日本固有種のセグロセ
キレイも見られた。
全体に鳥は少なめだったが、久しぶりにトラツグミが見られた。周り
には誰もいなかったので、一人で観察できた。
トラツグミ君とセグロセキレイ
アオサギ、トラツグミ、ツグミ、シメ、カシラダカ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
2月12日(火)晴れ
ここ数日雪が降ったりして寒い日が続く。少しばかりの降水があった
が、池の水は相変わらず危機的な状況だ。そんな中、カワセミがダイ
ビングを繰り返していた。ピクニックの森のバーベキュー広場の脇の
池だ。1時間近くダイビングを繰り返していた。餌の魚を採ったのは
数が少なく、木の枝のようなものをくわえていることが多かった。
駐車場の裏では相変わらずヒクイナを探している人が何人もいた。
子供の森ではキクイタダキに人が集まっていた。今日は1羽しかいな
いということだった。バーダーの数は10人以上。
何度もダイビングしていたカワセミ君
アオジとスズメ
カワセミ、ツグミ、シロハラ、キクイタダキ、ホオジロ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
1月30日(水)晴れ
風も無く、それほど冷たくなく晴れの絶好のBW日和。池は凍ってい
て水鳥はほとんど見られない。アオサギが木に止まっていただけ。
子供の森ではグランドにイカルチドリが一羽いた。近くにツグミがい
たので大きさの比較がしやすかった。キクイタダキは相変わらずの人
気で10人以上の人が姿を追っかけていた。このほかクロジやアカハラ
もいたということだった。
ピクニックの森では水路のあるところでヒクイナが越冬しているとの
ことだった。クイナも一緒だということだった。私は何かが動いてい
るのは確認したが、それがヒクイナだとは確認までいたらなかった。
そのほかシロハラやホオジロ、カラ類やウグイス、シメ、カワラヒワ
などそれなりに楽しめた。
話によると三つ池にイカルがいるとのことだった。
ツグミも数がずいぶん増えた。その分鳥が全体に増えたという実感が
した。
今時珍しいイカルチドリ 増えてきたツグミとシロハラ
カワラヒワの群れ 特に珍しくないハクセキレイ
イカルチドリ、ツグミ、シロハラ、タヒバリ、キクイタダキ、ホオジロ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
1月20日(日)晴れ
風も少なく良い天気に恵まれた秋ヶ瀬公園ピクニックの森探鳥会。
今年は鳥が少ないので、20種も見られればいいと覚悟していた。しか
し、出足から鳥が出てくる。BW開始20分くらいでシメ、ツグミ、シ
ジュウカラ、アオジ、カシラダカ、セグロセキレイ。なんとカワセミ
まで出てきた。全員でカワセミをじっくりと観察。トラツグミが出て
きたとかアカゲラが鳴いていたとか普段とは違った状態。終わってみ
れば25種をこえていた。BW終了時点では24種ということだったが、
つけ忘れもあり、27〜30種も出てきたことになる。無事鳥合せを終え
て、案内役の秋ヶ瀬野鳥クラブとしては本当にほっとした。
このまま鳥が増えてくれると最高なのだが。
みんなに見られているカワセミ 熱心にカワセミを見る一行
雌のジョウビタキ 鉄塔の上のノスリ
トビ、ノスリ、セグロセキレイ、ジョウビタキ、ツグミ、シロハラ、シメ、アオジ
ピクニックの森
1月13日(日)晴れ
今日やっとツグミに出会えた。知る限り最遅記録だろう。2羽別々の
場所で観察。どちらも木の上に止まっただけだから定着するかどうか
は疑問。シメは地上に降り始めたのでこのまま越冬するだろうと思わ
れる。
池の水はどんどん減っていっている。昨晩も降雪があるかもしれない
との予報であったが、雨が肌をぬらすにもいたらない程度。何の足し
にもならない。
そんな中、ハシビロガモが一羽泳いでいた。
子供の森ではキクイタダキ目当てのバーダーが目立ったが、今シーズ
ン初めて観察できた。3羽くらいはいるようだ。
干上がった中池 一羽だけいたハシビロガモ
飛来の遅いツグミ来た やっと見られたキクイタダキ
ハシビロガモ、キセキレイ、キクイタダキ、ツグミ、シロハラ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
1月6日(日)晴れ
あけましておめでとうございます。遅ればせながらご挨拶申し上げま
す。元旦の早朝にピ森を一回りしただけで、まったく鳥が見られなか
ったので単なる散歩となったので今日が初鳥見。比較的暖かい日だっ
たので池には氷が張っていなかった。しかし雨が少ないので池の水が
どんどん減っている。
年始休暇の最後の日で日曜日ということで鳥見の人が比較的多かった。
その多くはキクイタダキ目当てのようだ。子供の森のあちこちで塊に
なって探していた。さっきまでいたのだがといういつもの言葉があち
こちで聞かれた。中にはキクイタダキの鳴き声をレコーダーから流し
ている輩もいて賑やか。困ったものなのだが。
ピクニックの森ではキセキレイが愛嬌を振りまいていた。カラ類の混
群はよく見られたが他の鳥は少なめ。ツグミはまったく見られなかっ
た。シロハラはそれなりに入った。シメは沢山見られた。トラツグミ
もいたとのこと。桜草公園ではアリスイが見られるということだった。
沢山いるシメ 愛嬌のあるキセキレイ
モズも元気 池は干からびつつある
キセキレイ、シロハラ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
2018年
12月29日 晴れ
今年もすっかり押し迫った。寒さも本格的で、冷たい。風が無いので
鳥の声が良く聞こえた。池の水はすっかり凍ってしまった。今年初め
てか。おかげで水鳥やカワセミは姿が見えない。
ピクニックの森では氷の上はキセキレイと、アオサギだけ。シメは多
い。アオジ、カシラダカもいた。ホオジロも見つけた。
子供の森ではやっとルリビタキに会えた。若雄だった。遊歩道の上と
その脇の小枝に止まってしばらく愛嬌を振りまいていた。シロハラも
群れが入ったようで、あちこちで声が聞こえた。来たばかりというの
にどんどんちかずいて来る人懐こい個体がいた。
今年の鳥見は今日で打ち止め。来年はどんな年になるのやら。せめて
鳥がたくさん来て欲しいと願う。
皆様良いお年をお迎えください。
久しぶりのホオジロ やっと会えたルリビタキ若雄
賑やかなメジロ 人懐こいシロハラ
キセキレイ、シロハラ、ルリビタキ、ホオジロ、シメ、アオジ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
12月21日 晴れ
晴天、真っ白な富士山が綺麗に見えていた。空気は冷たいが風も無く
絶好のBW日和だった。先日の雨がまったく足りないようで池のいく
つかは風前の灯だった。
ピクニックの森ではシメがたくさん見られた。カシラダカも飛び回っ
ていた。アオジは定位置についたような感じだった。ウグイスも多く
なった。ルリビタキ雌がいたとか。池の中ではカルガモ、マガモ、ハ
シビロガモ(一羽)、アオサギ、キセキレイが見られた。ツグミが一
羽もいない。
子供の森はルリビタキとキクイタダキが話題だった。朝方はハイタカ
も見られたといってた。
お腹の黄色が鮮やか、アオジ たくさんいたシメ
今シーズン初めてのキセキレイ
ハシビロガモ、マガモ、キセキレイ、シメ、アオジ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
12月14日 晴れ
晴れ上がってよい天気、しかし風が強く木々が音をたてていた。冷た
い日だ。池では水が減ってきてもうほとんど無いところもある。鳥は
少なめ。
風が強いのにもかかわらずトビとノスリが飛んでいた。ピクニックの
森のバーベキュー場ではシメが多数見られた。まだ木の上のほうだけ
で落ち着きがない。アオジ、ジョウビタキもいた。
子供の森では本当に鳥が少なかった。キクイタダキがいるようで時折
見られるとのことだった。
頭の赤い毛が綺麗 忙しげなメジロ
ノスリ、トビ、マガモ、ジョウビタキ、シメ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
12月5日 曇り時々にわか雨
朝からどんよりとした雲の多い日。時々にわか雨がぱらぱらと降る。
風も吹いていて時々ザーッと木々を揺らし、そのつど枯葉が舞い落ち
る。木々は赤から黄色に変わり、遊歩道は落ち葉でいっぱい。歩いて
いて気持ちが良い。昼頃からは晴れ間が出るとの予報だったが少し遅
れているようだった。
なかなか鳥に出会えない日で、カラ類の混群は一回だけ。シジュウカ
ラも2回観察できただけだった。シメはかなり増えてきた。アオジもぼ
ちぼち。わたしは観察できなかったが、ルリビタキ雌雄、キクイタダ
キも来ているようだ。ルリビタキをじっくりと待っているバーダーが
5〜6人いた。帰り際にシロハラが一羽木に止まっていた。
池にはアオサギとマガモとカルガモがいた。昨日はキンクロハジロも
いたとのこと。アオサギは小魚を捕らえていた。この夏はほとんどの
池が干上がったので小魚はいなくなったのではないかと思ったが池に
よってはかろうじて残っていたようだ。
一羽だけシロハラ 小魚を捕らえたアオサギ
アオサギ、マガモ、シロハラ、シメ、ルリビタキ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
11月23日 晴れ
晴れ渡って気持ちの良い日だった。朝方は穏やかだったが、徐々に風
が出てきた。木々はどんどん色づいてきたがまだそれほど綺麗ではな
い。枯葉が風でどんどん落ちてくる。遊歩道は落ち葉で敷き詰められ
た。
11月に入り飛来した冬鳥たち、アオジやシメの数が減っていた。さら
に南へ渡ったようだ。ジョウビタキ雌1、タヒバリ群れ、ツグミ1、ハ
クセキレイ群れといったところ。
今年は夏暑くて池が干上がったこともありカワセミが寄りつかなかっ
たが、今日久しぶりに観察できた。しばらく見ていたが餌となる小魚
を捕った様子は無かった。
久しぶりのカワセミ 雌のジョウビタキ
ツグミ、タヒバリ、カワセミ、タヒバリ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
11月9日 雨
朝から雨だった。午前中は鳥見をあきらめて、午後からとした。しか
しポツリポツリと降る雨はやまず。久しぶりの雨の中の鳥見となった。
いつもは元気なモズやカラ類も控えめ。ヒヨドリだけが賑やかで元気。
シメの群れが高い木の上のほうを飛び回っていた。20羽以上いた。ま
とめて入ってきたのだ。グランドの上ではツグミが1羽水浴びをしてい
いた。周りにはタヒバリが群れていた。ハクセキレイも5,6羽見られ
た。そのうちに野球のネットの上に上がってポーズをとってくれた。
タヒバリ、ツグミは今シーズン初認となる。池の中はカルガモだ
け。
田んぼの近くで見たハシボソガラスは外見は普通だったが、羽根の
内側が透けているように白く見えた。写真は取れなかったが印象的な
個体だった。
ハクセキレイと今シーズン初認のツグミ 同じく初認のタヒバリ
ツグミ、タヒバリ、アオジ、シメ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
11月4日 曇り
昨日は晴れの特異日とかで快晴。今日は曇り。森は少しづつ色づいて
きて秋の気配がしていた。日曜日に来たので人が多くなかなか鳥に出
会えない。
秋ヶ瀬野鳥クラブの写真展がプラザウエストで開催中、そのためか森
の中で会員によく出会う日だ。
ピクニックの森ではアオジの声がしていた。それなりの数がいるよう
だった。カラ類の混群が賑やか。モズもあちこちでギーギーと鳴いて
いた。
子供の森ではクロジが出てきた。数羽いるようだった。ウグイスはか
なりの数が戻ってきているようでそこらじゅうで笹鳴きが聞こえた。
ガビチョウも鳴いていた。
これからどんどん冬鳥が入ってくるけれども12月まではどんどん出て
行く季節。その時その時の出会いが大切だ。
今年初のシメ アオジも来た
カラ類の混群
チョウゲンボウ、アオジ、クロジ、シメ、シジュウカラ、エナガ
ピクニックの森/子供の森
10月19日 晴れ時々曇り
雨ばかり降ってなかなかBWに来るタイミングが合わなかったが、今日
は曇り気味だが晴れ間も多く、良い日和。公園には幾分秋らしい色が
が見えてきた。セイタカアワダチソウやススキも見られた。
ピクニックの森の中ではヒヨドリとモズの鳴き声が良く響いていた。
カラ類の混群も賑やかだ。その混群の中でムシクイを見つけた。種類
は不明。トケン類やキビタキもいたとのことだった。
子供の森ではキビタキの雄がいた。ぶらぶら歩いているとカケスが3羽
くらいギャーギャーと騒いでいた。チラッと姿を見た。トケンも一羽
出てきた。若鳥のようだったが種類は分からなかった。空にはトビや
ノスリが輪を描いていた。さわやかな秋の日だった。
キビタキ雄 チラッと見えたカケス
カワラヒワが飛んだ
キビタキ、ムシクイsp、トケンsp、シジュウカラ、エナガ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月3日 曇り時々晴れ
近年ではたいへん大型の台風24号が関東を直撃していった。雨は多量
で池は一杯になった。一部遊歩道も冠水した。風がものすごく強くて
木がたくさん倒れていた。柳の木の被害が大きく感じた。
鳥は少なめでカラ類の混群と帰ってきたヒヨドリとカラスが主体。チ
ョウチョも増えてきた。今日はツマグロヒョウモンが綺麗に見られた。
カラ類の混群狙いで渡り鳥を探したが見つからず。教えてもらってや
っとエゾビタキが見られた。キビタキ雌もいるとか。そんな話題で盛
り上がっていたところ一人の女性バーダーがサンコウチョウ見ました
かと聞いてきた。綺麗に撮った写真も見せてもらった。何羽もいたの
だがとのこと。慌てふためいて探したけれども見つからず。残念。
風で折れた柳 綺麗なツマグロヒョウモン
お気に入りのポジションで
キビタキ、サンコウチョウ、シジュウカラ、エナガ、エゾビタキ
ピクニックの森/子供の森
9月20日 曇り時々小雨
雨模様の日が続くが、池の水はそれほど増えない。多いときの1割強
程度。少ない池は1割をはるかに下回る。今日明日明後日にかけて雨
が降るとのこと。たくさん水がたまってほしい。
お彼岸になるとヒガンバナが咲く。今、秋ヶ瀬はヒガンバナが満開。
あちこちで赤い花が見られる。夏が暑くても涼しくてもこの季節に花
が咲くのは不思議だ。
森の中では虫の声が聞こえ、あれほど賑やかだったセミの声はほとん
ど聴かれなかった。ヒヨドリはまだほとんど不在で、声も無い。そろ
そろ飛来する時期だが。カラ類の小さな声まで聞こえるようになった。
比較的大きなカラ類の混群を見つけて観察した。若いシジュウカラが
たくさん混じっていた、若いコゲラもいた。。その群れの中にムシク
イらしいのと、エゾビタキ(多分、写真参照)を見つけた。ムシクイの
ほうは写真が取れなくて未確認となった。
キビタキがいたという情報があったが、今日は見られなかった。もう
来ていてもおかしくは無い。現在秋の渡り鳥は少な目というところか。
前々回に雷が落ちた木の写真を載せたが、今日言ってみたら根元から
伐採されていた。あれだけ皮がはがれると枯れてしまうのだろうか。
少し寂しかった。
エゾビタキと思われる鳥 ヒガンバナ
根元から切られた雷が落ちた木
トビ、シジュウカラ、エナガ、エゾビタキ
ピクニックの森/子供の森/三ツ池
9月9日 晴れ
かなり雨も降ったので多少は池の水も潤ったかと思ったがまだまだ足り
ない。大池は雑草が繁茂して水は手前だけ。どの池もカワセミを呼んで
くるには水不足だ。暑さは一時期ほどではなくなったが、今日は蒸し暑
かった。汗びっしょりになってしまった。
セミの鳴き声がかなり小さくなり、虫の音が主流となってきた。鳥の声
も聞こえるようになった。おかげでシジュウカラ、エナガを見つけた。
運よくその中にムシクイが混じっていた。種別までは確認できなかった。
イトトンボらしいのを見つけた。図鑑を見たが、正確な名称はよく分か
らなかった。
シジュウカラと一緒にいたエナガ ムシクイsp
イトトンボらしいトンボ
シジュウカラ、エナガ、ムシクイsp
ピクニックの森/子供の森/三ツ池
8月28日 曇り
台風が通過したりして時折大雨になり、昨日も豪雨にみまわれたが池の
水は相変わらず少ない。大池は水溜り程度しか水がない。トンボが飛ん
でいるがカワセミは餌を採る場所がない。
セミの声も変化が出てきたツクツクホウシが多くなった。ところによっ
てはアブラゼミが群れでかたまって大合唱をしていて、中にミンミンゼ
ミが混じっていた。子供の森のフクロウの巣箱にスズメバチが巣を作っ
たようだ。しきりに蜂が出入りしていた。場所的には人が直接襲われる
ことはない場所だろう。
鳥の声はあまり聞こえなかったが、カラスとヒヨドリ、ガビチョウの声
はしていた。グランドにはハクセキレイの親子が5〜10羽くらい見ら
れた。珍しかった。
ピクニックの森のバーベキュー場の1本の木の皮が大量にはがされてい
るのが見つかった。いたずらだろうか、自然災害とは思えない。この木
が枯れないと良いのだが、心配。(後日確認したところ、落雷だったそ
うだ。以前にも同じ木に落ちたらしく跡が残っていたとのこと。この木
は雷が落ちやすい木のようだ。雨宿りのときは気をつけよう。)
グランドにいたハクセキレイ 何かに捕食されたらしいタマムシ
皮がはがされて無残な姿の木
ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツバメ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
8月16日 晴れ
台風が2回接近して雨が降ったのだが、足りない。いくつかの池は水が
なくなっていた。ピクニックの森の遊歩道にある中池は枯渇寸前。羽根
倉橋寄りの駐車場に近い大池は完全に千上がっていた。黒池も干上がっ
ている。奥池、上池も風前の灯だ。自前でまだ水源を持っている蓮のあ
る堤池と炊飯場脇の南池はかろうじて水が残っている。早く次の雨がほ
しいものだ。
ツミの3番目の子が巣立っていた。1,2番目は8月はじめに巣立って
いるのでずいぶん遅れた巣立ちだった。少しのんびりしているように見
え、今日もお気に入りの枝にずっと止まりっぱなしだった。
キツネノカミソリがきれいな花を咲かせていた。今年はあまり出来がよ
くないのか群生している場所でもぱらぱらといった感じだった。
風が強くゴーゴーと音を立てて木を揺らし、セミは今を盛りに鳴く状況
ではシジュウカラの声もガビチョウの声も聞けなかった。
3番目に巣立った若鳥 カラスは暑さで口を開けていた
今年も咲いた可憐なキツネノカミソリ
水が危機的状況の中池
カワウ、ツミ、ダイサギ、ツバメ、スズメ
ピクニックの森/子供の森
8月1日 晴れ
一時期涼しくなったが、今日はまた暑さのぶり返し。36度以上の暑
さ。先日台風が来て雨が降ったが焼け石に水といったところ。いくつ
かの池は干上がっていた。池の中にはアオサギの若い個体がいただけ。
あまりの暑さに蚊も少なめ。
今年はツミが営巣したが、2羽が巣立ったとのこと。まだ1羽雛が巣
の中にいるようでオスが給餌をしているようだ。巣の近くでは雌がじ
っと見張っていて人が近づこうがまったく動じる気配はない。同じ場
所にじっと止まっていた。
シジュウカラは見つけたがそのほかにはホオジロとカラス、ガビチョ
ウくらいだった。
歩いていて気がついたが、オハグロトンボがあちこちで見られた。ニ
イニイゼミが主体だがアブラゼミが増えてきた。ミンミンゼミ、ツク
ツクホウシも数頭いたようだ。
雛を見張ってじっとしていたツミの雌 ホオジロもいた。
ぽつぽつ見られたハグロトンボ
ツミ、アオサギ、シジュウカラ、コゲラ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
7月17日 晴れ
猛暑が続く。とにかく暑い。池の水もあとわずか。黒池は干上がった。
今年初めてニイニイゼミの鳴き声を聴いた。初めて抜け殻の写真も撮
った。私の大好きな鳴き声でアブラゼミとは違った品のよい声だ。
この声を聴くと芭蕉の句はニイニイゼミの声だろうと毎年思う。
アカボシゴマダラがずいぶん飛んでいたがゴマダラチョウと思しき蝶
もいくつか見られた。今年はゴマダラチョウも多いのかもしれない。
かなりのサプライズで盛り上がった子供の森のフクロウの雛はもう大
きくなったのか巣箱の近くでは見られなかった。広い森のどこかにい
るのだろうが、まったく分からなかった。3羽巣立ったようだが元気
だろうか。それにしてもピクニックの森、子供の森の両方の巣箱で雛
が孵ったことは驚きだった。
ツミもうまくカラスから逃れて雛を孵したようだ。2羽いるとのこと。
今日は雄が餌を持って近くの木に止まっていた。あまり長くとまって
いて持っている餌が悪くなるのではないかと気になった。
餌を持ったままじっとしていたツミの雄 今年初めてニイニイゼミの抜け殻
久しぶりのゴマダラチョウ たくさん飛んでいたアカボシゴマダラ
ツミ、アオサギ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
7月3日 晴れ
昨日驚きの連絡を受けた。なんと今頃フクロウの雛が巣箱から顔を出し
たというのだ。先月巣立ったばかりだったのに、別の巣箱から雛が
出てきたというのだ。早速行ってみたら雛が手前の枝に止まっていた。
巣箱からは別の雛が顔を出している。ずっと観察していた人はもう
一羽小さな雛がいるという。びっくりした。
今日は午後からのBWだった為か鳥が少ない。わずかに9種。蒸し暑
いなかの鳥見だった。うるさいほど発生したマイマイガは昼につき
ほとんどいなかった。朝、夕に飛ぶのだそうだ。
明日からは台風の影響で天気が崩れるのだとのこと。戻り梅雨みた
いになるらしい。
口を開けて暑さに耐えていたハシボソガラスの若鳥 1本の木に群れていたムクドリ
フクロウ、シジュウカラ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
6月28日 曇り/雨
公園に着いたときは雨になった。不安定な天気だった。その後は蒸
し暑い曇り空。
ピクニックの森はムクドリの群れは目立ったが、そのほかの鳥の声
はあまり聞こえなかった。時折シジュウカラ、エナガの小さな声、
ツミの声。ツミは営巣しているのだろう。雄雌が時折姿を見せた。
定年になった昨年から鳥の写真を始めたという上尾から来られてい
る方とお会いした。カメラでツミを一生懸命狙っていた。しばらく
話した。
森の中は茶色のマイマイガ(細かな名前は不明)が大量発生してい
る。ドクガの分類だが毒はないとのこと。普通のチョウと違って体
のすぐ近くまで寄ってくるのでただ次々とよけるのがうっとうしい。
何年ぶりかの大量発生だ。ずっと飛び続けてたまに止まるときは藪
や草むらの中なのでその姿がはっきりしない。飛んでいる姿を数枚
写真に撮った。
ミドリシジミは姿が見えなかった。
ハンゲショウがきれいに咲いていた。群生しているところもあった。
子供の森ではウグイスがあちこちで鳴いていた。マイマイガがはほ
とんど見られない。ホオジロが大きな声でさえずっていた。まだセ
ミは鳴いていない。
ツミ雄が見られた きれいに咲いたハンゲショウ
飛んでいるマイマイガ
ツミ、シジュウカラ、ウグイス、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
6月22日 晴れ
梅雨の間の晴れ間となった。気温は上がったが比較的さわやか。
シジュウカラとガビチョウの鳴き声が賑やか。ピクニックの森では
ホトトギスがよく鳴いていたとのこと。ツミが営巣を始めたが姿は
なかなか見られない。
巣立ったばかりの若鳥が目立つ。シジュウカラ、ヒヨドリ、カラス
など。特にカラスの雛はあちこちで見られた。
ミドリシジミは見られなかった。そろそろ終わるのだろうか。17日
の日曜日は親子でミドリシジミを採集する人が数十名繰り込んでき
たとのこと。立ち入り禁止区域にも入り込んだとかでひんしゅくを
買ったとのことだった。
フクロウの雛を先週見た人の話ではまだ真っ白でよく飛べない状態
で比較的低いところにいたということだった。写真も見せてもらっ
た。まだしばらくは森の中にいそうだ。
まだいたヒヨドリ 静かにとまっていたホオジロ
ツバメシジミ ひっそりと睡蓮の花
ツミ、シジュウカラ、ウグイス、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
6月5日 晴れ
すっかりフクロウの姿は消えたようだ。話によれば、今年は3羽が
巣立ったとのことだった。まだ森のどこかにいるだろうけれど、人
も近寄れず静かなときを過ごしているのだろう。フクロウの成長に
はよい場所のようだ。
森の中はシジュウカラ、コゲラとガビチョウの鳴き声で満ちていた。
子供の森では時折ウグイスの声もした。種類はとても少なかった。
唯一盛り上がったのは、ツミの雌雄を見られたことだった。オスも
雌も特徴をよく備えた図鑑の中の鳥のように見えた。
ミドリシジミは少なめで、遠めで数頭観察できただけ。キタテハが
きれいな羽根を見せていた。今年は大好きなミズイロオナガシジミ
をまだ見ていない。ナナフシモドキがあちこちに出没。
ツミの雌 たくさんいたナナフシモドキ
きれいなキタテハ
ツミ、ウグイス、など
ピクニックの森/子供の森
5月30日 曇り/雨
ピクニックの森ではフクロウは巣立って行ったようだ。もう巣箱の
前にウオッチャーは一人もいなかった。森の中は比較的閑散として
いた。カラ類はとても元気。シジュウカラは巣立ったばかりの雛が
見られた。メジロは一生懸命巣作りをしていた。
子供の森ではキビタキがしきりにさえずっていた。近くにいるよう
だったが姿は見られなかった。ホオジロが木の上で囀らずじっとし
ていた。
ミドリシジミがボツボツと見られるようになった。今日は6,7頭見
られた。しかし一頭も羽根を開いている個体はいなかった。飛んで
いるときに雄であることは分かったが雌は分からない。ドクダミが
いっせいに花を咲かせていた。薄暗いところで白い花は目立った。
巣材を集めていたメジロ 囀らなかったホオジロ
今年最初のミドリシジミ
キビタキ、ホオジロ、ウグイス、など
ピクニックの森/子供の森
5月18日 晴れ
ここ数日は25度を超える暑い日が続く。鳥見も汗をかきながらだ。
渡り鳥はほとんど北へ旅立ったようで見られなかった。サンコウチ
ョウは一昨日まで見られたというが。
三ツ池と子供の森ではホトトギスが出ていた。めったに啼かないの
で探すのは一苦労しそうだ。ピクニックの森ではオオタカが雄雌で
大きな声で鳴いたり飛び回ったりしていた。ミゾゴイもいたとのこ
とだが見つからなかった。また、フクロウの雛が巣箱から顔を出してい
た。とても可愛い、2羽はいるとのこと。一度、雛たちはカラスに襲
われかけたとのこと。親鳥が来て何とかなったということだった。
この雛の姿を見ようと平日にもかかわらず約70名の人が押し寄せた。
明日からの休日には何人になるのやら。明日は雨模様とのこと。
なにかとちょっと心配。
池にいたカルガモ1羽 暑さに口を開けていたハシボソガラス
フクロウの雛を見るために集まったバーダー達
オオタカ、ホトトギス、フクロウ、ウグイス、など
ピクニックの森/子供の森
5月11日 晴れ
昨日までの寒さは朝のうちまで。昼近くなると気温もどんどん上が
ってきた。富士山はきれいに見えた。
ゴールデンウイークを離れ小島で缶詰になったおかげで2週間ぶり
の秋ヶ瀬となった。夏の渡り鳥のピークはゴールデンウイークにあ
っという間に終わったとの話を聞いた。
今日はキビタキとメボソムシクイの鳴き声だけが目立った。サンコ
ウチョウも雄雌で見られたとのことだった。
少し遅くなったと思ったがギンランを探しに行った。でももう見つ
からなかった。その付近の写真を撮ってみた。
すっかり初夏モードに突入した。今日も小さなナナフシが手にくっ
ついていた。そろそろやぶ蚊が出てくる。虫除けは準備したほうが
よいようだ。
ギンランもう見つからない
キビタキ、メボソムシクイ、サンコウチョウ、ウグイス、シジュウカラなど
ピクニックの森/子供の森
4月27日 曇り
陽射しはないが汗ばむ陽気となった。夏鳥の数は思ったより少ない。
ピクニックの森ではツグミやアカハラが見られたがそれ以外は少な
い。子供の森でコムクドリとビンズイを見た。キビタキ、クロジもい
たとのこと。
歩いているうちに担いでいるカメラにほんの5センチほどのナナフシが
くっついていた。どこで付いたのやら。
色とりどりの植物が見られるようになって来た。チョウジソウは今盛
りとなった。少し早いかと思ったがギンランが毎年咲く場所に行って
みたら一株だけだったが咲いているのが見られた。ラッキー。
いよいよゴールデンウイークとなる。どんな鳥が見られるのか楽しみ
だ。
盛りとなったチョウジソウ 一株だけだがギンラン
一羽だけアカハラ 雌雄でみられたコムクドリ
一羽だけビンズイ いつの間にやらナナフシの赤ちゃんが
コムクドリ、ビンズイ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、エナガ、など
ピクニックの森/子供の森
4月20日 晴れ
暖かい日となった。長袖が暑い。鳥達も元気に飛び回っているよう
だ。藤の花も咲き始めた。
車を駐車場に止めて驚いたのは車の数がとても多いことだった。
平日にもかかわらずだ。どうやらコマドリが見られるという話が流
れているらしく、もう4日目とのこと。ぶらぶら歩いていると人
が固まっているところを発見。狭い森の中の小道に数十人がカメ
ラを構えていた。餌付けをしているとの噂もあった。ちょっと困
った現象だ。カメラマンの写真を撮って早々に退散した。
今日は夏鳥がいろいろ見られると思ってきたのだが、コマドリは
パスしたので見られず、センダイムシクイの鳴き声くらいだった。
なんと、ツグミ、アオジ、アトリという冬の常連が良く見られた。
ツグミはグランドに数十羽、アオジは湿地で水浴び、アトリは夏鳥
のように明るい木々の間を飛び回っていた。写真を撮ったが、まる
で冬のウオッチング状態だった。
咲き始めた藤の花 群れで飛来したツグミ
またまたアトリ 水浴び中のアオジ
コマドリ目当てのバーダー達
センダイムシクイ、ウグイス、シジュウカラ、エナガ、アトリ、アオジなど
ピクニックの森/子供の森
4月13日 晴れ
冬鳥が減り始め、夏の渡り鳥が増えてきた。
今日は風が強く遠くの鳥の鳴き声は聞きにくい。飛んでいる鳥の数
も少ないように感じる。昨日はオオルリの雄がいたとのことだった
が、今日は不在。その代わりサンショウクイが群れで入ったようだ。
あちこちでバーダーが探していた。かなりの数がいたようだが、私は
1羽だけ確認できた。相変わらずスマートできれいな鳥だ。その脇に
アトリもシメも出てきた。もういなくなったと思ったのだが、新た
に南から北へ帰るためにきた冬鳥たちではないかと思う。マヒワも
いたとのこと。これらの鳥は3月中旬から一時的に見られなくなって
いたので、新たに渡ってきたのではないかと勝手に推測している。
夏鳥としてはセンダイムシクイもいたとの情報もあった。
明日からは天気が崩れるとのことだが、来週は夏の渡り鳥で満ちる
のではないかと期待している。
スマートなサンショウクイ
冬鳥のアトリ 何羽も見かけたシメ
サンショウクイ、シジュウカラ、エナガ、ウグイス、アトリ、シメなど
ピクニックの森/子供の森
4月5日 晴れ
昨日は25度の真夏日、今日は13度の平年並み。とても寒く感じ
る。昨日まで続いた暖かさで冬鳥もどんどん姿を消したようだ。ア
トリが少し残っている、シロハラもいたとか。ツグミはまだたくさ
ん見られた。アオジもカシラダカもマヒワも姿を消した。
夏の渡り鳥はまだ見られなかった。明日は暖かさが戻るとのこと、
飛来が期待できるかもしれない。
森の中は桜が終わりお花見の人もいなくなったが春一杯。木々の若
芽はむせるよう。ノウルシ、シャガ、ヒメオドリコソウ、オオイヌ
ノフグリ、タンポポなどの花が咲き始めている。
シジュウカラの声は森一杯に響いている。時折ウグイスも啼くがま
っだへたくそ。時折ガビチョウやキジ、コジュケイの声も聞こえる。
これからが渡り鳥の本番。楽しみは次回訪問から。
今シーズン初のツバメ まだいるツグミ
ツバメ、ツグミ、シジュウカラ、エナガ、ウグイス
ピクニックの森/子供の森
3月29日 晴れ
今日は真夏日の25度を記録した。かなり薄手のつもりで出てきた
が汗が流れてとまらない。桜も満開、桜もきっとびっくりしている。
平日にもかかわらずピクニックの森はバーダーでいっぱい。みんな
コイカルとヒレンジャク目当て。そのわりに鳥が出てこないとのこ
と。朝のうちは近くに出ていたらしいが、みんな前に前に出て行き、
鳥がどんどん引いていったとのこと。よくあるパターンだけれど。
おかげで遅れて現地についた私はまったく見られず。
ピクニックの森はシジュウカラの鳴き声でいっぱいだったが他の鳥
が少なかった。アオジ、カシラダカ、シメは姿が見られなかった。
上空をオオタカが飛んでいた。
子供の森はウグイスがホーホケキョと、コジュケイがチョットコイ
と鳴き始めた。全体的に鳥は少なめ。それでもつぐみはまだたくさ
んいた。
きれいな桜 コイカル、ヒレンジャク目当てのバーダー
元気なムクドリ 上空を飛んで人気のオオタカ
オオタカ、ヒレンジャク、コイカル、ベニマシコ
ピクニックの森/子供の森
3月25日 晴れ
ピクニックの森ゴミ拾いの日。40人強の人が集まった。ゴミは少
なめ、人は多目。日曜日ということと、天気が良いことと、ヒレン
ジャク、コイカル、ベニマシコが見られるということでバーダーも
多目。
ゴミを拾いながら1年ぶりの人と話をしたり、スコープを覗かせて
もらったりテングチョウを見たりと楽しいひと時となった。
ゴミ拾いに集まった善男善女 越冬したテングチョウ
5、6羽いたベニマシコ あちこちで咲き始めたアマナ
ヒレンジャク、コイカル、ベニマシコ
ピクニックの森
3月7日 晴れ
ピクニックの森の中は鳥の声が少なかった。カラ類とカラスの鳴き
声くらい。あまり静かで地震でも来るのではないかと不安になるほ
ど。7年前の3.11の前も鳥は静かだったような気がする。いつもな
ら聞かれるモズ、ヒヨドリの声も聞こえない。カモシギなどの水鳥
もまったく見られなかった。少し不安。
ピ森ではベニマシコの雌が見られた。子供の森ではバーダーがたく
さん押し寄せていた。その為か駐車場は来るまでいっぱいだった。
ヤドリギのところに50〜60名、森の中で30〜40人。どちら
もヒレンジャク。ヤドリギでは1羽。20〜30分おきに水を飲み
に来るのだとのこと。森の中は5〜6羽、地面の竜のひげの実を食
べている。明日から雨模様とのこと、バーダーも減ることだとは思
うが天気の回復する土日はどうなるのやら。
シメ 恥ずかしがり屋のベニマシコ雌
竜のひげの実を食べていたほうのヒレンジャク
ヒレンジャク、アオジ、シメ、ベニマシコ
ピクニックの森/子供の森
2月25日 晴れ
久しぶりの日曜日のBW。お天気も今日は何とか持ったようだ。
先週は雪が降ったり雨が降ったり。明日も雨とか。
ピクニックの森は鳥が少なかった。それでも森の先の広場ではトラ
ツグミが見られた。池ではカワセミとカモやサギ。雪で見晴らしの
良くなった藪の中でウグイスがよく見られた。しかし全般的に鳥は
少なかった。
子供の森ではヒレンジャクがいた。一羽はずっとヤドリギ付近。
3羽はあっちへ行ったりこっちへ来たりしていた。観客は40から
50人くらい。これから安定して見られるのではないだろうか。
人も増えそうだ。
トラツグミはピクニックの森で2羽、三ツ池で1,2羽、子供の
森で1羽とずいぶん見られる。今年は多いようだ。カケスも子供
の森で見られるようになった。シーズンはじめは5羽前後いたの
だが、年末にかけてどこかへいってしまった。やっと戻ってきた
ようだ。
カワセミ よく見えるウグイス
やっと定着しそうなヒレンジャク
アオサギ、ヒレンジャク、カワセミ、ウグイス、アオジ、シメ、カケス
ピクニックの森/子供の森
2月16日 晴れ
天気はよく、そんなに寒くなかったが鳥の数は多くなかった。池は
氷がまったくない状態でカモ達があちこちで見られた。最近トラツ
グミは三ツ池と子供の森で見られるが、ずっと見られるためか誰も
探している人がいない。ちょっとさびしい。多くの人はレンジャク
が今来るか今来るかとヤドリギの前で待っている。一昨日は3回飛
来したとのこと。
先週に引き続き今日もトビが見られた。ピーヒョロロという鳴き声
(三橋美智也の歌を思い出す!!汗)で上空を見渡すとなんと3羽
もまとまって輪を描いて飛んでいた。こんなことは珍しいことだ。
早速撮影した。そのうちにカラスが数羽飛んできて絡み始めた。
トビは早々に逃げ去った。本当にカラスはいつもお邪魔虫だ。
池のマガモ 愛嬌を振りまくシロハラ
3羽で輪を描いていたトビ
アオサギ、トビ、シロハラ、ウグイス、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
2月7日 晴れ
森の中は雪も少なくなり、遊歩道は歩きやすくなった。今日は陽射
しが強く手袋なしでも散策できた。富士山もきれいに見えた。
池では多くで氷が張っていて水鳥はほとんど見られなかった。アオ
サギが池の脇のいつもの木の上でたたずんでいた。
久しぶりにトビが飛んでいた。ここでは珍しい鳥だ。三ツ池の広場
ではトラツグミを見つけた。あまり警戒心のない個体だった。全体
的に鳥が少なめで寂しい雰囲気だった。
子供の森ではレンジャクを期待した人たちが2,30人うろうろし
ていた。聞くところによると昨日飛来し、今日も朝短い時間飛来し
ていたのだそうだ。多くの人たちは空振りのようだったが。
珍しいトビ 警戒心の薄いトラツグミ
レンジャク狙いのバーダー達
アオサギ、トビ、トラツグミ、アオジ、シメ
ピクニックの森/三ツ池/子供の森
1月30日 晴れ
先週22日の大雪と寒波で公園の雪はまだ解けていなかった。森の
中は雪で歩きにくい。鳥達も心なしか元気がないようだ。しかし藪
が雪でつぶれて見やすくなっていた。レンジャクは時々飛来すると
いうが長居はしないようだ。今日も10人くらいカメラを構えてい
たが、昼現在でまだ来ていないとのこと。
今日珍しかったのは子供の森のグランドでコチドリが3,4羽いた
ことだった。この季節、この場所でのコチドリは初めてだった。脇
にはタゲリが一羽いてみていて楽しかった。
ピクニックの森ではアカゲラやカラ類、ツグミ類、アオジ、カシラ
ダカ、シメなどは見られたが、ジョウビタキ、ウソ、ベニマシコな
どは見られなかった。
またあさってには雪の予報が出ている。しばらくは雪景色が見られ
そうだ。
子供の森のグランドにいたコチドリとタゲリ
アオサギ、コチドリ、タゲリ、アカゲラ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
1月21日 晴れ
秋ヶ瀬公園ピクニックの森探鳥会。朝から晴れ上がり陽がさしてき
た。風も少なく絶好のBW日和となった。参加者は少な目の10名。
その分しっかりとフォローができた。
期待したカワセミは何度も見られ、かなり見やすいところでじっと
していて写真にもしっかり撮られていた。ワシタカ類は見られなか
ったが、上空をユリカモメ、カワウなどが飛んだ。池ではアオサギ、
ダイサギ、コガモ、マガモ、カルガモ。カラ類のほかツグミ、シロ
ハラなどなかなか多彩だった。グランドは休日ということで野球の
人でいっぱい。鳥は隠れてしまった。
鳥合わせをしたところ29種類となった。平均以上の鳥の数に驚いた。
先に下見をしたところではグランドに越冬のムナグロも数羽いたと
いうことだったが探鳥会では見られなかった。
子供の森では時折ヒレンジャクがヤドリギに飛来しているとのこと。
まだ落ち着いていないのか、すぐに飛び去ってしまうということで
あった。
BWでの観察風景
アオサギ、ムナグロ、アカゲラ、カワセミ、ジョウビタキ、、アオジ、ウソ、シメ
ピクニックの森
1月9日 晴れ
昨夜来の雨も上がり、陽が差してくると一気に気温が上がった。4月
上旬並み、17度とか。気温が上がるにつれてとりも活発に動き始め
た。
グランドにはムナグロが3羽いた。4羽いたという人もいるので一羽
を見落としたのかもしれない。森の中では大量のカシラダカだけと
カラ類の今群だけでなくジョウビタキ、アカゲラ、カワセミと盛り
だくさん。トラツグミも出てきた。池の中はアオサギ、カルガモ、
マガモ、コガモがいた。
子供の森ではアトリの群れがいた。20羽くらいか。カワラヒワと
一緒に動いていた。話によると昨日昼近くにヒレンジャクが7羽飛来
したということだった。早速今日ヤドリギの前でカメラを構えてい
る人が何人かいた。たぶん空振りだったのではないだろうか。シロ
ハラも出てきた。
今日はなんと26種も観察できたことになった。久しぶりの大漁だっ
た。こういう日は公園を去るときに後ろ髪を引かれる思いではある
けれど、なんとなくうきうきした気分になった。
3羽いたムナグロ アカゲラは後姿
久しぶりのトラツグミ 群れで飛び回っていたアトリ
アオサギ、ムナグロ、アカゲラ、カワセミ、ジョウビタキ、トラツグミ、アトリ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
1月1日元旦 晴れ
とてもきれいなご来光だった。いつものように羽根倉橋脇から。
富士山も朝日を浴びてピンク色ですばらしい。森の中は霜が降りて
冷たかった。池は氷が張ってカワセミがうろうろ氷のないところを
探していた。早朝私を含めて3名で鳥見をした。その他に数名のウ
オッチャーがいた。
短時間の鳥見にしては多くの鳥が見られた。今年は幸先がよいようだ。
氷の割れ目を探すカワセミ 朝日を浴びたツグミ
アオサギ、カワセミ、ツグミ、アオジ、シメ
ピクニックの森
2017年
12月30日晴れ
陽射しがあり、風が少なく手袋をしなくてもよいくらいの暖かい日
だった。
グランドでツグミやタヒバリを探していると頭の形の少し違った鳥
が目についた。遠かったので近づいて確認したら、なんとムナグロ
が一羽。帰りそびれた個体のようだ。ずいぶん以前に数羽のムナグ
ロが越冬したことがあったがそれ以来だ。比較的人なれしているよ
うだった。
森の中ではカラ類の混群が賑やかで、ジョウビタキやツグミ、シロ
ハラなども見られた。シメが徐々に増えてきた感じがする。
今年最後の鳥見だったがそれなりに充実したものとなった。
帰りそびれた?ムナグロ 足元に出てきたシロハラ
最後に、たまにはヒヨドリ
ムナグロ、ツグミ、シロハラ、カシラダカ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
12月22日晴れ
晴れ日が続く。12月にはいって雨が降ったのは8日だけ。それでも
森の中はぐちゃぐちゃしているところがあるが、ほぼ歩ける状態
だった。
アオジとカシラダカとヒヨドリが多かったのは前回と同じだ。
先週からタゲリがレッヅのグランドにおりているのが人気のよう
だ。10人くらいが林の中から狙っていた。今年巣立ったと思われ
る小型でかわいいアオサギがいた。近寄っても逃げない。一所懸
命水の中で餌を探していた。小さなものをしきりに採っていた。
冬鳥の小鳥はあまり見られなくて、少しさびしいBWだった。。
人気のタゲリ かわいいアオサギ若
タゲリ、カワセミ、ツグミ、シロハラ、カシラダカ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
12月15日晴れ
今日はとても寒い日、公園ではみな「今日は寒いですねえ」と言
う言葉があいさつとなっていた。
ピクニックの森ではカラ類の混群が飛び回りヒヨドリの声も合わ
さりとても賑やか。カシラダカも大きな群れが入ったのかいっぱ
いいた。アオジの姿がかすむくらいの数だった。ジョウビタキも
いた。サッカーグランドではタゲリがいたと写真を見せてくれる
人もいた。野球グランドではツグミが空を見上げ、その近くでは
タヒバリが群れていた。池の中はコガモとカルガモが見られた。
子供の森はヒヨドリが山ほど飛来したようでうるさいくらい。
ルリビタキも時折見られた。鳥の数はピクニックの森のほうが多
いように感じた。
寒さといい、鳥の種類といい本格的な冬の始まりを感じた。
群れるタヒバリ 空を見るポーズのツグミ
大量に見られたカシラダカ 孤独なカワセミ
コガモ、カワセミ、ツグミ、カシラダカ、ジョウビタキ、ルリビタキ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
12月10日晴れ
落葉樹の葉がかなり落ちた。樹種にもよるが8割以上落ちている
ようだ。見晴らしはよくなり鳥の姿も追いやすい。足元は落ち葉
で絨毯ができたようで落ち葉踏みが楽しい。
急に冷え込んだためか日当たりの悪い池にはうっすらと氷が張っ
ていた。
ジョウビタキやルリビタキもやってきた。鳴き声だけではっきり
しないがシロハラ、アカハラも来ているようだ。雨が少ないこと
で、遊歩道は若干泥が多いところもあるがほぼ歩き回れるように
なった。
池には氷が見られた 仲のよい キジバトつがいの水浴び
ジョウビタキ 今シーズン初のルリビタキ
コガモ、アカゲラ、ジョウビタキ、ルリビタキ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
11月29日晴れ
今日はかなり暖かい日だった。19度もあったとか。コートは邪魔
なくらいだった。
まだリュウキュウサンショウクイはいたということだった。多く
のバーダーは子供の森で少し変わったムシクイを探していたが、
昨日今日と見られないとのこと。写真を見せてもらったが私には
分からなかった。
ピクニックの森ではハシビロガモ、コガモ、カルガモが池で見ら
れた。どんどんカモ類が増えてくる。上空はハイタカがよく出て
きた。地上ではアオジ、カシラダカ、木の上ではシメが数を増し
ていた。ジョウビタキを見たという人、ツグミが飛んでいたとい
う人、ウソがいたという人など、楽しみな情報がたくさん流れて
いた。
木々はますます黄色と赤に彩られてきた。
今秋初のカシラダカ 仲のよくないアオサギとダイサギ
仲のよいハシビロガモとコガモ
アオサギ、ダイサギ、ハイタカ、カワセミ、シメ、カシラダカ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
11月24日晴れ
寒くなってきた。羽根倉橋からは白い富士山がくっきりと見えた。
遊歩道の上は落ち葉でいっぱい。池にはカモたちが来た。今日は
カルガモとキンクロハジロだった。
先週見られたというリュウキュウサンショウクイはここ数日は見
られないとのこと。ただ今日の午後に再度見られたとの情報があ
った。
ピクニックの森の中ではアオジとシメが増えてきたようだ。カワ
セミもよく見られる。ウグイスも地鳴きがあちこちで聞かれるよ
うになった。グランドの上ではタヒバリが群れで見られた。これ
からは注意していればよく見られるようになるはずだ。
子供の森はバーダーは多かったが、鳥はとても少なかった。
数が増えてきたアオジ。 今シーズン初のタヒバリ。
アオサギ、キンクロハジロ、カワセミ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
11月16日晴れ
もうすっかり秋モードになった。駐車場の周りは赤や黄色の木々
で囲まれた。
今日はよいお天気なのだが北風が強くて寒い。風の音で鳥の声が
よく聞こえないくらい。モズやガビチョウ、ウグイス、カケスの
鳴き声も聞こえない。
森の中に鳥が少ない感じがした。アオジも声は少なめ。シメもま
だ本格的な渡来はしていない。ただウオッチャーがうろうろして
いるばかり。
ピクニックの森ではシメ、アオジ、アオサギ、カルガモとカラ類
が見られた。
子供の森ではアカゲラを見つけて写真を撮った。少し遠かったの
が残念だった。
サクラソウ公園ではアオバトがいたということだ。
先週はピクニックの森でリュウキュウサンショウクイが、子供の
森ではミヤマホオジロが、秋ヶ瀬田んぼではアカガシラサギが見
られたということで、大勢のバーダーが押し寄せたということだ
った。それに比べると今日は静かなもの。
カワセミが目の前を2往復した。 アカゲラは紅葉をバックにきれい。
アオサギ、アカゲラ、カワセミ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
11月2日晴れ
木々が黄色く色づいてきた。だんだん秋らしい風景に変わって
きた。もう上から下まで真黄色になった木もあった。落ち葉
も増えてきた。ただ地面は水浸し。
アオジは数が増えてきた。シメも来ているとのこと。アカゲラ
は1羽以上いる。キセキレイもいた。マヒワは子供の森に群れ
で入っている。数十羽いるようだ。ウオッチャーが7,8人写真
を撮っていた。カラ類の声も心なしか賑やかさを増している。
そんな冬鳥の中で、まだキビタキがいた。ぐぜり声が聞こえた
ので待っているとキビタキのきれいな雄が現れた。しばらく目
の前で遊んでくれた。他に人もいなかったのでのんびりと餌取
りをしていた。ラッキーだった。別の場所では雌も見られた。
まだカモ類が入ってこない。そろそろだと思う。
アオジとマヒワ
目の前でしばらく餌取りをしていたキビタキ
アオサギ、アカゲラ、モズ、キセキレイ、キビタキ、マヒワ、カケス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月26日晴れ
先週期待したとおり、冬鳥がやってきた。渡りの夏鳥もいる。
昨日までの雨のあと久しぶりの晴れ間。このあとも台風の雨が
あるという。その合間の晴れ間だった。チョウも多く見られた。
キチョウ、キタテハ、ウラギンシジミなどなど。
ピクニックの森ではムシクイの写真が撮れた。メボソかセンダ
イかは不明。ウグイスは笹鳴きをはじめた。アオジもいくつか
いた。
子供の森はキセキレイ、セグロセキレイ、ムシクイ、ジョウビ
タキ、マヒワと豪華。マヒワは20〜50羽と人によって異なるが
多いことは間違いない。今年最初のショットが撮れた。このほ
かシメもいたとか。渡り鳥としてはまだキビタキがいた。林の
中でしきりにグゼっていた。エゾビタキもいたとのこと。
今の季節は通り過ぎていく冬鳥も多いのでどれくらいが居つく
かは不明。それにしても鳥がたくさん見られるのは楽しい。
ムシクイspとキセキレイ
今シーズン初のジョウビタキとマヒワ
アオサギ、モズ、キセキレイ、キビタキ、ジョウビタキ、マヒワ、カケス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月18日晴れ
前回鳥見に来た日から雨が降り、今日だけ晴れで明日からまた当
分雨とのこと。ここ2週間でたった一日の晴れ日となる。
日差しがあるところはかなり暖かく感じた。
ピクニックの森の駐車場は車が大目。駐車場ではモズが鳴いてい
た。森の中ではカラ類があちこちで鳴いていた。その中にキビタ
キが混じっていた。しばらく待っていると写真の鳥が出てきた。
暗い中で1/2.5秒でとったので発色が少し異なるかもしれないが、
キビタキではないような気もする。別の鳥か?
子供の森ではカケスがいた。久しぶりにハクセキレイを見た。
ずいぶん遠かったので写真のピントが甘い。ご容赦。
山のほうでは雪便りも聞かれてきたので、来週くらいにはもっ
と鳥が入ってくるのではないだろうか。期待している。
キビタキではない? 久しぶりのハクセキレイ
アオサギ、モズ、キビタキ、カケス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月12日晴れ
涼しくなってきていたのに、今日は夏日。25度を超えて29度とか。
明日は15度が予想されている。狂った天気のようだ。蚊もたくさ
ん出てきそうでやぶの中へは入るのがためらわれた。
ピクニックの森では夏鳥がまったく見られない。カラ類とヒヨド
リが主体。常連がおろおろして鳥のいない原因を論じる姿が特徴
的だった。カイツブリは見られた。カワセミもいたようだ。
子供の森も夏鳥が見当たらない。キビタキもオオルリもコサメビ
タキもいない。しかしアカゲラとカケスがいた。アカゲラはあっ
という間に遠くへ行ってしまった。さっきまでいたのに間に合わ
なかったと残念がるバーダーが一人いた。カケスは4,5羽がばた
ばたと追いかけっこをしているようだった。比較的近くにいるの
だが、木の向こう側にいて、飛んだときだけ姿を見られるのだが、
とまるのは木の向こう側。まったく写真を撮ることはできなかっ
た。
写真が取れたのはモズだけ
カイツブリ、モズ、アカゲラ、カケス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月5日晴れ
今朝は冷え込んだ。前回より2枚厚着をして出かけた。寒波が近
づいているということで鳥も増えるのではと期待してきたが、
モズが増えてきたということ以外には特筆すべき鳥は見られなかっ
た。キビタキを数羽見かけたという人がいた。
ピクニックの森はカラ類が飛び回っていてにぎやかだったが、子
供の森は閑散としていた。木々は少しずつ色が変わり始めていた
。まだ紅葉には程遠い感じだ。蝶も数が少ない。寒さのせいなの
だろうか。ヒガンバナはほとんど終わった。
今日もいたカイツブリ親子
高鳴きをするモズ
カイツブリ、モズ、キビタキ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
9月29日晴れ
昨日の雨も上がり、今日はすがすがしい秋空。アキアカネらしい
トンボが多くなった。蝶もいろいろ飛んでいた。ウラギンシジミ、
アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、セセリチョウ、キチョ
ウなどなど。ピクニックの森ではセミの声はまったくしなかった
が、子供の森ではまだ若干数が鳴いていた。虫の音が主体になっ
ていた。
ヒヨドリもようやく戻ってきたようだ。数羽を確認できた。あち
こちでモズの鳴き声が聞かれるようになった。
ピクニックの森ではカラ類がにぎやかになってきた。パッと見、
キビタキ雌と思った鳥がいた。しかし少し大きく見えたのと、胸
の上部にが少し黒っぽかったことからオオルリ雌ではないかと思
った。何度か出てきたが逆光と葉の陰で確認はできなかった。写
真を載せたので間違っていたらご連絡いただきたい。子供の森で
はキビタキが数羽見られた。オスもいたということだった。
数日前までエゾビタキやコサメビタキもいたということだったが、
今日は見られなかった。
鳥たちがにぎやかになってきた。
キビタキの雌
オオルリと思った鳥のスナップ
カワセミ、キビタキ、オオルリ?、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森/三ツ池
9月18日晴れ
夜半に台風18号が猛烈なスピードと規模で列島を縦断していった。
朝には北海道とか。昨日は20度くらいで今日は台風一過の晴天気
温34度とのこと。寒くて長袖の上に一枚着ていたのに今日は半袖
でも暑いくらい。カラスも口を開けて暑さをしのいでいた。
公園の中は台風の風で折れた枝が散乱していた。多くは数センチ
くらいの枝だが、太い枝は10センチくらいのもあった。
彼岸花が満開となっていた。どこへ行っても赤い花が見られる。
今週はお彼岸、ぴったりだ。
鳥はシジュウカラ、カラスは声も姿も見られたが、ほかは声もし
ない。そんな中三ツ池にはサンコウチョウがいた。さっきはここ
に出たというところでしばらく待っていると遠くのほうからやっ
てきた。早速記念写真を写した。キビタキの雌もいたとのことだ
ったが、それは見られなかった。桜草公園にはコサメビタキもい
るということだった。
口を開けて暑さをしのぐカラス
サンコウチョウがいた
サンコウチョウ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森/三ツ池
9月10日晴れ
気温は若干下がって30度くらいとか。セミの声は少なくなり虫の
音が大きくなってきた。シジュウカラの鳴き声がよく聞こえるよ
うになった。
そろそろお彼岸ということもあり、彼岸花が咲き始めた。今年は
ピクニックの森でたくさん咲きそうだ。
湿地ではすでにシギチが飛来している。森の中もようやく渡り鳥
の姿が見られるようになってきた。昨日はサンコウチョウとツツ
ドリ、今日はツツドリが三ツ池にいたようだ。ツツドリはかろう
じて姿を眺めることができた。カワセミは今年巣立った個体らし
き色の悪いのを含めて数羽いた。池ではカイツブリが親鳥と変わ
らない大きさの巣立ち雛と泳いでいた。雛は一羽だけだった。
彼岸花が咲き始めた
今シーズン初めてのツツドリ
カワセミも復活
カイツブリ、ツツドリ、カワセミ、モズ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森/三ツ池
8月29日曇り/晴れ
昨日から夏が戻ってきた。暑い。日が出ないと蒸し暑く、日が出
ると鋭い暑さを感じる。まだ秋らしさは感じない。この間まで雨
が多かったので、池の水は十分と見た。
キツネノカミソリはほとんど終わっていた。ヤブランがあちこち
で目につくようになった。園芸種にもある位きれいな花だ。
セミの声もヒグラシやツクツクボウシが増えてきた。声の密度の
高いニイニイゼミやアブラゼミが少ないためか鳴き声にむらが出
てきた。その合間に鳥の声を聞くことができた。メジロやシジュ
ウカラの声が響いていた。ガビチョウも。今日はウグイスの声が
聞かれなかった。さえずりももう終わりなのだろうか。水が戻っ
た池ではカイツブリが餌を探していた。つい先日まで干上がって
いた池なのだが。
ヤブランの花が咲いていた
久しぶりのカイツブリ
カイツブリ、アオサギ、ツバメ、セミ多数
ピクニックの森/子供の森
8月17日曇り/雨
8月にはいってから雨ばかり。気温も下がってきて日中でも25度
くらい。今日は曇りだが午前中は雨が降らないということで出て
きた。園内は雨でしっかりぬれていた。池にも水がたまってきた。
でもでまだカワセミが飛び込むほどはたまっていないが池らしい
風情を取り戻してきた。(topページ参照)
キツネノカミソリはちょうど盛りを迎えていた。毎年の夏の風物
詩といったところか。(topページ参照)
ヤブランも咲き始めた。雨が多く湿っぽくなっていたのでいたる
ところでキノコが顔を出した。大きいのから小さいのまで何種類
も見られた。
雨がやんだためかセミの声がとても大きく感じた。アブラゼミ、
ミンミンゼミがずいぶん多くなったせいもある。ツクツクホウシ
もあちらこちらで聞かれた。鳥の声はカラスとウグイスだけ。
天気予報によるとこのまま秋に突入するとのこと。暑さはこたえ
るがもう一度くらい暑い日も欲しい。
雨後のキノコ
睡蓮の花がひっそりと咲いていた
ツバメ、ウグイス、セミ多数
ピクニックの森/子供の森
8月7日 晴れ/曇り
台風5号が近づいている。午後からは雨の予報。30数度で蒸し暑く
汗が流れる。
蝉の声が充満していてさすがのウグイス、ガビチョウの声も頼り
なく聞こえる。シジュウカラはよく聞かないと聞き逃してしまい
そうだ。アオサギは小川の中で餌取りをしていた。
ようやくキツネノカミソリが咲き始めた。これから10日くらいは
楽しめる。ただ、森の中の薄暗くやぶ蚊の多い場所。じっとして
いると蚊柱がたつほど。ゆっくり見ていられないのが玉に瑕だ。
トンボが多くなっている。蝶はコミスジがよく見られたが、種類
は少なめだった。アカボシゴマダラはどこにでもいるようになっ
た。
池の水はなかなか増えない。これから来る台風の雨に期待。
キツネノカミソリが咲いた
アカボシゴマダラは多い
アオサギ、ツバメ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月28日 晴れ
一昨日から昨日にかけて降った雨も森の池には恩恵がわずか。
相変わらずいくつかの池は干上がったままだ。ほかの池も今の
状態では8月を乗り切るのは無理のように思われる。
大部分がニイニイゼミと思われるが園内の蝉の声はかなり大きく
なってきた。この声はシジュウカラの声を打ち消すように思わっ
た。よく聞いてみるとニイニイゼミの声はミの音(E)のようだ。
アブラゼミの声は大まかに5度下のラ(A)音くらいかもしれない。
運悪くアブラゼミの声が聞こえなかったので今度聞こえたときに
確認してみたい。秋ヶ瀬公園のシジュウカラのツピツピも確認し
てみたい。鳥が少ないのでこんなことを考えながら歩いた。帰る
間際に若いカラスを見た。本当に暑いときは口を開けて熱を逃が
しているのだが、今日はそれほどでもないのか口を閉じていた。
森の中でよく聞こえたのはガビチョウとウグイスとヒヨドリ、
カラスの鳴き声で、あとは蝉の声に消されてほとんど聞こえな
かった。
ひっそりと咲くノカンゾウ
ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月20日 晴れ
集中豪雨とともに梅雨が明けたとのことだった。秋が瀬公園の池
の水はほんの少し改善しただけ。通称大池は完全に干上がってい
る。ほかの池も湧き水のあるところ以外はあとわずか。カワセミ
が来ても餌取りに飛び込んだら土に突き刺さってしまう。これか
らが夏本番というのに大変なことになりそうだ。
ニイニイゼミの声がいっそう大きくなってきた。抜け殻も散見さ
れるようになって来た。蝉の鳴き声で鳥の声が聞きづらくなって
きた。
ムクドリの群れはグランドの上で見られた。エナガやメジロの雛
もまとまっていた。しばらくは鳥よりも花や昆虫が主役になる季
節だ。
モンシロチョウ
モンキアゲハ
エナガ、セッカ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月14日 晴れ
またまた雨が降らず池は再び乾燥し始めた。ニイニイゼミの声は
大きくなった。今年初めて抜け殻を見つけたがいつもの子供の森
ではなくピクニックの森だった。この森で最初に見つけたのは初
めてだ。
ピクニックの森ではミドリシジミが何頭も見られた。時間的に遅
いためか羽は開かなかった。
Strixはまったく姿が見られなくなった、バーダーもいない。昨日
もすでにバーダーは一人もいなかったということだった。もうど
こかへ飛んでいったようだ。今日は不思議なことに先週あれほど
あちこちで多数群れていたムクドリが一羽も見られなかった。川
原にでもいったのだろうか。
ハクセキレイの巣立ち雛
何頭もいたミドリシジミ
今年初めて発見したニイニイゼミの抜け殻
セッカ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月7日 晴れ
先日台風が通り過ぎていったことから雨が降り池には少し水が増
えた。しかし、あと2、3回は大雨が降らないと8月は乗り切れず干
上がってしまうことが心配される。
今日はわずかに水の増えた池にカワセミがきたが、その池は先
日まで完全に干上がっていたので、魚はまったくいそうにもなか
った。もしかしたらザリガニがいるかもしれない。
公園いたるところにムクドリの親子がいた。巣立った雛は人を恐
れず近くに行っても逃げない。どれくらい繁殖したのかと思われ
るほど雛が多かった。
strixにはやはり30人くらいのバーダーが集まっていた。今日は
親鳥1羽、雛2羽が見られた。もうかなり高いところに上がれるよ
うになっていた。昨日から3番目の雛が見えないとのこと。どう
したのだろうか。夜間は有志による監視が行われ、公園事務所、
警察等も見回りをしていたということなので、盗まれたというこ
とはないと思われるが。
ニイニイゼミが少し鳴き始めた。
ムクドリの巣立った雛
ヒヨドリもいた。
strixが雛3羽を孵した巣箱
カワセミ、ウグイス、ガビチョウ、strix
ピクニックの森/子供の森
6月30日 雨
しばらく旅行に行っていたが帰ってきてから体調が思わしくなく
また観察記録の間隔があいてしまった。今日は梅雨らしい雨の日
だったが森の中を観察して歩いた。
鳥は少なく、シジュウカラ、ウグイスの鳴き声が少し聞こえる程
度。雨の中とはいえstrix目当てのバーダーが20〜30人集まって
いた。水が少なくなった池では貴重な水でガビチョウが水浴びを
していた。駐車場の脇の木にはカワラヒワの雄雌がとまってしば
らく互いに顔を見合わせていた。何事か育児の相談でもしていた
のかもしれない。。
まだ蝉の声は聞こえなかった。ノカンゾウ、ハンゲショウが雨の
中きれいに咲いていた。
文中のある鳥の名前をあえて種名のstrixとしたのは和名にする
と通称ロボット検索という手法で無作為に検索されることでネッ
ト上にこの鳥の情報が野放図に拡散することを恐れたからです。
バーダーのみならず別の意図を持った人たちもこのような情報を
探していることがありますので、見にくいところはご容赦願いた
いと思います。
今年はピクニックの森の巣箱がアライグマに乗っ取られるという
ハプニングがあり、4月8日に新たに設置した、この子供の森の巣
箱に入ったということで、例年より1ヶ月遅い巣立ちとなった模様
です。6月23日に一番目が巣立ったとのことだった。こんなに遅い
営巣がありえるのですね。
水浴びをしていたガビチョウ
ハンゲショウ ノカンゾウ
ウグイス、セグロセキレイ、ガビチョウ、strix
ピクニックの森/子供の森
6月14日 曇りから晴れ
一昨日ついに梅雨入り宣言となった。朝方まで雨だったが、徐々
に回復。10時を回った頃から日がさすようになった。朝方の雨
が災いしてミドリシジミは見られなかった。キマダラヒカゲが何
羽か飛んでいた。
鳥は少なめ。とにかくガビチョウが賑やかだった。相変わらずキ
ビタキが一羽鳴いていた。どこかで営巣しているのかもしれない。
子供の森でセキレイの幼鳥を見つけた。良く見るとハクセキレイ
のようだった。顔面をけがしたハシブトガラスの幼鳥もいた。
鳥とミドリシジミが見当たらないので、ナナフシを探して歩いた。
今日は15頭位見つけた。驚いたことに駐車場わきの自動販売機
に何と7頭もくっついていた。
擬態しているナナフシ 自動販売機にいたナナフシ
ハクセキレイ幼鳥か 顔面をけがしたカラス幼鳥
キビタキ、ウグイス、ハクセキレイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月6日 曇り
明日か明後日にも梅雨入りとの予報が出ていた。今日も時折日が
射すこともあるが全体的に曇っている。ミドリシジミを探して歩
いたが見当たらず。知り合いも探していたがこちらも見られなか
ったとのこと。来週くらいからか。
ピクニックの森の駐車場ではオオヨシキリの声が押し寄せてくる
ほど多かった。公園の真ん中あたりの立ち入り禁止区域でキビタ
キが鳴いていた。姿を確認することはできなかった。ガビチョウ
の声も響き渡っていたが、キビタキの声は繊細でつややかで気持
ちが良い。
今年は雨が少なかったせいか、森の中の池は多くで水が減ってい
る。上池、中池(真ん中あたりにある道を挟んだ池)は水が少な
くカワセミも餌がとれないくらい。大池(フクロウの巣箱のすぐ
奥の大きな池)は直径1.5メートル位の水たまりとなっていた。
水たまりの周りは死んだ魚が異臭を放っていた。残った水たまり
の深さは10センチ位と思われるがまだ魚がいるようだ。以前は
長さ30センチくらいの魚が多くいたが、一度完全に干からびて
いるので現在大きな魚はいないと思われる。早く雨が降らないと
全滅だ。
仲睦まじいムクドリ親子 風前のともしび、泥水の中の魚たち
キビタキ、ウグイス、オオヨシキリ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月30日 晴れ
夏のような暑い日だった。渡り鳥も大半はいなくなった。森の中
はシジュウカラとガビチョウのけたたましい声で満ちていた。時
折聞こえるウグイス、カッコーの声はすがすがしい。目の前に出
てきたコゲラの番は雄が頭の横の赤い羽根を見せてアピールして
いた。
ミドリシジミはまだのようだ。さなぎを見つけましたという人が
見せてくれた。もう少しですねとも言っていた。ミズイロオナガ
はもう見られるという。テングチョウは数が多い。今日こそゴマ
ダラチョウの写真を撮ろうと思ったが撮った写真はやはりアカボ
シゴマダラ。なかなかゴマダラチョウは撮れない。
大久保農耕地ではいろいろ珍らしい鳥が出て大勢の人が集まって
いるということだったが、もういなくなったのか人はまばらだっ
た。ヨシゴイの写真を撮る人が数名いたが、これは珍鳥とは狙い
の異なるバーダー達だ。
赤い毛を見せるコゲラ雄 うるさいガビチョウ
カッコウ、ウグイス、オオヨシキリ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月18日 晴れ
4月の初めから体調を崩し、治りかけると次の症状が出るという
まるで疫病神がついたようなありさま。結局1カ月半も自宅で安
静にしているはめになってしまった。せっかくの春の渡りを窓か
ら眺めるだけの生活で過ごした。
探鳥記録がアップできず、皆様にもご不便をおかけしました。
多少回復してきたので秋ヶ瀬公園へやってきた。それにしても体力
が無くなっていて、歩いているだけで息が切れる。休み休み観察を
した。
森に入るとウグイス、ガビチョウ、シジュウカラがにぎやかに鳴き
声を競っていた。キジやコジュケイも声がした。ヒヨドリも元気、
ムクドリは集団で広場にかたまっていた。池ではコガモ雌が一羽い
た。カワセミも飛んできて見事にダイビングして魚をゲットしてい
た。
今日はゴマダラチョウが多く見られた。中にはアカボシゴマダラも
混じっている。ゴマダラチョウだと思い写真を撮っていたが、後で
よく見たらアカボシだった。ミドリシジミの卵は無くなり。代わり
に幼虫が歩いているのを見つけた。
毎年5月の連休前後で咲くギンランはもう見つからなかった。残念。
元気なヒヨドリ、 うるさいほどの音量のガビチョウ、見事に魚をゲットしたカワセミ
ミドリシジミの幼虫を見つけた
コガモ、キジ、カワセミ、ウグイス、
ピクニックの森/子供の森
3月31日 曇り
今年は寒い日の多いこの時期、桜もなかなか咲いてくれなかったが
今日は2,3分咲きとなったようだ。日が少しづつ長くなり、寒い
中でも花が咲き始めている。鳥たちも繁殖の季節を迎えて動きが
活発になっている。カラスは言うに及ばず、シジュウカラ、エナガ、
メジロなどのカラ類も営巣準備で大忙し。モズもそろそろ営巣で
姿を消す頃だ
先週からヒレンジャクが一羽ヤドリギに来ている。10人以上の人が
集まってきていた。明日からの週末はどれくらい集まることやら。
少し怖い気がする。
明日から4月になる。キビタキ、オオルリが期待されるが、まだツグ
ミ、アオジ、シメ、アトリなどはもう少し滞在する。シメは嘴が繁殖
の銀色になってきた。
午後からは雨ということで早々に退散した。
もうしばらく滞在するアオジ やっと飛来した1羽のヒレンジャク
アオサギ、オオタカ、ツグミ、ヒレンジャク、アトリ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
3月26日 雨
秋ガ瀬公園ピクニックの森恒例のゴミ拾い。この日は良く雨が降
る日でさわやかに晴れあがったのは20年間で数回というところだ。
今日も朝から雨が降っていた。それでも40人を超える参加者があ
り、9時からゴミ拾いを開始した。少し時間を短縮して終了。
目立つゴミはないと思ったが、それなりに集まった。ノートパソ
コンが池の中から引き上げられ、これが一番の大物となった。
その後、場所をバーベキュー広場に移してソフトドリンクと
おやつで懇親会を行った。雨の中晴れやかな顔が印象的だった。
雨の中集まってきた
ゴミは分別してまとめた
3月23日 晴れ
いたるところで営巣が始まっていた。カラスが一番目立った。
あちこちで巣材を運んでいる姿が見られる。巣の数も多い。そん
な中でエナガも巣を作っていた。しかしその巣から100メートル以
内にはカラスの巣ができつつあった。比較的目立つエナガの巣。
はたしてうまく繁殖に成功するのだろうか。不安がいっぱいだ。
今日のピクニックの森はオオタカが飛び回っていた。きれいな雄
と若い雌。もしかして繁殖?
ウグイスはきれいな声でさえずり、負けじとガビチョウも大きな
声をあげ始めた。モズも姿が見にくくなった、営巣が始まったの
だろう。
公園の入り口付近では菜の花が咲き始めた。一斉に春がやってき
た。
オオタカの雄
エナガの巣とすぐ近くで巣を作るカラス
アオサギ、オオタカ、ツグミ、アトリ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
3月17日 晴れ
平日にもかかわらず秋ヶ瀬公園はバードウオッチャーがたくさん
いた。聞いてみると明日から3連休となるので公演は込むことが
予想されるので、その前に来たとのこと。私も同じ理由で納得。
風が少し冷たかったが、日差しは暖かく、そのせいかカラ類がに
ぎやかに飛び回っていた。カワラヒワ、カシラダカも見られた。
アトリもいた。
グランドのツグミが少なくなり、アオジが少なくなり、しょっち
ゅう見られたシロハラが姿を消した。徐々に北帰行が始まってい
るのかもしれない。
池の中ではハシビロガモが見られない。カワセミが3羽くらいい
るという話で、確かに違うカワセミが同じ池で順にみられた。今
年はヒレンジャクはだめそうだ。3週間前位に1羽見られたっき
りだ。
今日は白っぽいチョウチョが見られた。種類は確定できなかった
が、春らしい情景だった。
比較的多いカシラダカ
人懐っこいメジロ
マガモ、コガモ、ツグミ、アトリ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
3月10日 晴れ
秋ヶ瀬公園で一番気が早い桜の木が花を咲かせた。他は99%以上
つぼみだ。暖かく、風も少ないことから多くの鳥が活動している
ようだった。記録にはついていないがオナガやアカゲラも鳴き声
はしていたと思っている。
今日もレンジャク狙いの人がそれなりに来ていたが役者は現れず。
話を総合すると先々週に一羽飛来しただけのようだ。ヤドリギの
下の窪地にはアカハラが出てきて、カメラマンの格好の対象とな
っていた。
シメのくちばしはまだ婚姻色にはなっていないがその兆しは見え
てきていた。先週より大きな声でホーホケキョといかにもウグイ
スらしい鳴き声も聞こえた。その一方で笹鳴きする個体もいて、
今が変わり時なのかと感じた。吹く風は冷たいが春がそこまで来
ている感じだ。
気の早い桜咲く
嘴の色が変わり始めたシメ カメラマンの撮影でポーズをとるアカハラ
マガモ、コガモ、ノスリ、ツグミ、アカハラ、シロハラ、ウグイス、アトリ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
3月3日 晴れ
雛祭りの日のBW。寒い北風が吹いていたが徐々に日差しに春
のぬくもりを感じる。あちこちにオオイヌノフグリが青い小さ
な花を咲かせ始めた。今シーズン初めてウグイスのさえずりが
聞かれた。小さな声でホケキョ、ホーホケキなどとまるで練習
をしているようだった。
先週はヒレンジャクがそろそろ来るのではということからレン
ジャク目当ての人がずいぶん見られた。しかしその後目撃した
人はいないようでウオッチャーも先週に比べると少な目だった。
ピクニックの森ではコガモが増えてきた。今日は6羽もいた。
カワセミ、ジョウビタキも見られた。アトリの10羽くらいの群
が池の脇にいた。
子供の森ではいつでも見られたシロハラがいなかった。ツグミ
はずいぶん人を恐れなくなり、歩いている前を平気で横切って
行った。
咲き始めたオオイヌノフグリ
カワセミ たまにはカワラヒワも一枚
マガモ、コガモ、ハシビロガモ、ツグミ、ジョウビタキ、ウグイス、アトリ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
2月24日 晴れ
北風の強い寒い日だった。鳥の鳴き声は風にかき消された。
シジュウカラの声も良く聞こえない。ピクニックの森ではカシ
ラダカがあちこちで見られた。アオジのほうが少なかった。池
ではカモ類がにぎやかだった。コガモ、マガモ、ハシビロガモ、
カルガモ。出会った人がシジュウカラもいないですねとぼやい
ていた。そのあとでアトリ、マヒワの群れ(15羽位)ウグイス
を見ることができた。子供の森ではシロハラが愛嬌をふりまい
ていた。
昨日ヒレンジャクが一羽飛来したとかで、ウオッチャーの数が
多く、ヤドリギの前では人が並んでいた。しかし今日は見られ
ていないとのことだった。
群れでいたマヒワ
目立っていたカシラダカ アトリ
マガモ、コガモ、ハシビロガモ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、アトリ、マヒワ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
2月16日 晴れ
朝は寒かったが、日差しが出る頃から暖かくなってきた。先週
も見たが、所沢警察の向かいのUR(旧公団)の道路にアトリ
が群れていた。今日は信号待ちの間に手持ちのカメラで写真を
撮った。信号が変わるわずかの間だったので忙しかった。何と
か撮れた。
さて、秋ヶ瀬。ピクニックの森では暖かい日はシジュウカラの
声が響き渡る。気分的に明るい森となった。久しぶりにルリビ
タキを見た。若い個体だったが、最近は子供の森で見ることが
多かったので、うれしくなった。アカゲラもいた。池にはカワ
セミもいた。道路を渡った荒川方向ではベニマシコがいた。あ
まりきれいな個体には出会わなかった。ホオジロも賑やかだっ
た。
子供の森では相変わらずシロハラが多かった。今日は幼稚園の
子どもたちがいて、賑やかだった。
所沢警察向かいにいたアトリの群れ(一部)
カワセミ ホオジロ
マガモ、カワセミ、ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、ホオジロ、ベニマシコ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
2月9日 曇り
朝から寒く雪の予報も出ていたようにとても冷え込んだ寒い
日だった。
車で秋ヶ瀬公園へ向かう途中所沢警察の向かいのUR(公団)
の前の路上にアトリの群れが現れた。車の反対車線の歩道か
ら車道にかけて群がっていた。ざっと数えて40-50羽だっ
た。もっといたかもしれない。信号待ちだったので、慌てて助
手席のカメラを取り出したが、対向車線の車が来た途端に近く
の木へ飛び上がったので撮影はできず。後ろ髪をひかれながら
秋ヶ瀬公園へと向かった。
珍しいことに今日は最後までシジュウカラ、エナガ、メジロは
姿を見せなかった。とても不思議なことだった。グランドはツグ
ミとタゲリ。池はマガモ、ハシビロガモ、カルガモ、オオバン。
芝生の上ではシロハラとアカハラが見られた。先週見られなか
ったカシラダカも群れで観察できた。子供の森で何の気なしに
木の上を見たら、ウソの群れがいた。7,8羽だった。これで
今日は満足した。
午前中は雨も降らなかったが、午後からはすっかり雪となった。
グランドのタゲリ
今年初めてのアカハラ ウソの群れも
コガモ、マガモ、ハシビロガモ、タゲリ、ツグミ、シロハラ、アカハラ、ウソ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
2月3日 晴れ
今日は節分。季節の分かれ目だった節目。旧暦だったことと
最近の温暖化で違和感も出てくる。地方地方でことなる習慣
は関東に来た恵方巻でとどめをさすのだろうか。
風が冷たく冷えたのだが、日差しが強くなり徐々に暖かく
なってきた。鳥もその暖かさにつられて徐々に数が増えて
きた。
池の中ではアオサギ、カワセミとコガモ、マガモ、ハシビ
ロガモ、カルガモが元気に泳いでいた。カラ類もまとめて
出てきた。その前後にはアトリがついていた。なかなか豪
華で見応えがあった。グランドはハクセキレイ、ツグミに
タゲリだった。炊飯場ではカワラヒワとシメが餌をあさっ
ていた。空にはタゲリが何度か現れてくれた。ルリビタキ
は相変わらずいつものところに出ていた。アカゲラは声だ
けだったが、何度か聞くことができた。
池のコガモ 炊飯場のシメとカワラヒワ
久しぶりのアトリ 近くまで寄ってきたエナガ
コガモ、マガモ、ハシビロガモ、ノスリ、タゲリ、ツグミ、シロハラ、アトリ、シメ
ピクニックの森
1月27日 晴れ
朝は曇って寒い日だった。日が覗き徐々に気温が上がってき
たが水たまりや小さな池は氷が張っていた。
ピクニックの森は鳥の気配が少なく、とても静かだった。ア
オジの鳴き声もほとんど聞こえない。池には久しぶりにオオ
バンが泳いでいた。この森でオオバンを見たのは久しぶりだ
った。珍しいと言えばオナガの群れもいた。どこにでもいる
オナガだが、秋ヶ瀬公園ではたまにしか見られないので鳥が
全体的に少ない中でもありうれしかった。
子供の森はシロハラがぞろぞろ出てきた。どの個体も人を恐
れず数メートル以内に近づいてくる。歩いていっても逃げよ
うともしない。長生きできないぞと言いながら歩いた。先日
来噂になっていたトラツグミが今日やっと見られた。うれし
くなって近づきすぎて飛ばれてしまった。こちらは用心深い
ようで、長生きが期待できそうだ。ルリビタキも見られた。
終わってみればそれなりに楽しい時間だった。
久しぶりのトラツグミ
通称堤池のオオバン ルリビタキ
オオバン、マガモ、ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、トラツグミ、シメ、オナガ
ピクニックの森
1月22日 晴れ
今日は秋ヶ瀬公園主催のピクニックの森探鳥会。日が射し、
風もなく絶好の探鳥会日和となった。参加者は13人と少な
めだったが、サポートの秋ヶ瀬野鳥クラブのメンバーが多数
集まり賑やかな会となった。
コースはピクニックの森を一周した後道路を渡った駐車場に
隣接した荒川寄りの道を歩いた。時間は約2時間20分くら
いか。ゆっくりゆっくり観察した。
スタート直後にエナガの群れが目の前に現れ幸先は上々。
アカゲラも頭上を通過。ジョウビタキ雌が目の前に出てきた
りしてなかなか充実してきた。ハシビロガモを見る予定だっ
たが、マヒワの群れが出てきてコース変更。マヒワの群れを
しばらく観察、おかげでハシビロガモはパス。荒川寄りの小
道ではベニマシコ雌、カワラヒワの群れにメジロ、ジョウビ
タキ雄、ホオジロなどなど。時々飛んでいたがタゲリの群れ
がネットに囲まれた芝生らしいところで見られた。じっくり
観察できた。そのあとやっと猛禽類のノスリが遠くで見られ
た。カワウ、ユリカモメ、ヒバリも観察。鳥合わせをする直
前にすぐ頭上をノスリが旋回。
結局33種類が見られた。最高の出来となった。参加者は見
られなかったが、ハシビロガモのほかカワセミもいたとのこ
とだった。観察記録はメニューページの「秋ヶ瀬の野鳥情報」
の中の「最新情報」1月22日に載せてあります。ご参照く
ださい。
探鳥会の様子(マヒワを観察中)
ジョウビタキ雌 群で観察できたマヒワ
じっくりタゲリ 最後にノスリ
タゲリ、ノスリ、ジョウビタキ、シロハラ、マヒワ、ベニマシコ、シメ
ピクニックの森
1月13日 晴れ
今年最大の寒波が来ようとしている。明日の朝は都内で氷
点下、20〜30年ぶりらしい。北の方ではすでに大雪とか。
ここ秋ヶ瀬公園は時間がたつにつれてあったかくなってきた。
手袋は要らなくなった。
それにしてもピクニックの森は鳥の気配が薄い。シジュウ
カラの声も、アオジの声もわずか。トビが鳴いている、ノ
スリが飛んだと言った感じだ。10日後には秋ヶ瀬公園バ
ードウオッチングなのに、これでは大変。昨日はマヒワが
40〜50羽いたというのだが、今日は全く見られない。
子供の森ではトラツグミが出てきたという話を聞いた。
早速行ってみると何人か集まっている。トラかと思ったら
ビンズイだった。これも珍しいのだが。相変わらずシロハ
ラはあちこちに出てきた。ウソも見られなかった。
サクラソウ公園ではベニマシコが良く見られるとのことだ
った。
グランドあちこちで見られるツグミ トラでなくビンズイがいた
ノスリ、トビ、ハシビロガモ、シロハラ、ビンズイ、シメ
ピクニックの森/子供の森
1月6日 晴れ
今日も寒い寒い日だった。一枚余計に着て家を出た。公園
は散歩の人が多く、バーダーは少なめだった。それでも
5,6組は見かけた。
人気のアカゲラ、カワセミ、ウソ、アトリ、マヒワ、ルリ
ビタキは見られなかった。しかし、観察した鳥の種類とし
ては23種類とかなり多かった。目立ったのはウグイスが
多くなったこと、シメが徐々に増えてきたこと、モズが数
も増え活発に活動していたこと、カシラダカが多くなった
こと、シロハラが目立ったことであった。特にシロハラは
子供の森で多く近くで見られる。
ピクニックの森の真ん中付近にある通称上池で、アオサギ
が餌大きな大きなウシガエルを飲み込んだのを目撃した。
到底のみ込むのは困難と思われたが、咥えて一息ついた後
一気に飲み込んでしまったのには驚いた。
木々の間を通して見えた飛んでいるカワウ達 こっちを向かないモズ
首だけ出したムクドリ 増えてきたカシラダカ
コガモ、ハシビロガモ、シロハラ、カシラダカ、シメ
ピクニックの森/子供の森
1月1日 晴れ
元日は良いお天気に恵まれた。ご来光もほとんど雲に邪魔
されることなく拝むことができた。若干寒かったが、例年
より暖かくかつ風が無いことからご来光を震えて待つこと
もなかった。富士山も10分前には雲で隠れていたが、
ご来光に合わせるようにきれいに見えるようになった。
ピクニックの森では秋ヶ瀬野鳥クラブの仲間が計4人顔を
合わせた。年始のあいさつの後公園を一周した。他にはラ
ンニングの人が1名、散歩の人が2名、バーダーが1名い
た。例年はほとんど他の人に会うことはないのだが、今日
は多い。池は薄い氷が張って、地面も部分的に霜柱が出て
いるところもあった。
ご来光を拝んでいるときにガビチョウが鳴き叫び、空はカ
ワウ、カラスがしきりに飛んでいた。森の中ではシジュウ
カラ、エナガ、メジロ、コゲラの混群や、カワセミ、アオ
ジ、アカゲラなど。池ではアオサギ、マガモ、ハシビロガ
モなど。上空ではハイタカが飛んでいった。
チョウチョに詳しい仲間がハンノキに産み付けられたミド
リシジミの卵を見せてくれた。初めてだった。あまりにも
小さくて驚いた。年始の鳥見にしては収穫が多かった。
今年も良い年になりますように。
姿を見せた富士
ミドリシジミの卵
マガモ、ハシビロガモ、アカゲラ、カワセミ、シメ
ピクニックの森
2016年
12月29日 晴れ
年末に近づき寒さが厳しくなってきた。今日も寒い。あち
こちで霜柱が立っていた。池の一部も凍っていた。この寒
さのためか鳥が思うように出てこない。
ピクニックの森はとても静かだった。アオジの声も少なめ
で控えめだ。池の中のカルガモとハシビロガモだけが元気だ。
会う人会う人鳥がいないと嘆いていた。子供の森へと移動。
こちらはシロハラがあちこちで出没。ずいぶん数が多いようだ。
シメも広場におりていた。それでも鳥の種類は少なく欲求不
満で車に戻ったところ、目の前に知り合いが慌てて飛んでき
て写真を撮り始めた。行ってみるとウソがいた。10羽以
上飛来していた。私も慌てていったんしまったカメラをセッ
トし直して記念写真を撮った。今年の最後の鳥見は締めに
ウソが見られてそれなりに満足だった。
最後に出会ったウソ
>
>
あちこちで出会ったシロハラ
ハシビロガモ、シロハラ、ツグミ、シメ、ウソ
ピクニックの森/子供の森
12月16日 晴れ
今年一番の寒波到来。富士山が真っ白になっていた。霜柱
も少し見られた。寒いわけだ。
ピクニックの森のグランドでは少し少なめのツグミと数羽
のタヒバリとハクセキレイが見られた。森の中は相変わら
ずアトリが群れでハンノキに群れていた。マヒワも群れで
飛んでいるとのことだったが、なかなか見られないという
こと。池ではハシビロガモが雄2羽雌4羽泳いでいた。
ピクニックの森ではヤドリギの下に人がたくさん集まって
いた。行ってみるとアカハラ、シロハラ、シメ、アオジな
どのほかにウソが7,8羽いた。今日はルリビタキは見られ
なかった。その代わりにアカゲラが見られた。他の鳥と一
緒ではなく、たった一羽で飛び回っていた。
足元から飛び立ったアオサギ
>
>
アカハラ 孤高のアカゲラ
ハシビロガモ、アカゲラ、シロハラ、ツグミ、アトリ、ウソ
ピクニックの森/子供の森
12月9日 晴れ
秋ヶ瀬の森は鳥が比較的多いので、歩いていても楽しい。
今日のピクニックの森ではアトリがハンノキに次々に飛ん
できて飽きることがなかった。ハシビロガモが7羽も泳い
でいた。雄らしい色をした個体は1羽だけだった。さっき
までアカゲラがいたという人に会った。
子供の森ではルリビタキが人気。クロジも出ているらしい。
鳥を探して歩いていると若い雄がきれいな声でさえずって
いた。誰かがレコーダーで音を流しているのかと思ったが、
良く観察すると本当にさえずっていた。季節外れなのだけ
れども本当にきれいな声だった。
モズ
>
ハンノキに群れていたアトリ
ハシビロガモ、ルリビタキ、ツグミ、アトリ、ウグイス、カケス
ピクニックの森/子供の森
12月2日 晴れ
暖かく鳥見には最適な陽気だった。森はすっかり黄葉、紅葉
しており、とてもきれい。落ち葉がいっぱいに敷き詰められ
た場所も多い。グランドにはツグミがたくさん降りていた。
昨年は1月になってやっとグランドに降りるようになったの
だが、いつもは12月中旬くらいから。今年は先週からだから
かなり早いといえる。グランドに降りるようになったツグミ
はここで越冬するのが普通のようだ。それにしてもいつも一
緒にやってくるシメが見当たらない。そのうちに来るのだろ
うがこんなこともありなのか。
ピクニックの森ではアトリとマヒワの群れに人が集まってい
た。マヒワは8羽、アトリは一つの群れが15+羽、もう一つ群
れがいるようなので、合わせて20+羽は堅い。アカゲラも見
られた。池ではカルガモに混じってハシビロガモもいた。
もう常連だ。
子供の森ではルリビタキが数羽いるとのこと。私は一羽雄を
見つけた。カケスも頭上を飛んで行った。ノスリも飛んだ。
このほかウソが数羽、キクイタダキも数羽いるとのこと。
アトリ、マヒワも飛んでくるとか。
グランドのタヒバリとツグミ(後ろボケ)
群れでいたアトリ 一羽で餌をとるアカゲラ
ハシビロガモ、ルリビタキ、ツグミ、アカハラ、シロハラ、マヒワ、アトリ、ウグイス、カケス
ピクニックの森/子供の森
11月25日 晴れ
昨日は54年ぶりの11月の降雪。富士山は真っ白。公園内は
それほど雪は積もっていなかったが、雪があると風景がしま
って見える。とてもきれいだが、寒い。
子供の森の駐車場にタヌキがいた。近づいても逃げない、弱
っているのだろうか。しばらく観察したが毛色が良いように
は見られなかった。
雪の降る前にはウソが数羽見られたということだったが、
今日は見つけられなかった。先週見られたマヒワやアトリの
群れはいないようだった。
池ではカイツブリ、ハシビロガモ、カルガモが見られた。
森ではカラ類、ヒヨドリたちは賑やか。コジュケイもしき
りに鳴いていた。ルリビタキの雄が入っていた。シロハラ
もいた。カケスもいるようだ。
グランドではツグミが数羽下に降りていた。例年、ツグミ
は今頃木の上にいることが多い。12月の後半ころからグラ
ンドに降りるようになるのだが・・今年はびっくり。雪にま
どわされたのか。
弱っているように見えた駐車場のタヌキ
ボーとしていたシロハラ 地面に降りたルリビタキ
カイツブリとハシビロガモ
ハシビロガモ、ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、カケス
ピクニックの森/子供の森
11月13日 晴れ
久しぶりの休日に鳥見をした。今日は子供の森はバーダーが少
なかった。それでもアカゲラを見つけた。
子供の森では人がたくさんいて、マヒワやツミ、オオタカなど
を見たと言っていた。私もマヒワを見ていたら偶然キクイタダ
キを見つけた。1羽だけだった。ノスリも飛んでいた。池では
ハシビロガモが4羽昼寝をしていた。嘴を羽の中に入れたいた
ので、なかなか確認ができずしばらく眺めていた。アオジはず
いぶん増えた。このほかキセキレイ、アトリ、ツグミ類も何羽
かいたということだった。バーダーは30〜40人くらいいた。
今の時期は次々に冬鳥が入ってくるがどんどん抜けていく。少
しは残ってくれるとうれしいのだが。
ハシビロガモ アオジの水浴び
マヒワに混じったキクイタダキ
ハシビロガモ、アカゲラ、マヒワ、キクイタダキウグイス
ピクニックの森/子供の森
11月4日 晴れ
寒い朝だった。昼に近づくにつれて温度は上がったが平年並み
とか。ピクニックの森ではシメが見られた。アオジの鳴き声も
した。池ではスズガモの雌が見られた。久しぶり。比較的静か
な森だった。
子供の森は駐車場がいっぱい。平日にもかかわらずバーダーが
いっぱいだ。何事かと聞いてみれば数日前からツグミ類がたく
さん入っているとか。アカハラ、シロハラ、マミチャジナイが
いた。群れで入ったので何羽も見られた。マヒワ、ミヤマホオ
ジロもいたという。さらに朝方はサンショウクイもいたとか。
次々に人が集まってきた。50人以上。明日は大変だ。
スズガモ雌 今シーズン初のシメ
沢山いたツグミ類(アカハラ)
スズガモ雌、アカハラ、シロハラ、マミチャジナイ、カワセミ、ウグイス
ピクニックの森/子供の森
10月28日 曇り(雨)
すっかり秋らしくなった。気温は15度くらい。もっと低いのか
もしれない。空はどんよりと暗く、いつ降り出してもおかしく
ない。
ピクニックの森のグランドやバーベキュー広場にはハクセキレ
イ、キセキレイがいた。ハクセキレイは1羽以上、キセキレイ
は2羽、つがいかなと思った。そんな中で確かにアオジの声を
聞いた。最初は木の上で数羽、その後藪の中で少し。木の上の
アオジを確認しようと少し粘ったが見えなかった。そのうちに
飛んでしまったようだった。池にはカルガモがいっぱい入って
いたが、ハシビロガモが1羽混じっていた。今シーズン初だ。
カラ類の混群もいくつかいたが、じっくりと観察するには雨模
様の空が気になり早々に移動してしまったので、何か混じって
いるかもしれなかったが、分からなかった。
子供の森ではカケスが6,7羽はいた。ちょうど木の上に出てき
たので記念撮影ができた。近くに来ないかと思っていたら飛
んできたのだが、こんもりした木の中に飛び込まれ全く見えず。
残念。
そのうちにぽつぽつと雨が降ってきたので、急いで車に戻った
らすぐに本降りになった。やれやれ。
キセキレイ たった一羽のハシビロガモ
久しぶりに見たカケス
ハシビロガモ、キセキレイ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月21日 晴れ
昨日は夏日を記録したとても暑い日だったが、今日は多少涼しく
なった。
相変わらずピクニックの森はウオッチャーが少ない。鳥見の人は
ほとんど子供の森だった。しかし、ピ森ではキビタキが目の前に
出てきて餌取りをやって見せてくれた。ウオッチャーは私一人。
誰かに教えたかったが、誰も来なかった。カラ類の混群も大きな
群れが見られた。あと、アオサギ、カイツブリ、ダイサギ、カル
ガモ、カワセミなど水辺の鳥が多く見られた。空にはワシタカsp
が悠然と飛んでいた。小森ではカケスもいたということだったが
見られなかった。先週多かったウラギンシジミはほとんど見られ
なかった。先週、先々週はあんなにいたのに今日はもういない。
まだ蚊が多くてうっかりすると刺されるから、木を付けたほうが
いい。。
カルガモ カイツブリ
アオサギ 餌をとって自慢そうなキビタキ雌
アオサギ、ダイサギ、カワセミ、キビタキ、エナガ、メジロ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
10月14日 晴れ
やっと天気が安定してきた。今日も晴れ。先週と同じところでモズ
が高鳴きをしていた。ウラギンシジミがあちこちに出没して楽しめ
た。記念にワンショット。
ピクニックの森で比較的賑やかな雌のキビタキを見つけた。早く見
つけろとばかりにすぐわきの枝に来てヒッヒッヒと鳴いていた。見
つけると安心して別の枝に移って行った。バードウオッチャーの数
は少なく、他の渡り鳥は見つけられなかった。。
キビタキの雌
ウラギンシジミのワンショット
アオサギ、キビタキ、エナガ、メジロ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
10月7日 晴れ
台風一過の晴天。秋らしい風に強い日差しとなった。虫の音に満ち、
赤とんぼがいたるところに止まり、ウラギンシジミが舞い飛ぶ。
モズの高鳴きも始まり、秋一杯。一方、蚊がわんさかと出てきた。
スズメバチもみかける。森の中は蜘蛛の巣が張り巡らされて、真ん
中には巨大な女郎蜘蛛が鎮座している。注意しないといけない季節
でもある。
カラ類の混群が見られた。モズはあちこちの木のてっぺんに陣取っ
ている。子供の森ではキビタキがいた。雄雌数羽づついたようだ。
とてもきれいな雌を見た。目に入った瞬間は何の鳥かわからなかっ
たくらいだ。もしかしたら知らない種類なのかもしれないと思った。
雄もきれいな個体がいてカメラマンがあちこちに陣取っていた。
残念ながら今日はエゾビタキは見つけられなかった。
木のてっぺんでモズの高鳴き
きれいな雄のキビタキ
ダイサギ、キビタキ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
9月30日 晴れ
久しぶりに良い天気となった。風もさわやか、すっかり秋の風情。
蝉は1匹も鳴いておらず、虫の音と鳥の声だけが聞こえる。
秋を感じるのは虫の音だけでなく、モズの鳴き声があちこちで聞か
れたことも。コジュケイも鳴いていた。ピクニックの森でも子供の
森でもエゾムシクイが見られた。サクラソウ公園にも数羽が見られ
たとのこと。子供の森ではキビタキ雌を見た、ムシクイ類もいた
とか。バーダーも数が多くなってきて森の中はすっかり賑やかにな
った。
トンボを見つけたエゾビタキ 林の込み入った所にいたエゾビタキ
キビタキ、エゾビタキ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
9月21日 雲り
昨晩早くに台風が近くを通り抜けて行った、晴れるかと思ったが曇
りになった。9月の頭から2週間弱海外旅行へ行っていたのと、帰っ
てきてひどい時差ぼけと雨続きでBWに出るチャンスがほとんどなく、
何と3週間も間が空いてしまった。誠に申し訳ない。
雨続きのため公園はすっかり水浸し。ちょうど彼岸花が盛りを迎え
あちこちで咲いていた。雨が多いので背丈が比較的高くなっていた。
先週の金曜日にピ森にサンコウチョウがいたというメールを頂いたが
どうやらそのあとずっと雨だったせいかサンコウチョウが居続けた可
能性がある。子供の森だったが、今日も見られた。キビタキもいた。
なぜかこれらの鳥が出てくるところが一か所で平日にもかかわらず20
人以上一か所に集まっていた。ムシクイやツツドリも見られたとのこ
と。ツツドリは三つ池にも出ているらしい。
写真はコゲラ、オオミズアオ、ナナフシ、彼岸花に寄ってきたクロア
ゲハとなった。
ナナフシ君は気がつかないうちに腕にくっついていた。私の苦手なカ
マキリかと思い振り落としてしまった。そのせいか足が一本欠けてい
た。ごめんなさい
彼岸花とクロアゲハ コゲラ 写真に撮った唯一の鳥
神秘的なオオミズアオ いつの間にか腕に止まっていたナナフシ
キビタキ、サンコウチョウ、エナガ、コゲラ、シジュウカラ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
8月31日 晴れ
台風一過の晴天。空気はさわやかで秋の風が吹いていた。3つも4つ
も台風が続けてきたために秋ヶ瀬公園へくるタイミングが悪く10日
ほど間が空いてしまった。
干からびていた森も台風の雨ですっかり潤った。行きすぎて水浸し
のところも多かった。
アブラゼミ、ミンミンゼミやニイニイゼミの代りにツクツクボウシ
が目立ち始めた。
人の話では大久保農耕地にタマシギが出たとか、三ツ池ではツツド
リがいたとか。しかし早朝が多いらしくあとから行った人は見られ
ていないようだった。
今日は渡りの鳥はまだ観察できなかった。ガビチョウが鳴いていた。
ここのところウグイスが鳴かなくなった。暑い中でもあの声を聞く
と涼を感じたのだが、もう泣いてくれない。アカタテハが飛んでい
た。
池ではトンボが多く、シオカラトンボやギンヤンマにまじって真っ
赤なショウジョウトンボを見つけた。
水で満杯になった、カワセミが泥の中に飛び込んだ池
アカタテハ ショウジョウトンボ
アオサギ、エナガ、コゲラ、シジュウカラ、ツバメ
ピクニックの森/子供の森
8月19日 曇り
それほど暑いわけではなかったが湿度が高くて汗が流れた。ここのと
ころの台風がらみの大雨で池の中には水がたまっていた。それでもま
だまだ少ない。
とにかく蝉の声が大きくて鳥の声はなかなか聞こえない。蒸し暑くて
気分がすぐれないのかガビチョウすら鳴かない。
カラ類の混群を見つけたがシジュウカラとコゲラしか目に入らなかっ
た。先週に引き続きムシクイを探したが、駄目だった。終わってみれ
ばたったの5種の最低記録となった。
公園内の木の一部が黄葉して秋のように見えるが、ただ栄養不足なだ
けなのか、水不足なのか。キツネノカミソリは少しだけ花が見られた
が、ほとんど終わっていた。
水が少したまった大池
ほとんど終わったキツネノカミソリ
コゲラ、シジュウカラ、ツバメ
ピクニックの森/子供の森
8月12日 曇り
久しぶりにカラ類の混群を見た。比較的大きめだった。その中にセン
ダイムシクイを見つけた。何羽か居たようだった。もう渡りのもどり
が始まったのだろう。暑い最中で汗をかいたとはいえ日が差さなかっ
たのと風がすこしあったことから過ごしやすいほうだったのだろう。
チョウゲンボウとダイサギを久しぶりに観察。
キツネノカミソリはほぼ終わりに近づいていた。ヤブランはあちこち
に咲いていた。背丈の低いヤブランに蝉の抜け殻を見つけた。脇には
大きな木もあったのだが、なぜヤブランを選んだのだろうか。
森の中の池の水はわき水のある2つを除いてほとんどなくなっていた。
先週までカワセミが餌をとっていた池は99パーセント水が無くなっ
ていた。しばらくカワセミも寄り付けないだろう。
イチモンジチョウが何頭かいたので、記念ショットを何枚かとった。
混群の中のエナガ
ヤブランに見つけた蝉の抜け殻 何頭もいたイチモンジチョウ
ダイサギ、チョウゲンボウ、センダイムシクイ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
8月5日 晴れ
アブラゼミやミンミンゼミが多くなった。たまにツクツクホウシも
鳴いている。
鳥はどんどん姿を隠し、蝉の声が大きくなったので鳥を探すのが大
変。それでも今日はシジュウカラの群れを2つ見つけた。コゲラが混
じっていた。今日もカワセミがいた。池の水は多少増えていたが、
水深は10センチもないくらい。
チョウチョとトンボが多く、アオスジアゲハがきれいだった。
先週から咲き始めたキツネノカミソリは今が盛りで、私が見たとこ
ろでは2つの群落でたくさん咲いていた。
シジュウカラ と コゲラ
今日もいたカワセミ 青は青でもアオスジアゲハ
カワセミ、シジュウカラ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月29日 晴れ
昨日梅雨明け宣言が出た。今日は快晴、青い空に白い雲がまぶ
しい。夏の空だ。
グランドではハクセキレイが親子で餌取りをしていた。巣立った
若鳥2羽から少し離れて親鳥が見守っていた。池では本当に久し
ぶりにカワセミがいた。背中のコバルトブルーが陽に映えてまぶ
しかった。しかし、餌をとっていた池は水深がせいぜい10センチ
くらいで飛びこむと嘴がそこに突き刺さるのではないかと思うほ
ど。それでもうまく2回ダイビングして小魚を取っていたようだ。
もう8月になろうとしているこの時期だがミドリシジミがいた。
いつまで見られるのかミドリシジミ探しが楽しみだ。フクロウの
巣箱に営巣していたスズメバチはきれいに取り除かれていた。
キツネノカミソリが咲きだした。いつもの場所にいつもの時期に
咲いた。
カワセミ君と水深10センチくらいの池
キツネノカミソリが咲いた。
カワセミ、ハクセキレイ、シジュウカラ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月23日 曇り
雨の合間を縫って秋ヶ瀬公園へ来た。シジュウカラ、ウグイス、
ツバメやムクドリ、ハクセキレイ、カラスはいるが、他は少ない。
蝉の声が大きくなってきたのでますます鳥を見つけにくくなった。
蝉もニイニイゼミに混じってアブラゼミやミンミンゼミの鳴き声も
混じってきた。今日はそれら大きい蝉の抜け殻を見つけた。今年初。
まだミドリシジミがいた。写真を撮ろうとしたら逃げられた。
そろそろキツネノカミソリが咲くころだと思って探したが今年はま
だだった。来週末にはは咲いているはずだ。ヒルガオが清楚な花を
つけていた。枯れた木にキノコがまるで花のような形で生えていた
のは面白かった。
蝉の抜け殻 今年最初に見つけたアブラゼミ? たくさんいたニイニイゼミ
枯れ木に咲いたキノコ 清楚なヒルガオの花
アオサギ、ハクセキレイ、シジュウカラ、ウグイス、セッカ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月14日 晴れ
晴れは今日の午前中だけとか。本当に梅雨の間の晴れ間だが、蒸し
暑い。公園の中に入った途端に蝉の声が聞こえてきた。ニイニイゼ
ミだ。アブラゼミ、ヒグラシは時期的にまだ聞こえない。芭蕉の句
に「・・・岩にしみいる蝉の声」というのがあったが、時期的に現
在の7月の今頃で、鳴き声が繊細で岩にしみいるとのことからニイ
ニイゼミの声だということになったとのこと。大変な論争があった
という。そう思うといつもの蝉の鳴き声も趣深いような気がしてき
た。今年初のニイニイゼミの抜けがらを発見した。
ムクドリはあちこちで巣立ったばかりの若鳥を交えてたくさんいた。
時々スズメも混じる。セッカが鳴いている、カワラヒワの声も聞こ
える。ツバメが飛び、シジュウカラ、ガビチョウ、カラスが鳴く。
ヒヨドリが姿を消す時期となったようだ。賑やかな鳴き声もしなか
った。巣立って間もないハクセキレイを見つけた。まだ色が薄い。
森の中の池が干上がり始めている。ピクニックの森の通称大池も
ついに干上がってしまった。先週は魚もいたのだが、今日は何も
見えなかった。
今年最初に見つけたニイニイゼミの抜け殻
木の実に群がるムクドリ 色の薄い巣立ったばかりと思われるハクセキレイ
すっかり干上がった大池
アオサギ、ハクセキレイ、シジュウカラ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月7日 晴れ
今日は七夕、久しぶりに晴れた。とたんに暑くなった。今年一番
の暑さだとか。森の中では日陰をさがしてあるいたが、暑かった。
先日まで時折雨の降る日々だったが、池の水はどんどん減る一方。
黒池と呼んでいる池は完全に干上がり、大池と呼んでいるいる比
較的大きな池もあとわずかで完全に干上がりそう。大きな魚が体を
隠す深さもなくなった水の中でのたうっているようだった。このま
までいくと8月には大部分の池が干上がるおそれあり。
鳥はいつもの種類で、スズメ、ムクドリ、カラスが地面にたくさん
降りていた。ムクドリとカラスは暑さから口をあけて体内の暑さを
放出していた。ホオジロがすこし珍しく水が少なくなった池の中で
カルガモが泥色になっていたのが印象的。ウグイスの声はとてもさ
わやか。
今年初めて蝉の声が聞かれた。ニイニイゼミの声だ。数は多くない
が夏だなあと感じさせる鳴き声だった。ミドリシジミがまだあちこ
ちで見られた。フクロウが巣立ってカラになった巣箱はさっそくス
ズメバチに占拠された。
口をあけて暑さをしのいでいるムクドリ と カラス
ドロドロの水の中のカルガモ フクロウの巣箱を占拠したスズメバチ
ハクセキレイ、ホオジロ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月30日 雨/曇り
時折霧雨が降る天気。森の中では全く気にならない程度だがどん
よりとした空は薄暗く、蒸し暑い。森の中ではハンゲショウが薄
暗い中に群れてかつひっそりと咲いていた。
フクロウは見えなくなり、巣箱の前にたむろしていた人たちも今
はいない。無事巣立ちましたという旨の看板が2か所にぶら下げ
てあった。どういうわけか一枚のほうにはナナフシが2匹もくっ
ついていた。何かに擬態しているつもりなのだろうか。
フクロウがいない森の中はシジュウカラ、ヒヨドリ、ガビチョウ、
カラスの鳴き声ばかり。時折ヒバリの鳴き声が聞こえた。グラン
ドの上はムクドリ、ツバメ、ハクセキレイ、カラスの面々。池は
水が少なくなっていて鳥は見当たらなかった。
今年もちょうど半分が終わった。最近の一年は早い。
フクロウ巣立ちの看板とナナフシ ひっそりと咲いていたハンゲショウ
グランドで見たキジバト と ムクドリ
ハクセキレイ、ヒバリ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月16日 曇り/雨
曇って時折雨がぱらつく梅雨の空。連日の雨のためかミドリシジ
ミは見当たらない。
しかし植物は元気いっぱい。ハンゲショウ、ツユクサ、ノカンゾ
ウ、ダイサンボクが咲き始めた。そして緑陰ではドクダミの白い
花がいっぱい。さらに何とたった一輪だったが!チョウジソウが
咲いていた。
鳥はシジュウカラ、ガビチョウが良く聞こえた。あとヒヨドリ、
ムクドリ。荒川土手側からセッカやヒバリ。
巣箱に営巣したフクロウは2番目の雛まで無事巣立っていったよ
うだ。数多い鳥好きの人たちの協力の賜物です。昨年はいたずら
をする人やストロボ使用や雛を驚かして目をあけさせる人なども
いたようだった。今年はそんな話は聞かれなかった。できるだけ
ストレスを与えないようにポスターなどでお願いをしたことも役
に立ったのかもしれない。昨日から夜間の監視や警察のパトロー
ルも終了したようだ。ご協力いただいた関係機関各位、鳥好きの
方々には心より感謝いたします。
今までフクロウに関して極力情報を出さないようにしておりまし
たが、今日から解禁となりました。情報欄では意図的にフクロウ
の名前を隠しておりましたことをお詫び申し上げます。
ツユクサ、ノカンゾウ、ダイサンボクの花が咲いた
親子のハシボソガラス ムクドリ達
セッカ、ヒバリ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月10日 晴れ
梅雨の間の晴れ間といった日和だった。暑くて30度を超えてい
るようだった。特定の鳥目当ての人は多かったが、ほとんど空振
り状態か。暑くなってきたためか鳥が少ない。
朝方はカッコウが鳴いていていい気持だったのだが、その後はキ
ジも鳴かない。ガビチョウが藪の中をガサガサいわせて飛び移っ
ていた。最近ウグイスの数が減ったような気がする。ホトトギス
も少ない。これはガビチョウの数が増えたのと関連があるのだろ
うか。
一方ミドリシジミは今が最盛期か。ここ3週たくさん見られてい
る。発生は天気との兼ね合い。運が悪いと数が少ないこともある
だろう。とにかく朝夕がお勧め。今日はナナフシ(モドキ)がたく
さんいた。中型から比較的小さな個体まで、全部で7頭位見つけ
た。緑色や褐色の個体、足がマダラの個体といろいろ。これはこ
れで楽しい。昆虫の季節の到来だ。
ガビチョウがいた 今日もミドリシジミ
たくさんいたナナフシ(モドキ)
トビ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月3日 晴れ
すがすがしい初夏の日だった。風もさわやか、蚊も少ない。
ピクニックの森はミドリシジミがいっぱいだった。雄も雌もたく
さん。樹液の出ているところは10頭以上が群れていた。ミズイロ
オナガシジミもまだいた。残念ながら大好きなウラナミアカシジ
ミは見られなかった。
鳥は留鳥だけ。エナガやシジュウカラの雛があちこちで飛び回っ
ていて賑やかだった。もう昆虫の季節だ。
ミドリシジミがたくさん
賑やかに飛び回っていたエナガの巣立ち雛
キジ、エナガ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月26日 晴れ
少し蒸し暑く汗ばんだが藪蚊も少なくまあまあ快適な日和。夏の
渡り鳥は繁殖地へ行ってしまったのか何も見られなかった。
シジュウカラ、エナガ、コゲラ、カラスなどの雛が多い。その分
にぎやか。池ではカイツブリが見えなかったが、ガビチョウの水
浴が見られた。脇をカワセミが飛んで行った
トンボやチョウやそのほかの昆虫が増えてきた。シーズン到来。
ミズイロオナガが何箇所かで見られた。このチョウが出てくると
間もなくミドリシジミが出てくるのだという。昨年は多かったの
で、今年も期待。雨が続かないとよいのだが明日は雨だとのこと。
心配だが雨は続かないらしい。また、ナナフシ(ナナフシモドキ)
が2か所で見られた。写真に撮ったほうは7〜8cmくらいで、2頭
いた。あとで見たほうは5cmくらいとどちらもまだ小型だった。
いつでも見られるわけではないのだが、見られる日には何か所か
で見られる。これはナナ不思議だ。
水浴びをしてさっぱりしたガビチョウ 今年初のミズイロオナガ
2頭いたナナフシモドキ
キジ、カワセミ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月20日 晴れ
昨日の雨も上がり乾燥して過ごしやすい日だった。鳥は留鳥ばっ
かりだった。カラ類はたくさんいた。カイツブリもつがいで泳い
でいた。ウグイスが鳴き、遠くではキジが鳴いていた。葦原では
オオヨシキリがギョシギョシと鳴いていた。カラスも雛がかえっ
たようで、一回り小さく子供と思われるのが何羽もいた。空の上
ではヒバリが鳴いているようだった。森の中でコゲラがふざけて
いるのか縄張り争いなのかもつれて飛び回り危うく私に衝突する
ところだった。ムギワラトンボも見つけた。広場では幼稚園の園
児が赤白の帽子におそろいの制服を着て走り回っていた。のどか
なひと時だった。
ガビチョウが大きな声で鳴き始めたら初心者らしきカメラマンが
何の鳥かと焦っていた。
今日の写真はピンボケで恥ずかしいが、雰囲気だけでご容赦
つがいのカイツブリ 囀っていたガビチョウ
カイツブリ、オオヨシキリ、ウグイス
ピクニックの森/子供の森
5月13日 晴れ
暑い日だった。夏日とか。2週間ぶりの秋ガ瀬となった。先週は舳
倉島へ行っていたのだが、悪天候で船が出ず、予定を超過して何
とか帰り着いた。その直後に風邪をひいてしまい結局今日になってし
まった。当初の予定では5月6日には秋ヶ瀬公園の予定だったが、
その日はまだ舳倉島にいた。おかげで舳倉島では久しぶりに山ほど
の鳥と出会えた。
さて、秋ガ瀬だが、昨日はサンコウチョウがいたということだった。
今日も探している人がいたが、もう抜けた後のようだった。子供
の森ではキビタキとウグイスが素晴らしい声でさえずっていた。
エナガの巣立ったばかりの雛が親鳥と一緒に大きな声を出して飛
び回っていた。
巣立ったばかりのエナガ雛 囀っていたキビタキ
カイツブリ、キビタキ、ウグイス
ピクニックの森/子供の森
4月29日 晴れ
低気圧の影響で風が強い。ゴーゴーと音を立てて吹き荒れている。
おかげで鳥たちも落ち着かない。鳴き声もほとんど聞こえない状況
だった。お天気は良く、暖かいのだから、風がなかったら絶好の連
休初日だったのだが。バーベキューや子供相手の催しは森一杯でこ
ちらも落ち着いて鳥を見るというわけにはいかない。
すっかり春めいた森の中はカヤツリグサがいっぱい出てきた。チョ
ウジソウも今盛り。藤の花も咲きだした。毎年楽しみなギンランも
咲いた。花は数株だけだったが毎年可憐だ。
鳥もコゲラ、キジバトすら見られなかったのだが、タンポポが一杯
のグランドではカワラヒワやムクドリが居た。ツグミはいなかった。
森の中ではキビタキがきれいな声でさえずっていた。他にめぼしい
鳥は見られなかったが、今週はコムクドリやツツドリもいたとのこ
とだった。田んぼではムナグロ、ツバメチドリ、メダイチドリもい
たとか。春たけなわだ。
タンポポに囲まれたカワラヒワ 囀っていたキビタキ
可憐なギンランの花 コミスジもとんでいた
ハシビロガモ、キビタキ、ウグイス
ピクニックの森/子供の森
4月21日 曇り
ピクニックの森はバーダーがたくさん来ていた。オオルリがいると
いう情報が流れているらしい。森の中ではセンダイムシクイが「焼
酎一杯グイー」と鳴いていた。アカハラもさえずっていた。ウグイ
スは囀りがうまくなってきた。オオルリは雄雌合わせて少なくとも
6-7羽程度が森に入っているようだ。雄は3羽以上。キビタキもいる
とのこと。他にもいるのだろうが囀らないとわからない。ガビチョ
ウは大きな声でさえずっているのだが。グランドにはタンポポが咲
いている中にツグミがたくさん降りていた。ムクドリもいた。
可憐なツマキチョウもいた。チョウジソウも花を付け始めた。薄青
色の花は清楚な美しさだ。ノウルシやタンポポの黄色といい対照と
なっている。
今晩から一雨降るという。地震で被害を受けた熊本はもう本降りの
雨だとのこと。心配だ。
虫を捕まえたオオルリ ムシクイもいた
タンポポに囲まれたツグミ 咲き始めたチョウジソウ
ハシビロガモ、オオルリ、キビタキ、ツグミ、アカハラ、ウグイス、シメ
ピクニックの森/子供の森
4月12日 晴れ
朝方は涼しかったが、日差しが強くどんどん暖かくなった。でも風
は冷たい。寒暖が目まぐるしく入れ替わるこのごろ。着るものには
特に気を使う。森の中は春がいっぱいになってきた。木々は芽吹き、
草花は咲き始めた。シャガは群落を作り咲き始めた。名前は外国っ
ぽいが学名はアイリス・ジャポニカというらしい。私の大好きな花
だ。ここ一カ月くらいの間しか孵化しないツマキチョウも飛んでい
た。なかなか止まってくれないので写真に撮りにくいチョウチョ
だ。
夏鳥はツバメだけしか見られなかった。冬鳥はまだ見られた。グ
ランドにたくさんいたツグミは木の上に移って、渡りの準備中の
ようだ。ウグイスは大きな声で鳴いていたが、対抗するガビチョ
ウはそれを上回り、森中に響き渡る声で鳴き始めた。キセキレイ
も出てきた。黄色がとても鮮やかだった。アオジは色がはっきり
としてきて、おなかの黄色が鮮やかになった。
さえずっているウグイス きれいな色のキセキレイ
やっととまったツマキチョウ 私の好きなシャガの花
カイツブリ、ハシビロガモ、ツグミ、キセキレイ、ウグイス、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
4月1日 曇り
今日まで暖かかった。明日からまた少し寒くなるらしい。比較的薄
着だったが、それでも少し汗ばむくらいだった。若葉がいたるとこ
ろで鮮やかな萌黄色を見せて、桜はまさに満開。ヒメオドリコソウ
はいっぱいに花を付けている。キチョウがあちこちで飛び回り春本
番といったところ。
冬鳥たちは徐々に数を減らしているようだ。今日特徴的だったのは
シロハラがあちこちで目に付いたこと。北帰行を前に集まっている
のかもしれない。シメは嘴が銀色に変わり、繁殖の準備も整ったよ
うだ。カラスは巣材を加えて巣作りを始めていた。モズも繁殖に入
ったようだ。
とうとうレンジャクは姿を現さなかった。昨年の反動か。3月中に
一度も姿を見せなかったことはとても珍しいことだ。
あちこちで見かけたシロハラ 嘴が銀色のシメ
アオキの花を見つけた 盛りのヒメオドリコソウ
カイツブリ、ツグミ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
3月25日 晴れ
また寒くなった。三寒四温というけれど、その言葉通りの季節。着
るものを調節するのが大変だ。足元はすっかり春。一面にヒメオド
リコソウやオオイヌノフグリが咲き、よく見るとタンポポも咲いて
いた。枯れ草色のキャンバスにノウルシが鮮やかな黄緑色を演出し
ていた。
東京では桜の開花宣言が出されているが、ここでもちらほらと咲き
始めた。暖かい日が続くようだとあと数日で満開となるかもしれな
い。
ピクニックの森ではベニマシコが2,3羽の群れで鳴き交わしながら
飛んでいた。モズはそろそろ営巣の季節、姿が容易に見られるのも
今のうち。シメの姿が減ってきた。そろそろ北へ向かって出発なの
だろうか。ツバメが1羽見られた。今年の初認だ。ガビチョウがにぎ
やかになってきた。営巣の準備だろうか。
池の中ではハシビロガモが増えてきた。カイツブリは相変わらず1羽
だけ。時折鳴いているのはつがい相手を探しているのだろうか。
レンジャク、フクロウの情報はない。
3羽いた比較的若いと思われるハシビロガモ 2羽のベニマシコ
花とヒヨドリよく似合う 鮮やかな色のノウルシ
カイツブリ、ツグミ、ベニマシコ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
3月17日 晴れ
4月下旬の気候となった。一昨日までの真冬の気候から激変してい
る。厚手の防寒着のインナーを外したが暑くてかなわない。セー
ターも脱いだ。
ツグミはグランドからいなくなり、木の上のほうに集まりだした。
シメの嘴はまだ肌色だ。柳の枝ははっきりと薄緑色になってきた。
こぶしの花が咲き始めた。大部分の桜のつぼみはまだ小さく堅かっ
た。
池にはハシビロガモのつがい、カルガモのつがい、アオサギ、カイ
ツブリがいた。森の中の今や常連のキクイタダキ、ベニマシコはい
たようだが、見られなかった。フクロウ、レンジャクの姿はまだ見
えない。ピクニックの森では希少植物保護用に綱が張られた。
森の中ではキチョウやテングチョウが飛び回っていてすっかり春と
なっていた。
どんどん出てきたアオジ
暖かさでどっと出てきたテングチョウ
咲き始めたこぶしの花
カイツブリ、ツグミ、ジョウビタキ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
3月13日 曇り
数日寒い日が続いている。明後日からは打って変わって春の陽
気とか。もう少しの我慢。寒さのせいか鳥の出が悪い。
カラ類は元気なのだが。それでもいつもの場所ではベニマシコ
の声が賑やかに響いていた。少し赤い雄が1羽と雌タイプが2羽。
あちこち飛び回っているようだ。近くの池にはカイツブリが1羽。
ケレレレレと鳴いて見せた。思わずほほが緩んだ。子供の森では
キクイタダキも見られた。今日は1羽だけ。近くでシメの声がひっ
きりなしに聞こえるところがあった。目を凝らしてみるとあちこ
ちの木に10羽〜20羽シメがとまって鳴いているようだった。そろ
そろ集まって北帰行の打合せなのか。
寒い日だったが、桜の花が咲いている木を見つけた。足元にはヒ
メオドリコソウが花を咲かせていた。もう春だ。。
春だ。
可憐なベニマシコ
ケレレレレと鳴いたカイツブリ
気がつくといっぱいのヒメオドリコソウ
カイツブリ、ツグミ、ジョウビタキ、キクイタダキ、ベニマシコ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
3月4日 晴れ
ここのところ暖かい日となっている。鳥も声や飛び方が元気に
見える。ピクニックの森ではカラ類がとっても元気。エナガが
営巣に入っているのか飛び交っている。巣材を運んでいるのも
いた。メジロもまとまって目の前に出てきた。ジョウビタキは
雄雌がいるようだ。トラツグミも見つけた。ふらふら歩いてい
たら足元にベニマシコが2羽いるのに気がつかず、飛ばしてし
まった。赤い雄もいたとのこと、やれやれ。
子供の森ではアトリが10〜20羽いるとのこと。あちこち飛び回
っているということで、探してみたが見つからなかった。トラ
ツグミが出てきてカメラマンが集まっていた。キクイタダキも
いたということだが、少なくなったという。ヒレンジャクはま
だのようだ。
足元をよく見るとオオイヌノフグリが紫色の小さな花を咲かせ
ていた。柳の枝も浅い黄緑色に変わりつつあった。
春だ。
人懐こいジョウビタキ雌
色使いの巧みなトラツグミ
春を感じさせてくれたオオイヌノフグリ
トラツグミ、ツグミ、アカハラ、ジョウビタキ、シメ、カシラダカ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
2月27日 晴れ
昨日、一昨日と寒い日が続いた。今日も寒い。カラ類の混群は
とても元気で今日はカシラダカまで混じっていた。メジロが多
く混じっていた。池の中のカモは少ない。カルガモ数羽とハシ
ビロガモ1つがい。他には亀が日光浴をしているだけ。グランド
は相変わらずツグミがたくさん。アオジはとっても多いような
気がする。どこを見てもアオジが顔を出した。キクイタダキや
トラツグミは見当たらなかった。アカゲラもいたということだ
が見られなかった。アトリは10数羽入っているとのことだった
ので、場所を教えてもらい探してみたが見当たらなかった。
天気が良いのでウオッチャーがたくさんいた。そろそろレンジ
ャクが来てもよいころなのだがまだ情報はない
。 帰りに車に乗って動き始めたところで、ワシタカspが上空を飛
んでいるのが見えた。肉眼で姿を追い始めたが危ないので見る
のを断念した。
カワセミがいた
そろそろ営巣に入るか、モズ
ワシタカsp、カワセミ、ツグミ、アカハラ、シメ、カシラダカ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
2月19日 晴れ
昨日までの2月の気候から一転3月下旬から4月上旬の気候とか。
暖かくなったので、鳥たちも出てきて盛んに動き出した。
ピクニックの森のアリスイは見つからなかった。上池ではクイ
ナが出てきた。この池でクイナを見るのは本当に久しぶりだ。
そのうちにカワセミも出てきた。
中池のわきではカシラダカが集団で道に降りて餌をごそごそ探
していた。10羽以上固まっていた。カラ類の混群は賑やかに飛
び回っていた。
子供の森ではきれいなアカハラが見られた。オオアカハラかも
しれない。とってもきれいな個体だった。アカゲラが飛んでき
たといわれて見たが確認できなかった。これは残念。
キクイタダキも見られたとのことだった。
久しぶりのクイナ
カシラダカの群れ
とってもきれいなアカハラ
クイナ、カワセミ、ツグミ、アカハラ、シロハラ、シメ、カシラダカ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
2月11日 晴れ
今日は建国記念日の休日。鳥見の人が多い。最近のウオッチャ
ーは長さ30センチくらいの望遠レンズを肩にかけている人と小
型の超望遠レンズ付きのカメラを持っている人が多い。以前の
ようにスコープだけを持っている人が少なくなった。スコープ
の人もたいていデジカメが付いている。
ピクニックの森ではアナグマがまだいるようだ。先日フクロウ
の巣箱の近くの樹洞に入っているのを目撃した人がいた。今日
はその場所にはいなかった。凶暴だとのことなのでちょっと心
配。
いたるところでエナガに遭遇した。群れで鳴きながら飛び回っ
ている。必ずシジュウカラもくっついている。カラ類の混群は
賑やかで見ているだけで楽しい。キクイタダキも見られた。カ
ラ類の混群とは離れて数羽の群れで動いているようだ。先週じ
っくりと観察できたアリスイも午後には同じような場所で見ら
れたとのこと。木々の葉も落ちて鳥がとっても見やすい。バー
ドウオッチングには最適だ。写真を撮るには緑がなくて少しさ
びしいが。
今日もキクイタダキが見られた
いたるところで遭遇したエナガ
最後にシメが出てきた
キクイタダキ、ツグミ、アカハラ、シロハラ、シメ、カシラダカ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
2月6日 晴れ
寒い日が続く。朝方は冷え込んだが徐々に暖かくなってきた。
鳥は比較的数も種類も多めに感じた。土曜日のためグランドは
少年野球で満員状態だったが、その間を縫ってツグミが行き来
していた。
池の中はカルガモとコガモ、そしてアオサギと普通だった。森
の中は賑やかでアオジやカラ類がひっきりなしに出てきた。キ
クイタダキもエナガの群れに交じって3羽目の高さの藪で餌を
探していた。アリスイはあまり人怖じしない個体のようで7,8
メートルくらいの距離まで飛んできて、枝にとまった。ウグイ
スも近くに出てきた。ベニマシコやトラツグミ、ヤマガラもい
たようだった。かなり楽しめたBWだった。
明日の朝方は雪になるとか。あまり積もらないとよいのだが。
近くに来たアリスイ
目の高さのキクイタダキ
ウグイスが飛び回っていた
アオサギ、アリスイ、キクイタダキ、ツグミ、シロハラ、シメ、カシラダカ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
1月29日 曇り
雨か雪の予報、傘を持って森を回ったが、BWの最中は降らな
かった。
今にも泣き出しそうな空模様のためか鳥の出もそれほどよくは
なかった。しかし、いつものメンバーはしっかり出てくれた。
アオジやカシラダカ、シロハラは近くに出てきてくれた。ツグ
ミはグランドにいっぱいいた。カワラヒワも数十羽の群れが降
りていた。ムクドリ、タヒバリもいた。池の中ではコガモ、ハ
シビロガモ、アオサギも見られた。
BWを終わって車に入った途端に霧雨となった。ラッキーだっ
た。
人懐こいアオジ
隠れたつもりのカシラダカ
いつもの場所でシロハラ
アオサギ、ツグミ、シロハラ、シメ、カシラダカ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
1月24日 晴れ
今日は秋ガ瀬公園主催の探鳥会。秋ヶ瀬野鳥クラブがご案内し
た。参加者は10数名。今日は子供さんは参加がなく、賑やかに
はならなかったが、じっくりと鳥見ができた。
昨晩は雪の予報が出ていて日本全国で雪となったが、関東南部
だけは全く降らず。よく晴れて絶好の鳥見日和となった。
カワセミはちょくちょく出ていたが落ち着いてみることはでき
なかったが人気者。ベニマシコも雄、雌1羽ずつ出てきて大い
に盛り上がった。カラ類、カモ類も期待通り見られた。ウグイ
スはほとんど声だけ。2,3種類は一人、二人しか見ていない鳥
もいたが、ほとんど多くの参加者が確認できた。寒い、風の比
較的強い日だったが、青空のもと楽しくBWを行った。終わっ
てみれば31種類と期待以上の鳥果であった。
観察した鳥のリストはホームの「秋ヶ瀬の野鳥情報」1月24日
の項をご覧ください。
鳥を見る参加者
鳥を見る参加者
近くに降りてきたアオサギ
アオサギ、ツグミ、カワセミ、ベニマシコ、シメ、アオジ
ピクニックの森/秋ヶ瀬探鳥会
1月15日 晴れ
ここ数日寒い冬らしい日が続いている。今日も冷たい。寒さの
ためか、冬鳥が増えてきたような気がする。グランドにはツグ
ミが10羽以上餌を獲ったり、上空を見上げたり。アトリも数
羽、トラツグミも数羽いるようだ。キクイタダキも2,3羽の
群れがたまに見られる。今日のトラツグミは顔だけ出してあと
はこっそりと隠れていた。アトリは優しげな声で鳴いていた。
キクイタダキは相変わらず忙しく常緑樹の中を飛び回っていた。
シロハラはあちこちで見られた。カワセミは何度も池に飛び込
んでいたが、餌はちっとも獲れないようだった。若い個体なの
だろうか。しばらく寒さが続くとか。
あちこちに出没したシロハラ
首だけしか見えないトラツグミ
忙しいキクイタダキ
アオサギ、ツグミ、シロハラ、トラツグミ、キクイタダキ、アトリ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
1月7日 晴れ
昨日は4月並みの陽気とか、季節外れの陽気は鳥たちにどんな
変化を起こさせるのか心配だ。今日は少し冷えてきた。明日か
らは平年並みになるという。
ピクニックの森ではシメとツグミが多くなってきた。とくにツ
グミはグランドに降りて上空を眺める姿が見られた。4,5羽
いたが、まだ少ないように思う。森の中ではカラ類の混群があ
ちこちに出没して賑やかに飛び回っていた。
子供の森ではシロハラやキクイタダキ数羽が見られた。キクイ
タダキは相変わらずせわしなくカメラを向ける人をあざ笑うか
のように一か所にとどまらず次々に飛び移っていた。
ウオッチャーは思いのほか少なく静かに鳥見ができた。
かなり増えたアオジ
カシラダカも来た
空を見上げるツグミ
アオサギ、ツグミ、シロハラ、キクイタダキ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
1月1日 晴れ
新年最初の日は快晴から始まった。初日の出は時間通り、雲
に隠れることなく地平線から上がるとすぐにまぶしいご来光
となった。富士山もきれいに見えた。
ご来光の前にカワウが群れで出勤するのを見たのが今年の初
見となった。
ピクニックの森では毎年顔を合わせる二人と合流して三人で
森の中を一回り。池に映った太陽がまぶしかった。
シメがよく鳴いていた。カワセミも出てきた。池ではカルガ
モ、コガモ達。上空ではノスリがカラスに追われていた。
今年はどんな鳥たちに巡り合えるのか楽しみだ。
カワウの初出勤姿
ピクニックの森の中の初日の出
ノスリ、コガモ、ノスリ、カワセミ、シメ、アオジ
ピクニックの森
2015年
12月30日晴れ
冬らしい寒い日だった。森の中はなんとなくさっぱりとした
感じを受けた。今年も押し迫り、鳥を見ている人は少なかっ
た。知り合いに出会ったが、いつもはゆっくりとしている方
が、今日は早く帰らないと奥さんに怒られると言いつつ早め
に帰って行った。
鳥はカラ類とヒヨドリが飛び回っているだけの感じ。それで
もピクニックの森、子供の森の両方でアカゲラを観察できた。
小森ではルリビタキ雌数羽、キクイタダキ数羽、時にはトラ
ツグミが見られるということだった。
今年から来年にかけては暖かい冬とのこと。エルニーニョ現
象が強いのだそうだ。冬鳥飛来の数が少ないのもそのせいか。
ツグミはまだチラホラ。シメも少ない。いつになったら群れ
が入ってくるのだろうか。来年に期待したい。
コガモが2羽泳いでいた
久しぶりにアカゲラ
カワラヒワがポーズ
アオサギ、コガモ、アカゲラ、モズ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
12月24日晴れ
今日も季節外れの暖かい日、11月中下旬並と言っていた。
フクロウの巣箱も3年目に入ったが、今年は先週アライグマ
が入ったとの情報で大慌て。昨年はスズメバチが巣を作り、
一昨年は営巣木が倒れるなど、毎年何かある。
今日はアライグマが木に登れない対策として、有刺鉄板を巻
き、樹の上を伝わって巣に入らないように枝の伐採を行った。
伐採は最小限度として、環境の変化を極力小さくした。アラ
イグマの捕獲器は管理事務所が近くに設置した。管理事務所
の人、秋ヶ瀬野鳥クラブのメンバーの見守る中、ボランティ
アの庭師さんが作業を受け持ってくれた。最初に高いところ
の枝の伐採を行い、有刺鉄板を幹に巻き、その間に巣箱の清
掃と木のチップを入れてくれた。最後に巣箱の穴に枝を差し
入れてもらった。
高い木の上のほうを伐採するのはロープを使ってまるでロッ
ククライミングのようだった。見ているだけでくらくらする
ようだった。
約3時間の作業ので無事終了した。
これでフクロウが営巣してくれると良いのだが。
今日の鳥見は巣箱近くで観察した鳥だけとなった。
なお、今朝アライグマの捕獲器にタヌキが1匹かかっていた
とのこと。すぐに放免になったということだった。置いてあ
ったバナナに誘われて捕獲器に入ったらしい。
枝の伐採
有刺鉄板、幹に有刺鉄板をまく
枝を差し入れ、出来上がり
アオサギ、ノスリ、モズ、シメ
ピクニックの森フクロウ巣箱前
12月16日晴れ
季節外れの暖かい日、10月中旬並と言っていた。11時頃
はコートを着ていて汗をかいた。今日の鳥見はフクロウの巣
にアライグマが入ったとの情報(写真を撮った人がいた。)
から、対応策の打合せもあった。とにかく公園管理側は捕獲
箱を設置するとのこと。我々はアライグマが入らないように
するということで対策を練ることになった。
せっかくフクロウが繁殖に来てもアライグマが巣箱に入って
いては困ったことになる。
そんな打合せをしていると頭の上を飛んでいたノスリが目の
前の木にとまったり餌を獲りに脇におりたり、また別な木に
とまったりと大サービス。ハイタカも頭上を旋回し、ジョウ
ビタキ雄、カラ類の混群が目の前にきたりとその都度打合せ
は中断。
そんな一部始終を見ているかのように、アオサギが木の上で
じっと眺めていた。池はカルガモとハシビロガモ。ピクニッ
クの森ではたった一羽だがツグミがほぼ決まった所に出てい
た。
近くをちょろちょろしていたノスリ
木の上のアオサギ
たった一羽のツグミ
アオサギ、ノスリ、ハイタカ、ハシビロガモ、タヒバリ、ジョウビタキ、ツグミ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
12月8日晴れ
朝晩の冷え込みは冬モードとなった。森へはいる最初は手袋
をはめた。
はく息が白い。池の中にはカモが増えてきた。オオバンもい
た。ハシビロガモが2羽から4羽になった。
ピクニックの森ではグランド側にタヒバリ、ハクセキレイ、
森にはモズ、カラ類、アオジ、シメなど。鳴き声が多くなった。
子供の森ではウグイス、シロハラ。ルリビタキ、キクイタダ
キは見られなかった。先週ツグミを1羽見たが、本格的な飛
来はまだこれから。広場で空を見上げるポーズはいつから見
られるのだろうか。
フクロウの巣箱にアナグマが入ったとの知らせを聞いた。巣
穴から顔を出している写真を撮った人がいた。相手がアナグ
マではフクロウも入れまい。これは一大事。
池のオオバンとハシビロガモ
広場にいたシロハラ
アオサギ、ハシビロガモ、タヒバリ、シロハラ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
12月1日晴れ
いよいよ師走。公園の木々も赤や黄色に染まり、落ち葉が厚
く敷き詰められて来た。遊歩道は落ち葉が積もり、歩くとか
さかさといい音を立てて気持ちが良い。チョウチョはあまり
見られず、小さな、薄茶色の蛾の仲間が良く見られた。
ピクニックの森は鳥の数は居るのだろうが、珍しいのは少な
い。今日はハシビロガモがシーズン初認だった。タヒバリは
野球場で見られた。
子供の森のほうが鳥の種類は多いようだ。今日はツグミ、ル
リビタキも見られた。キクイタダキも数羽いるということだ
った。ウオッチャー、カメラマンもこちらの森がうんと多い。
それでも平日、10人そこそこといったところ。
公園近くの民家のアンテナの上にチョウゲンボウがいた。
記念に一枚。
シーズン初認のハシビロガモ
シーズン初認のツグミ
記念写真的なルリビタキ,わかるかな
アンテナにいたチョウゲンボウ
チョウゲンボウ、タヒバリ、ツグミ、ルリビタキ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
11月24日晴れ
昨晩までは雨。今日は雨も上がり、陽がさして、暖かくなっ
てきた。鳥も活動を開始した。鳴き声はあちこちから聞こえ
る。木の葉は赤、黄色みをますます濃くしてきた。
グランドではタヒバリがやってきた。シーズン初見だった。
ハクセキレイと追っかけっこをしていた。モズの声に振り向
くと梢にはモズではなくシメが止まっていた。モズはその下
にいたようだが、シメはしきりにモズの声を気にしていたよ
うだった。
子供の森ではシロハラを見た。こちらもシーズン初。うまく
写真が撮れなかったが、証拠写真を載せた。
11月も終わりに近づき、鳥たちも移動に忙しそうだ。ツグ
ミはまだ見ていない。
グランドのタヒバリ達
モズを気にしていたシメ
まだせわしないシロハラ
カワセミ、ジョウビタキ、ウグイス、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
11月17日晴れ
秋がどんどん深まっている。木々も黄色く染まってきた。
池ではアオサギの幼鳥がじっとしている。カルガモも10羽
くらい泳いでいた。その中でカワセミの雌2羽がにらめっこ
をして、縄張りを主張していた。一羽はきれいな個体、もう
一羽は色がうすく、目の下に白いできもののようなものが見
られた。どちらが勝つのやら。
ウグイスの笹鳴きが聞かれるようになった。ジョウビタキも
あちこちで鳴いていた。アオジの地鳴きも聞こえる。
モズはうるさいくらいギーギー鳴いている。シメも来ている。
時々鳴き声も聞こえていた。朝方、シロハラ、アカハラもい
たとのこと。このまま順調に増えていくと良いのだが。はたして。
にらみ合うカワセミ雌
うるさいくらいのモズ
増えてきたアオジ
カワセミ、ジョウビタキ、ウグイス、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
11月7日曇り
どんどん秋も深まってきた。黄葉、紅葉もきれいになってき
た。先月末にかけて旅行に行っていたので、しばらく間が空
いてしまった。人に聞いた話ではその間に特筆すべき鳥は見
られていないとのことだった。千住、葛西のほうではヒメク
イナとハクガンで話題沸騰のようだ。
森の中ではやっとアオジとクロジがやってきた。アオジはあ
ちこちで声がしていたので、かなりの数まとまって入ったよ
うだった。時間帯にもよるが、鳥が少なかった。
秋らしい池の風景
アオサギの若鳥か?
今年もアオジが来た
アオジ、クロジ
ピクニックの森/子供の森
10月18日曇りのち晴れ
今日は秋ヶ瀬フェスタ。規模は小さいが公園主催の年一回の
お祭り。出店が出てコーヒー、ホットドッグなど飲食物の販
売、農家産直、手作り豆腐などの販売。鳥、昆虫、植物の
各々観察会。手作りせんべい、凧、模型飛行機、樹名板の作
成などの参加型催し。ミニ動物園開催。目玉は熱気球。そん
なこんなで7時から1時まで賑やかに行われた。主催者発表で
は1100人が訪れたとか。もっと多くとも不思議でないのだが、
宣伝の問題かも。
さて鳥見。バードウオッチング希望者には随時秋ヶ瀬野鳥ク
ラブの面々が案内した。子供づれが多かった。この季節は鳥
が少ないので案内するほうは大変苦労した。カワセミが出て
きた時もあり、こういうときはホッとする。モズはあちこち
で鳴いていた。
そのほかキビタキ雌が出てきたり、ムシクイもいたとか、朝
方はツツドリがいたとのこと。サクラソウ公園の機場付近で
はアリスイが飛来したとのことだった。
秋ヶ瀬フェスタの一場面
カワセミの若鳥か?
キビタキ雌
コゲラ
カワセミ、キビタキ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
10月10日晴れ/曇り
昔で言うところの体育の日で晴れの特異日、1964年の東京オ
リンピックの開会式の日だ。雨は降らない。
午後からの鳥見となった。少し曇っていて、蒸し暑く藪蚊が
多めだった。蚊取り線香をたいて歩いた。
モズが高鳴きをして、ヒヨドリがうるさく騒いでいた。やっ
とヒヨドリが多数飛来したようだ。カケスもいた。話による
と5、6羽いるとのこと。
ヒヨドリを見ていたところ脇の木の上のほうにワシタカ類の
幼鳥と思われる鳥を見つけた。大きさは近くのヒヨドリと比
較したところわずかに大きいように思えた。背面しか見えな
かったことで確実なところはわからないが、ハイタカかツミ
だろうと思った。眉班がほとんど見えなかったので、ツミと
した。小鳥はシジュウカラ、コゲラ、ガビチョウなど。
森の中を歩いているとアサギマダラが飛んできてセイタカア
ワダチソウに止まった。あまりきれいだったのでしばらく見
とれていた。
モズの高鳴き
やっと帰ってきたヒヨドリ達
シーズン初のカケス
ツミの幼鳥としたワシタカsp
ツミ、カケス、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
10月2日晴れ
昨晩は台風並みに発達した低気圧の影響で暴風雨となった。
公園はというと、午後に行ったためか周遊路はかなりきれい
になっていた。細い道や広場は細かい枝が散乱しているとこ
ろもあった。水はたっぷりあるので周遊路以外は歩きにくい。
風で鳥も吹き飛んだのかシジュウカラの声も少ない。カラス
の声も少なめ。ピクニックの森ではカラスもヒヨドリも一羽
も見かけなかった。
彼岸花はほぼ終わりとなっていた。一羽だけだったがアサギ
マダラを見つけた。花も少ないためかついに止まることはな
く、写真も望遠ピンボケ一枚だけ。
キビタキ雌が一羽いるということだったが、今日も見られず。
ピンボケのアサギマダラ
エゾビタキ、メジロ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
9月29日晴れ
すっかり虫の音に占領された秋ヶ瀬の森。鳥の声も聞きやすく
なってきた。気候も散歩には最適で、快適。彼岸花はそろそろ
終わり。足元はまだ水が多い。森の中まで歩くには長靴が必要。
周回路だけならパンプスでOK。
カラ類が混群を作り始めた。比較的大きい群れはいろいろな鳥
が混じるので要注意。今日はムシクイが混じっていた。種類の
特定はできなかったが、大きな眉班がさわやかだった。
カワセミも出てきたが、すぐに飛んで行ってしまった。池には
カルガモが寝ていた。
小森のいつもの場所にバーダーが固まっていた。キビタキ雌、
エゾビタキ、ツツドリが出たということだったが、私はコゲラ
と、シジュウカラしかしか見られなかった。ヒヨドリが数羽見
られた。今年は戻ってくるのがとても遅いようだ。
さわやかで、穏やかなバードウオッチング日和だった。
羽のいたんだイチモンジチョウ
混群の中にいたメジロ
しきりに穴をあけていたコゲラ
アオサギ、カルガモ、ムシクイsp、メジロ、シジュウカラ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
9月21日 曇り/晴れ
森の中の水は少しずつ減っている。水をかき分けながら歩かな
くても良いくらい。
彼岸花がいたるところ咲いていた。蝉の声はほとんど聞かれな
くなった。数匹のツクツクボウシが小さな声で鳴いているのを
聞いた程度。虫の音がいっぱい。
鳥は相変わらず少なめで、とくにピクニックの森はシジュウカ
ラの声くらいで人も少ない。子供の森もあまり鳥はいないが、
ウオッチャーが一か所にかたまっていた。聞いてみるとキビタ
キ雌が出たとのこと。雄もいるらしい。多くの人は出てくるら
しいので待っているが、まだ姿は見ていないが他には何もいな
いのでここで待っているとのことだった。
帰り際、駐車場のわきの木の上でモズが高鳴きをしているのが
見られた。秋だ。
池にいたカルガモ
高鳴きのモズ
カルガモ、モズ、シジュウカラ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
9月13日 曇り/晴れ
豪雨が襲った。栃木、茨城、福島は大洪水。秋ヶ瀬公園もたくさ
ん降った。9月11日は公園も冠水して、一日閉園となった。場
所によっては1メートル以上水をかぶったとのこと。今日は水は
かなり引いたとはいえ遊歩道はあちこちで冠水していた。池の水
は完全にあふれていた。それでもかなり少なくなったとのこと。
ここ2日は天気も良く朝のうちツツドリ、キビタキ、オオルリ、
サンコウチョウも出ていたらしい。
彼岸花があちこちで咲き始めた。ヤブランもまだ咲いていて少し
華やか。
今日見た鳥はアオサギ、コゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ハシ
ボソガラス、ガビチョウだけだったが、私が公園を出た頃にはサ
ンコウチョウが見られたということだった。
木の梢にいたアオサギ
1か月ぶりのヒヨドリ。やっと戻り始めた。
アオサギ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森/三ツ池
9月4日 曇りから晴れ
前回の鳥見の後、雨模様の毎日で鳥見に出るタイミングを見計ら
っていたら、9月になってしまった。今日は午後は雷雨とのこと
だが、午前中は雨は降らないということで飛び出てきた。
森の入口で50羽くらいのカラスの群れが森を出て行くのを目撃。
案の定、鳥見の最中は一羽のカラスの姿も声も聞こえなかった。
ヒヨドリ、ムクドリ、キジバトもいない。池にカワセミがいたの
と、ガビチョウとシジュウカラの声が聞こえただけ。何気なく三
ツ池の前をみるとウオッチャーらしき人影が見えた。行ってみる
とツツドリとのこと。昨年もこの季節はツツドリが多数飛来した。
今日は2羽を目視できた。
森の中は雨上がりの割に池の水は増えてなく、遊歩道も水浸しと
なっていなかった。比較的快適に鳥見ができた。キツネノカミソ
リは花はなく、種を包んでいるかのように先が膨らんでいた。遊
歩道にはキノコがたくさん生えていた。
最近良く見るカワセミ
あちこちでキノコがにょきにょき
今年も飛来、ツツドリ
ツツドリ、カワセミ
ピクニックの森/子供の森/三ツ池
8月18日 曇りから晴れ
昨日は一日雨がざあざあ降っていた。おかげで気温はいくらか下
がった。でも森の中は湿度がひどい。晴れてくると温度もうなぎ
のぼり。藪蚊はとても元気。蝉はアブラゼミが多くなり、ニイニ
イゼミの声が聞こえなくなった。ツクツクボウシはあちこちで鳴
いている。
アブラゼミの声は大きいので鳥の鳴き声はほとんど聞こえない。
シジュウカラの声もついに聞かれなかった。
池の水は思ったほど増えていなかった。アオサギとカワセミが見
られた。カワセミは久しぶりだった。グランドではハクセキレイ
の若い個体がファミリーで餌さがしをしていた。全部で5〜6羽い
た。
キツネノカミソリを見に行ったら、まだたくさん咲いていた。
藪蚊もたくさんいた。
木の若い枝やつる草の入り組んだところに私の苦手なカマキリ
が頭を下にしてじっと動かずにいた。写真を撮るために接近し
てもそのままの格好をし続けた。周りに擬態して獲物を待って
いるのかもしれない。面白い恰好だった。
8月16日に鳥友の髭がトレードマークのH.I.さんが亡くなった。
78歳だった。最後にモンゴルに鳥見に行ってから体調がすぐれ
なかったとのこと。今日は通夜。一緒に鳥見にも行った仲間が
一人旅立った。冥福を祈る。合掌。
久しぶりのカワセミ
まだまだ盛りのキツネノカミソリ
擬態をして獲物を待つカマキリ
アオサギ、カワセミ、ハクセキレイ、キジバト
ピクニックの森/子供の森
8月7日 晴れ
東京都内では35度を超える日が8日連続で続き、測定を始めてから
の記録となったとのこと。とにかく暑い。それに湿度が高くて汗
が止まらない。首にはタオル、腰には蚊取り線香、頭には麦わら
帽といういでたち。周回路はそれほどでもないが、森の中の道に
入った途端に藪蚊が襲ってくる。できるだけはいらないようにし
ていたのだが、キツネノカミソリの群落を見るためにちょっと入
っただけで蚊柱が立った。
池には水鳥が見られなかった。エナガの大きな群れに出会った。
今年生まれの雛がたくさんいた。
ニイニイゼミの中にアブラゼミがかなり混じってきた。1匹だけ
だったが、ツクツクボウシが鳴いていた。
暑さの中元気なエナガ
今が盛り、キツネノカミソリ
ウグイス、シジュウカラ、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
7月29日 曇り
曇っているとはいえ、とうに30度は超えてさらに蒸す。ちょっと藪
に入ると蚊柱がたつほど藪蚊が多い。足元に山ほど付いている。払
っても払っても駄目。ちょっと走ってみても駄目。閉口してしまう。
昨年は蚊が少なめだったのと比べると量が違う。
鳥は少ない。それでも池ではアオサギがいたり、カイツブリの雛も
泳いでいた。カメラを出していたらいつの間にか隠れてしまった。
親鳥は盛んに鳴いていた。コゲラはつがいで楽しそうに飛び回って
いた。
足元をみるとヤブランが咲き始めた。これからもっと多くなって楽
しませてくれる。そろそろキツネノカミソリが咲く時期だと思って、
いつもの場所に言ってみると案の定咲き始めていた。それにしても
どんどん藪蚊が寄ってきてたまらず退散した。
カイツブリ
楽しそうなコゲラつがい
ヤブラン
キツネノカミソリ
ウグイス、シジュウカラ、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
7月20日 晴れ
昨日梅雨明け宣言となった。真夏になった。森の中は蝉の声が大き
く聞こえ鳥の声はすくなくなった。先日の台風の影響の雨で森の中
は水浸し。長靴でないと自由に歩けない。
ニイニイゼミの声が一段と大きくなった。アブラゼミの声は直接耳
元に聞こえる響き方をするが、ニイニイゼミの声は森が唸っている
ような響き方に聞こえる。おなかの底まで響き渡る。今シーズン初
めてニイニイゼミの抜け殻を見つけた。例年より遅いかもしれない。
ノカンゾウとハンゲショウがきれいだった。アカボシゴマダラがや
けに目についた。テングチョウもいた。ところどころでオハグロト
ンボが見られた。
鳥は静かになり、数も減っているのではないかと思う。ヒヨドリは
どこかへ行ってしまった。また9月になると戻ってくるのだろうが。
カラスも静かだ。一羽だけウグイスがか細い声で鳴いていた。
今年最初に見つけたニイニイゼミの抜け殻
ノカンゾウ
テングチョウ
ウグイス、シジュウカラ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月12日 晴れ
梅雨の晴れ間の真夏がやってきた。気温は30度を超えて、湿度も高
い。歩いていると絶え間なく汗が流れる。その割に藪蚊は多くない
ように思った。
鳥の種類は多くない。ムクドリがあちこちで歩いて餌を探している。
今年生まれと思われる若鳥が多い。アスファルト、土の道路のどこ
でも前を歩いている感じだ。私と一定の距離をとって前を歩いたり
飛んだりしている。時折追いつかれて慌てて飛び去ることも。スズ
メとシジュウカラも若い個体が飛び回っている。
木の上のほうでチョウトンボがふわふわと飛んでいた。ゴマダラチ
ョウのようなチョウも時折見られた。じっくり観察できなかったの
で、アカボシではないと思うのだが。
今日もナナフシがたくさん見られた。中くらいの木の幹に4,5匹も
いるのを観察した。ニイニイゼミはまだ局所的だが鳴いている。抜
け殻は見つけられなかった。
木とツタ系の植物(ヤブカラシが目立った)が繁茂してきて薄暗く
なってきた森の中で、ハンゲショウとノカンゾウが清楚で目を引い
た。
ムクドリの若
木の上のほうにいたチョウトンボ
カッコウ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月4日 曇り
毎日が雨模様の日々、やっと雨が上がったことを確認して出かけた。
どんよりと曇り、湿度が高くて汗が出てくる森の中だった。明け方
まで雨が降っていたことからか、ミドリシジミは見られなかった。
他のチョウチョも数が少ない。代りと言っては何だが、ふわふわと
チョウトンボが飛んでいた。
キビタキは声もしなかった。フクロウも見当たらなかった。カラ類
が混群を作って飛んでいた。シジュウカラやエナガの若鳥も混じっ
ていた。河原の方向からセッカの声が良く聞こえた。ガビチョウは
相変わらず大きな声でさえずっていたが、そのさえずりの中にホト
トギスの鳴きまねが入っていた。かなりうまかった。歩いていて、
ふと横を見るとコジュケイが2羽草むらから出てきていた。ほんの
5メートルくらいの距離。びっくりした。コジュケイはちらりとこ
ちらを見てから慌てる様子もなく、おもむろに少しずつ草むらの中
へ入って行った。
雨が続いているのでキノコがあちこちで出ていた。ニイニイゼミは
多くはないが鳴いていた。
カラ類の混群にいたコゲラ
ホトトギスの鳴き声をとりいれたガビチョウ
目の前にいたコジュケイ
にょきにょきと出てきたキノコ
アオサギ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月29日 晴れ
森の中はハンゲショウ、ノカンゾウなどの花が咲いていた。
チョウチョはミドリシジミ今日もたくさん。雄はたくさんいたのだ
が、雌のO型を探した。少し羽が傷んでいたけれど、それらしい個体
を見つけた。ミズイロオナガシジミもまだいた。近くにいた人がウ
ラナミアカシジミを3頭見たと言っていた。
ナナフシはたくさんいるらしく今日も2匹見つけた。ゴマダラカミ
キリも草の上に出てきた。ニイニイゼミが鳴き始めた。
鳥は池にはカイツブリ、河原ではセッカ、森の中はホオジロ、ウグ
イス、シジュウカラ、エナガなどがさえずっていた。軽やかなキビ
タキの声に混じって似たような旋律でも声の太いガビチョウも負け
ずに大声をあげていた。メボソムシクイの声を聞いた。今頃いるな
んておかしい間違いだろうと思っていたが、知り合いも同じところ
で聞いたとのこと。本当にいたのかもしれない。
フクロウはもう探す人もいないようだ。
咲きだしたノカンゾウ(我が家の花の元)
今日もいたナナフシ。
ミドリシジミ雌O型?
ムクドリの親と雛が集団で餌さがし
カイツブリ、キビタキ、メボソムシクイ?、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月20日 晴れ
昨日まで連日の雨。今日やっと晴れた。土曜日の割には人が少なか
った。晴れたのでミドリシジミが見られるかと思ったが、朝方雨が
降っていたためか残念ながら1頭も見つけられず。その代わりナナ
フシを5匹も見つけてしまった。こんなに多いのは初めてだ。
フクロウは鳥見人が少ないので見つけて観察している人がいない。
大田区からやってきたというウオッチャーが見たいみたいと言って
いたので、一緒に探した。やっと観察している人を見つけて親鳥を
見ることができた。雛もその近くで見つかった。木の高いところに
いた雛は周りの緑とは違って白くまぶしいようだった。今シーズン
初めて雛と対面した。この時期なのに1羽しかいない。少なくとも
2,3羽くらい居てもよさそうなのだが。ある人はさらわれたので
はないかとも言っていた。
池を観察していると赤い羽のトンボがいた。コフキトンボの雌のよ
うだった。この辺りでは珍しい?らしい、羽が赤いタイプだった。
一昨年高さ50センチくらいの茎の先に大きな種を付けていた植物
を見つけ、知り合いに何の花か尋ねたが種だけでは何とも分からな
いということだった。葉は全くなかったので、種だけだったので無
理もない。そこで、持ち帰って播いてみた。3年越しで花が咲いた。
どうやらノカンゾウのようだった。狭い庭の中で今しきりに咲いて
いる。とてもきれいだ。
フクロウの親鳥
久しぶりのナナフシ
コフキトンボの雌?
秋ヶ瀬で採取した種から育てたノカンゾウ
ツツドリ、フクロウ、キビタキ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月12日 雨
朝から雨模様。昼には上がるとのことで出かけたが、やっぱりパラ
パラ降り続いた。ウオッチャーははじめは私だけ。昼近くなり、数
名見かけるようになった。フクロウを探して歩いたが、人が少ない
のもあり見つけられなかった。残念。その代わり、キビタキが良い
声でさえずっているのを見つけた。ガビチョウの声に消されそうだ
ったが、澄んだきれいな声は良く通って聞こえた。しばらく粘った
ら、何とか見ることができた。ラッキーだった。遠いながら記念に
一枚。
カッコウが鳴きながら飛んで行ったが鳥はとても少なかった。
雨とはいえミドリシジミが一頭見られた。こちらもラッキー。その
うちにまた雨が強くなってきたので、公園を後にした。。
さえずっていたキビタキ
雨の中で見たミドリシジミ
カッコウ、キビタキ、ガビチョウ
ピクニックの森
6月5日 晴れ
今日もフクロウ人気は陰りがなかった。しっかり巣の前に陣取った人
たちがたくさん見られた。雛は巣立ったとのことだったが、姿は見ら
れなかった。下のほうに下りているらしかった。
今日はミドリシジミが一斉に羽化したようで、10年ぶりに以前の状態
に戻ったといった状況になった。少なくともここ5年以上ほんとに少な
かった。部分的にはじっと見ると10頭以上のミドリシジミが目の前で
見られた。あちこちで羽を広げて見事。雄だけをとっていると飽きて
きて、雌の4型を狙い始める始末。以前は毎年こうだったと昆虫屋さん
が言っていた。私は過去20年で初めての経験。今まで撮った写真以上
の枚数を今日だけで撮った。ウラナミアカシジミもあちこちで見られ
た。とても好きなチョウだ。こちらも何枚か写真が撮れた。
森の中の花は今ドクダミが満開。そこいら中で見られた。
森の中をカッコウが鳴きながら飛んでいるらしく、ずっと鳴き声が聞
かれた。
山ほどいたミドリシジミ
ウラナミアカシジミ
ムクドリ若
カッコウ、フクロウ、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
5月29日 曇り
今日も平日にもかかわらずフクロウで人が集まっていた。40人くらいは
いたようだ。まだ雛は巣立ちをしておらず、親鳥だけがカラスと格闘し
ながら見張っていた。
キビタキやサンコウチョウの話題はもうなかった。きれいな声でさえ
ずっていたホオジロが印象的だった
。 今日はミドリシジミや、ミズイロオナガシジミ、ウラナミアカシジミ
が話題となった。一昨日はこれら3種がたくさん見られたとのこと。
今日はミドリシジミは時間的に見られなかったが、ミズイロオナガは
あっちこっちで見られた。かなり数が多かった。
チョウジソウはまだ多く咲いていたが、ドクダミの白い花が目立って
いた。
きれいな声のホオジロ
たくさんいたミズイロオナガシジミ
ドクダミノ花
カイツブリ、フクロウ、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
5月24日 晴れ
相変わらずフクロウの巣の前には人が群がっていた。親鳥がかなり離れ
たところで巣を見張っている。雛はまだ出てこない。今までに比べると
かなり遅い。何か異常が起きていないとよいのだが。人の話によると投
光機を持った人が入り込んでいたとのこと、フクロウの撮影目当ての人
が夜中に入り込んだのでなければよいのだが。
一昨日まではサンコウチョウやキビタキが見られたとのこと。キビタキ
はまだいる可能性が高いらしい。ホトトギスはピクニックの森と子供の
森を行き来しているようで、大きな声で鳴いていた。
カイツブリは大池で親鳥2羽と雛が3羽大池で採餌していた。時々大きな
声で鳴いていた。奥池ではカルガモがなぜか一羽だけで鳴いていた。
堤池では睡蓮が白い花を咲かせていた。元会員で昨年夏亡くなったK氏
が何もないとさびしいからと植えたと聞いた。その後繁茂すると問題が
出るとのことで何度か取り除こうとしたがどうしても残ってしまってい
る。この睡蓮をみると在りし日の優しいけれど特別元気だったK氏を思
い出してしまう。
遠くにいるフクロウの親鳥、良く見えないがこれでも5〜7倍くらい。
鳴いていたカルガモ
今年も咲いているK氏の睡蓮
カイツブリ、フクロウ、ホトトギス
ピクニックの森/子供の森
5月14日 晴れ
夏日となった。暑くて汗が流れてやまない。
ピクニックの森へはいってみるとフクロウの巣の近くに人がいっぱい。
近寄ってみると今カラスに追われてブッシュにもぐりこんだとのこと。
あきらめて森の中を歩いた。相変わらずガビチョウの声が大きい。
そんな中、控えめなキビタキの声が聞こえた。センダイムシクイも鳴
いた。池の中ではカイツブリの雛が4羽親鳥に見守られ、餌をもらい
ながら泳いでいた。またフクロウの巣に戻ってきたらブッシュの中の
フクロウの親鳥が見えた。
続いて子供の森へ行ってみた。そろそろサンコウチョウが見られるか
もしれないと思っていたが、案の定サンコウチョウのつがいを見るた
めに人が固まっていた。頭だけとか、尾羽だけとかしか見えず写真も
部分的だった。そんなことを知り合いと話していたら、他の知り合い
が、無駄話をしていないで、頭の上に来てるよとの忠告。あわてて上
を見ると体全体が見えるところに止まっていた。
どこへ行っても人の多い公園だった。
フクロウ親鳥
サンコウチョウ
ひっそり咲いていたハナウド
カイツブリ、フクロウ、サンコウチョウ、キビタキ、センダイムシクイ、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
5月7日 晴れ
ゴールデンウイークも終わった平日。さすがに人は少ない。朝方は雨
模様だったが、徐々に天気は回復。帰る頃には夏日?
森の中ではこの間までノウルシの黄緑色が鮮やかだったのに、今日は
チョウジソウの青い色が目にまぶしいほど。キショウブも群生していた。
昨年見落としたギンランも見つけた。4,5株咲いていた。
ピクニックの森の駐車場に入るとキビタキが鳴いていた。しばらく聞
こえていたが、そのうちに聞こえなくなった。鳥影は確認できず。カ
イツブリの親子が池にいた。親は2羽いたのだが、雛も2羽しか見つ
からなかった。あとはいずこ?
子供の森ではセンダイムシクイが鳴いていた。しばらく鳴き声を聞い
ていた。なかなか「焼酎一杯グイー」とは鳴かない。「チョビチョビ
グイー」と聞こえる。どっちにしても酔っぱらっているようだ。ウグ
イス、シジュウカラ、ガビチョウたちがにぎやかにさえずっていた。
カイツブリ雛
キショウブ
カイツブリ、キビタキ、センダイムシクイ
ピクニックの森/子供の森
4月26日 晴れ
暖かい春の陽気。今日は日曜日ということもあって、人がいっぱい。
ピクニックの森では森の中はシジュウカラの鳴き声が響き、とても賑
やかだ。しかし鳥の種類が少ない。シジュウカラ、エナガ、メジロ、
何とかアオジといったところ。センダイムシクイはどこに、キビタキ
はいずこ。ハシビロガモのつがいを見つけてホッとしていた。他のウ
オッチャーが向こうの森ではキビタキ、クロジがいたらしいですよと
教えてくれた。
子供の森へ行ってみた。ある人が撮った写真で話してくれたではキビ
タキ、オオルリ、ビンズイ、などなど。サンショウクイは声を聞いた
とか。センダイムシクイも一羽鳴いていたということだった。写真と
話だけで実際に聞くことも、見ることもできなかった夏鳥たち、でも
きていることが分かっただけでもうれしかった。話を聞いた中で唯一
見たのはクロジ。真っ黒な雄が際立っていた。
ハシビロガモ
クロジ
ハシビロガモ、カルガモ、ダイサギ、エナガ、クロジ、ウグイス、カケス、
ピクニックの森/子供の森
4月16日 晴れ
1ヵ月半ぶりのBWとなった。前回は3週間前のゴミ拾いの時だった。
来週から歩行補助装具を外して外出してもよいとの言葉をドクターか
らもらったので、今日はその予行練習。補助具は外したが、とりあえ
ず杖は使った。それでもまだ若干歩行は不自由だ。地面がでこぼこし
ていると歩行しにくいのだ。荷物も軽くしてほとんど見るだけで写真
は風景程度。
2,3日前からレッズランドにヤツガシラが出ていたとか。そのため
か日曜並みにバーダーが多い。車を駐車する場所を探すのに難儀した。
しかし、今日は見当たらないとのことだった。
森にはまだ冬鳥のツグミやカケス、マヒワ、アカゲラ、アオジなどが
残っていた。居るはずの夏鳥が見当たらない。オオルリがいたようだ
とかキビタキがいたようだという話ばかりで見たという人には行き当
らなかった。マヒワが50羽くらいの群れで飛んでいるとのこと。
あちこちで大きな声のガビチョウが雰囲気は夏鳥で叫んでいた。
4月の1カ月しか見られないというツマキチョウが2頭飛んでいた。
写真を撮ったがボケていてなんだか分からない。かろうじて黄色が見
て取れるかな?。多くはモンシロチョウとキチョウだった。一頭だけ
ベニシジミを見つけた。
。
ツマキチョウ?
ベニシジミ
カイツブリ、カルガモ、ダイサギ、ツグミ、エナガ、アカゲラ、ウグイス、カケス、
ピクニックの森/子供の森
3月29日 晴れ
今日は秋ガ瀬公園ピクニックの森ゴミ拾い会。秋ガ瀬野鳥クラブの会
員60人近くが参集して行われた。以前ほどゴミは多くなかったが、そ
れでもかなりのゴミが出てきた。
私は足がまだ完治しておらず松葉づえをつきながら参加したが、ゴミ
を拾うことはできないので、少し歩いては参加者に声をかけて回った。
イタチらしい動物とも遭遇した。
通称上池ではレンジャクが飛び回っていて、カメラマンが数十人集ま
っていた。話によると最初はフクロウの巣箱のあたりに群れてきて竜
のヒゲの実を食べていたということだったが、そのうちに池で孵化し
たユスリハを狙って池に集まったということだった。今日も池の上を
頻繁に飛んでは小さな虫をとっているようだった。レンジャクは私の
推定で10〜20羽といったところ。黄色いのも1羽混じっていたとのこと。
森は全体に若葉が出始めて、明るくなりつつあった。地面ではタンポ
ポやノウルシ、ヒメオドリコソウなども見られた。シロバナタンポポ
も何箇所かで見られた。春だ!
午後からは雨との予報もあったので、恒例の餅つきは中止となったが、
ゴミ拾いの後はジュースとお菓子でしばし懇談会となった。うまい具
合に雨が降る前に解散となった。
ゴミ拾いに集まった会員
集まったごみ
レンジャクに集まったバーダー
シロバナタンポポ
カルガモ、マガモ、シロハラ、ツグミ、エナガ、カシラダカ、ヒレンジャク、シメ、
ピクニックの森
2月26日 雨
朝から雨模様の一日だった。午後は本降りとなったが、午前中は小雨。
粉糠雨。歩いていても濡れている気もせず、池のわきを通ると雨が降
っていることを実感する程度だった。鳥の声もあまりせず、静かな森
だった。バードウオッチャーもいない、たった一人で独占状態の公園
だった。
不思議なことに池にカモ類が全くいなかった。唯一カルガモを見つけ
たのは何と車道の上、車に追われてよちよちと歩いていた。池の上にい
た水鳥はアオサギのみ。それもカメラを構えた途端に飛ばれてしまっ
た。
先週15日にベニマシコを見つけたほぼ同じ場所の頭上の木
の上でまたベニマシコを見つけた。赤い個体と雌タイプの個体の2羽
だった。仲良く2羽で飛び回っていた。
こんな天気のバードウオッチングとなったのは、明日から足の手術の
ために入院することになったため。多分2週間くらいバードウオッチ
ングはお休みとなる。雨だからといってサボるわけにはいかなかった。
レンジャクが来るかもしれないので、気が気ではないのだが、春の渡
りに合わせて鳥を見るためには、この時期の手術はやむを得ないとこ
ろ。
目の前に出てきたシロハラ
ボケボケのアカゲラ
アカゲラ、シロハラ、カシラダカ、ベニマシコ、シメ、
ピクニックの森
2月19日 晴れ
昨日、一昨日と雨模様の一日だった。今日は晴れてあったかくなっ
てきた。こんな日は鳥が多い、と意気込んで出かけた。シジュウカ
ラ、エナガ、アオジ、カシラダカはいっぱい。でもそれ以外の鳥は
姿がない。ちょっと拍子抜け。
それでもがんばって鳥の写真を撮ったのだが、家に帰って写真の整
理をしていると、何とカメラの調子が悪くてPCに移行しない。そう
こうしているうちに写真が無くなってしまった。カメラマンとして
は最低の結果となってしまった。20日、21日は新潟県の瓢湖へ
撮影に行く予定があるので、何とか直さないと大変だ。
それにしても今日は写真が無くなってしまった。残念だ。
カラ類の混群は活発だった。池ではカルガモが数羽とコガモが3羽
のみ。カワセミはきれいな個体が飛んできていた。シロハラはよく
見られる。ツグミはグランドにいつも通り。シメが少ないように思う。
アカゲラ、カケスは鳴き声が時々聞かれる。カシラダカはたくさん、
アオジも黄色がきれいになって飛び回っているといったところだ。
旧知のKさんが出張先の中国から一時帰国してきた。中国の春節で
お休みだったようだ。中国の人も観光で大勢来日しているが、今日
は新宿駅で困っていた中国人に中国語でお手伝いをしてきたと言っ
ていた。4組も手助けをしたとのこと。中国の人はたくさんお土産
を買うとのことだったが、K君が来週中国に戻るときには帰りの飛行
機の機内持ち込み手荷物入れが中国の人のお土産で満杯状態となり
自分のバッグの入るところがなくなるんだよ、と嘆いていた。
カワセミ、アカゲラ、シロハラ、カシラダカ、ホオジロ、シメ、
ピクニックの森
2月15日 晴れ
懲りもせず予定していたタイ旅行へ行ってきたら、気温差が30
度もあったせいか、疲れが出て、また風邪をひいてしまった。HP
開始以来初めてという3週間も間が空いてしまった。毎週ご覧頂
いている方には誠に申し訳なく思っております。
さて、久しぶりの秋ガ瀬、風は強いのだが、森の中は日差しで暖
かいほど。鳥たちもたくさん出てきてくれた。最初はツグミ。日
曜日でグランドを野球の人たちが占めているので、その間をちょ
こちょこと動き回っていた。アオジは目の前に何度も出てきた。
カシラダカは群れで動くので、一斉に飛んだり止まったり。シジ
ュウカラはいつものよう。エナガは人を気にせず、目の前で餌を
とっていた。ベニマシコも雄2、雌1で出てきた。日曜日という
こともあり、人も多く、知り合いもたくさん出かけてきていた。
話によると、マヒワ、ウソなども出ていたとのことだった。
きれいなアオジ
元気なエナガ
シックな赤いベニマシコ
オオタカ、カワセミ、アカゲラ、シロハラ、カシラダカ、ホオジロ、ベニマシコ、シメ、
ピクニックの森
1月23日 晴れ
前回報告から2週間経ってしまった。東南アジアから帰って気温
差で疲れが出たのか、熱を出してしまったのが原因だ。
今日の秋ヶ瀬は朝方はとても寒く感じたが、昼に近づくにつれて
日差しが暑く感じるほど。鳥たちも陽気に誘われて多数出てくれ
た。 カシラダカは50羽以上の群れが木から藪に上がったり、降りた
りと賑やか。メジロ、シジュウカラも加わり大騒ぎ。しばらく眺
めていた。アトリも出てきたが、これは1羽だけ。上空をノスリ
が何度も飛び回り、地上ではツグミはたくさん見られ、シロハラ
も多い。アカハラも出てきた。細い桜の木があるところではメジ
ロとカシラダカが騒いでいたのを見ていると木の上の方にウソが
出てきた。確認できたのは4羽。1羽はメスらしい個体で、2羽
は普通のオスらしい色合い。1羽が胸まで赤いアカウソの色合い
だった。しばらく目の前で遊んでくれた。
明後日は恒例の秋ヶ瀬探鳥会。今年の参加者の方々は久しぶりに
数多くの鳥で楽しめるのではないだろうか。
。
相変わらず多いカシラダカ
綺麗なハシビロガモのオス
胸まで赤いウソ
ハシビロガモ、アカゲラ、シロハラ、アカハラ、カシラダカ、アトリ、ウソ、シメ、
ピクニックの森
1月9日 晴れ
今日でもう新年も9日がたった。不摂生の一週間が終わり、やっ
と通常モードに戻った感じがする。とは言っても毎日が日曜日の
私にとって、これは気持の持ちようのようだ。
とにかくカシラダカが多い年で、何処を歩いても飛び上がる鳥は
カシラダカ。ミヤマホオジロでも混じっていないかと思うのだが、
見当たらない。
マヒワの小さな群れが入ったという話を聞いたが、今日は見られ
なかった。
今日の午後からから家内とカンボジア、ベトナム旅行の予定。
早く帰らないと角が出るのが怖いので、そうそうに引き上げた。
冬から夏への旅行は体調維持が大変そう。
。
今日もカシラダカ
数が増えてきたアオジ
ハシビロガモ、エナガ、カシラダカ、シメ、
ピクニックの森
1月1日 晴れ
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
秋ヶ瀬の初日の出は7時20分。低いところに厚い雲が出てい
て、日の出が30分遅れてしまった。ご来光をおがみに来た人
はその間待ちぼうけとなった。寒くて耳の先が冷たかった。
今日の早朝の秋ヶ瀬は知り合い4人に知らない一人のバーダ
ーと犬の散歩一名。今年も良い年であるように祈りながら鳥見
をした。駐車場の脇で挨拶をしているとアカゲラが頭の上に止
まった。足元にはシメとハクセキレイが降りてきた。今年は幸
先がいい。
オオバン、ハシビロガモ、アカゲラ、エナガ、カシラダカ、シメ、
ピクニックの森
2014年
12月31日 晴れ
今年も最後の大晦日となった。陽がさして、風もなくBW日和。
重いレンズを持たずに手持ちのレンズを持って歩いた。相変わ
らずカシラダカが多く、あちこちで群れで見られた。
アカゲラも鳴き声をあげながら飛んでいた。ノスリがカラスを
追いかけていたり、ホオジロが足元から飛び立ったりと面白か
った。
ピックニックの森からこどもの森へ移動してクロジが出るポイ
ントに行くとバーダーが二人鳥を待っていた。オスのクロジが
見たいと粘っているのだとのこと。しかし出てきたのはクロジ
ではなく、なんとウソだった。メスの成鳥のようだった。残念
ながら写真は撮れなかったが、今年の最後をウソで締めくくる
という願ってもない鳥見となった。
>近くで見られたアオジ と あちこちに出没していたアカゲラ
足元まで寄ってきたシロハラ と いつも愛嬌のあるシジュウカラ
ハシビロガモ、アカゲラ、シロハラ、カシラダカ、シメ、ウソ、カケス
ピクニックの森/子供の森
12月26日 晴れ
天気は良いのだが風が冷たい朝だった。その割に池の氷は
7割程度。人も少なく歩いていて気持ちの良い冬の日だった。
ばったりあった顔見知りのバーダーたちはしばらく顔を見な
いと思ったら、さくら草公園でベニマシコを見ていたとのこ
とだった。
今月の初めに彩湖にツクシガモが来た話を聞いていたところ、
その頃にピクニックの森のバーベキュー場の脇の小さな池
(通称南の池)にトモエガモも来ていたとのこと。あまり人
見知りしない個体だったそうだ。どちらもすぐにいなくなっ
たということだった。
今日のカモはカルガモ、マガモ、ハシビロガモの3種。変わ
ったのはいなかった。ヒヨドリだけが集団で声を張り上げ飛
び回っていたが他は静かだった。冷たい風が強かったのでみ
んな風を避けておとなしくしていたのかもしれない。鳥が少
ないのでフクロウに見える木のコブの写真を撮ってみた。
私は観察できなかったが、アカゲラ、アオゲラはいるとのこ
とだった。
年も押し迫ってきた。今日は多くの会社が仕事納め。
今日もカシラダカ
珍しくないが元気なヒヨドリ
まるでフクロウのよう!
ハシビロガモ、アカゲラ、アオゲラ、シロハラ、カシラダカ、シメ、カケス
ピクニックの森/子供の森
12月19日 晴れ
朝方はたいへん寒かった。霜柱もたっていて、多くの池も氷
が張っていた。昼近くになるにつれて暖かくなって、人にと
っても鳥にとっても良い条件となってきた。
ここ数日来の寒波で東北北陸地方では大雪となった影響か、
ここ秋ヶ瀬では鳥が多くなってきたように感じる。特にツグ
ミ類が多い。アカハラ、シロハラの声をあちこちで聞くよう
になった。カシラダカも多い。今日は30羽以上の群れもい
た。その中にアトリが混じっていたとの話も聞いたし、写真
も見せてもらった。探したが見つからなかった。
カモも多かった。カルガモを始め5種類のカモが見られた。
マガモとカルガモの10数羽の群れを眺めていると、突然集
団で水浴びを始めた。水を跳ね飛ばし姿が見えなくなるくら
いの凄まじい水浴びだった。全てのカモが水を跳ね飛ばした。
同じ鳥が何度も繰り返していた。しばらく続いたが何かのデ
ィスプレイなのだろうか。
森の中を歩いているとジシギの仲間が2羽足元から飛び立っ
た。声を立てずに飛び去った。タシギではないのだろうか。
多く見られたカシラダカ
凄まじいいカモの水浴び
賑やかだったカケス
ハシビロガモ、コガモ、ジシギsp、ノスリ、アカゲラ、アカハラ、シロハラ、カシラダカ、アトリ、シメ、カケス
ピクニックの森/子供の森
12月12日 曇り
どんよりと曇って、寒い日。日本海側や北日本では季節はず
れの大雪が報道されている。ヒヨドリ以外の鳥の声も少なく
聞こえた。ヒヨドリはうるさいくらいに飛び回り鳴いている
。新しい一団が入ってきたように思われる。まだ場所になれ
ないためにしきりに飛び回っているのだろうか。。
アカゲラが活発に動いているように感じた。ピ森でも子森で
」 も行く先々で鳴き声と姿が見られた。ツグミは最初に一羽を
見ただけであとは声も姿も見られなかった。
子供の森のヤドリギの前に若い学生さんが二人いた。一人は
鳥見の格好、一人は双眼鏡もない格好。でも秋ヶ瀬の地図を
持っている。聞いてみるとヤドリギの研究をしようと思って
いるとのこと。鳥関連のサークルにも入っているとのことだ
った。鳥見の格好をしたほうが先輩で付き添いだとのこと。
私は年寄り特有のおせっかいで余計なことを一生懸命話して
しまった。ほんとうに余計なお世話だったかも。
彩湖にツクシガモが入っているとの話を聞いた。どうりで森
の中はウオッチャー、カメラマンが少ないわけだ。。
たった一羽しかいなかったツグミ
あちこちで遭遇したアカゲラ
ハシビロガモ、コガモ、ノスリ、アカゲラ、ツグミ、アオジ、カケス
ピクニックの森/子供の森
12月5日 晴れ
すっかり秋も深まった様相を呈する森。落ち葉がいっぱいで
何処を歩いてもふわふわ、ザクザク。北陸、東北では雪が降
り出したとのニュースが流れていた。
森の中ではカラ類の混群が大きくなって、今日はカシラダカ
の10+羽の群れが混じっていた。池ではカルガモの他、コガ
モ、ハシビロガモ、オオバン、アオサギも。
ツグはどこへ行ったのかグランドも森の中も姿なく、声も聞
こえなかった。その代わりに、シロハラを見つけた。今シ
ーズン初だ。アカゲラは見つけたが、アオゲラは見当たらな
い。ここのところ見たという人がいないようだ。ウソもいな
いようだった。
森の木々の隙間からワシタカが飛んだのを見た。ハイタカ、
ノスリ、オオタカが時々見られるとのことだったが、見か
けたのはどの種かは判別出来なかった。
。
ハシビロガモ
今シーズン初、シロハラ
ハシビロガモ、コガモ、アカゲラ、シロハラ、アオジ、カシラダカ、カケス
ピクニックの森/子供の森
11月28日 曇り
朝方から天気はまあまあ、薄曇りで紅葉が綺麗に見えた。森
の中では多分中学校のマラソン大会が行なわれ、賑やか。そ
のあおりを喰らったのかグランドの中は全く撮りがいなかっ
た。ツグミは森の中、締めは木の上、タヒバリは見えなかっ
た。先週までいたウソも姿が見えず。アカゲラはピクニック
の森で見られたが、あまり活発に動いていないようだった。
全般的に鳥が少ない感じを受けた日だった。行き交ううバー
ダーも今日の森の中は鳥たちは留守のようだと言っていた。
ピックニックの森でも、こどもの森でもシメだけが高い木の
上でしかめっ面をしてじっとあたりを睨んでいた。
中学生のマラソン風景
木の上で睨んでいるシメ
コガモ、アカゲラ、ツグミ、アオジ、カケス
ピクニックの森/子供の森
11月20日 曇り
グランドにツグミはいなかった。タヒバリはたくさんいた。
30羽を超えていたようだ。ツグミは少数が森の中にいる。シ
メもいたようだが、確認はできなかった。先週見つけたオオ
バンは今日もいた。少し大胆になって池のふちをつつきなが
ら歩いていた。
カラ類の混群が大きくなってきたように思う。50〜60羽が
1群でまとまっていた。その中にカシラダカが2羽混じって
いた。今シーズン初だった。
森の中はウソで盛り上がっていた。最初はピクニックの森で
7〜8羽がいたよと写真を見せてもらった。私もちらっと見た
ような気がしたが、確認はできず。しばらく探し回ったが駄
目だった。その後子供の森で別の知り合いがウソがいると教
えてくれた。やはり10羽前後の群れのようだった。どちらの
人も先週から引き続き滞在しているようだとのコメントだっ
た。このまま居続けてくれるとよいのだが。。
グランドのタヒバリ
ちらっと見えたカシラダカ
ノスリ、マガモ、オオバン、カワセミ、ツグミ、タヒバリ、アオジ、カシラダカ、ウソ、カケス
ピクニックの森/子供の森
11月12日 曇り
グランドをみると小鳥がおりている。近づいてみてみるとツ
グミが見えた。ハクセキレイも飛んでいる。よく見るとタヒバ
リもあちこちにいた。昨年はなかなか飛来しなかったツグミ
だが、今年はもうやってきた。いつもの空を見るポーズも見
られた。しかし、まだ落ち着かない様子でしきりに飛んでい
た。
森を振り返ると懐かしいシメの鳴き声が聞こえてきた。こち
らもうれしい。わきの池の葦の中では何とオオバンが2羽餌
を探していた。子供の森でオオバンを見たのは記憶にない。
カルガモ、マガモに混じってコガモの雌も1羽見られた。
森の中ではアオジやクロジの声に混じって、ウグイスの地鳴
きも多かった。すっかり戻ってきたようだ。
ウソがいたとのこと。雌タイプ2羽ということだった。慌てて
あちこち出没しそうなところを探し回ったが姿は見られなか
った。子供の森でウソの声が聞こえたので、探し始めたが、
ちょうど鳴き始めたガビチョウの大きな声で分からなくなっ
てしまった。
早い飛来のツグミ、いつものポーズ
タヒバリ
たった一羽のコガモ
びっくりオオバン
マガモ、コガモ、オオバン、カワセミ、ツグミ、シメ、タヒバリ、アオジ、カケス
ピクニックの森/子供の森
11月5日 晴れ
ピクニックの森で知り合いがミヤマホオジロのきれいな雌の
写真を見せてくれた。今そこで撮ったとのことだった。ミヤ
マホオジロは最近見ていない。それっとその近くに行ってし
ばらく粘ったが、駄目だった。
アオジは数が多くなり、いたるところで地鳴きが聞こえるよ
うになっていた。聞いたところによると彩湖にはツグミも来
たとのこと。昨日はアトリの群れもいたとか、いよいよ冬鳥
の飛来本番だ
。 アカゲラはあちこちで鳴いている。アオゲラもいたとのこと
だった。今シーズンはアカ、アオ二色のゲラで楽しませても
らえるようだ。カケスもにぎやかに飛び回っている。
子供の森に何とウサギがいた。白と茶のぶちだったので、は
じめは猫とばかり思っていたが、後ろ足でぴょんと飛ぶし、
耳の形が長細い。よく見るとウサギだった。飼われていたウ
サギを誰かが放したものと思われる。猫にやられなければよ
いのだが。
アカゲラ
やっと撮ったカケス
ウサギ
マガモ、カワセミ、アカゲラ、アオゲラ、ミヤマホオジロ、アオジ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月30日 晴れ
久しぶりの快晴のBW。先日寒気が入り、北海道では雪が降っ
ていたが、その寒気に押されるように冬鳥がやってきた。
昨日一昨日くらいからアオジ、クロジ、ツグミ類などの観察
が報告されている
ピクニックの森で、クロジとアオジの群れに出会った。合わ
せて10羽くらいだったが、きれいなオスのクロジも混じって
いた。ジョウビタキのオスもいた。どれも今シーズン初認。
ジョウビタキは田んぼの川沿いに何羽もいるということだっ
た。カワセミも出てきた。マガモもやってきた。カルガモと
一緒に泳いでいた。オスはまだエクリプスだった。
子供の森ではクロジが人気だった。比較的きれいなオスがよ
く観察された。クロツグミもいたとのことだったが、かなり
渡りがおくれているのではと心配になる。
スズガモがたまり水で餌をとっていた。何を食べているのだ
ろうか。一年のうちほとんどが水の無い、乾いた場所なのだ
が。
今年はドングリが多いせいかカケスが早くからきている。因
果関係は不明だが、カケスはドングリを一所懸命食べている
ようだ。しかし、困ったことが一つ。幼稚園児の遠足で子供
たちがみんなビニール袋にドングリを詰めて持って帰ってい
く。せっかく来たカケスがいなくなるのではとハラハラ。
群れでいたアオジ、クロジ
ジョウビタキ
スズガモ
マガモエクリプス換羽中
スズガモ、マガモ、アカゲラ、ジョウビタキ、アオジ、クロジ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月23日 雨
雨が上がって、明るくなって出てきたが、歩き始めるともう
降り出した。キセキレイとスズガモを見つけて撮影しはじめ
たところで本降りとなりしばらく車の中で雨宿り。カメラは
あきらめて見ることに徹して傘をさして森の中を回った。
雨の中気温もかなり下がって手が冷たい。減ったとはいえそ
れでも藪蚊が飛んでいた。もう虫よけや蚊取り線香はいらな
いようだ。木々もかなり色づいてきた。
こんなに寒くなったというのにキビタキはまだ留まっていて
ところどころでぐぜっていた。
カケスは声は聞こえる。知り合いの話だとアオゲラもいたと
のこと。豊作?のドングリをしきりに咥えていたとのこと。
雨宿りのキセキレイ
スズガモ
スズガモ、アオゲラ、アカゲラ、キビタキ、キセキレイ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月15日 曇り/雨
朝からどんよりして、いつ降り出しても不思議ではない天候
だった。駐車場に着いた時から小鳥の鳴き声がにぎやかだっ
た。モズはあちこちで鳴いていて、小鳥が嫌がるのではない
かと少し心配するほどだった。
森の中へ入っても小鳥の鳴き声は多かったのだが、なにぶん
薄暗いくらいの天気で鳥の姿はなかなか見られない。キビタ
キ雌タイプはあちこちで声を出していたが、とにかく見えな
い。やっと見られたと思ったらすぐわきに寄ってきた。あわ
ててカメラを構えたところで、雨模様で避難をしてきたウオ
ッチャーに追い払われてしまった。残念至極。
ぽつぽつ降り出していた雨もどんどん大粒となりそのうちに
本降りとなってしまった。アカゲラ、カケスなども近くにい
たのだけれど、この雨ではどうにもならず退散となった。
駐車場わきの木々はかなり黄色く色づいて、秋らしくなっ
ていた。
アカゲラ、キビタキ、ハクセキレイ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月9日 晴れ
虫の声と鳥の声の響く森となってきた。先週までいた夏鳥
たちも数が減ってきたようだ。まだキビタキ雌タイプは居
るとのことで例年より数が多いのではないかと言っている
人もいた。確かに多いように思われる。
ピクニックの森で歩いていると、少し離れたところに一羽
中型の鳥がとまった。双眼鏡で確認したが、よくわからな
いので、とりあえずカメラで撮って拡大してみたらなんと
ツツドリの幼鳥らしかった。多分ツツドリだろうと思う。
アカゲラも何度か鳴いていた。
子供の森ではカケスが早くから入っていたが、ドングリが
豊作のように思えるのでそのせいなのかもしれない。ほか
の鳥が少ないのか、カメラマンが頭上の木の上にいるカケ
を狙っていた。なかなか全身を出さないので苦戦してい
るとの話だった。
チョウジソウの種がはじけていたので、少しもらって帰っ
た。我が家には園芸種(外国産)のチョウジソウはあるが
、国産のものはない。以前、庭のものからとった種で育て
たので今年は秋ガ瀬のものを育ててみようと思う。花が咲
くようになるのにはうまくいって3年以上かかる。うまく
いけばよいのだが。
ツツドリ幼鳥
チョウジソウの種
アカゲラ、ツツドリ、キセキレイ、キビタキ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月2日 晴れ
彼岸花は終わったようだ。今は代りにミゾソバの花が満開と
いったところ。虫の声がよく聞こえ、鳥の声もまたよく聞こ
えるようになった。木々もところどころ葉が色づいてきてい
る。
今年はカケスが早いと聞いたが、今日は何羽も鳴き声が聞こ
えた。相変わらず用心深い鳥で頭の上にいるのだがめったに
姿は見られないが、飛んだときに見える。いらいらさせられ
る鳥だ。
今日はカラ類の混群に混じった鳥が目立った。私が観察した
のはめぼしいところではエゾビタキ、キビタキ、アカゲラな
どだったが、マミジロやつい今までいたというオオルリ、メ
ボソムシクイなども話題となっていた。
こずえに止まるモズ
魚を狙うダイサギ
アカゲラ、エゾビタキ、キビタキ、カケス
ピクニックの森/子供の森
9月26日 晴れ
彼岸花はほぼ終わりのようだ。お彼岸も過ぎたし、うまくで
きている。牛の額の別名を持つミゾソバの薄紅色の花が咲き
だした。ところどころ群生しているので小さい花とはいえ見
応えがある。蝉の声もあとわずか。来週はもう聞かれないか
もしれない。夏の名残も終わりとなりそうだ。
今日は鳥が多かった。先週までとは打って変わって鳥鳥鳥。
公園に入ってすぐにコサメビタキが目の前に降りてきて水を
飲み始めた。少し歩くとキビタキの雌タイプが地鳴き/グゼ
リをしていた。その先ではカラ類の中にメボソムシクイがい
た。池にはカワセミが一年ぶり。そのカワセミが飛んだのに
あわせて何とシギチが2,3羽飛び出した。ピョーピョーと
ないて行ってしまった。アオサギとダイサギもいた。モズは
高らかに高鳴きをはじめた。アカゲラもいた、一年ぶりだ。
ヒヨドリが鳴いていた。毎年暑い8月はほぼ不在になるが
9月になると大挙して戻って来てキチガイのように鳴き交わ
すのだが、今年はやっと戻ってきたようだ。今日は数羽のよ
うで、極めて静かに鳴き交わしていた。私にとっては森の秋
の始まりだ。
水を飲むコサメビタキ,キビタキ雌タイプ
メボソムシクイ、1年ぶりのカワセミ
アカゲラ、カワセミ、コサメビタキ、キビタキ、メボソムシクイ
ピクニックの森/子供の森
9月19日 晴れ/曇り
秋空が広がったさわやかな日だった。森の中はまだ蚊が沢山。
虫よけは必須。
今日の一番の話題は子供の森でアカショウビンを見た人がい
たことだった。聞いた話ではまだ初心者の方で赤い鳥がいた
ので2枚ほど写真に撮ったのだという。それがはっきり映った
アカショウビンだったのだそうだ。信頼のおける友人が写真
を確認したとのこと。森の中は騒然としてキビタキやコサメ
ビタキなどはそっちのけで大捜索が始まったのだが、その後
は誰も見ていない。調べてみると埼玉大学野鳥研究会の記録
によれば1987年10月11日にピクニックの森で観察さ
れていた。その後はわからないが、秋ケ瀬野鳥クラブの鳥リ
ストにも記載されているので1995年以後にもどなたかが
確認しているものと思われる。
そのほかツツドリ、キビタキ、コサメビタキのほか昨日はサ
ンコウチョウもいたという。
どんどん秋らしくなってきているが今日の森は彼岸花が盛り
と咲いていた。ピクニックの森の少し奥まった所に咲く彼岸
花の群落は神秘的だった。
やっと撮れた元気なシジュウカラ
アカショウビン、ツツドリ、キビタキ、チョウゲンボウ
ピクニックの森/子供の森
9月11日 曇り/雨
朝から雨模様だった。北海道をはじめ各地で豪雨警報が出てい
た。それでも埼玉の南部は曇っている程度だった。
先週までウオッチャーが集まっていた三つ池は人がいない。
ウオッチャーは私を含めて2名。ツツドリもまだいるというこ
とだったが、私は会えず。ピクニックの森でカラ類の混群を観
察していると、シジュウカラ、エナガ、コゲラに混じってヤ
マガラがいた。久しぶりだった。子供の森はカラスとガビチ
ョウに会っただけ。
今日は天気が悪かったせいもあり、蝉の鳴き声が少なかった。
虫の音のほうが大きく感じた。そんな中なのでカラスの鳴き
声は響いた。ガビチョウもさえずっていた。しかし、ヒヨド
リのあのヒーヨヒーヨという鳴き声がしない。いつも8月の
途中から声がしなくなる。蝉の声が大きいのもあるが、この
時期にはヒヨドリは秋ガ瀬から居なくなるらしい。例年、
9月のある時、突然にぎやかになる。北からの渡りのヒヨド
リが飛来するからだと思っている今日はツバメも見えなか
った。田んぼや河原に集まっているのだと思う。
ピクニックの森の角池に睡蓮の白い花が咲いていた。先日亡く
なった自然を愛するKさんがこっそり植えたものだ。人為的
に植えたものということで一度は除去を試みたが一度根付い
てしまうとどんどん増えてくる。でもとても奇麗に咲いていた。
亡くなる寸前まで元気でオートバイに乗っていた在りし日の
Kさんを想った。
咲き始めた彼岸花
睡蓮の白い花
ツツドリ、ヤマガラ
ピクニックの森/三つ池/子供の森
9月5日 晴れ
9月になったらウオッチャーが突然増えた。平日なのにすごい。
三ツ池にツツドリ、オオルリなどが来ているとのことで、人が
どっと押し寄せているようだ。他に行く場所が少ないこの時期
、集中的に集まってきたのだろう。知り合いから写真を見せて
もらったがツツドリは何羽かきているようで中にはとてもきれ
いな赤色型がいた。オオルリのオス若もいた。
子供の森ではカラ類の混群に混じってムシクイがいたとのこと。
昨日はサンコウチョウも混じっていたということだ。とにかく
カラ類の混群を探すのが先のようだ。
今日は空振りばかりで上記の鳥は全く見られなかった。その代
わりにゴマダラチョウをじっくりと見られた。珍しく足元に止
まった。木の上のほうで飛んでいるのを見ることはあったが、
地面で見たのは初めてだった。きれいなチョウだ。赤とんぼも
たくさん飛んでいた。写真を撮ってみたらリスアカネのようだ
った。
気温も下がってきたし、一挙に秋に突入の兆しだ。明日明後日
は雨の予報となっている。そのあとに夏鳥がまとめてくるかも
しれない。期待。
久々のゴマダラチョウ
リスアカネ?
ツツドリ、オオルリ、ムシクイ類(さっきまでいたという鳥たち)、
ピクニックの森/三つ池/子供の森
8月30日 晴れ
暑さが徐々に戻ってきた。今日は気温はそれほどでもないが、
湿度が高い。キツネノカミソリはほとんど終わっていた。
朝方の雨の後の晴れにもかかわらず蝉の声は最高潮だった。
ミンミンゼミもヒグラシもツクツクボウシも鳴いている。
アブラゼミもまだ多い。ニイニイゼミはよくわからなくな
った。。
池にはカイツブリ親子が泳いでいた。親が1羽に雛が3羽。
大きさはほとんど親鳥と同じだが、はっきりしない顔をし
ているのですぐわかる。スズメとモズのまだモコモコの
白い産毛を付けた雛が杭の線に止まっていた。まだ帰った
ばかりのようだった。三ツ池にツツドリがいたとのこと。
確認できなかった。
カイツブリ親子
モコモコの雛モズ
カイツブリ、モズ、
ピクニックの森/子供の森
8月22日 晴れ
西日本では豪雨で土砂崩れが起きて死傷者が多数出ていると
いうのに、ここ関東は暑さ続き。今日も汗が流れる。
あまり暑いせいか、藪蚊が少ないような気がする。蚊よりも
暑さのほうに気が向いているだけかもしれないが。
カイツブリが池にいた。たった一羽だった。成鳥のようだっ
た。雛はどこにいるのか気になったが、姿も声も聞こえなか
った。
ハシブトガラスは口をあけて汗を発散していた。暑いときの
いつもの姿だ。
今日はキツネノカミソリがとてもきれいだった。多分今日が
盛りなのだと思う。いつものところに数ヶ所群生していた。
珍しく花の写真を撮っている人が三脚にカメラを乗せて構え
ていた。
ツクツクボウシが多くなっていた。ある一角は半数以上がツ
クツクボウシのようだった。涼しくなるのも近いか。
ちらっと見えたアオサギ
口をあけたハシブトカラス
カイツブリ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
8月15日 晴れ/曇り
昨日までは涼しかったが、今日からまた猛烈な暑さが戻って
きた。ニイニイゼミの声は少なめとなり、アブラゼミが多く
なっていた。ツクツクボウシが2匹鳴いていた。
鳥の声はほとんど聞こえなかった。例外はカラスとガビチョ
ウ。それでもあまり聞こえない。池ではカイツブリ親子が見
られた。親1羽に雛2羽。雛の大きさは親鳥に近くなってい
たが、まだ親鳥から餌をもらっていた。先日まで3組の親子
の雛はいずれも5羽筒居たのだが、今日は2羽。後はどこへ
行ったのか心配になる。もう一羽の親鳥が向かいの葦原の中
を連れまわっているのならよいのだが。
チョウも甲虫もあまり見られなかった。トンボは今が盛りか。
ギンヤンマとモノサシトンボ、アキアカネ(多分)、コシア
キトンボ、シオカラトンボなどなど。
もうしばらくはこの状態が続くと思われる。そのうちに花も
チョウも増えてくるだろう。暑さが収まるまでの辛抱か。
カイツブリ雛
ギンヤンマ
オオモノサシトンボ?
カイツブリ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
8月7日 晴れ
今日も猛暑。35度を超えるとのこと。汗がだらだら流れる。
ヤブランはあちこちで咲いている。それに加えてキツネノカ
ミソリが咲き始めた。森の中でひっそりと咲いている。毎年
この時期に咲く。楽しみの一つだ。
カイツブリが親子で泳いでいた。先日観察した親子よりも
一回り小さい雛が5羽いた。向かいの池にも雛が鳴いていて
姿を見かけた。今年は3つがいが繁殖に成功したようだ。写
真を撮ろうとして近づきすぎて親が警戒音を発した。とた
んに雛は動きを止め、鳴き声もしなくなった。あわてて離れ
るとまた、元気に泳ぎはじめ、鳴き出した。驚かせてごめん
なさい。
キツネノカミソリ
カイツブリ雛
ガビチョウも居付いている
エナガ、コゲラ、シジュウカラ、ウグイス、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
8月1日 晴れ
猛暑と高湿度の森。きれいに咲いていたハンゲショウも終わりに
近づき、ヤブランがいたるところで咲き始めた。淡い紫色はとて
も優しい。
ニイニイゼミが大部分の森の中だが、1匹ツクツクボウシが鳴い
ていた。秋の兆し?アブラゼミもときどき鳴いている。それでも
蝉の鳴き声はまだ小さめ。これからもっとにぎやかになるのだろ
うチョウチョも減ってきた。それでもアカボシゴマダラは多い。
今日はアゲハチョウウがよく見られた。また9月になれば孵化し
て増えてくるのだろうが、今は一時的に少ないのかもしれない。
鳥たちは親子連れが大部分。エナガとシジュウカラとコゲラの
混群がみられたが、親子連れだった。
ヤブランの花
エナガ、コゲラ、シジュウカラ、ウグイス、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
7月24日 晴れ
猛暑となった。湿度は渋谷で76%とか、ここは90%以上か。
汗がだらだらと流れる。藪蚊は大軍団で襲ってくる。森の中はた
いへん。
池ではカイツブリが雛5羽を引き連れてしきりに両親が餌を与え
ていた。親が潜水から浮上すると雛たちが寄ってきて餌をもらっ
ていた。
駐車場で飲み物を買っていると足元にウラギンシジミが止まった。
私の大好きなチョウだ。買ったばかりの飲み物2本をズボンのポケ
ットに入れてカメラを向けたがなかなかきれいに映らない。しば
らく格闘したが写真はあきらめた。ふと気がつくとポケットに入
れた冷たい飲み物が汗ダラダラの体を冷やしてくれていた。ウラ
ギンさんありがとう。
カイツブリ親子
カイツブリ、ウグイス、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
7月18日 曇り
ニイニイゼミの声が大きくなってきた。しばらく探すと、抜け殻も見
つかった。泥だらけの小さな抜け殻。今年の初認となった。
ピクニックの森で年に数回しか会わないバーダーDさんとEさんに
お会いした。特にDさんは引っ越して住まいが遠い。積もる話をし
ているうちに今いる場所のこの木によくゴマダラチョウが卵を産むとい
う話になり、しばらく観察するとどうやらそれらしい個体がときどき飛ん
でくる。注意して見ると他にもみられる。ゴマダラチョウは普段きびき
び飛んでいるし木の上の方が多いのではないか、一方アカボシゴマ
ダラは低いところをだらしなく飛んでいるように見える。もしかしたらこ
の両種それなりに棲み分けをしているのではないかという話にもなった。
ただ、アカボシゴマダラも条件によってはとても素早くきびきびと飛ん
で、まるで別種のチョウのように見えることもある、やればできるチョウ
だという落ちも付いた。
残念ながら、今日はミドリシジミが見られなかった。朝方の雨が災いし
たのかもしれない。ダイミョウセセリがあちこちで見られた。まとめて発生
したのではないだろうか。ゴマダラカミキリの立派な個体を見つけた。
フクロウの巣にチャイロスズメバチが巣を作り、入口がふさがった。凶暴な
ハチだと聞いている。場所柄直接人に危害を与える恐れはないそうだ。
そのすぐわきの枝には1メートル以上もある蛇の抜けがらがだらりとぶら
下がっていた。雛がいないときで良かった。
藪蚊はすごい量となってきた。まだハンゲショウが綺麗に咲いている。
行くたびに新しい発見がある秋ケ瀬公園だ。
今年初認のニイニイゼミの抜け殻
飛んでいるセグロセキレイ
スズメバチに乗っ取られたフクロウの巣と蛇の抜け殻
セグロセキレイ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
7月13日 晴れ
今年初めてセミの鳴き声が聞こえた。ニイニイゼミだ。森の中では
10匹に満たない、少数。2日前の台風一過の高音快晴で出
始めたものと思われる。声のする木の幹で抜殻を探したが、今日
は見つからなかった。
ミドリシジミは比較的よく見つかった方だ。私は3頭見ることができ
た。1頭は雄だった。何度も飛んでくれたので羽の内側の青緑色がと
てもよく見られた。なんとか青緑色の見られる写真が撮れた。
先週大発生したマイマイガはとっても少なかった。100メートル平方
に1匹位だった。先週に比べると10〜50分の1以下だった。
ハンゲショウがとてもきれいに咲いていた。今が盛り。
やっと見られた青緑色のミドリシジミ
いつでも羽を開いてくれるヒメウラナミジャノメ
盛りのハンゲショウ
ウグイス、ホオジロ、コジュケイ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
7月3日 晴れ
やっと見つけたミドリシジミ。といっても脇にいた人が見つけてくれ
たのだが。とにかく2頭見ることができた。羽を広げないので雌雄
は分からなかった。でも1年ぶりで見たミドリシジミは格別だった。
いつも朝が遅いので見そびれていた。もう3週間くらい前に見てい
る人もいたのだ。
ピクニックの森の中ではマイマイガがかなりの数が発生しているよ
うだ。いたるところで見られる。多いところは10頭以上いる。森全
体では一体どれくらいいるのだろうか。茶色で、中くらいの大きさ
でなかなか止まらず飛び続けていて、じっとしていると体にまとわり
ついてくる。毒性はほとんどないドクガ科の蛾ということだが、ちょっ
と気持ちが悪い。迷惑害虫と言われているようだが、大発生する
と野菜への食害もあるとか。
鳥はグランドやバーベキュー広場にムクドリが親子で山ほどいた。
今年生まれの若鳥が多い。シジュウカラの声やコゲラの声がよく
聞こえた。
久しぶりに大久保農耕地へ行ってみた。コヨシキリが営巣している。
それも葦原の一番外側に巣がある。丸見えだ。巣作りの後で用水
の脇の葦原の一部を刈った時にちょうど巣が外に露出してしまった
ようだ。それでも今は雛がいるようで餌を運んだり糞を捨てたり、親
は忙しそう。暇そうな人間が6,7人カメラを構えて見守っていた。ヨシ
ゴイ、オオヨシキリ、ツバメ、セッカといった常連が見られた。
ミドリシジミ
気持ちの悪いマイマイガ
ウグイス、オオヨシキリ、コジュケイ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
6月26日 曇り/晴れ
ミドリシジミをさがすために少し早く来てみたのだが全く見られな
かった。他の人の話では1頭いたとかいないとか。昨晩秋ケ瀬
公園はかなりの雨が降ったようだが、それが影響したのか。今
年に入ってまだ一度も見ていない。
今日は珍しいことにチョウトンボを見た。彩湖から飛んできたの
だろう。カブトムシは雄の立派な個体を見つけた。綺麗な大型
のハナムグリもいた。図鑑で調べたところシロテンハナムグリのよう
だった。
グランドの中の方に鳥が一羽いた。背筋を伸ばしていてまるで
ツグミのように見えた。気になって1時間くらい後でさがしたところ、
まだ同じ所にいた。なんとヒバリだった。手前の雑草(芝)のところ
に巣でも作ったのだろうか。土日は大変だ。
まだピ森の奥の方は水浸し。ノカンゾウが咲いていた。ハンゲショ
ウも色づき始めた。
カブトムシとハナムグリ
土日が大変そうなヒバリ
カルガモ親子、ヒバリ、ホオジロ、ウグイス、オオヨシキリ、コジュケイ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
6月20日 晴れ/雨
今日もまだピ森は水浸し。奥の道は水の中。どの池も満杯
の状態だ。
フクロウは姿が見えない。しばらく探したが、もういないのかも
しれない。私以外に探している人もいない。無事に飛んで
行ったらよいのだが。来年も来てほしい。フクロウと希少植物
を保護するためのロープも撤去されていた。自由に森の中に
はいれるようになったが、誰も入っていなかった。鳥は声はすれ
ども姿がなかなか見られない。ヒヨ、ムク、カラスはいくらでも見
られるのだが。一所懸命探してようやくシジュウカラとガビチョウ
を見ることができた。
今日はミドリシジミを見たいと思ったが、時間的に少し遅かっ
たようで全く見られなかった。昨夜の雨が影響したのかもしれ
ない。代わりと言っては残念だが、マイマイガがまとまって発生
していた。毒蛾らしいが毒性はほとんどないとのこと。
イチモンジチョウの綺麗な個体が目の前に現れた。これはアサ
マイチモンジかと思ったが普通のイチモンジチョウのようだった。
やっと見つけた鳥、ガビチョウ
目の前に出てきたイチモンジチョウ
ホオジロ、ウグイス、オオヨシキリ、コジュケイ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
6月13日 晴れ/雨
昨日まで1週間にわたり雨となった。かなりの豪雨が続いて土
日の2日間で例年の1カ月分の雨が降ったとか。今日はやっと
晴れたと思ったが、雲行きは怪しかった。
ピ森はいたるところ水浸し。水深は多くで20センチ以上。慣れ
ていないと怖いくらいだ。この影響なのか、当然見られるはずの
ミドリシジミは全く見られない。チョウチョそのものが激減。
全体的に鳥は少なめだった。藪蚊も思ったより少なかった。雨が
続いて気温が下がって、数が減ったのかもしれない。例外はム
クドリ。グランドの近辺ではかなりの数が大騒ぎをしていた。よく
見ると今年生まれたばかりの雛も混じっていた。
フクロウさんもどこへ行ったのか姿が見えない。あちこち探してみ
たが、不在。数日前には姿を見たという人もいたのでどこかにい
るのだろうと思うが。
子森では歩きはじめたとたんにカミナリがなりはじめ、あっという間
に暗くなってきた。あわてて車に戻った途端に雨が降り始めた。
たったひと組バーべキューに来ていた親子もあわてて車に戻った。
大騒ぎのムクドリ、雛も
カッコウ、オオヨシキリ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
6月4日 晴れ
秋ケ瀬公園もようやくフクロウ騒ぎが一段落してきた。雛もか
なり高いところに登れるようになってきた。一羽だけまだ低いと
ころにいたが他の2羽は高いところに並んでいた。親も近くの
高いところで見張っていた。今日はカラスがおとなしかったので
雛たちもほっとしたことだろう。
時間的に遅かったのでミドリシジミは見られなかったが、ミズイ
ロオナガシジミがあちこちで見られたのでミドリシジミは来週か
らが本番になるのではないかと思っている。個人的にはミズイ
ロオナガも好きなので今日もとてもうれしいのだ。樹の中ごろ
から高いところをゴマダラチョウらしき個体がきびきびと飛んで
いるのが見られた。アカボシゴマダラの白い春型は大きめで
花の上をふわふわと飛んでいた。
子供の森ではカッコウとウグイスが鳴き交わして平和的な共
存をしていた。
ちなみに我が家では近くにオナガが営巣したためかカッコウが
これを狙って朝早くから鳴いている。個人的には高原の雰囲
気で気持ち良いのだがオナガの声がちょっと耳障りだ。
高いところのフクロウの雛2羽
ミズイロオナガシジミ
カッコウ、フクロウ、ウグイス、、ホオジロ、ガビチョウ、
ピクニックの森/子供の森
5月30日 晴れ
関東は軒並み30度を超えて真夏日。森の中では一斉に蚊が
出現。蒸し暑くうっとうしい日となった。
フクロウは3羽が巣立って、巣箱付近は人もまばらとなった。一
昨年は4羽巣立ったがそれを除けば秋ケ瀬公園でのフクロウの
雛の巣立ちは3羽だった。今年も多分3羽だろうと思う。雛は
めいめい好きな場所にいるようで、一羽しか確認できなかった。
聞いたところによるとカラスが雛を攻撃(モビング?)するようで、
数日前は5羽近いカラスが雛を周りからつついて雛が木の上か
ら落下するということが起きたとのこと。親は直接手出しはせず、
威嚇しかしなかったとのこと。雛は無事だったというが、今年は
カラスが例年より騒いでいるようで心配だ。
夏鳥はほとんど行ってしまったようで留鳥の営巣が真っ盛りとな
っている。ガビチョウ、ムクドリなども餌をくわえて飛んでいた。子供
の森ではしきりにホトトギスが鳴いていた。その近くではウグイス
が綺麗な声で囀っていた。狙われているのが分かっているのだろ
うか。
森の中では日陰にはドクダミが綺麗に咲いていた。形はまさに白
十字。日向はヒメジョオンが多くなった。
テングチョウが大量に発生したかのようそうであちこちで見られた。
キタテハもかなり多くなっていた。
夏モードへ突入したかのような秋ケ瀬公園だった。
多くいたテングチョウ
日陰で咲くドクダミ
カラスに気を配る親フクロウ
ホトトギス、フクロウ、ウグイス、、
ピクニックの森/子供の森
5月23日 晴れ/曇り
昨日は一日雨が降っていた。今日は晴れの予想だったが、ゲリ
ラ的に豪雨があったらしい。秋ケ瀬公園ではポツリポツリ程度。
相変わらずフクロウは人気でカメラマンを中心としてなんと90名近
くが集まっていた。朝早くから暗くなるまで人は絶えないということ
だった。キビタキもオオルリもサンコウチョウも見られなかった。
大久保農耕地ではタマシギが人気で、その他シギチも見られる
ということだった。
チョウジソウは少し盛りを過ぎたかのようで勢いが薄れて来ていた。
今日目立ったのはアカボシゴマダラの春型(赤い星がなく、ゴマダ
ラチョウのように白と黒だけの個体)があちこちでふわふわと飛んで
いたことだった。今年も多くなりそうだ。そのほかテングチョウ、ヒメア
カタテハらしいチョウが見られた。
フクロウ目当てのバーダー
白黒のアカボシゴマダラ
カッコウ、フクロウ、ウグイス、、
ピクニックの森/子供の森
5月17日 晴れ
最近風の強い日が多い、今日も例外にもれず風が強かった。
日には田圃や開けたところは大変だ。
今年の秋ケ瀬公園、ピクニックの森はチョウジソウが素晴らしい。
いたるところで可憐な青い花を咲かせている。ここ数年では一番
だと思う。これが絶滅危惧種かと思うほど。この花は雨の中で特
に綺麗に見える。でも今日は残念ながら快晴。
数日前にはサンコウチョウも姿を見せたというが今日は全く駄目だ
った。カッコウのすがすがしい声を聞くことができた。今シーズン初
だった。ムシクイは見つけられなかったが、キビタキが良い声で鳴い
ていた。子供の森はバーダーが少なかったので、キビタキは独り占
めだった。
美声を聞かせてくれたキビタキ
カッコウ、フクロウ、キビタキ、ウグイス、、
ピクニックの森/子供の森
5月9日 晴れ/雨
午前中はよい天気、午後は雷、大雨。青空が広がっていたのに、
ちょうど昼ころから黒い雲が立ち込めて、森の中はもう夕暮れの
暗さとなってきた。そのあとは雷とひどい雨。雹が降ったところもあ
ったとか。
ピクニックの森の午前中はフクロウ目当ての人が多かったが、ちょっ
と離れたところではセンダイムシクイがいい声で囀っていた。さわやか
な焼酎一杯グイーだった。しばらく囀りを楽しんだ。池ではカイツブリ
がペアで泳いでいた。今年も営巣しそうだ。
フクロウは相変わらず親鳥が巣箱の後ろの方で心配そうに見張って
いた。ちょうど顔の位置に枝や木の葉がかかる位置で少しでも隠
れているようだ。カメラマンはそれが不満で、風が吹いて顔の前の障
害物がなくなるとシャッターを押していた。
子供の森ではメボソムシクイが鳴いていた。ウグイスも今年はこちら
の森だけだ。さわやかな美声で囀っていた。ガビチョウは静か。ちょう
ど子育ての最中のようだ。餌を運ぶ姿が見られた。
少し隠れている親フクロウ
カイツブリ、キジ、フクロウ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、ウグイス、、
ピクニックの森/子供の森
5月5日 晴れ
食中毒で10日ほど動けなく、やっと今日秋ケ瀬公園へいくことが
できました。すでに秋ケ瀬公園は初夏の装いでキビタキやセンダ
イムシクイが囀っていました。チョウジソウは絶滅危惧種とはいえ
あちこちで咲いて地味ながら華やかなムードを醸し出していまし
た。
BBQの煙と香りでいっぱいにもかかわらず、キビタキの美しい囀り
とシジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、ムクドリ、ガビチョウが所狭しと囀っ
て、森は一挙に喧騒の中。シジュウカラのツピツピツピツピの洪水
の中でツーピーツーピーというちょっと異色の鳴き声も聞こえた。
間違いなくシジュウカラなのだが他より目立っていた。雌に選ばれ
やすい男前の個体かもしれない。
いつの間にかフクロウが巣箱で営巣しており、すでに雛は孵化した
模様だった。親鳥は近くの枝にとまりじっと巣を監視していた。何羽
生まれたかは不明だったが、間違いなく生まれたようだ。親鳥がよく
見える場所に一列になってカメラを構えていた。3年にわたり営巣し
た木が倒れてあきらめていた秋ケ瀬公園でのフクロウの営巣。信じ
られないことだった。
フクロウを観察する人たち
注目を一身に浴びる親フクロウ
カルガモ、アオサギ、キジ、フクロウ、センダイムシクイ、キビタキ、ウグイス、、
ピクニックの森/子供の森
4月25日 晴れ
旅行に行っていたため前回の観察から12日ぶりの秋ケ瀬公園とな
ってしまった。遅れていた夏鳥の飛来も今週初めあたりから本格的
になってきたようだ。オオルリ、キビタキ、ヤブサメ、エゾムシクイ、セン
ダイムシクイなども来ていたとのこと。今日はキビタキ雄が数羽いると
のことだった。
森の中は本格的な新緑のシーズン到来。あちこちで 花が咲いてお
とぎの国のよう。木に絡まったフジの花が垂れているところも見られた。
フジの花は昨年より多いように思われるが、気のせいか。エナガはもう
繁殖に入っているものとこれから繁殖に入るものたちがいるようだ。私
が見たつがいはしきりにクモの巣を集めていた。
今日、私が観察できた鳥はいつもの常連を除けば冬鳥ばかり。ハシ
ビロガモ2番、ツグミ、アカハラ、シメなど。シメは嘴を銀色に化粧変え
をして繁殖に備えていた。キビタキはオスだけがいるようだ、雌の渡来
が遅れているのだろうか。そのため雄が囀らないのではないだろうか。
派手に囀りにぎやかなのはシジュウカラを除けばガビチョウばかり。
今日はアカハラのまねをしているようだったが、それに加えてつづく囀
りはキビタキかクロツグミか、とにかく奇妙な取り合わせの囀りだった。
クモの巣を集めるエナガ
フジの花
ハシビロガモ、ウグイス、ツグミ、アカハラ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
4月13日 晴れ
桜も終わり、いよいよ春本番。森は新緑に覆われ、地面はお花が
咲き始めた。まだ藪蚊や蜂もでてこない、歩くには最適の季節とな
った。ノウルシがいっぱい、ヒメオドリコソウもいっぱい。大好きなシャ
ガも咲いていた。この花は英名でJapanese irisというのだそうだ。モ
ダンでかつ日本的な姿が素晴らしい。
それにしても夏鳥の渡来が遅れているようだ。まだオオルリ、キビタキ
は観察されていない。昨日コサメビタキを見たという人がいた。田圃
にはノビタキが来ているとのこと。冬鳥はシメがすっかり見えなくなった
が、ツグミ、シロハラ、アカハラ、アオジなどはまだ残っている。レンジャ
クもいなくなったと思ったが時折見られているとのこと。しかし場所は一
定しないようだ。今日は仲間の一人がアリスイを見つけた。カメラを構
えたがあわてていてうまく撮れなかった。証拠写真だけ何とか写した。
全国的に夏鳥の渡来が遅れているように聞いている。遅れているだ
けなら良いのだが、数が激減するのは悲しい。
アリスイ
新緑の中のアオジ
ハシビロガモ、アリスイ、ウグイス、ツグミ、シロハラ、アカハラ、アオジ、
ピクニックの森/子供の森
4月4日 晴れ
桜も今日は満開。明後日の日曜日には散り始めるようだが、数日
は寒い日が続くとのことで、多少は長持ちするようだ。ヒヨドリやメジ
ロ、シジュウカラが桜の花の中を飛び回っていた。餌を摂っているよう
だ。コゲラもいたがこちらは花には寄りつかず、花より団子といったところ。
ヒレンジャクは見られなかった。4/2にいなくなったと知り合いが話して
くれた。グランドにはツグミが80羽前後集まっていた。ムクドリも40〜50
羽くらいいた。雨上がりでグランドに人がいなかったためか鳥に占領さ
れているようだった。今年は数が少なかったシメは姿が見えなかった。
鳥の種類は少なめだったが、それでもシジュウカラ、ヒヨドリがけたたま
しく鳴き、ウグイスが囀りはじめていた。上空ではヒバリがこれもにぎや
かに七色の鳴き声をたてて、春を告げていた。
桜にメジロ
桜にコゲラ
ハシビロガモ、ヒバリ、ウグイス、ツグミ、アオジ、
ピクニックの森/子供の森
3月28日 晴れ
今日は初夏の陽気。毎週のように冬と初夏が入れ替わる時期。
それにしても今日は5月上旬の陽気とか。公園はどんどん緑が増
えてきた。柳もぼーっとした萌黄色から鮮やかな色へと変わってきた。
地面を見ればノウルシが鮮やかな黄緑色を呈している。桜は早い
ところで1〜2分咲きといったところ。今年は数が少ないウグイスの
初鳴きを聞いた。すっかりうまくなって上手に鳴いていた。春だ。
ピクニックの森はバーダーがいっぱい来ていた。数日前からヒレン
ジャクが飛来してリュウノヒゲの実や木の新芽をつついているからだ。
子森のヤドリギの実はほとんど残っているのだから、嗜好が変わっ
たのかもしれない・・・。ちなみに子森のヤドリギのところへは朝7時
半過ぎに10羽前後が飛来したがすぐに飛んで行ったとのこと。ピ森
はここのところずっと見られているということだ。カメラマンはレンジャク
を追って右往左往しているが路のないところは希少植物が芽生え
る季節。踏みつぶさないように気をつけてほしい。
ヒレンジャク
リュウノヒゲの実
ハシビロガモ、ヒレンジャク、ウグイス、ツグミ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
3月21日 晴れ
またまた冬?、冷たく強い北風が吹き荒れている。森の中はそう
でもないが、木々の上の方は風で大きく揺れ動いている。羽倉
橋の上で自転車こいでいる人の必死の形相がすごかったことを
思い出した。週替わりで春と冬に行ったり来たり。北国では猛吹
雪とのだった。
ピクニックの森は相変わらず閑散としていた。風が強いためか鳥も
少なめ。同じ池にアオサギが3羽いた。1羽は成鳥らしい精悍な顔
つき、1羽は昨年生まれた若鳥のようで何となくぼやけた顔をしてい
た。もう1羽はその間といったところ。親子、兄弟なのだろうか。
森の中をぶらぶらしているときに文京区から来られた一人の男の人
に出会った。鳥に興味を持って今年の1月から写真を撮りはじめ、
秋ケ瀬公園が2度目とのこと。お話をしていると実はトンボを観察、
撮影して40年ほどだという超ベテラン。シーズンオフの冬場にやる
ことがないので鳥でも撮ろうかということになったとのこと。私は夏場
の秋ケ瀬公園はオフシーズンなのでその時はトンボやチョウチョを
撮っているのでちょうど逆のパターンだ。カメラの機材についてしばら
く話が弾んだ。
子供の森は相変わらずのにぎわい。レンジャクを求めて近郊から
集まった人たちだ。今日は11時前に1,2羽飛んできてヤドリギに
止まりまたすぐに行ってしまったということだった。今年のレンジャクは
へそ曲がりばかりなのだろうか。私が行ったときはすでに飛んで行っ
たあとなので、みんな暇そうに談笑したりお昼ごはんを食べたりして
いた。普段秋ケ瀬公園で見かける人はほんの数人で残りは見掛
けない人ばかりだったが、にぎやかなことはいいことだ、何となくウキウ
キしてくる。
、
三羽のアオサギ
アオサギ3羽、ハシビロガモ、ツグミ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
3月15日 晴れ
またまた春となった。柳の木には新芽が芽吹いて柔らかな緑を演出
している。さわやかだ。寒い今年の冬だがジワリジワリと春が忍んでき
ているようだ。
ピクニックの森はまだ水がいっぱいで奥の方は長靴がなければ歩け
ない。一番奥にある池にはハシビロガモの雄が2羽いた。アオサギも
2羽。コガモは不在のようだった。シジュウカラとエナガがしきりに鳴い
ていた。それにしてもツグミの数が多い。2回目の雪の後に退去して
避難してきたようだ。芝生の上、木の上、水辺のどこを見てもツグミ
がいる。特別少なかったのに特別多くなった、この格差は珍しいもの
だ。
子供の森はウオッチャーでいっぱい。先週の写真と同じくらいの人が
集まっていた。みんなレンジャク目当てのようだ。昨日は朝7時30分
までヤドリギにいて、その後飛んで行って、彩湖の駐車場でその日を
過ごしていたとのこと。しかし今日は朝9時頃に彩湖を出たっきり姿が
確認できないそうだ。子供の森にも昼までは現れていない。春なのに、
レンジャク心と秋のなんとやらか。
どこにもいるツグミ
アオサギ、ハシビロガモ、ツグミ、シロハラ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
3月7日 晴れ
先週の4月中旬の温かさから一転、真冬の寒さとなった。風は手を
切るように冷たい。秋ケ瀬公園から見える富士山もくっきりときれい。
ピクニックの森にウオッチャーはほとんどいなかった。寒さのせいで鳥も
少ない。それでも池の中にハシビロガモの雄がいた。番らしい雌も付
き添っていた。
子供の森へ行ったところびっくり。駐車場も車がいっぱい。これは怪し
い。鳥狙いのカメラマンが次々と来る。携帯でカメラマンもたくさん来
てるよと言っている人もいる。いそいそと歩いているとヤドリギの周りに
人の列ができていた。レンジャクの来る木だ。それにしてもみんなあっち
を向いたり談笑をしたりと緊張感がない。知り合いを見つけて話を聞
いてみると4日前の月曜日にはレンジャクが15,6羽来たのだそうだ。
しかしその後は姿を見ていないとのこと。今日も朝から人はいるけれど
もレンジャクはいないとのことだった。あまりの人でびっくり。観客はそろ
ったので後は主役が登場するばかりなのだが・・・・・。
綺麗な富士山
ハシビロガモ雄
観客達、真ん中が舞台のヤドリギ
アオサギ、ハシビロガモ、タヒバリ、ツグミ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
2月28日 晴れ
先週の寒さと雪がウソのような陽気。18〜19度になるという、
4月中旬並み。この季節としてはかなり薄着をしたが、それでも
歩いていると汗ばんでくる。グランドではツグミやタヒバリも動きが
活発だ。森の中ではシジュウカラとエナガがにぎやかに囀って、天
下をとったかのようだ。エナガもシジュウカラも人のすぐ近くまで寄っ
てくる。人なんかかまっちゃいられないといった感じだ。もうエナガが
営巣を始めたとのことだった。
先週はよく見られたトラツグミは全く姿が見られない。雪がなくなっ
たので野鳥園の中に入ったっきりで、出てこないのかもしれない。
今日は天気は良かったが、平日の金曜日。それなのに子供の森
はウオッチャーが多い。鳥は多くないのでみんなぶらぶらしていた。
聞いたところでは昨日レンジャクが数羽ヤドリギに飛来したとのこと。
それほど長い時間ではなかったらしいがレンジャク狙いで今日は何
人かがヤドリギの見える位置で朝から頑張っていた。
元気なエナガ
アオサギ、ハシビロガモ、タヒバリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ハクセキレイ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
2月20日 晴れ
先週から一週間後にまた大雪。今度は120年ぶりとか。前回の
雪と違うのは量だけでなく、水っぽいことだ。我が家の庭では屋
根から落ちた雪も重なり日当たりの悪さからまだ足を踏み入れら
れない。しかし秋ケ瀬公園は枯れ草や竹などが雪の重みでつぶ
れたことから日当たりが良くなり、雪は大部分が溶けてしまったよう
だ。一部には残っていたが、大量の雪は溶けて水になって公園全
体がびしょびしょになってしまった。大雨の後と全く一緒のありさまだ。
昨日は相変わらずトラツグミが出て来てウオッチャーを楽しませてく
れたとのこと。今日はいなかった。アカハラが出て来てくれた。この
大雪の後でツグミ類が大挙して飛来したようで、シロハラ、アカハラ、
特にツグミの数が飛躍的に増えた。どこを見てもツグミの鳴き声が
聞かれた。今年の初めはツグミがいなくてさびしかったが、まるで世
の中が変わったようだ。
アカハラ
歩道が冠水したピ森
アオサギ、ハシビロガモ、タヒバリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ハクセキレイ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
2月11日 晴れ
20年ぶりの大雪で間が少しあいてしまった。公園の中は雪がいっ
ぱいだった。
地面で餌を探す鳥たちにとっては大変だ。でもそのおかげで子供
の森では雪の解けた地面にトラツグミが出て来ていた。昨日は駐
車場にいたとのこと。いつも生活していたと思われる野鳥園の中が
雪で埋まったためなのかもしれない。雪以後期せずしてトラツグミが
頻繁に見られることとなった。雪様様だ。
ピクニックの森の池ではハシビロガモとコガモ、カルガモが見られるが、
アオサギもしょっちゅう見られる。
今日もいたのだが様子がおかしい。何か大きいものをくわえて水に
半分つけているように見えた。しばらく観察しているととても大きな
魚をくわえていた。飲み込めないほどの大きさ。弱っていたがまだ生
きている魚だ。 咥えて持ち上げたり水につけたりいったん離してから
くわえ直したりといろいろ工夫をしていた。しかし、飲み込んだ。首
周りは何倍にも膨れ上がっていた。こんな恰好ではしばらく何も食
べられないし、動きも不自由になるのではないかと余計な心配をし
てしまった。多分彼は(彼女)は幸せいっぱいなのだろうが。
トラツグミ
くわえたが?
飲み込んだ!
アオサギ、ハシビロガモ、コガモ、ツグミ、トラツグミ、ハクセキレイ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
1月31日 晴れ
風はあったが比較的暖かい。また明日から寒くなるとの予報。
そろそろ立春で、寒暖の変化が大きくなり始めるようだ。
ピクニックの森はいつもの鳥たちがいた。今日初めて見る鳥はい
なかった。グランドではツグミが10羽以上胸を張って空を見上げ
るポーズで佇んでいた。時折追いかけっこもしている。少し小柄
なタヒバリが群れて、その間をハクセキレイが飛び回る。やっと見
なれた冬の光景となった。
子供の森ではカワラヒワに交じってマヒワがいたとのこと。1羽見た
という人から3羽はいたという人までいたが、はっきりしない。しば
らく待ってみたがカワラヒワしか見られなかった。
気温が高めの為かチョウチョを見かけた。多分テングチョウとキタ
テハだ。写真を載せたので見てみてください。
テングチョウ
キタテハ
アオサギ、ツグミ、ハクセキレイ、アオジ、(マヒワ)、シメ、
ピクニックの森/子供の森
1月26日 晴れ
秋ケ瀬公園ピクニックの森探鳥会。雨の予報もあったが朝から
晴れた。ここ数日でツグミ、タヒバリ、アオジが急増した。グランド
では少年野球がめいっぱい入ったが直前まで多くのツグミ、タヒ
バリが観察で3日前にはグランドのツグミは1羽っきりだったのだか
ら驚いた。
参加者は10名、案内は秋ケ瀬野鳥クラブのメンバー11名。至
れり尽くせりとなった。
今年は鳥が少ないので20種も見られれば良い方ではないかと
思っていたが、終わってみれば32種で昨年を上回った。しかし、
ベニマシコ、ジョウビタキ、カシラダカ、ホオジロ、クイナ、などは一
人二人が見た程度で多くの方は見られなかった。
それでも天気も良く、暖かく大変満足できた探鳥会だった。
観察できた鳥の詳細はトップページの・秋ケ瀬の野鳥情報を見
ていただきたい。
アオサギ、タヒバリ、ツグミ、ハクセキレイ、カシラダカ、シメ、など32種
ピクニックの森
1月23日 晴れ
大寒も過ぎて少しずつ寒さも和らぐ傾向となってきた。例年な
らば越冬の鳥はすべてそろっている時期なのだが、ことしは本
当に少ない。これですべてなのだろうか。
今日のトピックはグランドにたった一羽いたツグミだった。いつも
の年のようにじっと空を見上げていた。こんな風景が今年はわ
ずかに1羽だ。どんなに少ない年でも10羽や20羽は見られたの
に。記念に写真をとった。
そのほかトラツグミを見つけた。先日子供の森のゴルフ場寄りに
にいるよと言われたが見られなかった。今日はピクニックの森の
葦原に飛び込んだのを見つけた。しかし、そのあとしばらく探し
たが見当らなかった。モズの姿が目立った日だった。
明後日は亀戸天神のうそ替え神事とか。今年のような鳥の少
ないのは嘘であってほしい、また、秋ケ瀬公園にウソが来たらい
いなあなどと思った。
グランドの中ツグミ
拡大
エナガ
アオサギ、トラツグミ、ツグミ、ハクセキレイ、カシラダカ、シメ、
ピクニックの森
1月17日 晴れ
時間がなかったのでピクニックの森だけ回った。架けた巣箱にフ
クロウが入った形跡はない。どうなるのか心配だ。今年は鳥が
少ない年のようでまだツグミがグランドで空を見上げるポーズは
見られない。シメもほとんど地面に降りていない。カシラダカは
多少入っているようで、あちこちで見かけた。ツグミも2,3羽別
個体を見かけたので先週より多いような気がする。池ではカル
ガモに交じってコガモが10羽以上いた。そのほかのカモは見当ら
なかった。上空をワシタカの仲間が飛んだが、ほとんど樹間を通
す状態だったので、種類を確定することはできなかった。
10日後にはピクニックの森の探鳥会が予定されている。それまで
にもう少し鳥が増えてくれるといいのだが。
ツグミ
アオサギ、アカハラ、、ツグミ、ハクセキレイ、カシラダカ、シメ、
ピクニックの森
1月11日 晴れ
三連休となった人も多い土曜日。一昨日の雨も上がり風もなく
良い日和。大変寒くて今年の底かといわれる日々。車で走って
いるときに外気温野表示が氷点下1度をさして、今年最低気温
となっていた。日差しはしっかりあったことから昼前にはかなり暖か
くなった。池は氷が張っていたが、部分的には水が出ていた。そん
なところをカワセミが狙ってダイビングをしていた。果たして獲物は
獲れたのかどうかわからないが、しばらくチャレンジしていた。
先日観察できたウソやツグミは見られなかった。子供の森ではガビ
チョウの一群が出て来て盛んに鳴きだした。かなり大きな声だった。
これで結構ウオッチャーたちは盛り上がっていた。
カシラダカ
カワセミ
アオサギ、カワセミ、ハクセキレイ、カシラダカ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
1月7日 晴れ
今日もよい天気。寒いけれど風も少なく日差しがあったので徐々に
あったまってきた。しっかり着ていたので昼近くには汗ばむほどとなった。
鳥たちも暖かさにつられて大胆になってきた。
初めは控えめな鳥たちだったが、人が通らない道の脇にアオジが出て
きた。久しぶりのツグミも木にとまったまま動かない。カシラダカは群れ
で動き始めた。アカハラも飛んだ。シジュウカラにエナガは言うまでも
ない。シメも時々姿を見せる。
そのうちになんとウソの声が響き始めた。森を回っているようだ。遠目
で3羽確認できた。声のする方を眺めていると後ろから来たウオッチャ
ーと私の間になんと雌のウソが一羽降りて、止まった。思わずシャッタ
ーチャンス。ウグイスも撮れた。久しぶりの20種を超えた。
遅ればせながら、どうやら1月になってツグミ、シメ、アオジ、カシラダカ、
ウソなどの冬鳥がやってきたようだ。どんどん数が増えるといいのだが。
今日新春でもあり、シャッターを押した鳥の写真をできるだけ掲載した。
ツグミ
アオジ
ウグイス
ウソ
モズ
シメ
オオタカ、ハシビロガモ、カワセミ、ツグミ、アカハラ、ウソ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
2014年 1月1日 晴れ
午年元旦はよい天気。風もなく絶好の初日の出日和だ。昨年
は見られなかったご来光も今年はとってもきれい。朝、6時50分頃
ご来光。すっかり姿を見せるとその美しさに集まった多くの人達の間
から声が出ていた。富士山はかすんでいてよく見えなかった。
さっそくピクニックの森へ初BW。ご来光を見に来ていた秋ケ瀬野鳥
クラブの有志が5人集まってきた。毎年恒例になった顔見世?
寒くて池には氷が張っていた。まだ鳥たちも少ない。今年はどんな年に
なるのだろうか。午年にあやかってコマドリの大群でも来ないかなあ、
などと思ってみた。
秋ケ瀬の池に差し込む初日
梢に当たる初日
おせちを探すアオサギ
アオサギ、キセキレイ、ハクセキレイ、シジュウカラ、
ピクニックの森/子供の森
2013年
12月31日 晴れ
ついに2013年も大晦日となった。とても寒い日で池には氷が張って
いた。カモ類は避難して不在。川の方にでも行っているのだろう。
それでもハシビロガモが一羽だけわずかな開氷面で泳いでいた。
他のカモは全く見られなかった。
シロハラが一羽見られただけで、ツグミの仲間は見られなかった。
年内にツグミが居つかなかったのは記憶しているだけでは2回目だ。
今年も11月には数羽見かけたが、その後いなくなり12月に入って
からは皆無。ハクセキレイは久しぶりに何羽か見られた。
帰り際に駐車場の脇で雄のジョウビタキを見た。今シーズン初。
すぐ近くの藪の向こう側。写真を撮ろうと思い、そろそろと場所を
変え始めたその時、本日会った初めての犬の散歩のひとが私の
脇を通り過ぎて行った。当然ジョウビタキは飛んで行った。ほとんど
人と会うことのない日のこの場面に限って人が通り過ぎて行くなん
て、と大変残念だった。とてもきれいな個体だった。
氷の張った池の上の木に止まって呆然とするアオサギ
氷の上を歩くハクセキレイ
ハシビロガモ、シロハラ、ジョウビタキ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
12月24日 晴れ
クリスマスイブだった。世の中はクリスマスイブを祝うにわかクリスチャン
の人達でにぎわっているというのに冬鳥たちは真のクリスチャンが多い
のか静かにクリスマスイブを迎える気持ちのようだ。森の中は冬鳥の
姿がなかなか見られない。子供の森は遠くでカラスとヒヨドリの鳴き声
がわずかに響くだけ。時折かすかにシジュウカラやエナガの声がする程
度だった。よく探すとシメが若干増えたようだ。今日は3個体確認で
きた。アオジも地鳴きが多少増えた気がする。今日のトピックはシロ
ハラだ。本当に久しぶりに見たような気がする。記念写真も撮らせて
もらった。モズとシメの写真と一緒にご披露します。
シメ
シロハラ
モズ
マガモ、シロハラ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
12月13日 晴れ
だんだん寒くなってきた。青空の広がるよい天気、今日は今シーズン
一番の冷え込みとか。平年並みの寒さだという。それでも日がでてい
ると手袋は要らない。風が少し強く吹いているようでかなり葉っぱが
落ち、木々は寒そうな格好をさらし始めた。その分鳥は見やすくなっ
たのだが、その肝心な鳥が少ない。ツグミは全く見られない。
ピクニックの森の池ではカルガモの数が多くなり、コガモは相変わらず
7〜8羽、ハシビロガモが数羽がいて、多少なりともにぎやかな雰囲
気がある。木々の中のとりは相変わらずカラ類の混群とヒヨドリ、カラ
スといった常連だけだ。エナガが近くで飛び回ってくれたのが救いだっ
た。シメは若干数が増えたかもしれない。アオジは少ない。この調子
だとツグミが来るのは年が明けてからということになりかねない。いつに
なったら来てくれるのだろう。
晴れ上がった空
エナガ
コガモ、ハシビロガモ、マガモ、オオタカ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
12月6日 晴れ
ついに師走。ついでに私の誕生日・・ここまで来るとあまりおめでたい
気はしないのだが、それでも子供たちからプレゼントをもらいついつい
笑みが・・。
公園の中は閑散としていた。ウオッチャーも見放したようだ。留鳥の
ほかは本当に少ないアオジとシメがいるだけ。カラスとヒヨドリ、モズが
にぎやか。心なしかシジュウカラもおとなし目だ。グランドはハクセキレ
イが1羽。木の梢に首を伸ばした鳥が見えたのだが、こちらが確認
する前に飛ばれた。飛んだ大きさからツグミのような気がしたが、未確
認。
ピクニックの森の池にはカルガモ多数、コガモ数羽、ハシビロガモ数羽、
マガモ数羽といったところ。マガモはカルガモとのF1の可能性もありそう
な少し変な色だった。
話によると彩湖、さくらそう公園の方ではベニマシコ、アカハラ、ハヤブサ
などがいるとのことで、人が集まっているとのことだ。
森の中は急速に秋を深めている。木々の葉はどんどん黄色から赤色
に変っていってる。とてもきれいだ。ふかふかの落ち葉を踏みながら秋の
風情を楽しむには最高の季節。蚊はいないが鳥もいない。
ハクセキレイ
シメ
コガモ、ハシビロガモ、マガモ、カワセミ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
11月29日 晴れ
12月中旬並みの寒さが普通にやってくるようになった。あれほどの
猛威をふるった藪蚊も姿が消えた。森全体が葉を黄色や赤色に
染めて、秋が深まってきた。しばらくまとまった雨が降っていないので
遊歩道もかなり歩きやすくなり落ち葉が積もっているので散歩には
最適だ。
しかし鳥がいない。ツグミ達もヒタキ達もアトリの仲間もホオジロ類も。
かろうじてアオジを数羽確認し、シメを1羽観察できた。アカゲラもみ
られない。
池にはカモが増えていた。カルガモに先々週から増えたハシビロガモに
加えて、コガモ4羽とマガモ2羽がいた。秋ケ瀬公園ではコガモは比較
的珍しい。ピクニックの森ではガビチョウが10羽近く群れていた。びっ
くり。コジュケイも2羽出てきた。
なぜかウオッチャーもほとんどいないようで鳥と一緒にウオッチャーもどこ
かへ行ってしまったようだった。
コガモ
コジュケイ
ガビチョウ
コガモ、ハシビロガモ、マガモ、シメ、アオジ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
11月22日 晴れ
朝晩は寒いが10時くらいになると日差しを強く感じ、風がなければ
暑いくらい。
昼間暑くなるためか藪蚊が例年になく多い。森の中の細い道に入
ると一斉に寄ってくる。手といわず顔といわずそれはすごい。虫よけを
塗って行ったが役に立たない。太い遊歩道にたどりつくまで蚊柱が
たつほどの蚊に襲われる。昨年は藪蚊が少なくて助かったが今年は
例年以上だ。
藪蚊の数に反して冬鳥の飛来が少ない。アオジとシメが主だが、
それでも数は極端に少ない。5-6年に一度の不良年になるのだ
ろうか。
こういう年はレンジャクも少ない傾向がある。今年のヤドリギの実
のなり方を眺めてみたが、写真の通り例年並みといったところか。
カメラを向けたのはモズだけ。ハシビロガモはさらに増えていた。先
週たくさんいたバッタはいなくなっていた。キタテハも少ない日だった。
ウオッチャーも少なかった。木々は赤に黄に色づいて色彩が豊かに
なってきたが、鳥見にはちょっとさびしい秋の秋ケ瀬公園だった。
先日フクロウの営巣した木が台風の風で倒れてしまったが、秋ケ
瀬野鳥クラブの有志がフクロウ用の巣箱を同じピクニックの森にか
けた。うまくフクロウが見つけて営巣してくれるとうれしいのだが。成
果はいかに。
ヤドリギの実
木に架けたフクロウの巣箱
ハシビロガモ、シメ、アオジ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
11月14日 晴れ
すっかり冬の寒さとなってきた。手袋が欲しいときもある。この寒さの
中、今年は藪蚊が多い。森の中に入ると複数寄ってくる。気がつく
と手に数匹がとまっている。森にいる間中顔や手をポリポリと掻いて
いた。寒さに強い蚊が増えたのだろうか。
今日も鳥は種類が少なめ。多いのはヒヨドリとカラスとシジュウカラ。
カラ類の混群を探して歩いたが、シジュウカラとコゲラとメジロ、たまに
エナガといった構成は変わらず。ヒヨドリの群れにシロハラとマミチャジ
ナイがいると聞いたので、粘ってみたらシロハラはいたがマミチャは見
られず。数日前にオジロビタキがいたけれどすぐにいなくなったとかル
リビタキが来たようだという話はあったが、鳥は見られず。
鳥に代わって見られたのは蝶のキタテハとバッタ類が少々。季節がら
昆虫は少ない。
鳥は季節的に少なくなることがある時期なので、11月下旬の来週
くらいからは期待できるかもしれない。
キタテハ
元気なバッタ
ハシビロガモ、シロハラ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
11月10日 曇り
すっかり寒くなってきた。木の葉はどんどん色づいて景色がどんどん
変わってきている。寒くて手袋が欲しくなってきたこの頃ではあるが、
森の中ではまだ蚊がいた。今日はうっかりして何箇所か刺されてし
まった。無防備の時期だけに簡単に刺される。スズメバチは数がめ
っきり減ったがまだ残っているのでご用心。
池ではカルガモが先週から増えたが、今日はさらにハシビロガモが3羽
いた。エクリプスから徐々に色変りを始めた雄もいた。この3羽にカイツ
ブリとカルガモが混じってすっかり冬の景色となっている。
足元にはアオジの声が、頭上にはシメの鳴き声が聞こえる。遠くで聞
こえるのはガビチョウの鳴き声だ。これにカラ類、モズ、カラス、そしてに
ぎやかなヒヨドリという冬のオーケストラの始まりだ。これにウソやツグミ、
アカゲラの声の入ったアンサンブルの妙を早く聞きたいものだ。
我が家の裏ではジョウビタキが飛来してしきりにヒッヒッヒッと鳴いて回っ
ている。秋ケ瀬公園でも紅葉、黄葉の中のジョウビタキを早く見たい。
ハシビロガモ達
ハシビロガモ、シメ、アオジ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
11月2日 曇り
久しぶりの昼からの探鳥。それにしても真昼間というのにくらい。まる
で夕方のようだ。
子供の森では人は多いのだが、森全体から静かでくらい雰囲気が
伝わる。鳥がいるようには思えない。ヒヨドリとモズの鳴き声だけがや
たらと聞こえる。ヒヨドリはどれくらいいるのだろうか。いたるところでヒー
ヨヒーヨと鳴き飛び回っている。そんなことに木をとられているとウソが
鳴いているといわれ、我に返った。確かに口笛のような鳴き声がすぐ
近くで聞こえた。探してみたが姿は見られなかった。その近くでアトリ
を見つけた葉っぱの陰で動いていたので、写真は撮れなかった。シメ
も見た。これも葉の陰でこのアングルからは頭、こっちは嘴、こっちは
目元とパズルのよう。どちらも今シーズン初めて
だった。アオジもたくさん入っていた。足元を飛んだのが一羽いた。
注意しているとあちこちの草の中で静かに地鳴きをしていた。人の話
によるとシロハラ、アカハラも見たとのこと。冬鳥が入ってきたようだ。
ピクニックの森ではあちこちの池でカルガモが5羽、10羽と浮かんでい
た。先週まではあまり見掛けなかったのだが、突然増えたように思え
る。アオサギが羽づくろいをしていたので見ているとそのわきで並んで
カルガモも羽づくろいをしているのに気がついた。ちょっとおもしろい風
景だった。
人づてに来た話では彩湖ではアリスイが見られるということだった。
今日から秋ケ瀬公園脇の桜区区役所脇のプラザウエストで秋ケ瀬
野鳥クラブ主催の写真展「秋ケ瀬の鳥たち」が始まった。55点の写
真と4点の絵画が展示されている。鳥たちの面白ポーズも特集され
ている。是非見に来ていただきたい。
アオサギとカルガモ
ウソ、アトリ、シメ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
10月24日 曇り/雨
先週に引き続きまた台風が来るようだ。もう影響があるのか雨が降り
出した。森の中は水浸しとなっている。長靴なしでは歩けないところが
多い。さらに雨が降るとの予報だ。すっかり水浸しとなりそうだ。
最近はピクニックの森よりも子供の森の方が渡りの鳥が寄って行くのに
は都合が好さそうで、今日もツツドリ、キビタキ(複数)が見られた。子
供の森では見つからなかった。
今日はバーダーが多かったが、昨日ヨタカが見られて100人ほど人が
集まったということだ。情報が早い!!夕方の5時頃に飛んで行ったと
のことで、今日は見られなかった。先ほどまでツツドリが乱舞していたと
いうことで、写真を見せてもらった。昨日からいたそうで、私もしばらく待
ったが見られなかった。キビタキは複数が見られた。写真は雌。
昼ころから霧雨の粒が大きくなってきたので、あわてて帰ることにした。帰
り際に5,6年前にヨタカが観察された場所を確認したが、やはりいなか
った。
キビタキ
カイツブリ、キビタキ、ツツドリ
ピクニックの森/子供の森
10月18日 晴れ
海外旅行に行っていたので少し間が空いてしまった。その間に台風が
来たりして気温も10度近く下がった。ちょうど台風の日に帰国したため
そのすごさは分からなかったが、秋ケ瀬公園の中では多くの木が折れた
り、枝が飛ばされていた。今日はその撤去作業があちこちで見られた。
残念だったのはフクロウの営巣木が折れてしまったことだ。連続して3年
フクロウが営巣し、計10羽の雛が巣立った大切な木だった。昨年はフク
ロウが営巣した後でスズメバチが巨大な巣を作り駆除のために祠が一
部破損した。みんなで修復したことで、今年のフクロウの営巣にこぎつけ
たのだったが、もう根元から折れてしまった。来年の営巣は望めない。
またフクロウが営巣する森になってほしいのだが。
ところで、今日の鳥はピクニックの森では池にカイツブリ若が一羽いた。
何羽が生まれ何羽が生き残ったのか分からないが、この一羽は間違い
なく生き残っている。頑張って冬を越してほしい。
子供の森ではカラ類の大きな混群の中にキビタキが混じっていた。4,5
羽はいたようだ。雄の綺麗な個体もいたとのこと。ムシクイも混じっていた。
折れる前の営巣木
カイツブリ
キビタキ
カイツブリ、キビタキ、ムシクイ
ピクニックの森/子供の森
10月8日 晴れ
なんと今日は30度にも達する暑い日。九州に台風が近づいている
ためとか。残暑の暑さだ。おかげで藪蚊はたくさん発生、蚊取り線香
をたいていても蚊が寄ってくる。
やっと蝉の声がしなくなって、虫の音と鳥の声でいっぱいの森となってき
た。まだ木の葉がいっぱい茂っていて鳥の姿を見るのは簡単ではない。
ピクニックの森はカラ類の大きな混群がいて、期待して鳥を探したが、
シジュウカラ、コゲラ、メジロ、エナガといった常連だけ。知り合いが中に
オオルリ、キビタキ、サンコウチョウの類がいないかと必死に探していた。
彼によると先週はたくさん混じっていたので今日も探しているのだとのこ
とだった。
子供の森はバードウオッチャーがたくさんいた。モズはあちこちで鳴いて
いたが鳥は少なめ。。
それでも歩いているとどこかで聞いたことのある、どちらかというと懐かし
い鳴き声が聞こえてきた。記憶の襞をひっくり返してみるとガビチョウが
小声で囀っている声だった。夏の間はどこかへ行っていたらしく、姿も
鳴き声もきかれなかった。付近を探してみると目の前の木に止まって
いた。何人かの人が気づいて観察を始めた。口にいっぱい虫をくわえ
てまるで営巣の最中のようであった。まだ営巣の時期ではないと思う
のだが。
しばらくそこで眺めていた。脇で犬連れの女性も小さなカメラで撮影し
ていた。その間連れていたワンちゃんはだらっと地面に伏せて飼い主の
用が済むのを待っていた。すっかり力を抜いてリラックスしているようだ
った。賢い犬だ。飼い主の行動を熟知しているのだろう。散歩再開後
は飼い主の前を元気に歩いていった。
そのほかキビタキの雌は数羽いるとのことだった。しばらく探したが、私は
見つけられなかった。
秋ケ瀬田圃の川沿いにノビタキが数羽入っているとのことで、ウオッ
チャーの話題になっている。
ガビチョウ
高い木の頂にいたモズ
モズ、キビタキ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月3日 晴れ
久しぶりに暑い日だった。そのためか藪蚊がわっと出てきた。ちょっと
甘く見たおかげでひどい目にあった。蝉もほとんどいなくなり、虫の音
と鳥の鳴き声の森となった。彼岸花も終わりに近づき、咲いている
花も少し色あせていた。その代りにエノコログサやチカラシバが鮮や
かに光り輝いて見えた。エノコログサは別名猫じゃらしというが英名
では狐のしっぽと称されるらしい。ちょっと栄養不足の狐のようだ。
ピクニック森のバーベキュー場ではキセキレイがテーブルの上を散歩し
ていた。シジュウカラの群れも数を増してエナガなどを交えてにぎやか
だった。池では久しぶりにカワセミを見た。2羽いた。親子かどうかは
分からなかった。
子供の森ではキビタキ雌、ムシクイ、カケスがいたとのこと。かろうじ
てムシクイは見られた。頭央線が見えなくて、色が比較的淡かった
ことと大きさからメボソムシクイではないかと思うが鳴かないことには
はっきりしない。他の鳥は見られなかった。
昨年に比べると夏鳥は少なめのようだ。春も少なかったので、秋も少
ないのであろう。人によると今年はハチクマの渡りがとても少ないという
ことだった。今年だけの現象なら良いのだが、少し不安になる。
キセキレイ
ムシクイ
ノスリ、オオルリ、キビタキ、ムシクイ、カケス
ピクニックの森/子供の森
9月27日 晴れ
朝夕は涼しく、長袖が必要な季節となった。今が一番過ごしやすい季節
なのかもしれない。
秋ケ瀬公園では彼岸花もそろそろ終わりとなってきた、蝉もツクツクボウシ
がひと桁の数が最後の別れの歌をうたっている。空にはアカトンボがいっぱ
い飛んでいて秋空を演出している。
鳥たちも北から繁殖を終えて次々と戻ってきた。今日はコガモ雌?エクリプ
ス、キビタキ雄、オオルリ雌タイプ、サンコウチョウ、トケン若鳥、エゾビタキが
いたという。エゾビタキは真っ白なお腹に綺麗な縞模様のある分かりやすい
タイプだった。コガモ?は数羽で飛び回っていたが一羽だけ写真に撮ること
ができた。はっきりと特定できたわけではないが頭の形と大きさから多分間
違いないだろうと思う。そのほかノスリの兄弟とトビも見られた。運が良い人は
たくさん見られ、私のように運の悪い人(粘り方がたりないともいう)は数が少
なかった。それでも何がいるかわからないという気持ちが心を高揚させるので、
ただ歩いていても楽しい。いい季節だ。
コガモ?
ノスリ
ノスリ、トビ、サンコウチョウ、オオルリ、キビタキ、エゾビタキ、トケン
ピクニックの森/子供の森
9月19日 晴れ
先週台風が直撃した。その後すっかり秋らしくなった。暑さもほどほどで朝
晩はすずしい。雨が大量に降ったおかげで森の中も池にはたっぷりと水が
はいった。すっかり干からびた池も見違えるようにみずみずしい。ピクニックの
森ではあちこちでヒガンバナが咲いていた。明日は彼岸の入りとか。毎年こ
の時期に忘れずに咲くものだ。それにしても今年は見事。大量の雨のおか
げか茎もスッと長め。
鳥の方はそれほど増えていない。先週までいたツツドリもサンコウチョウも姿
が見えない。人によると三ツ池ではツツドリは別個体がいたとのこと。警戒
心が強いらしくなかなか姿が見えないということだった。子供の森ではオオル
リの若個体、キビタキの雌がいたということだったが、私の前には姿を現して
くれなかった。
彼岸花
オオルリ、キビタキ、ホオジロ
ピクニックの森/三ツ池/子供の森
9月13日 晴れ
また暑くなってきた。今日も30度をこえる見込みとのこと。森の中は蒸
し暑い。クズが今を盛りに繁茂している。地面から高い木のてっぺんま
で絡まりあたかもクズの木のよう。森の中では蝉の声が少なくなり、鳥
たちの声が普通に聞こえるようになってきた。あちこちからコゲラやエナガ、
シジュウカラの声が聞こえてくる。
早朝に池のふちでキビタキやエゾビタキが水浴びをしていたとのことだった。
やはり6時頃でなければだめなようだ。
先週、三ツ池でツツドリが見られたとのことだったが、今日もいるということ
で行ってみた。するとバーダーが二つに分かれて群がっている。片方はツツ
ドリらしかったが、もう片方は何だかわからない。近寄って見るとサンコウチ
ョウが2羽いるとのこと。あまり近くには寄ってこないが木の高いところを飛び
回っていた。コサメビタキとエナガ、シジュウカラも混じってにぎやかだった。
もう一方の人の群れはやはりツツドリだった。こちらは比較的近くの枝に止
まって人のことは意に介せずといった感じで動きもせず、まるでカメラマンを
無視しているようだった。
サンコウチョウ
ツツドリ
トビ、ツツドリ、サンコウチョウ、コサメビタキ、エナガ
ピクニックの森/三ツ池
9月6日 曇り
昨日は豪雨、バケツをひっくり返したという形容が足りないような雨だっ
た。今日は曇り、時々小雨が降る不安定な天気。
9月に入ったこともあるのかウオッチャーが増えたようだ。スコープやカメラ
を持った人もみられる。旧知の鳥友も何人か現れた。
その人たちの話によるとツツドリ、コサメビタキが三ツ池あたりに出ていたと
のこと。田圃の方ではムナグロ50羽とか。鳥が動き始めたようだ。
ピクニックの森、子供の森では渡り鳥は見つけられなかった。まだまだ昆虫
の世界だ。今日は雨模様ということでチョウチョも少なかったが、綺麗なダイ
ミョウセセリを見つけた。ファインダーを通して見るととてもきれい。
先週まであちこちで咲いていたキツネノカミソリはほとんど終わっていた。
来週くらいからは本格的な鳥見ができそうだ。
ダイミョウセセリ
アオサギ、ツバメ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
8月30日 晴れ
昨日までの秋めいた気候は一変、ぶり返した猛暑となった。森の中は風も
通らず蒸し暑さで汗がだらだら流れた。
キツネノカミソリはまだ綺麗に咲いていて、もう1,2週間は見られるかもしれ
ない。
ハグロトンボが数頭かたまっていた。今シーズン秋ケ瀬公園では初めて。胴体
の金属光沢が日に当たると綺麗に輝いていた。秋の風情を感じさせるアカト
ンボがいた。期待したアキアカネではなくナツアカネのようだった。
鳥はシジュウカラとコゲラの群れが2つとハシボソガラスの親子らしき群れが芝
生で口をあけて餌を探しているのが見られた。
蝉の声の主力がアブラゼミから徐々にツクツクボウシへと変わっているように思
われた。自然は暑さ寒さにかかわらず移りゆくものだと改めて思った。
ハグロトンボ
ナツアカネ
ツバメ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
8月23日 曇り
どちらかといえば雨模様の天気。蒸し暑い。夏草がところ構わず繁茂してきた。
すごい勢いだ。
干からびた池を眺めているとキセキレイがいた。こんな季節にいるとは驚きだった。
確認に写真を撮ろうと試みたが、何せこの季節は長いレンズを持ち合わせてい
ない。しばらく粘ったが、人がいる側には寄ってこない。1時間以上頑張ったが近く
で撮るのはあきらめた。それでも写真は何とかキセキレイと確認できるのではない
だろうか。また、今年もキツネノカミソリの季節となった。昨年ほど群生はしていな
いがヤブランと一緒に咲いていた。
今日は彩湖にチョウトンボがたくさんいるということでこの後出かけることにしたが、
雷がごろごろなっているのが気になる。
キセキレイ
キセキレイ、ツバメ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
8月15日 晴れ
終戦記念日。車の中でラジオをつけるとどこも追悼番組。一年に一回のこの日を
厳粛に迎えることとなった。今日も猛暑。
公園に着き、歩き始めるとすぐに路上に見たことのあるような姿を見つけた。黒に白
い班のある中型のチョウチョ。もう死んで干からびていたが、まごうことなきゴマダラチ
ョウだった。最近はアカボシゴマダラが増えてその代りにゴマダラチョウが減ったといわれ
ている。私もここ数年ゴマダラチョウはここ秋ケ瀬公園では見ていなかった。もういない
のではないかと心配していた。遺体とはいえこの森にまだ存在していた証を見たことは
とてもとてもうれしかった。
鳥もいない、ウオッチャーもほとんどいないこの季節に長い望遠レンズをつけた典型的
な鳥のカメラマンが一人いた。新座から来られたOさんという方だった。しばらくお話を
していたところ話の展開から秋ケ瀬野鳥クラブに入会していただけることになった。即
入会手続きをとらせていただいた。ちょうど事務局のTさんも来られたので紹介をさせ
てもらった。Oさんはまだ鳥歴は1,2年とのことだったが、しっかりしたお考えの持ち主と
お見受けした。ちなみに事務局のTさんはトンボを探しに来たのだとのこと。
池の水は少なく、アオサギやシジュウカラ、上空をオオタカが飛んでいるのが見られた。
散策路の脇にはイノコヅチが繁茂していた。クズやスイカズラやヤブカラシ、カラスウリな
ども触手を伸ばしていた。
ゴマダラチョウの死体
繁茂するイノコヅチ
アオサギ、オオタカ、ツバメ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
8月9日 晴れ
今月初めに再び発熱。今回はなんと39℃も出た。口の悪い家内は「いい年をして
よくもそんなに熱が出たものね、まるで子供みたい」とつれない。丸3日寝ていたが食
欲は旺盛で比較的元気だった。
ちょうどぶつかってしまった大切な予定もキャンセルとなり残念だった。この発熱の後は
急激に回復した。
ところで、今日の秋ケ瀬公園は蝉の声が最高潮となっていた。アブラゼミが多くなった
ためか、声のボリュームも最大になっているようだ。鳥の声はなかなか聞こえなかった。
今年はニイニイゼミが相対的に少ないようだ。やさしく響くニイニイゼミの大合唱は聞く
ことができなかった。
相変わらず水不足で池の水はかすかすとなっていた。そんな中でもカルガモが2羽じっ
としていた。水がないよりはましなのだろうか。
今日は驚いたことが一つ。まだミドリシジミがいた。目の前の藪から飛び出ていったん
とまったのだがすぐに飛び出て私の後ろへ回り込んだところで見失った。しばらく近くを
探したが見つからなかった。8月も中旬になろうとするこの時期にもミドリシジミがいるのだ。
カルガモ
アブラゼミの抜け殻
ハクセキレイ、ツバメ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
7月26日 晴れ
先週の鳥見で疲れたのか翌日に熱を出して倒れてしまった。なんとか今日あたり
から動けるようになり、暑さと湿気と藪蚊のなかへ出かけてきた。案の定鳥は少なく、
蝉の声が大きくなっていた。
先日初めてお会いしたKさんが自転車でやってきた。連絡がつかないので今日は
私を見つけに来たのだとか。大感激。話が楽しくて鳥や写真の話をしていて気が
つけば2時間も話していた。時々蚊を避けるため、日差しを避けるために動いたと
はいえ暑い中よく話していたものだと我ながらあきれる。その話の途中で水不足で
干上がり始めた池にコチドリの若鳥が飛来した。水たまりのような間をしきりに動き
回りながら採餌していた。こんな場所でこの時期にコチドリは珍しい。普通ならばカ
イツブリの親子が泳ぎ回るのを見る場所だ。
それから、もう8月になろうというこんな時期にミドリシジミを見つけた。雌だった。知人
の話によるとミドリシジミの発生には秋ケ瀬公園内でも場所による差があるようだ。
早いものは6月上旬、遅いものは7月下旬くらいのようだ。つい数日前に30頭見たと
のこと。原因はわからないが、日照や気温の違いによるのだろうか。
コチドリの若鳥
またまたミドリシジミ
コチドリ、ツバメ、コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月19日 晴れ
晴れてるとはいえ比較的過ごしやすい日だった。それでもシャツは汗びっしょりだ。今日
は今シーズン初というものに2つ出会った。一つはアブラゼミの抜け殻だ。例年は今頃
ニイニイゼミの抜け殻を見つけて喜んでいるのだが、今シーズンはニイニイゼミより先に
アブラゼミを見つけた。森全体とすれば、ニイニイゼミのほうが多く鳴いているのだが、
ニイニイゼミも数が極めて少ないような気がする。
二つ目はミドリシジミだ。今年はもう見られないのではないかと思っていたのだが、知り
合いがいたというところまで連れて行ってくれて見ることができた。その人は雄、雌ともに
表裏の写真を撮っていた。羽を開くまでに1時間以上かかったとことだった。私はオスだ
けで裏面の写真だけだったが、それでも満足だ。
そのあとで、Wheather Newsからスマホに太陽にハローがかかっています、との連絡
が入った。上を向くと確かに太陽を中心にまんまるく輪がかかっていた。さっそく写真に
撮った。
チョウチョはキタテハ、ダイミョウセセリ、モンシロチョウ、ジャノメ達、コミスジ、アカボシゴ
マダラなど飛んでいた。
鳥はムクドリの親子づれ、シジュウカラ、ウグイス、カラスなどなど。どの鳥も暑さで口を
あけて体温を下げていた。
夏風邪をひいて調子が悪かったので、早々に帰った。
暑さで口をあけているハシブトガラス
ミドリシジミ
太陽にかかったハロー
ツバメ、コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、
ピクニックの森/子供の森
7月14日 晴れ
前回公園に着た直後に梅雨明けが宣言された。例年より2週間も早い夏が
到来した。突然の猛暑で、驚き。前回はまだニイニイゼミが一匹も鳴いていな
かったが、梅雨が明けるとさすがに蝉も出てきた。それでも毎年一番早く出てくる
場所では一匹も鳴いていない。地面が固いと出てこれないとのことだが、果たし
ていつ出てくるのやら。
今日、森ではいたるところでムクドリの親子連れに出くわした。行く先々すべてに
先回りされている感じだ。雛はあまり人を恐れないのですぐ近くまで寄ってくる。
まだあどけない顔つきが可愛い。続けてスズメの雛も現れた。
前回、前々回のBWの時に気がついたのだがやたらと蛾が多かった。知人で詳しい
人に聞いたところ、マイマイガとのこと。ハンノキを食性としていて、時々大発生する
のだそうだ。調べてみると確かにマイマイガの雄のようであった。なんとドクガ科に属し
ている、毒は雌が強いとのことだがオスばかりが目立つ。今日は多少少なめだった。
ムクドリ若
スズメ若
マイマイガ雄(図鑑より)
ツバメ、コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、ホオジロ、ムクドリ、
ピクニックの森/子供の森
7月5日 雨/曇り
朝から雨模様。傘をさしての鳥見となった。森の中は風も通らず、とっても蒸し
暑い日。じっとしていても汗がふきだしてくる。藪蚊も今年一番の多さで、いつも
体の周りにまとわりついていて離れない。耳のそばでは絶え間なくあのいやな羽音
が聞こえていた。最近の虫よけ薬は効果が少なくなっているとかでネットでさがし
たレモンユーカリのエッセンシャルオイルを塗ったくってみた。効果は100%で6時間く
らい続くとあったが、森の中に入ってすぐ手の甲を刺された。さわやかな匂いなのだ
が、オイルを直接塗ると匂いもすごいものがある。まだ効果のほどははっきりしな
い。今後も臨床試験(第3相、被験者は私)で検証してみたい。オイルを直接肌
に塗ることによるかぶれなどのないこと(第1相)は確認している。結果を秋頃には
まとめたい・・・・・・!?
フクロウと希少植物保護のためのロープはすでに撤去されていた。ロープがなくなる
と森が広く感じたがフクロウは姿が見えず、少しさびしかった。鳥はアオサギ、ホオジロ、
ウグイス、ヒヨドリ、ムクドリ、カラスといったところで、これからの時期は見られる鳥の
数はどんどん減っていく。
今日はフクロウの調査を研究テーマにしたいという学生のUさんを案内して回った。
鳥のことはあまり知らないということだったが、それにもかかわらず?それだから?
フクロウという数少ない鳥の調査をするという思い切った姿勢には感服。できるだけ
協力してあげたいと思う。
ノカンゾウ、ハンゲショウがきれいに咲いていた。いつもに比べるとチョウチョウよりも
蛾が多いように感じる。気のせいか。
アオサギ
アオサギ、カッコウ、ツバメ、ウグイス、ホオジロ、
ピクニックの森/子供の森
6月28日 晴れ
昨日はかなり多く雨が降ったが今日も梅雨の晴れ間となった。池の水は少し増えた。
もう2,3回大雨が降れば夏は大丈夫だと思うが、今の状況ではまだまだ危ない。
フクロウは姿が見えなかった。いつも来ていてフクロウの所在を教えてくれるいる方々
も今日は不在。自分なりに探してみたがやっぱりいない。ちょうどフクロウを探しに来
たKさんと一緒に歩いたが結局フクロウは見当たらなかった。先週も雛が1羽いただけ
だったし、かなり自由に飛びまわれるようになっていたようなので、もう旅立ったのかもし
れない。うれしいようなさびしいような心境だ。でも雛が3羽とも無事に育ったことはとて
もうれしい。来年はどうだろうか。
Kさんはまだお若くて半袖のシャツ姿という、蚊に対して全く無防備な方だった。秋ケ
瀬公園の近くに引っ越してまだ1年足らずとのこと。その後も公園内をご一緒したが
チョウチョや虫を見たり花を見たりと鳥以外のウオッチングになってしまった。アカボシ
ゴマダラの春型から夏型の中間のような個体をみつけ、写真を撮ったり、コガネグモ
の綺麗な個体を見たといったところだった・・・・・・。
鳥はスズメ、ヒヨドリ、ムクドリなどが雛を引き連れていた。親子でとってもにぎやかだっ
た。こちらの子供たちも無事に育ってほしい。
ムクドリ親子
アカボシゴマダラ
チョウゲンボウ、カッコウ、ツバメ、ウグイス、
ピクニックの森/子供の森
6月22日 晴れ
雨が少ない今年とはいえ梅雨の晴れ間となった。昨日までの雨の量では森の中の
池には焼け石に水といった状態。この後1週間も晴れれば干上がる池がいくつも
出てきそうだ。すでに小さな池が一か所干上がっている。 そんな状態の池の中で
網を使って何かを採っている人がいた。それなりの格好と装備だ。昨年干上がって
多くの魚が全滅した池なのでザリガニとオタマジャクシくらいしかいないので何をして
いるのか興味が湧 く。
今日のフクロウは一番下と思われる子供一羽しか見られなかった。それもロープを
張った区域の外の歩道の頭上。丸見えのところだ。木の上のほうだったので下にいる
人たちをあまり気にかけていない様子だった。親と先に巣立った兄弟2羽はどこにいる
のか分からなかった。みんな自由に飛べるようになっているようなのでそろそろいなくなる
のかもしれない。無事に長生きしてくれるといいのだが、祈るしかない。
森の中では鳥がとても少なくなっている。スズメ、カラス、シジュウカラに加えてオオヨシ
キリとカッコウ、ガビチョウくらい。ヒヨドリもムクドリも今日は姿が見られなかった。
チョウチョは種類が増えてきた。一か所のヒメジョオンの花に、モンシロチョウ、ベニシジミ、
テングチョウ、キマダラセセリ、キタテハ、アオスジアゲハが飛んできた。思わず激写!
花もいろいろ咲いているが特にノカンゾウが新緑をバックにとてもきれいだった。
フクロウの雛
キマダラセセリ
フクロウ、カッコウ、ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月15日 曇り/晴れ
昨日、一昨日と雨が降った。しかし池は水が少なく大ピンチは変わらず。今日は陽が
出たことから蒸し暑さは大変なものだった。着ていたものはすっかり汗でぬれてしまった。
それでも藪蚊が少なめなのは少雨のせいか。鳥見とはいえキジ、ツバメ、シジュウカラ、
コゲラ、ムクドリ、カッコウ、ウグイスにフクロウがいるだけの森。専らフクロウ探しをしてい
た。今日も雛が3羽見られた。親は陰に隠れていて確認はできなかった。朝から観察
していた人によるとカラスが10羽から15羽くらいの集団でフクロウの雛を襲うのだそうだ。
親は1羽しかいないので応戦するのが大変なのだとのこと。特に三番目の子がまだ体も
小さいのが心配のようだ。今日は三番目の子はロープの脇の比較的低い位置に止まっ
て時折目を開けてはウオッチャーを楽しませてくれた。今日の写真はバッタに飛びつかれ
て驚いているフクロウの雛だ。
バッタとフクロウの雛
フクロウ、キジ、カッコウ、ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、
ピクニックの森/子供の森
6月7日 曇り/晴れ
梅雨らしい蒸し暑い曇り空、時折雨粒が落ちる。ウオッチャーは少ない。こういう日に
は鳥がよく見られることが多いのだ。期待して森の中へ。カッコウとホトトギスがあちこち
で鳴いている。オオヨシキリもウグイスも負けていない。シジュウカラやエナガの声が小さ
いくらいだ。なぜかカラスが活発に動いていた。
今日のフクロウは親は高い木にはいたが、丸見え。2番子、3番子と思われる雛たち
は遠目でも低めに見られた。1番子と思われる雛が見つからなかった。それから2時間
くらいたってようやく見つかった。親鳥の奥のより高いところにいた。これで親子4羽が無
事なことが確認できた。
今日はカッコウとホトトギスが近くで鳴いていた。ピクニックの森ではバーベキュー場で
カッコウが鳴いていた。囀りポイントがあるらしい。その場所でしっかり見ることができた。
子供の森ではホトトギスが近くでしばらく鳴いていたので、1時間ほど粘ってほぼ場所
は分かったのだが、姿が見えない。あきらめた頃飛んで行った。
シジュウカラやエナガの親子連れがしきりに飛び回り水浴日などもしていた。でも池
には水が少なくなっていて、まとまって雨が降らないと今年もいくつかの池が干上がりそ
うだ。雨はうっとうしいが降ってほしい。
明日は戸隠へ行ってきます。何が見られるか楽しみです。
カッコウ
フクロウ、キジ、ホトトギス、カッコウ、ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、エナガ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月1日 曇り/晴れ
先週ピクニックの森で水浴び中のサンコウチョウを写真に撮った人がいた。とても撮り
やすいところだったとか。私は今シーズン、サンコウチョウは見られなかったので、とっても
うらやましかった。今日はもっぱらフクロウの日だった。雛3羽が確認できた。ついでに
写真も撮れた。親は早朝には見られたが、そのあと木の茂みに入ってしまったというこ
とで、確認はできなかった。
今年の雛は3羽ともロープで囲った中の中ほどで比較的近いところに固まっていて、
落ち着いているようだった。親鳥も安心だ。昨年はとんでもないところに出てきたので
大騒ぎだった。さぞ親は気苦労だったと同情する。
今日私は25年ぶりに望遠レンズを買い替えて使い初めの日だった。そのレンズでフク
ロウを撮り、カルガモを撮ってその写り具合に満足していた直後、懐かしい二つの顔が
目の前に現れた。鳥でいえばミゾゴイとコウライウグイスが一緒に出てきたような珍鳥の
組み合わせだ。昔勤めていた会社で良く知っているMoさんとMaさんだ。Moさんは昨年
夏にここで一度お会いしたが、Maさんが探鳥をしているのは初めて見た。イメージは新
入社員当時のもので、すでに35年が過ぎている。それなりにみんな老けた。鳥はそっ
ちのけで昔話に花が咲き、それはとても楽しい時間だった。見た鳥の数は少なかったが、
とても充実して満足できる日だった。歳をとると昔話が一番の慰みになるのだろうか?
翌々日早朝、我が家の庭になんとなんとウラナミアカシジミが飛んできた。あわてて写真
を撮った。そろそろ秋ケ瀬公園でもこのチョウが見られる時期だ。そのあとはミズイロオナ
ガシジミ、そして真打のミドリシジミとなる。今年はたくさん見られるだろうか。昨年は数が
少なかったので、期待される。幸先がよい。
1番子?
2番子?
3番子?
ウラナミアカシジミ
フクロウ、カッコウ、ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、エナガ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月25日 曇り/晴れ
先日まで舳倉島へ行っていたことから秋ケ瀬だよりが少し間があいてしまった。5月18
日〜21日までの舳倉島の鳥リストは
こちらへ。
今日の秋ケ瀬公園。フクロウは親が2羽別々の場所で見られた。雛は1羽だけ。バー
ダーは10人から20人くらいと少なめ。紳士的な態度でフクロウを観察していた。昨日
はもっと良いポジションで見られたと言っている人がいた。雛は遠かったが上半身は見え
た、しかし親は一羽は顔が1/3、もう一羽はほとんど後ろ向きにしか見られなかった。
サンコウチョウは姿が見られなかった。もういないのかもしれない。カッコウとホトトギスは
しきりに鳴いていた。それと呼応するようにオオヨシキリとウグイスが鳴いていた。負けない
ぞ負けないぞと聞こえたのは気のせいか。
チョウチョがかなり多くなった。コミスジに交じってイチモンジチョウもいた。ジャノメたちも
数が多い。テングチョウも飛んでいた。ミドリシジミはまだのようだ。花はチョウジソウと
キショウブ、ヤマウド、ハルジオンなどがあちこちで咲いていた。暑くて藪蚊も出てきた
けれど、風は涼しさを感じるさわやかな一日だった。
久しぶりに大久保農耕地B区に寄ってみた。ヨシゴイが4羽入ったそうだ。キジは豊作
でオス4,5羽が点在していた。オスは単独のものから雌2羽を引き連れたものまでい
ろいろ。ここではもてる者ともてないものの悲哀も垣間見られた。そのほかバン、チュウ
サギ、アマサギ、ハシボソガラス、オオヨシキリといったところ。
後ろ向きの親フクロウ
フクロウ、ホトトギス、カッコウ、ツバメ、セッカ、オオヨシキリ、ウグイス、エナガ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月15日 晴れ
森の中はハルジオンやエゴの木の白い花、キショウブの黄色い花、さらにチョウジソウの
青い花が満開で青葉とマッチして素晴らしい雰囲気を作っていた。藪蚊も出てきたが
まだ少なめ。散策には絶好の季節だ。
ところで平日にもかかわらずフクロウは人気者。バーダーが大勢駆けつけた。50〜60
人は来ていた。雛もどうやら3羽が無事に巣立ったようだ。雛の姿は2羽しか見えな
かったので、残りの1羽は地面にいるのだろうか。一番上の雛は白い産毛が減って、
黒い羽毛が目立ってきた。見えていた2番目か3番目の雛はまだほとんど白い状態
だった。親鳥は心配そうに場所を変えながら雛を見張っていた。ある人によれば昨年の
親とは胸の模様が違うので別個体だろうとの見解だった。かなり遠いので写真では
豆粒大程度。
そのほかの鳥はあまり見られなかった。特にピクニックの森は少なめだ。子供の森は朝
のうちはオオルリ、キビタキ、アオバトなどがいたとのこと。サンコウチョウ情報は昨日見た
という人がいたという程度。もう時期的にサンコウチョウが飛来してもよいのに、今年は遅
いのか、来ないのか。
1番目の雛
2または3番目の雛
フクロウ、アオバト、カッコウ、キビタキ、オオルリ、オオヨシキリ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月12日 晴れ
昨日の土曜日は雨が降り今日は雨の心配のない晴れの一日となった。2日分の
人が押し寄せたのか駐車場は満杯となっていた。そのうちのかなりの割合でフクロウ
目当ての人もいるようで朝からずっといる人もいたらしい。雛は2羽が巣立ったという
ことだ。一羽は木立の中に止まっていた。もう一羽は地面に降りているようだと聞い
た。是非雛を追いかけまわしたり、近づきすぎたりしないでいただきたい。あまり近
づくと親鳥の攻撃を受けることもあるのでそちらも注意が必要だ。鳥見人の間では
有名人の「鳥くん」も来ていた。久しぶりにお会いしたのでしばらくお話をした。いつお
会いしてもお若いのには驚く。秋ケ瀬公園では以前バーダー誌に秋ケ瀬野鳥クラブ
紹介の記事を書いていただいた時以来だった。
フクロウがわずかに見えるニセアカシヤの奥ではイカルが群れで飛び回っていた。きれ
いな声で囀っていたのでしばらく声と姿を楽しんだ。同時にセンダイムシクイも囀りは
じめ姿も楽しめた。オオルリらしい声も聞こえたがすぐに鳴きやんでしまったので確認は
できなかった。キビタキもいたとのこと。数日前には子供の森でサンコウチョウも見られ
たということだった。
数少ないギンランの花が咲いているというので、見に行った。3株しか見当たらなかった
が、咲き終りに近い花をかろうじて確認した。昨年は遅かったので葉だけだったので今
年は花を見たいと思っていた。やっと見ることができた。。
イカル
ギンラン
カイツブリ、フクロウ、センダイムシクイ、オオヨシキリ、ウグイス、イカル、ガビチョウ
ピクニックの森
5月5日 晴れ
GWも後半、子供の日。親子連れのバーベキューの人たちで公園は満杯。子供の
森では平らなところはすべてお昼を食べる人でいっぱいになっていた。大人たちは肉
や野菜を焼くことに夢中になり、子供たちは思い思いの遊びに夢中になっていた。い
たるところが食欲をそそる匂いで満ちていた。
そんな状況の中、子供の森では鳥が少なかった。ウオッチャーはうろうろするだけ。
センダイムシクイが時折鳴いているだけ。クロジはまだ見られた。
一方ピクニックの森ではキビタキが数羽囀っており華やかな雰囲気だった。クロジも
見られたようである。バーベキューの人も広場に限定されていたので、鳥も安心して
いたのかもしれない。フクロウ目当ての人もそれほど多くなく比較的静かだった。今日
はかなり限られた角度からだったが、親鳥が見られたことから、ウオッチャーやカメラマン
が縦一列に並んで観察していた。
今年のGWは鳥がそれほど多くないように思われた。
フクロウ、キビタキ、センダイムシクイ、オオヨシキリ、ウグイス、クロジ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月1日 晴れ
連休のまん中の5月1日、メーデー。公園は思いのほかすいていた。若い人が
いない、年金暮らしらしき年配者のみ。ほとんどバーダー。
ピクニックの森ではカハラの群れに遭遇した。木の梢付近を止まったり飛び回っ
たりしていた。その間きれいなさえずりを聞かせてくれた。同じ時にセンダイムシク
イも囀っていて、いかにも初夏らしい風情となった。一声、メボソムシクイが囀った。
フクロウは姿を見ることはできなかった。今日はフクロウを見るために多くの人がたむ
ろすことも少なく、静かに見守ってあげようという気持ちが強く感じられた。
子供の森ではセンダイムシクイのほかにキビタキとイカルがしきりに鳴いていた。この
ほかオオルリ、サンショウクイ、コサメビタキ、コムクドリなどが見られたとのことだった。
昨日はツツドリも見られたとのこと。
夏鳥がどんどん増えていく。ゴールデンウイーク後半はどんな鳥たちが来るのか楽し
みだ。
囀るキビタキ
カイツブリ、キビタキ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、シロハラ、アカハラ、アオジ、クロジ、イカル、シメ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月28日 晴れ/曇り
ついにゴールデンウイークに突入。新緑いっぱいの秋ケ瀬公園には行楽の人も
いっぱい。鳥たちも夏冬入り乱れておおにぎわい。鳥たちは人とバーベキューの
匂いがいっぱいの公園で喜んでいるのかうんざりしているのか。チョウジソウの群
落と藤の花が見事だった。
ピクニックの森は冬鳥がいっぱいいた。アカハラ、シロハラ、クロジ、アトリ、アオジ
などなど。エナガはそろそろ雛が巣立つ頃かもしれない。天敵のカラスの目を逃
れてうまく巣立つことができるのか。スリル満点といったところ。
子供の森は夏鳥が多め。センダイムシクイが囀り、オオルリ、キビタキ、コマドリ、
午前中はサンショウクイがいたとか。冬鳥もツグミ、クロジが見られた。
今年もフクロウが営巣した模様である。3年連続の営巣となったようだ。さっそく
ロープが張り巡らされ一帯は立ち入り禁止となった。散策を楽しんでいる人には
大変迷惑かもしれないが、希少なフクロウのために我慢をお願いしたい。また、立
ち入り禁止区域と道がないところは立ち入らないようお願いしたい。この森は希少
植物が多く、人が立ち入ると知らずに踏みつけられることが多い。すっかり裸地とな
ったところも多い。昨年は4羽が巣立った。今年は何羽が巣立つかわからないが、
無事に巣立ってくれることを祈っている。親鳥と雛を静かに見守っていただきたいと
切に願っております。
見事な藤の花
まだいるクロジ
フクロウを見に集まった人たち
カイツブリ、サンショウクイ、オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ、シロハラ、アカハラ、アオジ、クロジ、シメ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月19日 曇り
昨日までの南風の吹く初夏の気候は一変して北風が強い早春の気候となった。
昨日まではオオルリ、キビタキ、センダイムシクイ、トラツグミなどとにぎやかだった森も
今日は静か。大変多くのウオッチャーがあちらこちらに分散して夏鳥を探している姿
だけが目立った。アオジは減ったようだったが、寒さに強い?クロジはあちこちに出没し
ていた。グランドは人が少なかったせいもありツグミとムクドリが占有していた。タンポポ
の中のツグミは暖かさを感じさせた。
オオルリもキビタキもまだ滞在しているようだが、風が強く寒い中、藪の下のほうにじっ
としているようだ。たまに上にあがってくると運のよい人が目撃できるといった塩梅だった。
ガビチョウは相変わらずすさまじい声で引きも切らずに鳴いていたが、だれも見向きも
していない。
ツグミの姿が消えた。営巣に入ったのではないだろうか。これから9月まで音なしのモズ
となる。
林縁できれいな花を見つけた。知り合いに聞くとシャガというのだそうだ。調べてみると
アヤメ科アヤメ属の花だった。5株ほどまとまっていた。あまりの美しさにしばし見惚れて
いた。思わずこっそりと持ち帰りたい衝動に駆られた。ikenai,ikenai。
カイツブリ、オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ、シロハラ、アオジ、クロジ、シメ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月14日 晴れ
暖かく、春がいっぱいの秋ケ瀬公園。木々の若葉にノウルシを始め野草の花が咲き、
チョウチョも飛び始めた。キチョウ、ベニシジミ、テングチョウなど。今が一番いい季節な
のかもしれない。あと夏鳥がどんどん飛来すれば最高だ。行楽の人はいっぱい来園し
ており、臨時駐車場も開いていたが駐車場はどこも超満員。私のように定期的に公園
へ行く人にとっては大変苦労する季節だ。
ピクニックの森ではウグイスがいい声で鳴いていた。もう完全な節回しだった。マヒワの
40〜50羽の群れが池の周りで飛び回っていた。これから北帰行なのか、もうわたり途
中なのか。近くの池ではカイツブリが一羽見られた。鳥の鳴き声はいたるところで聞かれ
ていたが、種類はそれほどでもなかった。シメやアオジはまだ残っていた。
子供の森ではなんとなんとヒレンジャクが一羽ヤドリギの脇に飛来していた。早朝から来
た人は朝から貸し切り状態でしたとうらやましいことを言っていた。もうレンジャクはいない
と思っていた人たちも集まってきて20人くらいがレンズを向けていた。すぐわきでガビチョウ
が大声を張り上げていたが、誰一人として見向きもしていなかった。同じ鳥なのだが。
ツグミは見られなかったが、シロハラは一羽居残っていて、まだ地面をしきりにほじくり返
していた。もうそろそろ見られなくなるだろう、しばしのお別れか。
カイツブリ、ヒレンジャク、シロハラ、アオジ、マヒワ、シメ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月5日 晴れ
今年は桜の開花が早く、もう秋ケ瀬公園の桜も大部分が葉桜となった。それでも花び
らがわずかに舞飛ぶなかに年配の男性が3人敷物をひいてお茶を飲みながら花見をし
ていた。ピクニックの森ではノウルシがいたるところで群落を作って、森を明るく見せていた。
タンポポはあちこちで見られた。すでに綿帽子になったものも見られた。その周りにはヒメ
オドリコソウやオオイヌノフグリなどが咲き乱れて、春真っ盛りの様相を呈していた。
いつも話題のヒレンジャクは話によれば昨日1羽飛来していたとのこと。今日は見られな
かった。冬鳥としてはウソとキクイタダキ、シメ、ツグミ、シロハラなどが見ら見られている。
アカゲラもいた。一方夏鳥は昨日オオルリが一羽子供の森に飛来したそうだが、高い木
の梢を飛び回っていて、下から見ると単なる黒い鳥としか見えなかったという。今日もオ
オルリ目当ての人が大勢来ていたが、どこかへ行ってしまったようだった。
今週末に予想されている暴風雨が過ぎると一斉に夏鳥が押し寄せるのではないだろう
か。楽しみだ。
ハシビロガモ、アカゲラ、ツグミ、シロハラ、アオジ、ウソ、マヒワ、シメ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
3月31日 曇り
前回のレポートから約半月あいてしまいました。情報を期待して訪れていただいた皆様
方には誠に申し訳ありませんでした。言い訳をすると旅行に1週間出て、戻ってきた直後
にランニングで肉離れを起こして歩行困難になりほとんど家にこもっておりました。今日
初めて本格的に歩きました。おまけに風邪までひいてしまいました。ホームページ開設
以来初めての長期のブランクとなってしまいました。深くお詫び申し上げます。
さて、今日は秋ケ瀬野鳥クラブ主催のピクニックの森のゴミ拾い。もう今年で17回目
になった。雨にたたられたのは2回くらい。今日は朝方雨模様だったが、ゴミ拾いが始ま
るころにはかろうじて雨はやんでいた。無事今年もゴミを拾い、夏鳥が気持ちよく飛来
できる環境が準備できた。あとは飛来を待つのみ。残念だったのは雨の予報から餅つ
きが中止されたことだった。
そのあとで鳥見を行った。ピクニックの森ではアカゲラ、アオゲラが飛び回っていた。シメ
は見た限りではみんな婚姻色の銀色の嘴となっていた。ウソも桜の木を中心に巡回し
ていた。子供の森ではヒレンジャクは見られなかった。話によると2,3日前には数羽ヤ
ドリギを訪れていたとのことだったが、今日は見られず。観客は一人もいなかった。
桜はまだ満開とはいえ私の一番好きな少し散り始めの状態だった。お天気がはっきりし
なかったため、子供の森ではお花見の人はヤドリギの脇に一組の団体さんだけ。桜を独
り占めにしていた。ちょっとさびしい桜が見ごろの日曜日だった。
ハシビロガモ、アカゲラ、アオゲラ、シロハラ、キクイタダキ、アオジ、ウソ、マヒワ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
3月15日 晴れ
子供の森駐車場は満杯状態。ヒレンジャク、今日は2羽。朝からずっといるようでヤドリギ
の実を食べたり、水を飲みに行ったり、仲良く2羽で並んで止まったりとウオッチャーは大喜び。
カメラマンも含めて広場の端に並んで観察していた。模範的な観察スタイルだった。その数
は50人から60人。そのほかウソも良く見られた。キクイタダキもいたらしいがこちらは見られ
ず。他の水場ではヒガラ、ヤマガラ、アオジ、カワラヒワなどが入れ替わり立ち替わり水浴び
に来ていた。
一方、ピクニックの森は閑散としていた。なぜか鳥も少なめで、アオジの姿や鳴き声が極め
て少なかった。ツグミはもっと少なく、グランドでも2,3羽いただけで、もう帰り始めたのかと思
うほど。シメはくちばしが銀色に変わり始めた個体も見られ、どっちにしても北帰行が近いこ
とを思わせた。それから秋ケ瀬公園では珍重の部類に入るトビがカラス2羽と仲良く並んで
飛んでいるのが観察された。
柳の新芽がほのかに萌黄色がかり、ほぼ茶色一色の森にさわやかさを与えている。いよいよ
春だ。
ハシビロガモ、オオタカ、トビ、アカゲラ、アオゲラ、ヒレンジャク、シロハラ、ヒガラ、ヤマガラ、エナガ、アオジ、ウソ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
3月8日 晴れ
待望のヒレンジャクが見られた。今シーズンは一週間に数回は飛来していたのだが、
なかなかタイミングが合わず見られなくて残念な思いをしていた。それだけに喜びもい
っぱいだった。それも20羽以上の群れが来ていた。朝方は8羽くらいだったが、昼前
には20羽くらいになったとのこと。かなりシャイな群れでウオッチャーからは見えにくいと
ころにしかとどまっていない。しかしたまに水場に降りて来てくれたのでしっかりと見ること
ができた。平日にもかかわらず少ないときでも10人以上、多いときは50人くらいが観
察していた。時折オオタカやハイタカなどが上空を飛ぶとその都度飛び立っていってしま
うが、しばらくするとまた戻ってきた。私が見ていた時も3回ほど飛び立ってはしばらくして
戻ってきていた。
ところで、ピクニックの森には多くの木にQRコード(写真参照)がつけられているのをご
存じだろうか。自然保護を目的とするNPOの方々が一本ずつ木の調査を行って付け
ているものだ。携帯やスマホでQRコードを読み取ると、木の種類と太さ、その木にまと
わりついているツタの種類まで記載されている。もし興味があったら是非読み取ってみる
と面白い。こちらの森では人が少なく入り口付近ではガビチョウが大声で呼び込みをし
ていた。
ハシビロガモ、ノスリ、アカゲラ、ヒレンジャク、シロハラ、ヒガラ、エナガ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
2月28日 晴れ
朝家を出るときはまだ寒かったのだが、秋ケ瀬についたころから暖かくなり、歩き始めた
ら汗が出る陽気となった。穏やかで温かく春の陽気だった。後で聞いたところによると
4月中旬の気候だったとのこと。道理であったかいわけで、コートの内張りをはずしても
まだ暑いくらいだった。
さて、レンジャクはというと、ウオッチャーは駐車場がいっぱいになるくらい来ていたのだが
今日はまだ誰も見ていなかった。鳥のいないヤドリギに向かって30人近くがスコープや
レンズを向けて鳥談義に花を咲かせていた。今日は5回も来てみたという人もいたがスカ
だった。話によると月曜日には多いときで8羽、少ないときは1羽で数回にわたってヤドリギ
に飛来したとのことだった。そのあとは来ていないような感じだった。
ピクニックの森ではアカゲラ、マヒワ、ヒガラがいた。池の中では珍しいことにハシブトガモの
雄とコガモ7,8羽がカルガモに交じって泳いでいた。アオジもシメもツグミも元気だった。
脇の野球場ではツグミに交じってタヒバリが2羽、タゲリも数羽飛んでいた。
子供の森はピ森に比べてウオッチャーは10倍以上、鳥はキクイタダキ、ヒガラ、ヤマガラ、
ウソ、アカゲラ、アオゲラが見られていたとのことだった。ソウシチョウはいつもいた場所周り
の植木に剪定がはいったために他の場所へ移ったとのことで見られなかった。
アオサギ、ハシビロガモ、コガモ、オオタカ、ノスリ、シロハラ、ルリビタキ、ヒガラ、キクイタダキ、マヒワ、アオジ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
2月20日 晴れ
来る2月24日(日)に念願の東京マラソンを走ることになっており、その日程の関係
で前回と4日の間隔で秋ケ瀬公園へ来た。余計なことだがうれしくてつい一筆。
昨日は雪が降ったり寒かったりで秋ケ瀬公園も閑散としていたらしい。そんな時に限って
ヒレンジャクが2羽ヤドリギに来ていたとか。ウオッチャーは2人だけだったらしい。それに引
き換え今日は大ぜいが押し寄せていた。平日の水曜日なのにである。駐車場はとめ
るところがないくらいの盛況ぶり。少なくとも数十人のウオッチャーが来ていたが、お目当
てのヒレンジャクは朝方1羽のみだったとか。ほとんどの方はカラ振りになったらしい。それ
でもヤドリギの周りはうろうろする人達で人通りが多かった。近くに出てきたソウシチョウや
ウソを観察しつつ、鳥談義に花が咲いていた。
ヤドリギのそばで先に来ていたウオッチャーに状況を聞いていると古くからの鳥見の知り
合いであるSさんにお会いした。今では鳥の映像を専門に撮り、ビデオの販売でも有名
なプロの方である。今シーズンは初めての秋ケ瀬公園とのことだった。二人で歩きながら、
ここでオジロビタキを撮ったとか、トラフズクを撮ったとか、コウライウグイスの話などで盛り
上がり、その時覚えたコウライウグイスの囀りの鳴き真似を披露してくれた。私も記憶し
ている懐かしい鳴き声だった。新しいビデオの編集が終わったところだとか、発売される
のが楽しみだ。
今日の写真はしょっちゅう目の前に現れたモズとベニマシコのメスを狙って近づいていた
野良猫です。思わず「こらっ!」と大声を出してしまった直後で、ふてくされた様子の猫君
です。
アオサギ、ハシビロガモ、ハイタカ、カワセミ、シロハラ、ルリビタキ、ヒガラ、ベニマシコ、アオジ、シメ、ウソ、ソウシチョウ
ピクニックの森/子供の森
2月16日 晴れ
天気は悪くなかったが、冷たい風が強く吹く寒い日だった。小鳥たちは林間や梢を
飛び回るのをやめてもっぱら地上近くを飛び地面に降りて採餌していた。今日見た
群れを羅列すると、ヒガラとマヒワの群れ、シジュウカラとコゲラの群れ、エナガの群れ、
マヒワとシジュウカラとヤマガラの群れ、アオジの群れ。シジュウカラの群れは30羽以上
の大きな群れだった。カシラダカは1羽、ベニマシコはメスが一羽、ウソは雄1羽と雌
2羽。ベニマシコはたった一羽で小さな声で鳴いていた。あとはノスリ、ハイタカ、アオ
サギなどなど。ノスリは比較的近くの低い倒木にしばらく止まっていた。
最近ヒレンジャクが見られていないとのこと。ヤドリギのある場所とは違う場所での
目撃例がいくつかある、たとえば駐車場で20羽いたなどという。それでもヒレンジャク
目当ての人も多く、今日は一人二人がヤドリギにレンズを向けていた。他の多くの人
は他の場所をぶらぶらと鳥見をしていて時々ヤドリギの下へ行っては様子を見ている
ようだった。
ルリビタキを見ているときFさんという方にお会いした。あと15年は働かなければと言って
いたので50歳前後の方だろう。秋ケ瀬公園には良く来られるようだった。その方から名刺
をいただいた。奥様の実家が札幌ということで、今年北海道で撮ったというギンザンマシコ
雌雄が雪のかぶる赤い実をついばんでいる写真の名刺だった。黄色のメスと赤いオスは
とても美しく図柄も色も素晴らしく感動した。私もそんな写真が撮りたいと思い、すぐにで
も北海道へ行きたい気分になった。
アオサギ、ハシビロガモ、ノスリ、ハイタカ、シロハラ、ルリビタキ、マヒワ、ベニマシコ、アオジ、シメ、ウソ
ピクニックの森/子供の森
2月7日 曇り
昨日の雪もみぞれもあがり、さわやかな日和となった。すこし風があったが特に気に
ならない程度だった。ピクニックの森はウオッチャーもほとんど見られなかったが、わず
かに残った雪の合間を縫うようにシジュウカラの群れがあちこちの地面に降り立ちしき
りに採餌していた。エナガ、コゲラにマヒワも混じっていた。この混群はよほどおなかが
すいていたのか、私のすぐわきまで下りてきてわき目もふらずに地面をつついていた。
シジュウカラ、マヒワは2,3メートルという近さだった。ボケっとして歩いているとすぐわき
にいる鳥と目があった。アカゲラだ。即飛ばれてしまった。やれやれ。
一方子供の森は駐車場が満杯状態。ウオッチャーの車がほとんど。ヒレンジャク目当
てのようだ。ヤドリギの前には40〜50人が列を作って構えていた。11時までに1羽のヒ
レンジャクが数回飛来したとのことだった。一回の滞在時間は長くなく、きれいな写真
がとれるようなところには来なかったとのこと。わたしもその後何回か立ち寄ったが見
られなかった。そのすぐわきで何人かの方がカメラを向けている藪があった。ソウシチ
ョウだ。誰かが餌をまいたらしく遊歩道に出てきていた。ド派手な衣装は目を引くが、
多くのウオッチャーは見向きもしなかった。
最近アトリの群れが目撃されている。今日は10〜20羽の群れを見た。朝夕によく
出てくるとのこと。話を総合すると最大で40羽くらいの群れのようだ。楽しみがまた
増えた。
アオサギ、ハシビロガモ、シロハラ、ルリビタキ、マヒワ、アオジ、シメ、アトリ、カケス、ソウシチョウ
ピクニックの森/子供の森
1月31日 晴れ
比較的暖かいBW日和。明るい林内はカラ類の声が満ちていた。子供の森ではジョウ
ビタキの雄と雌が別々のテリトリーを形成していた。今日は雄を間近で観察した。アリス
イもちらりと観察。池に氷は張っていなかったがカワセミは見られず。このところずっといる
アオサギが行く先々の池に先回りをしていた。
子供の森では最近ヒレンジャクが短時間とはいえ訪れるとの情報からウオッチャーがぞろ
ぞろ。ここ数日は見られなかったとのことだったが、今日は朝9時頃に来たとのこと。多くの
人たちは見ていないようだ。ただ所在なさげに世間話や、情報交換、写真の自慢話で
時間を潰していた。
歩いているとキクイタダキが群れで見られた。そのうちにどんどん寄ってきて、ついに2,3
メートルの距離にまで近づいた。近すぎて写真はとれず双眼鏡もきかず目視のみ。
カメラマンは全員おろおろしてしまった。
ウソを探してしばらく歩いたが見つからず。あきらめていたところ、駐車場に戻る直前で
発見。6,7羽の群れだった。いつもの群れでお腹まで赤い雄と喉だけ赤い雄がいた。
しばらく撮影できた。これでとっても満足できた。最高。
ノスリ、シロハラ、アリスイ、ルリビタキ、ヒガラ、マヒワ、アオジ、シメ、ウソ、カケス、
ピクニックの森/子供の森
1月27日 晴れ
今日は恒例の秋ケ瀬公園ピクニックの森探鳥会。冬の好天に恵まれ寒いとはいえ
太陽の陽が寒さをほぐしてくれる絶好の鳥見日和となった。探鳥会参加者は約30
名、迎え撃つ秋ケ瀬野鳥クラブのメンバ-は11名。人数が多いので2班に分かれて
逆のコースをとることにした。あいにく池には氷が張って、カワセミやカモ、サギは望み薄。
それでも空にはハヤブサが出たり、チョウゲンボウ、ノスリが出てきた。藪の中からは
アリスイやベニマシコも。ウオッチング前に頭上にヒガラの群れが寄ってきたなどのツキも
味方。2時間たっぷりの探鳥も無事終了。すべてで鳥果は31種と大成功。ウオッチン
グの後キャノンのパワーショットという小型のコンデジは1200mmまで撮影できるという
ことで鳥見には最高と話題が集まり、持ち主は質問攻めにあっていた。
このBWはピクニックの森だけで行われたが、子供の森ではここ2,3日ヒレンジャクが
飛来しているとのことで、今日はどうかと話題になっていた。
探鳥会の鳥合わせの結果は本ホームページの「秋ケ瀬の野鳥情報」の1月27日の
欄をご覧いただきたい。
ハヤブサ、ノスリ、チョウゲンボウ、アカゲラ、アリスイ、シロハラ、ジョウビタキ、ヒガラ、マヒワ、アオジ、ベニマシコ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
1月24日 晴れ
今度の日曜日は秋ケ瀬公園ピクニックの森で探鳥会がある。そのために直近の
状況を確認した。うれしいことにツグミが大型バスを10台連ねたほどの数が入って
いた。グランド、広場のいたるところで見られた。みんな胸を張って空を見上げていた。
こうなると今年の4月まではいついてくれるだろう。シメは相変わらず多い。今日は
雨上がりということもあり、シジュウカラが特に元気だった。エナガとコゲラが混じってに
ぎやか。ヒガラだけ10+羽の群れもいた。20羽近くいたと思ったが、数え始めたらエナ
ガとシジュウカラが混じってきて10羽くらいしか確認できなかった。ジョウビタキの雄も
見つけた。それと、ウソの8羽の群れにばったり出会った。ぶらぶら歩いていたところ一羽
の鳥が頭のわきの上のほうを飛んできたので、見上げるとウソの群れがいた。下腹まで
赤っぽい赤ウソのような雄1羽、典型的なピンクの喉の雄1羽、赤味はほとんどない
雄1羽、メスと思われる個体が5羽。そのうちに木から下りて目の前の藪を出たり入
ったり始めた。小一時間そんな状況が続いた。ずっと見ていた幸運なカメラマンは私
を含めて2名、ウオッチャー1名だった。そのカメラマンの方の話では2,3日前にも同じ
所にいたとのことだった。今度の日曜日までいてくれるようウソさんたちにお願いしたが、
聞いてくれていればよいのだが。カワセミはいつも人気なので、探してみたが今日は見
当たらなかった。池が凍らなければ良いのだが。
一方子供の森ではウソがいないとのことだった。確かに見られなかった。シロハラはとて
もたくさんいる。いたるところで見られる感じだ。いつも見られるルリビタキも虫の居所が
悪かったのか見られなかった。そのルリビタキを今日初めて会った方と見に行った。話を
していると園原さんとおっしゃるネイチャーフォトカメラマンだということを知った。北極圏を
中心に主に哺乳動物の写真を撮っているとのこと。白クマの写真を見せてもらった。
数十メートルの距離だという、すごい迫力だった。興味がある方は是非次のホームペー
ジを訪ねて下さい。 http://www.purple.dti.ne.jp/alaska/index.html
昨日はヒレンジャクが2羽来たとのこと。すぐにいなくなったということだが、先遣隊だろう。
多分今年はヒレンジャクの顔が見られるだろう。もう雪もほとんど消えて鳥見に支障は
ない。足元の悪いところが若干あるだけだ。
アカゲラ、シロハラ、ジョウビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、アオジ、ウソ、シメ、
ピクニックの森/子供の森
1月18日 晴れ
月曜日の大雪から一転して快晴。大雪はあちらこちらの木の枝を折ったり、小さな
木を押しつぶていた。立ち枯れの草も地面に押しつけられて、眺めがとても良くなって
いた。ただ、まだ一面の雪景色で足元はよくない。とても歩きにくかった。鳥も減った
わけではないようで、大雪前とさほど変わっていないように思われた。
ピ森ではカワセミが飛んでいた。開氷面を探しているのだろうが、池はすべて凍ってい
た。ここ2,3日は寒い日が続くとのこと、どこかへ行ってしまうのが怖い。アカゲラは相
変わらず元気だ。あちこち鳴きながら飛び回っていた。
子森ではキクイタダキ、ルリビタキ、ヒガラ、アトリが見られた。アトリは2週間前に確認
された以降どこかへ行っていたようだったが、今日は1羽だけだが見ることができた。ウソ
はまだいるらしいが今日は見られず。オジロビタキは昨年末に森の中で確認されたあと
は報告がないようだ。ノスリにやられたという話もあったが真偽のほどは不明だ。
真っ白な雪の中、青空のもとでのバードウオッチングは心が弾む思いだった。
ノスリ、アカゲラ、カワセミ、シロハラ、ルリビタキ、マヒワ、アオジ、シメ、アトリ、カケス、
ピクニックの森/子供の森
1月14日 大雪
大雪の中、秋ケ瀬公園へ来た。乗り入れた車は私の車を含めて2台。もう一台の人は
旦那が車の中で奥さんが雪だるまを作っていた。楽しそう。
公園の中を歩いてみたが私以外にはだれもいなかった。足跡も私のだけ。猛烈な雪
で傘の上にどんどん雪が積もり重くなってくるのがわかる。ときどき傘の雪を払って歩い
た。そのたびにどさっと音がして積もった雪が落ちた。鳥の鳴き声も押しつぶされるほど
の圧倒的な雪。そんななかヒヨドリがいた。ジョウビタキのメスにカワセミもいた。望遠レ
ンズは取り出す余裕がなく鳥の写真はゼロ。短いレンズで公園の様子を収めた。
2時頃には公園のゲートが閉められた。帰りは猛烈な渋滞となった。
ジョウビタキ、カワセミ、ヒヨドリ、
ピクニックの森/子供の森
1月10日 晴れ
天気は良かったが風が強く、それがとても冷たく感じた。しかし明け方の冷え込みは
それほどでもなかったようで池には氷が少なく、どこも水面が見られた。しばらくご無
沙汰していたカワセミも来ていた。シメの数はそれなりに多くなり、あちこちで地面に
降りて餌を探していた。一方タヒバリとツグミは少ない。地面に降りていたツグミは1羽
きりだった。タゲリは相変わらず20羽程度の群れで飛び回っていた。ピクニックの森で
アオゲラが見られた。子供の森から飛んできたのだろうか。アカゲラはよく飛び回って
いる。運が良ければ間近で見られる。マヒワは群れで飛んでいないので、探さないと
見られない。数羽単位で行動しているようだ。
子供の森ではオジロビタキの姿が見えない。探している人もいないのでもうどこかへ
行ってしまったのだろうか。ルリビタキ、ウソは見られている。カケスもいるようだ。
今日はどこへいってもシロハラが見られた。かなり数が入ったと思われる。アカハラは
少ない。
タゲリ、アオゲラ、アカゲラ、シロハラ、ルリビタキ、マヒワ、アオジ、シメ、ウソ、カケス、
ピクニックの森/子供の森
1月4日 晴れ
明けましておめでとうございます。今年は年初から株価も上がり、出だし好調に
見えます。昨年末から鳥も久しぶりに多く飛来し、にぎやかで楽しい秋ケ瀬公園
となっています。ただ、例年より5度以上も寒くまるで冷蔵庫の中にいるような毎
日です。今年もどうかよろしくお願いいたします。
さて今日のピクニックの森では池という池は氷が張り、カワセミも姿が見えなくなっ
ていた。上空をハヤブサが飛んだ。最近よく見られるとのこと。マヒワはバラけていて
数羽単位で飛び回り、ハンノキの実をついばんでいた。シメはいたるところで見ら
れた。アカゲラもよく出ていた。たった一羽だったがツグミが広場に降りて胸を張って
空を眺めるいつものポーズを見ることができた。ツグミらしいしぐさで、ツグミには一番
似合うように思う。他のツグミはまだ木から木へと飛んでいて落ち着かない様子だった。
子供の森はキクイタダキ、ルリビタキ、ウソ、ヤマガラなどが相変わらず人気を博して
いた。オジロビタキはどこにいったのか観察できなかった。
アカゲラ、ヤマガラ、ルリビタキ、マヒワ、キクイタダキ、アオジ、シメ、ウソ
ピクニックの森/子供の森
12月28日 曇り
今シーズン一番の寒い日だという。じっとしていると寒さが体の芯まで浸み入ってくる。
池は全て氷が張っていた。もともと水量が少なかったところに凍ってしまったのでカワセ
ミ達はとても餌をとれる状況ではなくなった。したがって今日はカワセミは見られなかっ
た。あまり氷の張る日が多くなるとカワセミは来なくなる傾向があるので、寒さもほどほ
どに願いたい。
ピクニックの森ではマヒワが50羽ほどハンノキの実に群がっていた。アカゲラ、ジョウビタ
キ、シメ、シロハラが見られた。昨日はシメの群れにイカルが1羽入っていたとのことで、
今日も期待したがイカルはいなかった。シメは比較的多く、もうすっかり越冬態勢に入
っていた。ツグミも先週に比べると数が増えてきているがまだグランドや芝生に降りてこな
い。越冬態勢には入っていないので飛んで行ってしまうのではないかと心配だ。
子供の森は鳥もウオッチャーも数がふえてバラエティに富んできた。すでにオジロビタキは
必ず見られるようになり、キクイタダキもかなりの確率で観察される。ルリビタキは若い
個体に代わって色のきれいな雄が見られる。アカゲラ、アオゲラは以前から観察されて
いる。ヒガラは10羽くらいの群れをつくっているようだし、ヤマガラも時々見ることができる。
ゴルフ場にはウソがいると言うことだったが、今日は駐車場にまで飛んで来ていた。20羽
くらいの群れだった。1、2羽色のきれいな雄がいる。ゴルフ場わきでウソを見ていたところ
同じ木にアトリが10羽くらいの群れで飛んできた。いちまいの写真の中にウソとアトリが
合わせて3〜4羽も入る豪華版だった。これには近くにいたカメラマンも大喜び。せっかく
飛来したのだし、年末だし、今から移動するにはせわしないのでこのまま居続けてほし
いと願う。
今年も残すところあと3日。最後の最後で鳥が出そろっておおトリはウソの群れという
ことになった。今年の悪いことはウソと考え、来年が良い年であることを願ってやみません。
タゲリ、アカゲラ、ヒガラ、ヤマガラ、オジロビタキ、ルリビタキ、マヒワ、キクイタダキ、アオジ、シメ、アトリ、ウソ
ピクニックの森/子供の森
12月19日 晴れ
大寒並みの寒い寒い日だった。北風が強く吹きじっとしていると寒さで凍りそうな感じだ。
雪が降るような寒さを感じた。その割に池には氷が張っていなかった。夜中はさほど温度が
下がらなかったのかもしれない。
ピクニックの森から鳥が減っているような気がする。見られる主なところではノスリ、マヒワ、
シメ、アオジ、アカゲラ、マヒワ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワセミ、カシラダカ。アオジの
声も少ない。先週危惧したツグミがいなくなったようだ。めったに声もしない。先週彼らが
木から降りてこなかったので心配していたがやはり行ってしまったようだ。マヒワは約70羽が
樹に止まったり、ノスリが来て逃げたりを繰り返していた。
嬉しいことに今日は土手沿いを飛ぶタゲリ40羽くらいの群れを見た。今シーズン初認と
なる。やっと来たかという気持ち。そのうちにグランドに降りてくるかもしれない。
子供の森はウオッチャー、カメラマンが増えている。キクイタダキの群れやオジロビタキは人
気だった。キクイタダキの群れの中にはヒガラも混じっていた。アカゲラにアオゲラもいるよう
だ。ルリビタキもまだいるらしいが今日は見られなかった。こちらの森でもツグミはほとんど見
られない。シメは地面に降りて餌を取っているのだが、ツグミはまだ地面では見られない。
タゲリ、アカゲラ、オジロビタキ、ヒガラ、マヒワ、キクイタダキ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
12月13日 晴れ
とても寒い朝だった。出会う人ごとに寒いですねと声を掛け合った。ピクニックの森では
池に氷が張っていた。私が見た今シーズン初めての結氷だった。ここのところ雨が少な
いので、水が減ってきていてさらにこれが凍っているとみずが少ない。カワセミが氷の解
けた部分を狙って何度も飛びこんでいた。小魚を取る確率は相当なもので見た限り
では失敗はなかった。マヒワの群れやアカゲラも見られた。シメはかなり頻繁に見られ
た。ツグミも鳴き声は多く、時折姿も見られるのだが、ほとんど木の上で、地面に降り
ている姿は一度も見られなかった。まだここで越冬する気持ちはないのだろうか。
子供の森はウオッチャーが多かった。キクイタダキになんと言ってもオジロビタキだ。オジロ
ビタキには常に10人以上のカメラマンが取り囲んでいた。アオゲラもいたということだった。
ルリビタキもいるはずだったが、今日は見られなかった。
寒さも厳しくなり、木々も葉を落としてきた。いよいよ冬本番。今見られる鳥とこれから
飛来する鳥が今シーズン秋ケ瀬公園で越冬する個体になるはずだ。どんな鳥たちが
越冬してくれるのだろうか。
アカゲラ、キセキレイ、ツグミ、オジロビタキ、ルリビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、ウソ、キクイタダキ、カシラダカ、クロジ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
12月6日 晴れ
ついに師走に突入。木々の葉は日増しに少なくなってきた。その分歩いているとかさかさ
かさかさと気持ちの良い音が響く。この寒さで鳥たちも驚いたのか、間違えたのか不明
だが珍しい鳥の飛来があった。オジロビタキだ。多分秋ケ瀬公園初記録のようだ。
埼玉県の鳥類リスト(日本野鳥の会埼玉県支部)によれば記録があるが、秋ケ瀬公園に
関して言えば、埼玉大学野鳥研の記録には出ていなかったので、1974年から1994年
までは観察されていない。その後については秋ケ瀬野鳥クラブの記録(2011年まで)には
乗ってない。本当に珍しい鳥だ。
まだ若鳥のようで雌雄はわからないがとてもきれいでかわいい鳥だった。今日は20人くらい
のカメラマン、ウオッチャーが観察していた。キクイタダキもまだ見られる。ルリビタキも良く
出ていた。カケスも一時期姿が見えなかったが、また来たようだ。クロジ雌も見られた。
以上子供の森。ピクニックの森ではベニマシコがいたとか、アリスイがいたとか。私はヒガラ、
アカゲラ、キセキレイなど。今日は私の誕生日だった(この歳になるとたいして目出たくもな
いが)。娘からの花束のプレゼントには及ばなかったが、大きな誕生日のプレゼントだった。
アカゲラ、キセキレイ、ツグミ、オジロビタキ、ルリビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、ウソ、キクイタダキ、カシラダカ、クロジ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
11月29日 晴れ
昨日は真冬の寒さとか、それに比べると今日は太陽もでて暖かくなった。午前中の
出だしはピクニックの森。鳥が少なくてあんなにいた鳥たちはみんな去ってしまったの
だろうかと不安になったほど。しかし徐々に鳥も増えてきた。カワセミが同じ池で狩りを
したり休んだり、比較的長いホバリングを何度もしたりとにぎやかになってくると、キセ
キレイが現れた。アカゲラも鳴き始め、シメも、ジョウビタキも、ツグミもと数が増えた。
ちょうど一緒にいた鳥見歴丸1年のカメラマンと駐車場の川側の小道でツグミやジョウ
ビタキ、マヒワをを見ていると、なんとなく季節外れのケーンケーンというキジの鳴き声が
聞こえた。荒川の土手の上で雄のキジが鳴いていた。春にはまだまだ時間があるのだ
が、暖かい陽気に誘われて出てきたものと思われる。
午後は子供の森。すぐにキクイタダキに出会った。4〜6羽くらいの群れ。そのうちにシジ
ュウカラとメジロも混じってにぎやかになってきた。はじめは女性のウオッチャーが一人で
見ていたのだが、私が混じって二人になると周りのウオッチャーが集まってきた。その後
1時間くらいたって戻ってみたが、まだ同じ場所で写真を撮っている人が7〜8人もいた。
大サービス。別な場所ではヒガラやヤマガラもみられた。
なかなか充実した日だった。
アカゲラ、キセキレイ、シロハラ、カワセミ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、ウソ、キクイタダキ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
11月24日 曇り/晴れ
人によっては鳥が減ったと言い、人によってはあまり変わらないと言う。池の周りでじっと
鳥を待っている人達は鳥がいないと言う。歩き回って探している人は減っていないと言
う。雨上がりで鳥が活発でないのでそんな違いが出るのかもしれない。確かに鳥の鳴き
声は少なめだ。シジュウカラの声ですら湿りがちだ。いろいろな人の声を総合してみると
ウソ、アリスイ、キクイタダキはまだいるようだ。マヒワは40+の群れが飛びまわっている。
ヒガラ、ヤマガラもまだ見られ、ヒガラは群れで見られることがあるということだった。ツグ
ミ、アオジは声が少なくなっている。アトリは1羽しかいなかったようだが、これも姿が見ら
れなくなっている。
森は着実に黄色く変わってきている。落ち葉は道いっぱいに落ちている。黄色の葉が
多い中、真っ赤に色づいたものもあって落ち葉を見ながら歩くのも楽しみだ。
アカゲラ、キセキレイ、シロハラ、カワセミ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、ウソ、キクイタダキ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
11月14日 晴れ
次第次第に森全体が黄色みを帯びてきた。道には枯れ葉がめだつようになった。
それでもまだ木々の葉は多く、鳥もカメラやスコープから姿を隠して止まる。12月に
なれば葉もあらかた落ちて鳥たちも姿を隠すのをあきらめるようになるかもしれな
い。シャッターチャンスはこれから?
今日のピクニックの森はアオジがかなりの数入ったようでいたるところで地鳴きが
聞こえた。ツグミもあちこちで声が聞こえるようになってきた。このまま越冬してくれる
といいのだが。
相変わらずウソ、マヒワ、そしてキクイタダキは人気が高い。アリスイが鳴いていても
みんな知らん顔。マヒワの水浴びやちょこちょこと動き回るキクイタダキに必死になっ
てカメラを向けていた。駐車場ではジョウビタキの雄2羽と雌1羽がテリトリー争いの
真っ最中。グズグズと呟きながら尾羽を広げたり追っかけまわしたりと大騒ぎ。1時間
半ほど飽きずに眺めていた。例年だと今頃のジョウビタキは居つかないように思うのだ
が、今年は大丈夫かもしれない。
相変わらずウオッチャーの多い森の中だったが、活気があってウキウキする。これもあり
かと思う。
アカゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、シロハラ、カワセミ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、ウソ、アトリ、キクイタダキ、クロジ、アオジ、
ピクニックの森/子供の森
11月8日 晴れ
平日なのに駐車場はほぼいっぱいになるほどバードウオッチャーが押しかけて来ている。
どこか空いているところがあるかと探さないと止められない。今日の目玉はピクニック
の森でキクイタダキの群れとウソとアトリだということだ。ウソは1羽がきれいなアカウソ
だった。もう一羽は見られなかったが雌のようだ。アトリは一羽。ウオッチャーは30人く
らい。なかなかいいところに出てこないのでカメラマンの不満がかなり高いようだったが、
それでも出てくると一斉にシャッター音が響き渡っていた。そのわきにヒガラも出て来て
いた。この場所では鳥の写真を撮らずに、鳥を写しているカメラマンの写真を撮った。
比較的鳥歴の浅い人も来ていて、お二人とお話をした。一人は今年で冬が三回目
とかで去年は鳥が少なかったこと、もう一人はカラ類の見分け方と双眼鏡は何が良い
かなどを話した。どちらも比較的若い男の人だった。
別な場所ではシロハラやマヒワの群れ、アオジ、クロジ、シメもいた。キセキレイやセグロ
セキレイ、カワセミも出てきた。キクイタダキはなかなか見た人が少なかった。朝方が良
かったようだ。アリスイもいるとのことだった。
森の中では多くの木の葉は色づき始め、また葉を落としはじめていた。花が終わりに近
づいていたがまだカントウヨメナと思われる花は若干咲いていた。しかし、ずいぶん減った。
池の近くで以前から観察していた、タコノアシがタコの足らしくなってきていた。記念写真を
一枚。
今年は鳥が多い。巷のあちこちでマヒワやシメ、アオジ、ジョウビタキの情報が多く出回
っている。私の家の近くにもヤマガラやジョウビタキが来ていて、時々鳴き声が聞こえる。
最近では珍しい。
アカゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、シロハラ、カワセミ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、ウソ、アトリ、キクイタダキ、クロジ、アオジ、
ピクニックの森/子供の森
10月31日 晴れ
マヒワ30羽+がしきりに飛び回る、ハンノキで採餌、池で水浴び。クロジは4,5羽で
池のわきに出てくる、どうやら稗や粟の類をまいた人がいるようだ。アオジもいる。アカ
ハラが、シメが、アカゲラが、ヒガラがいる。ウソやキクイタダキ、マミチャジナイ、シロハラ
もいるとか。一方エゾビタキや色のきれいなキビタキもいる。田んぼにはノビタキもいる
という。ガビチョウにソウシチョウも出ているようだ。あとはカケスなどなど。山では餌が少
ないのだろうか。2006年にもこの時期に冬鳥が多数飛来したことがあった。その時は
マヒワの群れが入り、さらにアトリにウソが飛びまわっていた。2010年にもマヒワの群れ
が入りアトリが入っていた。今年の鳥の飛来状況は当たり年の2006年に良く似ている。
この年は木の実が全国的に不作だったようだ。続く2007年の1〜3月は鳥が多かったと
記録されている。周期的なものなのだろうか。どちらにしても楽しいことはいいことで、集
まったウオッチャーも大喜び。
さらに、今年巣立った雛なのか親なのかわからないがフクロウがまだ森の中にいるらしい。
10月に入って2羽同時に見た人もいたとか。
丹念に探すと次々に鳥が見られるような雰囲気で思わず森の中で長居をしてしまう。
藪蚊も減ったし、スズメバチも見かけなくなった。蜘蛛の巣はあちこちに張り巡らされ、
今日も顔にまともにぶち当たってしまった。これには気をつけなければ。
アカゲラ、アカハラ、エゾビタキ、キビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、ウソ、キクイタダキ、クロジ、アオジ、カケス、ソウシチョウ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月25日 晴れ
ピクニックの森で先週まできれいに咲いていた池のわきのカントウヨメナとチカラシバは
さっぱりと刈り取られていた。残念。それでもまだ公園のあちこちには残っているので、
イヌタデの赤い花と一緒に楽しめる。タコノアシが数本ピクニックの森にあるが、一本は
見事にタコの足になっていたが他は不完全。
今日もバードウオッチャーはたくさんいた。アカゲラとマヒワとソウシチョウが人気の的だ
った。マヒワとシメは今シーズンの冬鳥がどうなるのかを考えさせた。たくさん来るといい
のだが。いまどき秋ケ瀬公園にいる冬鳥は大抵11月にはいなくなる。居つくのは12月
に入ってから飛来した鳥たちだ。昨年はツグミやシメが少なくて驚いたが、今年は如何に。
アカゲラ、ジョウビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ、キビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、カケス、ソウシチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月16日 晴れ
すがすがしい秋の一日という言葉がふさわしい日だった。木々や草の緑は多少薄くなった
と感じる程度でまだ紅葉には程遠い。風は涼しいが日が当たる場所はうっすらと汗ばむ
陽気。好天気にさそわれて、公園は人が多かった。幼稚園児の団体は100人位いた。
公園を楽しむ様子を撮る専属のカメラマンらしき人も2人ほどいて、世の中の変わりよう
を感じた。残りはバードウオッチャーと散歩の人。圧倒的にバードウオッチャーが多く、少
なく見積もっても50人はくだらなかった。平日で、特別な鳥がいるわけでもないのに、
この人数は多い。多くの人はエゾビタキ、アカゲラの出ているところとマミチャジナイの出
るところにかたまっていた。一部の人はカワセミにもレンズを向けていた。
池の水は少なめで一部の池ではもう干上がっていたが暑さが去って一段落した公園は
秋の花が咲き始めた。なかでもネコジャラシの親玉のようなチカラシバや薄紫色のカントウ
ヨメナは一面に咲いていて爽やかさを一層際立たせていた。
アカゲラ、マミチャジナイ、コサメビタキ、エゾビタキ、キビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月8日 晴れ
今日は体育の日で三連休の3日目。バーベキューをする人たちで大変な人出。その中
をウオッチャーもたくさん来ていた。先日までにぎわっていたアカメガシワの周りは、実が無く
なり鳥が寄ってこない。人もいない。しかし、別のエゾビタキが好きな場所では4〜5羽が
一度に見られた。そのわきでは1羽のアトリまで見られた。単独で渡ってくるとは思えない
ので、群れがどこかに来ているのかもしれない。アカゲラも見られたし、ツミ、ツツドリも見ら
れた。ヤマガラはあちこちで見られ、ヒガラも混じっている。エナガも数が多い。先週からカ
ケスも見られる。キビタキは雌と共に成鳥雄もいて、しきりにぐぜっていた。
珍しい人たちにも会えた。中国へ行ったっきりのKさん、先日の反日デモには苦労したとか。
明日また中国へ行くのだそうだ。久しぶりの秋ケ瀬公園にとてもうれしそうだった。また、本当
に久しぶりのMさんは帽子から見える髪の毛に白いものがまじっていて、年月の流れを感
じた。久しぶりに長い話ができた。またお会いしたい。
今日は鳥も人も楽しい一日だった。草や木はすこしづつ黄色みを帯びてきた。先週は満開
で森全体がうっすらと赤く見えた彼岸花もすっかり色あせていた。アキアカネが飛びまわり、
秋型のキタテハが飛んでいた。秋が静かにやってきた。
ツミ、ツツドリ、アカゲラ、マミチャジナイ、エゾビタキ、キビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月3日 曇り
一昨日台風が通り過ぎていった。かなり風が吹いていたが公園の中は比較的普段通り
になっていた。ところどころでそれらしい大きな枝が道のわきに寄せられていたのは後始末
の跡か。水不足は多少改善してみずみずしさを取り戻していた。例年より2週間くらい遅
れた彼岸花がこれは見事に咲いていた。こんなに綺麗に沢山咲いたのはここ数年で初
めてかもしれない。良く見ると毒々しい色と形だが、遠目で見るととてもきれいだ。公園全
体に紅をさしたようだった。
ところで、鳥もいろいろ来ていた。ピクニックの森では頭の上でやけに騒々しい鳥が鳴いて
いると思ってみるとなんとサンショウクイが4羽飛び交っていた。木の梢に止まってしばらくじっ
としていたが、なにぶん空抜けの逆光。記念写真となった。昨日は子供の森で見られた
とのこと。シジュウカラの群れは混群を作りメジロ、コゲラ、エナガに交じってヤマガラとヒガラ
が見られた。子供の森ではカケスがいた。このカケスとツミが追いかけっこをしていたと聞い
た。そのちかくにはまだツミが木に止まっていた。胸がくっきりと赤い綺麗な個体だった。ウオ
ッチャーが10人以上木の隙間から観察をしていた。私もそこに加わったが微妙に横枝が
邪魔をしていてすっきりとした写真は撮れなかった。こちらも記念撮影。
ツミ、サンショウクイ、キビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、カケス
ピクニックの森/子供の森
9月25日 曇り/雨
森の中は虫の音と鳥の鳴き声になっていた。蝉の声は全く聞こえない。遠くで鳴いている
シジュウカラやガビチョウの声が聞こえるようになってきた。ヒヨドリも徐々に数を増して
きた。バードウオッチャーも10人以上集まっていて、エゾビタキやキビタキを追っていた。
キビタキは雄も雌もいた。ヤマガラは数が多めだ。オオルリやコムクドリもいた。いつもの
通りシジュウカラの群れと一緒に飛び回っている。実のなる木、特にアカメガシワが人気だ。
人も鳥もそちらへと集まる。先週からサンコウチョウがいるとか、マミチャジナイがいたとか、
なかなかにぎやかだ。この調子がしばらく続くとよいのだが。
今日も雨が降っていたが、先日来の雨で森の中も潤ってきた。干からびた池にも水が
たまってきた。魚がたくさん死んだ池ではザリガニだけが動いていた。オタマジャクシも
メダカも大きな魚もいなかった。ザリガニは干からびた泥の中に潜っているのだろうか。
水がたまるとどこからか出てくる。さすが外来種は強い。
マミチャジナイ、サンコウチョウ、エゾビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、ヤマガラ、コムクドリ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
9月18日 晴れ
蝉が減った。子供の森の駐車場近辺は鳴き声が全く聞こえなかった。代わって虫の音と
鳥の鳴き声が聞こえた。しばらくぶりだった。それでもゴルフ場の近くに行くと蝉の声がうる
さいほど聞こえてきた。子供の森ではツクツクボウシがまばらに鳴いていた。そろそろ蝉の
鳴き声も聞き納めか。先週くらいからウラギンシジミが増えてきたようで、今日一日で何
度も観察できた。
森の中ではバードウオッチャーが戻ってきた。平日とはいえあちこちでお会いする。ヤマガラ
の群れに会いましたとか、キビタキの雄がいたよとか、エゾビタキは10個体以上いるんじゃ
ないかとにぎやかだった。サンコウチョウを探している人もいた。鳥の種類数ともに一気に増
てきた。先週迄がうそのようだ。シジュウカラの群れを目印に鳥探しが楽しくなった。
藪蚊はこれからがよく刺す時期となる。スズメバチも少ないとはいえ見受けられる。10月
いっぱいは今までにまして気をつけないと危ない。
300mm相当のレンズで撮った豆粒ほどのエゾビタキの写真を拡大して載せた。鳥が次々
に飛来しているようなので、そろそろ私も鳥用の長いレンズを持ち歩かないといけなくなり
そうだ。寒気が一度来れば渡り鳥も一気に増えるのではないだろうか。楽しみが増えてきた。
アオサギ、ダイサギ、エゾビタキ、コサメビタキ、キビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ムシクイsp
ピクニックの森/子供の森
9月9日 晴れ
相変わらず暑い。雨が降らないのでますます乾燥している。蝉の声も様変わりしてきて、
今ではツクツクボウシが主流となっている。アブラゼミの声も聞こえるが大勢はツクツクボ
ウシだ。あと少しで蝉の声が虫の声に変わる。そうするとすっかり秋の雰囲気になる。夏も
もう少しでおわりだ。
今日の鳥はアオサギ、シジュウカラ、メジロ、カラスしか見られなかった。知り合いの話に
よると昨日ピクニックの森でサンコウチョウがいたとか。三ツ池ではツツドリが3羽見られた
とか。この季節鳥が見やすいのは子供の森だ。今日もキビタキ若、コサメビタキ、ムシクイ
の類が見られたということだった。私が行ったときはシジュウカラだけだった。
驚いたことがあった。一昨日の金曜日にフクロウの若鳥がもぐらを捕まえたままの状態で
側溝の中でじっとしていたとのこと。ピクニックの森の炊飯場のわき(側溝のみの写真)。
通報で県の中央環境事務所の係員に保護されたが、モグラを持ったまま抗いもせず
じっと静かにしていたという。獣医さんに診察してもらった結果は何と異常なし。元の森へ
放鳥されたということだ。
写真を見せてもらったが今年巣立ったフクロウのように見える。まだ秋ヶ瀬公園にいたとは。
アオサギ、シジュウカラ、メジロ
ピクニックの森/子供の森
9月3日 晴れ
昨日、一昨日と雨が降り、しばらくぶりに涼を感じられた。今日もそのためか比較的
涼しい。歩き回ってもあまり汗をかかなかった。
今日はオオミズアオをじっくり観察した。めったに見られない蛾だ。かなり弱っていたが
きれいな個体だった。
鳥は少なくシジュウカラを何回か目撃したほかはアオサギ、ホオジロ、ハシボソガラス、
ハシブトガラスを見ただけだった。今年は蝉が少なめだが、もう秋の気配なのかさらに
少なく感じた。それでも鳥の声は少ない。
先週来た時に見た池の状態は危機的なものだった。もっとも駐車場寄りで羽根倉橋
よりの大きな池の水の量はあとわずかだった。僅かに残った水の中に一杯のメダカ、
オタマジャクシ、そして大きなコイ、ヘラブナ、ライギョがうようよ集まっていた。先日の雨は
間に合ったのか心配して見に行ったところ残念ながら間に合わず、完全に干上がって
いた。池の跡の干からびた土の上には多くの魚が死んで干からびていた。大きな魚は
鳥たちに食べられたのか骨だけになっているものも多かった。小さな魚はそのままびっし
りと重なり合うように干からびていた。あたり一面に腐敗臭が漂っていた、それにしても
かわいそうだった。アメリカザリガニはたぶんどこかへ行ったのか、泥の中に潜ったのか
全く姿が見えなくなっていた。干からびた池はピクニックの森では今のところ2つだけ。
他はなんとか持ちこたえそうだ。
今日はキビタキ雌が居たという。来週は涼しくなって鳥が見られるとよいのだが。
アオサギ、シジュウカラ、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
8月25日 晴れ
秋ケ瀬野鳥クラブの打ち合わせがあったため11時過ぎからの鳥見となった。鳥仲間
5人と一緒にピクニックの森を散策して回った。お目当てはキツネノカミソリの群落の
観察。すでに盛りは過ぎていたが見事な群落が森の中で見られた。先週(8/21観
察、撮影)が最も盛りだったようだ。
鳥はカワセミが水の少なくなった池でダイビングして小魚を採っているのが見られた。
久しぶりだった。他に鳥はいくら探しても見つからない。かろうじて駐車場の近くでシ
ジュウカラを見ただけ。なんと6人で2時間かけて2種だけ。
雨が全く降らないので森の中はからからに干からびてきた。池もどんどん干上がって
いる。少し残った水の中に多数の魚が集まり、水際はアメリカザリガニが集まっていた。
オタマジャクシもたくさんいたが、2匹だけがカエルの格好に近づき水から出ていた。オタ
マジャクシのままでは水が無くなると生存が難しそうだが、この2匹は助かったようだ。
鳥は少なかったが、モノサシトンボやアサマイチモンジなどが見られ、不満は残るも
楽しい散策だった。
カワセミ、シジュウカラ
ピクニックの森/子供の森
8月21日 晴れ
今日も暑い暑い日。日中は35度を超えるとか。晴れ続きで森の中のどろどろ道が
すっかりなくなったので、長靴はいらなくなった。そのためか、暑さのためか分からないが
薮蚊も少なめに感じた。ピクニックの森では池は干上がりつつある。この後1週間も
晴れ続ければ大部分の池が干上がりそうだ。
蝉の声が主流だが、例年よりも数が少ないが盛りは終わりつつある。ツクツクボウシの
声もきこえてた。鳥はほとんど姿が見られなかった。わずかにシジュウカラとコゲラとハシ
ブトガラスの声だけが聞こえた。
先日まで1株あったとか2株あったかと話題になったキツネノカミソ リはなんと群生して
花をつけていた。1株しかないと思っていた場所とそのすぐ脇の3か所で群生して咲いて
いた。鮮やかな黄色はうすぐらい森の中でそこだけ光があたっているようだった。
シジュウカラ、コゲラ、ハシブトガラス
ピクニックの森/子供の森
8月12日 晴れ
今日も日曜日に来てしまった。3週連続。蒸し暑い夏の日だった。鳥見の人は他に見当
たらなかったが、今日は植物観察のグループが来ていた。何人かは顔見知りだったので、
ついでにいろいろと植物の名前を教えてもらった。コヤブラン、シロネなどなど。今までに教
えてもらった花の名前を忘れなければ今頃はベテランになっているのだが、その日のうちに
忘れてしまう。年のせいだけではないようだ。
蝉の声が大きくなってきた。ニイニイゼミとアブラゼミの中にミンミンゼミやツクツクボウシも混じ
っている。耳が遠くなったのではないと思うが、蝉の声は例年に比べると小さいように思う。
鳥は姿を確認することがとても難しくなっている。鳴き声で探そうとしても蝉の声で消され
てしまう。鳥を見ているよりも森の中を藪蚊と共に散歩しているようだ。それはそれで結構
楽しい。イトトンボも見つけた。たぶんモノサシトンボとアオイトトンボだろう。ルリタテハが絡
んでくるように舞っていた。すぐ目の前にとまったので思わずスナップを撮った。今日も楽しい
時間を過ごすことができた。
アオサギ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
ピクニックの森/子供の森
8月5日 晴れ
続けて日曜日にやってきた。こんなに暑いなかとはいえ、バーベキューの人は多い。蝉の
声は例年に比べると少ないように感じる。アブラゼミの抜けがらはたくさん見られるように
なったが、鳴き声が少ないようだ。他の場所ではアブラゼミの声が主流になりつつあるの
に、秋ケ瀬公園ではまだニイニイゼミが主流だ。日曜日といえどもこの季節、鳥を見よう
という物好きな人は私以外に1人しか見かけなかった。あとで会った鳥仲間と話していて、
今日は秋ケ瀬公園へ行ったよと言ったら即刻何しに行ったのかと聞かれた。それほど今の
季節は鳥を見る雰囲気ではない。
今年はスズメバチが少ないと喜んで話していると、春先にかなりの数のオオスズメバチ等を
駆除したとのことだった。どうりで少ないわけだ。それでもいることはいるらしい。ところが、
ピクニックの森にチャイロスズメバチが居ついたということだった。チャイロスズメバチは数が
少なくなっているらしいが、とても獰猛なのだそうだ。色は黄色味があまりなく全体的に
こげ茶と黒いのが特徴だとか。遭遇すると危険なので十分に注意をしてほしいとのこと
だった。
カワセミ、ツバメ、ホオジロ、ウグイス
ピクニックの森/子供の森
7月29日 晴れ
森では蝉の声がまだ絶頂とは言えないが、大きくなってきた。鳥の声もすこしづつ聞こえ
なくなっている。とにかく蒸し暑く、カラスは口を空けてあまり動かない。不思議なことに
ハシボソカラスの雛と思われる小さ目の個体が森の中で多く見られる。
池では子供のカイツブリが一羽泳いでいた。親の姿は見えなかった。そんな時まだ若いと
思われるカワセミが目の前を通過していった。この時期珍しい。近くにとまったような感じ
だったので探してみたが、見つからなかった。
薮蚊も多い。一時期程ではなかったが森の中へ入るとまとわりついてくる。汗がだらだら
出てくる時に顔にまとわりつく蚊ほど嫌なものはない。
今日は日曜日のため子供連れが多かった。子供も大人も夏らしい半袖やノースリーブ、
短パンがほとんど。その格好で虫取りあみを持って薮の中に入ってくるのだから、さぞ大変
だろうとよけいな心配をしてしまう。かく云う私は長袖 、長ズボン、麦わら帽子に長靴、
首にタオルを巻き付けて腰には蚊取り線香をぶら下げ双眼鏡とカメラを持つフル装備。
その格差たるや別世界の人間。もちろん汗だくで暑苦しく見苦しいことこのうえない。
好奇のまなざしで眺められてしまう。
カイツブリ、カワセミ、ツバメ、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月18日 晴れ
2日前に梅雨が明けたとの発表があった。今日も暑い日が続く。35度という話もある。
森の中は幾分涼しいのだが、地面はところどころどろどろで湿度は90%を超えている
ようだ。藪蚊もすごい。あっという間にまとわりつかれ、すぐに蚊柱が立ってしまう。蚊取り
線香の周りにも蚊が集まってくる始末。すっかり閉口してしまった。
もうニイニイゼミがあちこちで鳴いていた。先週は全く声がしなかったので、やはり夏と共に
出てきたと思われる。今年初めての抜けがらも見られた。
目立つのはシジュウカラ親子。どこにでも出てくる。それと一緒にメジロ、カワラヒワ、ヒヨド
リの親子も現れた。カラスも雛があちこちに出てきている。ハシボソらしき雛が目立った。
フクロウの親子は探したけれども見つからなかった。この暑さのせいか鳥を見るようなモノ
好きは他にいなかったので自力でさがしたが、暑さと藪蚊とどろどろの道で途中で気力
が失せてしまった。ボトルの水は軽々と2本飲んで3本目にかかった。
チョウチョは多いのだが、ジャノメの仲間が多く全体に種類が少なかった。ミドリシジミは
見られた。写真を撮ったが翅は開いてくれなかった。緑色を見たかったらもっと早起きし
ていらっしゃいと言われているような気がした。
ホトトギス、ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
7月9日 晴れ
今日も運よく梅雨の中休み。ミドリシジミを探して歩いたが、全く見られなかった。9時過ぎ
には来ていたのだが、もう一時間早くなければだめなのかもしれない。それが証拠に早く来
ていた知り合いは8頭見たと言っていた。ジャノメチョウの仲間が随分多くなって飛び回って
いた。そろそろセミが出ているかと思ったが、ニイニイゼミの鳴き声は全くしなった。当然抜け
がらも見られなかった。
もういないだろうと思われたフクロウがまだいた。私が見つけたのは1羽だった。ずいぶん木の
高い所にとまっていた。顔つきから一番最後に巣立った雛なのかもしれない。私が見つける
以前から私に気付いていたと見えてカメラを構える私をずっと観察していた。そのうちに飽き
たと見えて枝に顎を載せたり、眠ってみたりしていた。知り合いの話によるとまだ雛は4羽とも
森にいるらしい。親2羽もいるとのこと。総勢6羽もいるらしい。もう7月というのにまだ森にい
るなんて信じられない。白い綿毛も少なくなった、そろそろ飛んで行くのだろう。
フクロウ、ホトトギス、ツバメ、モズ、エナガ、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月29日 晴れ
梅雨の晴れ間。公園の中は水っぽいので気温が上がる前から蒸し蒸ししている。
バーベキュー広場のわきの池でバンがうろうろしていた。珍しい。フクロウは数日前まで
まだいたということを人づてに聞いたので、それではと探したが見つからなかった。
不思議なことに今日はカッコウは鳴いていたが、ホトトギスの声は聞かれなかった。
逆になってしまった。オオヨシキリだけでなくウグイスもいるのにどうしたのだろうか。にぎ
やかなのはシジュウカラ、エナガ、コゲラなどが親子連れで飛び回っている。雛の餌を
せがむ声が印象的だ。ムクドリも親子でグランドにたむろしていたが、なんと150羽くら
いまとまっていた。何家族分なのだろうか。
ミドリシジミは昨年より多いようだが、今日は見られなかった。以前に比べると格段に
少ない。明日は天気も良いので、たくさん出てくると予想している人が居た。朝は7時
ころなら翅を広げて美しい姿を見せるのではないかとも。
バン、カッコウ、ツバメ、モズ、エナガ、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月22日 雨
一昨日明け方に台風が通過していった。昨日一昨日は天気が回復したが、今日は
また雨。かなり激しく降っていた。まだ折れた木が散乱している中を傘をさしての鳥見だ。
私のほかにウオッチャーはいないようで、頼りになるのは私の目と耳だけ。シジュウカラの
雛があちこちで巣立ったようで、親子でにぎやかに飛び回っていた。雛の餌をねだる声が
いたるところで聞かれた。
雨の中とはいえホトトギスはにぎやかに鳴いている。ひさしぶりにカッコウの鳴き声も聞こ
えた。いつもの年ならばカッコウは必ず鳴いているのだが、今年はまれだ。全国的にも
少ないとのこと。オオヨシキリには朗報だが、ウオッチャーには淋しい。
さて、フクロウだが、ピクニックの森の中は完全に水浸しで長靴でもうっかりすると水没
しそうな状態。木の上を気にしながら歩くのはなかなか難しい。ときどき立ち止まっては
上を眺める。結局見つけることは出来なかった。他に人がいないので、情報交換もでき
ずあきらめた。もう立ち入り禁止のロープも解除になり、自由に歩き回れるようになった。
でも道のないところは希少植物もあるので、立ち入りは遠慮してほしい。
カッコウ、ホトトギス、ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月15日 晴れ
梅雨の合間の晴れ日。シジュウカラ、ウグイスとホトトギスが賑やかに囀っていた。
コジュケイ、ガビチョウの鳴き声が珍しく聞こえなかった。明日はまた雨らしい。
巣立ったフクロウの雛はまだ森にいた。4羽のうち2羽はかなり近接してそれなりに高い
所ににとまっていた。1羽は枝に体を持たせて半分横になってすっかり寝込んでいた。
もう1羽はフクロウらしく枝にとまっていた。時々片目を開けてはいたが、まどろんでいる
様子だった。人の話によれば3番目と4番目に巣立った雛だとのこと。親は近くにいた
が、カラスに追われて飛んでいったと云うことだった。1番目と2番目はもっと高いところに
いるらしい。毎日違う場所にいるが、自力で飛んでいったのだろうか。それとも親が持ち
上げて運んでいるのだろうか。もう最初の雛が巣立って1ヶ月以上が過ぎた。昨年は
最後に確認されたのが6月23日頃だった。あと1週間、今年はどうなるだろうか。
今年初めてミドリシジミが確認された。私は見られなかったが、ついさっき見たという方に
写真を見せてもらった。雄のきれいな個体だった。ウラナミアカシジミらしい個体が目撃
された。ミズイロオナガシジミは弱っている個体を確認できた。ムギワラトンボも見た。
ナナフシが蜘蛛の糸に絡まっているのも見た。蚊もたくさん出てきた。スズメバチも目立つ。
昆虫の季節になってきている。
フクロウ、ホトトギス、ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
6月6日 雨/曇り
朝から雨。肌寒いのだが藪蚊は猛然と増えてきた。あわてて虫よけを塗りたくった。
樹液の出る木を見に行ったところ、スズメバチが3匹も集まっていた。1頭いたキマ
ダラヒカゲもおたおた。今シーズン初めてモノサシトンボを見て、写真に撮った。雨の
せいもあるが、ミドリシジミは全く見られなかった。
夏鳥はすっかり姿を消してしまい、留鳥だけとなった。フクロウはまだどこかにいるのだろ
うが今日は見つけられなかった。他にバーダーが居れば情報交換もできたのだが、珍し
いことに今日は一人のバーダーにも出会わなかった。とても残念。
雛の巣立ちのシーズンなので親子連れを期待して鳥を探したが、カイツブリの成鳥1羽
が雛を1羽連れて池にいるのを見ただけだった。ハシブトガラスの雛がハシボソガラスの
成鳥が見つけた餌をねだっていたが、にべもなく拒否されていた。これはこれで面白い
一コマだった。
とにかく雨の中、鳥たちの飛び回る姿はツバメ以外はほとんど見られなかった。
ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月1日 晴れ/曇り
朝から梅雨に入ったような天気となった。秋ケ瀬公園は比較的静か。相変わらずフクロウ
の雛は4羽があちこちにとまっているので、運が良ければ見られる。でも親鳥はさぞ心配な
ことだろうと思う。今日会った雛は2羽だったが、親の心配をよそに人を全く恐れず比較
的低い位置で平気な顔をしていた。寝たり起きたりあくびをしたりとやりたい放題。こっち
が見ているというよりも人が雛に見られているような格好だ。フクロウ以外は夏鳥といえる
鳥は見られなかった。ウグイスにカッコウ、シジュウカラにコゲラとヒヨドリ、ムクドリ、ホオジロ、
カラス。そしてコジュケイとガビチョウといったところ。コゲラは親子で飛び回り、時折親鳥が
雛に餌をやっていた。
新緑も徐々に濃くなってきた。黄色のショウブの花が今まさに満開だ。チョウチョはキマダラ
ヒカゲにイチモンジチョウ、ヒメウラナミジャノメ、トンボはコシアキトンボが目立った。
フクロウ、カッコウ、ツバメ、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月25日 雨
朝から雨模様。ここのところ雨にたたられている。公園に着くころにはポツリポツリと降り出した。
傘をさしての鳥見となった。それでも子供の森ではカッコウが鳴いて、キビタキが囀っていた。
それにウグイスが合唱をしているのであたかも高原の雰囲気であった。昨日は雌のサンコウ
チョウもいたとのこと。
ピクニックの森ではシジュウカラ、ガビチョウなどがにぎやかだった。お天気のせいか、最近フク
ロウが見にくくなったせいか、人が少なかった。知り合いの話だと、巣立ったフクロウの雛は
4羽になったとのことであった。4番目の雛は数日前に地面を歩いていたとのことだったので、
その頃巣立ったと思われる。その1羽はまだ人を恐れることを知らないのか立ち入り禁止の
ロープの中とはいえ人の目につきやすい低いロープのすぐ近くの枝にとまっていた。ふらち者は
雛の目の前まで近寄って写メをしていたとのこと。その場所は狭い獣道のようなところを通っ
ていくために希少植物が踏まれているところもあり、残念だった。もう少し地面にも気を使って
ほしいものだ。
フクロウ、カッコウ、ツバメ、キビタキ、オオヨシキリ、ウグイス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月18日 晴れ/雷雨
今年のフクロウは昨年に比べて2週間以上早く巣立った。雛は3羽。数は昨年と一緒だ。
昨年は6月に入ってから巣立ったが、今年は5月15,16日に巣立った。16日には雛が
3羽で地面を歩いていたという話もあった。今日は木の枝に2羽と1羽で別々にとまってい
た。親は心配そうにそのわきで見守っていた。今年は立ち入り禁止区域を広げたためフク
ロウ達も比較的のびのびとしているように見える。ひとまず安心。今年のフクロウは他の場
所でも巣立ちが早いとのことだった。夏鳥の飛来は遅れているように思えるが、なぜフクロウ
の繁殖は早めになるのだろうか。不思議だ。
13日の日曜日にはツツドリ、キビタキ、センダイムシクイがしきりに鳴いていたが、今日は全
く見えない。子供の森にサンコウチョウ雌とキビタキそして、ミゾゴイが居たとのことで行ってみ
た。駐車場に着いたときから雨がポツリポツリとふり始め、10分もしないうちに雷雨となった。
森の中とはいえ頭の上を雷が通って行くのはすごい恐怖だった。雨も生半可ではなく森の
中で傘をさしていても濡れる。鳥見をあきらめて車に戻ったが、駐車場は雷が鳴りまくって
いるうえに木がなくなるので恐怖だった。傘はささなければ数秒でずぶぬれとなる。雷鳴
の間を縫って車にたどり着いたが、それでもびしょびしょだった。
車の中でひと段落した時に、ふとフクロウもさぞ驚いたことだろうと思った。
フクロウ、ツバメ、エナガ、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月11日 晴れ
昨日の午前中と今日は天気が良い。昨日は午後から雷雨となったが、今日はなんとか
持ちそうだ。久しぶりの爽やかな日和だった。
秋ケ瀬公園はフクロウが居るとのことから人が多い。今日は平日にもかかわらず常時30人
以上がカメラを構えていた。森の中はあちこちでセンダイムシクイが鳴いていた。かなり数
が入っているようだ。子供の森ではキビタキがよい声を披露していた。久しぶりの爽やかな
囀り声だった。若葉にキビタキは心が洗われる組み合わせだ。
ここ子森では朝方ミゾゴイが居たとのことで、何人かのウオッチャーが藪の中を探していた。
大久保農耕地Aside地区ではサルハマシギの夏羽のきれいな個体がムナグロに交じって
いたとの情報があり、かなりにぎわっているとのことであった。宗岡地区と行き来しているらしい。
見られた鳥の数は少なかったけれどもいかにも春らしい鳥情報で久しぶりにわくわくした。
チョウゲンボウ、フクロウ、ツバメ、キビタキ、センダイムシクイ、ウグイス、コジュケイ、
ピクニックの森/子供の森
5月3日 雨
昨日からの雨は5月では記録的な雨となった。激しく降り続く。こんなときに探鳥とは
思ったが、昨日まで舳倉島、立山と探鳥旅行をしてきたので、秋ケ瀬が気になってしょ
うがなく、やってきた。荒川は増水して堤防まであと1メートルとか。結構危なくなってき
ていた。
こんな雨が時折強くなる中、長靴をはいてピクニックの森と子供の森を回ってみた。
いたるところ池と通路が区別がないような状況。散策のための道もいたるところで30セ
ンチ以上も水深がある。歩くのもままならない。
カラスもヒヨドリもほとんど声がしない。とはいえシジュウカラ、ウグイス、コジュケイ、ガビ
チョウはいつもと変わらず元気に鳴いていた。たいしたものだとあきれてしまった。
子供の森を歩いていると、公園管理のパトロールの方から、加茂川が決壊しそうなので
公園を閉鎖するかもしれませんと言われた。急いで一回りして公園をあとにした。
あとで聞いたところでは一部決壊したため、2時過ぎには公園を閉鎖したとのことだった。
やれやれの探鳥だった。
ツバメ、オオルリ、ツグミ、アカハラ、ウグイス、アオジ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月25日 晴れ
青葉で満ち満ちた暖かな爽やかな春の一日だった。あちこちでシジュウカラが囀り、
ウグイスとアカハラが囀る。まるで高原にいるような雰囲気に包まれていた。どこかに
キビタキでもいないかと探しまわったがいない。オオルリの鳴き声が派手に響き渡って
いたので、楽しみにして歩いたがどなたかのテープ(CD)の声と判明した。本物のオオ
ルリはテープに驚いたのか囀らなかった。昨日からいるオオルリらしい。
時折コジュケイやガビチョウが、そしてキジが大きな声で囀っていた。ツグミは地面から
木の上に移動していた。アオジも数が減っている。それにしても夏鳥が少ない。センダイ
ムシクイやメボソムシクイはもう入ってもいい頃合いなのだが見えない。全体に遅れて
いるのかもしれない。そうなると5月連休からあとにかけて纏まってくるのかも。そちらに
期待したい。
ツバメ、オオルリ、ツグミ、アカハラ、ウグイス、アオジ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月17日 晴れ
森の中はすっかり春めいて木々は春の色一色となった。桜は盛りを過ぎて葉桜となり
花弁が地面を覆っていた。もう花見をする人もいない。
鳥たちにとっては本格的な渡りシーズンとなっている。マヒワがいたとか、アカハラが群
でいたとか冬鳥の移動と共に、夏鳥も飛来している。コムクドリ、クロツグミ、ムシクイの
うわさもあちこちで聞かれた。今日の秋ケ瀬公園はオオルリ雄が見られた。目の前の
木々の中をしばらく飛び回ったりとまったりしていた。他の場所ではさえずっていたとの
ことだった。ムシクイが今そこにいたのだが目を離したとたんに見失ったという人に会った。
私もしばらく目を凝らして探したが見つからなかった。アオジも数が減った。ツグミもほと
んど見かけなくなった。今年は退去するのが早いのだろうか。遠くでキビタキらしき鳥の
鳴き声が聞こえた。今日はキビタキを見た人はいなかったので、春のうららの空耳だった
のかもしれない。
アオサギ、オオルリ、ツグミ、ムシクイ、アオジ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月9日 晴れ
5月中旬の陽気とかで、20度を超えるとの予想が出ていた。厚手のコートでは汗をかく、
しばらく歩いてからアウトドア用のベストに着替えた。森の中は明るくあたたかく、すっかり春
らしくなっていた。草木は冬枯れの色に鮮やかな萌黄色がちりばめられていた。シジュウ
カラやムクドリ、コジュケイなど鳥たちも嬉しそうに際限なく鳴き続けていた。ウグイスはあち
こちで囀りを始めていて、もう地鳴きをする個体はいないようだった。エナガ、モズなどは
繁殖に入ったのか姿が見えない。カワセミも今日は頭上を飛んで行ったが、姿はあまり
見られない。
ツグミ達は木々にとまり始めているし、アオジは数が少なくなったように感じた。シメはとっ
くに見られない。渡りはもう始まっている。アカハラが3羽まとまっていたとのことで、写真を
見せてもらった。ご近所に住んでいる方で、昨年から鳥の写真を撮り始めたのだとのこと。
鳥を写すのが楽しくてしょうがないといった感じだったが、今日は写す鳥が少なくてマクロ
レンズに取り替えて桜の花びらの写真も撮っていた。
先週は全くのつぼみだった桜だが、今日は満開。比較の写真を載せてみた。レンジャクは
望み薄だ。あとは夏鳥が来るのを待つのみ。
オオタカ、カワセミ、ツグミ、アオジ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
4月2日 晴れ
鳥が少ないまま4月を迎えた。冬鳥は去っていくだけ。でも帰りの冬鳥が立ち寄る
のが楽しみ。今日はベニマシコの雌がしきりに鳴いては姿を見せていた。遠くでもう
一羽居るようで小さな声が聞こえていた。ジョウビタキの雌も近くにいたとのことだった。
シメは先々週から姿が見えなくなっている。例年ならば4月中旬くらいまでは見られ
るのだが、今年は早い渡去となったか。不思議なことに今日はエナガが見られなか
った。ほかの人に聞いても見ていないという。カラスに見つからない目立たない場所で
巣作りに専念しているのかもしれない。先々週見つけたエナガの巣はきれいになくなって
いた。カラスに見つかったのだと思う。今度は見つからない場所に設営してほしい。
柳の新芽が鮮やかになってきた。ノウルシもあちこちに見られるようになってきた。やわら
かな緑が目にしみる。桜開花まであと数日、遅い。
モズ、タヒバリ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、ツグミ、アオジ、オナガ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
3月25日 晴れ/曇り
恒例の秋ヶ瀬公園ピクニックの森ゴミ拾い会だった。8時から9時30分までゴミを
拾った。その間とはいえ、鳥の動きが気になり、時に目視で確認をした。お天気にも
恵まれ、ゴミ拾いには40数名が参加した。最近はゴミもそれほど多くなく、特に粗大ゴ
ミが少ないのが嬉しい。終わってからもちつき大会を行った。きな粉餅、からみ餅、あん
ころ餅と豚汁は最高にうまかった。
鳥見は行事がすべて終わった12時から行った。公園内は鳥が少ない。シメは姿どころか
声も聞かれなかった。モズは繁殖に入ったのか数も少なくなりなんとか姿は見られたが
声は聞かれなくなった。シロハラもちらっと見ただけ。駐車場のわきにジョウビタキの雌が
出た時はなんとなくほっとした。たった一回だったが、ウグイスがホケキョとだけ鳴いた。
木々は芽吹きが遅く寒々しいが、柳だけは淡い緑色に染まって、着実に春が来たと
告げていた。
ハシビロガモ、ノスリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、エナガ、アオジ、オナガ
ピクニックの森/子供の森
3月15日 晴れ
久しぶりに晴れた鳥見、比較的暖かい春めいた日だった。しかし足下は水だらけで
道はあちこち冠水状態。長靴に水がしみ込むようになったので代わりに軽登山靴で
出かけたが深みにはまって靴下までぬれてしまった。こんなことなら長靴のほうがまだ
よかったと反省したが後の祭り。
そこここの柳の若芽が色をつけて枯れ木色の林の中にふんわりと浮いて見えるように
なった。その柔らかな色合いがパステルカラーの春が来たことを告げていた。
暖かくなったことでシジュウカラやエナガはにぎやかにさえずっていた。今日はエナガの
巣が出来上がっているのを見つけた。しかし、あまりにも目立つ場所に不器用にすぐに
それとわかる形の巣で、カラスにやられるまでどれくらい持つのかと思わせるものだった。
この時期ならばカラスにやられてもすぐに次の巣を作る余裕もありそうだ。徐々に賢く
なって見つけられにくい巣を作るようになるのかもしれない。がんばれエナガ!
鳥はにぎやかだったが、種類は18種にとどまった。スズメ、ウグイス、メジロ、カワセミ
などの常連が居なかったのが大きい。珍しくガビチョウもコジュケイも声すらしなかった。
シメは数が少ないので見られないこともあるのはやむを得ない。レンジャクはもう来ても
よいころなのだが、まだ噂も聞かない。ヤドリギの実も食べられるのを待っているのだが。
ハシビロガモ、モズ、シロハラ、ツグミ、エナガ、アオジ、オナガ
ピクニックの森/子供の森
3月9日 雨
今日は朝から冷たい雨が降っていた。先週は雨にもかかわらず北海道ボケで雨の支度を
しなかったためびしょぬれになってしまった。今日は朝から雨支度。2週続けて雨の探鳥。
公園に入ってすぐシメが迎えてくれた。木の先っぽで一羽つぶやくようにプチプチ言っていた。
その先のグランドのわきの池ではクイナが泳いでいた。今シーズンクイナをしっかり見たのは
初だった。池の上はマガモの集団とハシビロガモのペア、そして、カルガモとペアらしいマガモ
の格好をした雌タイプ。純粋にマガモなのかいくらかカルガモが混じっているのか分からない。
この鳥たちの組み合わせの交雑個体がしょっちゅう見られるのは単に節操がないのか本当
に種として独立しているのか疑問になる。ハシビロガモ雄の写真を撮ったので写真は困ると
ご本人(鳥)は言っているようだったが無視をして掲載した。
一方小鳥たちは雨の中を懸命に餌取りをしていた。アオジ、シロハラ、シジュウカラなどは
近くに飛んでくるし、近寄っても横目でちらっと見るだけで餌取りを続けている。冷たく雨降
りの日は餌も少ないと思う。人間なら、今日一日は家から出ないで冷蔵庫の中のもの
だけでなんとかしのごうと思うのだが、鳥たちにとってそんな人間の暮らしは高根の花だろう。
そんな事を考えてしまうと近寄ることがためらわれた。
鳥を見ている時にふと道の先のほうに目をやると黒っぽい大きな生き物が歩いているの
が見えた。鳥に比べるとあまり巨大でドキッとした。タヌキだった。人がいないので安心した
のか、餌がなくてやむなくかはわからないがこんな場所で歩いているのを見かけるのは大変
珍しい。あわててカメラを準備した時にはどこかへ隠れてしまったようだ。しばらく眺めていた
がもう見られなかった。
帰り際にヤドリギを眺めていたらカケスが鳴きながら飛んで行った。レンジャクはまだ来て
いない。
クイナ、ハシビロガモ、マガモ、モズ、シロハラ、ツグミ、アオジ、シメ、カケス、ガビチョウ、(番外)タヌキ
ピクニックの森/子供の森
3月2日 雨
昨日まで北海道の温泉につかってきた。温泉は大満足だったが鳥を見る予定はなく
鳥に関してはさみしい旅行。宿の窓から見たヤマガラがやけにきれいに見えた。
さて秋ケ瀬公園。朝からの雨模様。それでもはじめは大したことがなく傘もささずに鳥を
見ていた。雨が降っているときは鳥は警戒心が緩むようで、比較的近くで観察できる。
アオジはすぐわきの遊歩道に出てきて餌をついばんでいたし、シロハラは望遠レンズの
焦点が合わないくらい近い距離で枝にとまりじっとしていた。シジュウカラ、コゲラ、ガビ
チョウもすぐ脇だ。前回は出てこなかったカワセミも今日は何度も出てきて愛嬌を振り
まいていた。ほかに人も見えずかなりいい雰囲気で歩いていたのだが、あいにく雨が本降
りとなってきたので、早々に退散した。
子供の森のヤドリギには実はついているが、まだ熟しているようには見えない。今年の
レンジャクは遅れるのだろうか。そうすると3月下旬か。そう思いつつ早く来ることを期待!
キンクロハジロ、チョウゲンボウ、カワセミ、モズ、シロハラ、ツグミ、アオジ、シメ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
2月22日 曇り/晴れ
明日、明後日は雨とのことで出掛けてきた。比較的暖かく風もない絶好の鳥見日和
だった。ピクニックの森ではアリスイ狙いのバーダーがレンズを並べて待ち構えていた。こんな
にアリスイが出やすいと思われた日であったが私がいた10時から12時までの間は出てこな
かった。
池の上ではキンクロハジロが一羽泳いでいた。今年初めてだった。シロハラは何度も見ら
れた。かなり近くまで寄ってきたので記念撮影ができた。メジロも多かった。せわしげに葦の
間を飛び回り、枯れた茎を突っついていた。こちらも記念撮影となった。
しかしシメはいなかった。2月に入ってからは比較的声が聞こえていたのだが、今日は
全く聞かれない。ほかのバーダーに聞いてみたけれどやはり居ないという。今年は特に数が
少なく、2月に入ってやっとシメが増えてきたと喜んでいたばかりだったのに。結局今日は
その後子供の森を歩いていたときにカラスに追われたシメを1羽、やっとの思いで見ることが
できた。一体全体どこへ行ってしまったのだろう。
マガモ、アオサギ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
2月15日 曇り
雨の後の比較的暖かい日。午後には都心の気温が12度を示したとかで3月下旬の
陽気とのことだった。
ピクニックの森は鳥の声で満ちていた。ツグミ、シロハラ、シメ、ヒヨドリ、スズメ、シジュウカラ、
コゲラ、アオジなどなど。歩いているだけで幸せな気分になってくる。雄のアカゲラがいたよと
教えてくれた人もいた。今日はなぜか鳥が寄ってくるような気がした。シジュウカラは何度も
すぐ近くまで寄ってきた。アオジは目の前にとまってポーズをとってくれた。ガビチョウ、コジュ
ケイも間近に出てきた。思わず笑みが出てしまうような気分。
池の周りで絵画を描くグループが陣取って、一心不乱に絵筆を動かしていた。でも鳥の
いない風景の絵、私は鳥だけの写真。合わせるといいのにと思い内心笑ってしまった。
遠くでオオタカらしき鳥が鳴き交わしていた。春が近い。
マガモ、アオサギ、オオタカ、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
2月8日 曇り/晴れ
冷え込まなかった朝を迎えた。池は氷が全くなく、それだけでも寒さが和らいで感じられた。
ピクニックの森でいつものようにぶらぶらとグランド方向に歩き双眼鏡を向けた。今年は
たまにタゲリが来ることはあるがほかの鳥は全く見られない土だけの風景だった。しかし
今日は一変した。なんとツグミがあっちこっちに降りている。数えてみると20羽を超えた。
今年初の光景だった。さらにその奥にはムクドリの群れとタヒバリも。見慣れた冬のグランド
の眺めが現れた。あちこちでツグミの鳴く声も聞こえ、時々木々の間をぬって飛ぶものも
いた。アオじは1月の末から増え始めており、すでにあちこちで地鳴きが聞こえている。
シメが少なめだが、やっと冬景色到来といったところだった。
今日は買ったばかりのNikon1 V1を愛用の500mmのレンズに装着して2.7倍(1350mm)の
世界を試してみた。使い慣れないのでギスバタしながらもなんとかツグミの写真を撮ってみた。
はるか彼方のツグミがくっきりときれいに写っていた。嬉しさのあまりに写真を添付した。
子供の森では映画のロケをやっていた。ツグミは2羽芝生に降りていたのが見られた。
レンジャクはまだ。
ハシビロガモ雄雌、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、シロハラ、ツグミ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
2月1日 晴れ
どんどん寒くなる。日本海側では豪雪となっている。20年ぶりの大雪とのことだ。
さて、秋ケ瀬公園はというと相変わらず鳥が少ない。駐車場わきの側溝のような小川の
わきでジョウビタキのオスがいついている。オスもメスもいる。シロハラ、ツグミも見られる。
今日はアカハラを見た。背中の色は濃い目でアイリングとおなかのレンガ色が鮮やかな個体
だった。以前に見たオオアカハラのような感じだった。
そのあとで、子供の森へ行った。ピ森よりもさらに鳥が少ない。例のヤドリギをしばらく眺めた
ところ、今年の実はあまりたくさんついていないような気がした。しかし、周りのあちこちの木に
ヤドリギが増えてきていい感じになっている。この調子で増えていけばあと10年もすれば
ヤドリギの群生地になるかもしれない。するとレンジャクもどんどん来るようになるかもしれない。
なんの鳥もいないヤドリギをじっと眺めていたとはいえ、私の目の前には赤や黄色のレンジャク
が無数に飛び交っている姿が確かに見えていた。真冬の昼の夢(笑)
風が強かったせいか昼過ぎのコミミズクのポイントはほとんど誰もいなかった。
ハイタカ、ハクセキレイ、モズ、アカハラ、シロハラ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
1月29日 曇り
今日は秋ケ瀬公園ピクニックの森探鳥会。参加者26名。秋ケ瀬野鳥クラブのメンバー
が案内をした。風も強く寒い、BWにはあまりよい状況ではなかった。それでも終わって
みれば28種が観察された。最後のほうではカワセミが堪能でき、参加者も満足したこと
だと思う。
いつもなら見られるタゲリやアオサギ、コジュケイ、ガビチョウが出てくれば30種を超えた
のにと贅沢な思いを抱く結果となった。記録は「秋ケ瀬の野鳥情報」の1月29日分を
ご参照ください。
オオタカ、ノスリ、カワセミ、ハクセキレイ、モズ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、アオジ、シメ
ピクニックの森
1月27日 晴れ
今日も寒い、今年一番の冷え込みとのことだった。池には氷が張り、水鳥たちは困って
いるようだった。それでもカルガモ、アオサギ、カワセミは僅かに開いた水面で餌をとっていた。
公園の駐車場の荒川寄りのサッカーグラウンドにはツグミが2羽いた。グランド上に降りて、
胸を張って空を見上げているあの懐かしい姿が見られた。今シーズン初だった。例年なら
ピクニックの森のバーベキュー広場やそれに続く数面ある野球場でいくらでも見られる風物
だったが、今年は皆無だ。ジョウビタキのオスもいるとのことだった。公園の中では全く見ら
れないので、駐車場わきでみられならラッキーだ。
あさって日曜日は秋ケ瀬公園ピクニックの森のバードウオッチング会が開催される。
すでに30人近くの人が申し込んでいるとのこと。鳥がたくさん見られるといいのだが、
今の状況では心配だ。
ノスリ、カワセミ、ハクセキレイ、モズ、シロハラ、アオジ
ピクニックの森
1月20日 雪
朝から雪となった。今シーズン初の雪景色。あわてて駆け付けた。大好きな雪景色。
傘をさしても心ウキウキのBWとなった。水っぽい雪はカメラを直撃、タオルでふきふき
歩いた。駐車場ではシメ数羽とハクセキレイが出迎えてくれた。鳥は予想されたように
少なかった。元気に騒いでいたのはヒヨドリ、スズメと若干シジュウカラ。カラスは沈黙
していた。これは不思議なことだった。人は私を含めて3人。どちらかというと短いレンズ
で風景を撮っているようだった。幻想的な白と黒の世界、時折枯れた葉が赤茶色に
映えて白黒の世界に色を添えていた。
びしゃびしゃになりながらも結構楽しく歩き回ったが、カメラはかなり濡れてしまった。
帰り際、駐車場でオナガが数羽飛んできて見送ってくれた。朝方の雪もみぞれから
雨へと変わっていた。
ハシビロガモ、ハクセキレイ、モズ、シロハラ、アオジ、オナガ
ピクニックの森/子どもの森
1月13日 晴れ
今日も寒い日だった。池には氷が張り、水鳥たちは困っていたようだった。カワセミも
わずかに開いた水面を探して飛び回っていた。
森の中はまたまた静かになってきた。ツグミは一羽も見られなかった。シメは確認1羽、
たぶんそうだと思われたのが3羽。アオジも少ない。タゲリは上空通過。ノスリは何度も
飛んでいるのを確認できた。2羽で飛んでいるときもあった。いつもカラスにモビングされ
ていた。
コミミズクが大人気だった。休日は多い時で100人を超えるとか。今日は昼過ぎで
15,6人が待っていた。出てくるのは3時半すぎが多いとのことだったが、今日は11時
半に出たとのこと。カラスに追われて早めに出てきたのだろうとのことだった。
今日にいたってもここまで鳥が少ないということは今までで初めてだと思う。数年前に
少ないことがあったが、ツグミ、シメ、アオジはそれなりにいた。例年並みの鳥はウグイス
、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、カワセミ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、スズメ、モズ、シロ
ハラといったところで、シロハラを除いてほとんど留鳥か漂鳥だ。一方少ないのは
ツグミ、シメ、アオジ、アカハラ、トラツグミ、カシラダカ、セキレイ類などで、鳥によっては
例年の1割にも満たないようだ。渡り鳥が少ない。今年はヒレンジャクは来るのだろうか。
ヤドリギの実はそれなりについているのだが。
タゲリ、ノスリ、カワセミ、モズ、シロハラ、アオジ
ピクニックの森/子どもの森
1月6日 晴れ
今日も寒い。池は氷が張っていた。カモ達やカワセミはかなり困っていた。
少しずつ冬鳥が増えてきているように感じる。山では雪がふりつづいているためか。ツグミ、
シメ、アオジが増えた。ツグミは3羽確認、シメも3,4羽、アオジも数羽。それよりも声が
あちこちで聞かれるようになった。アオジもツグミもシメも。ツグミは一羽地面に降りていた。
落ち着く気持ちがあるようだ。
オオタカ、チョウゲンボウが飛んでいた。ほかの方に聞いたところ、ノスリが2羽、アカゲラが
1羽いたとのこと。あまり猛禽が多くなると小鳥が減るのではないかと心配だ。ほかの公園
では猛禽類が頻繁に飛び回るので小鳥が減ったということも言っていた。まあ、関東の
多くで小鳥が減っているので猛禽類のせいにするのは少し早計かもしれない。今日の
新聞では利根川でツクシガモが7羽見られたとの記事が載っていた。水上バイクに追い立て
られることもあるとか。秋ケ瀬に飛んできたらいいのになあ。
オオタカ、チョウゲンボウ、ノスリ、アカゲラ、カワセミ、モズ、シロハラ、アオジ
ピクニックの森/子どもの森
1月1日 曇り/晴れ
初日の出を拝みに秋が瀬公園へ行った。羽倉橋上の駐車は昨年パトカーで徹底的
に排除されたためかほとんどなかった。その分両岸の堤防は人がいっぱい。さて、日の
出だが、今年は雲が多く日の出が危ぶまれた。結果的には直接太陽を見ることは
できず、7時10分過ぎに薄い雲越しの不十分な日の出を拝んだ。それでも今年も
太陽が上がったことに感謝して、一年の無事を祈った。
公園ではすでに6人の常連さんが待っていた。まだ寒い朝ではあったが、アオジが昨日
より多めとなった。シロハラも出てきた。シメも見た。ノスリは堤防にとまってたたずんで
いた。森の中を一周しただけだったが、昨日よりも鳥が多く感じられた。さあ、今年は
どうなるか。何が起こるかわからないといわれる秋ケ瀬公園の面目躍如の年となるか。
ダイサギ、アオサギ、マガモ、ノスリ、カワセミ、モズ、シロハラ、アオジ
ピクニックの森
12月31日 晴れ
大晦日の秋が瀬公園、ピクニックの森に立ち寄った。ほんの一時間だけの鳥見。
でもヒヨドリの声しかしない。飛んでいるのもほとんどヒヨドリ。まれにモズとスズメ。上空を
カワウ。シジュウカラも出てこない。こんなに鳥が少ないのは初めての経験だ。他の場所も
鳥が少ないという。鳥は何を感じてどこへ行っているのだろうか。
今年は災と禍の年。多事多難の年だった。個人的には89歳の母が亡くなった。絆という
漢字を改めて眺める年となった。来年は回復と喜びの年にと願わずにはいられない。
今年起きた災厄で犠牲となった多くの人たちのご冥福を祈り、合掌。家族一緒に新しい
年を迎えることができる喜びに感謝。
ダイサギ、マガモ、モズ、アオジ
ピクニックの森
12月27日 晴れ
年の瀬の秋が瀬。思ったより人が多かった。鳥は11月に比べて数が減っている。ツグミは
全く見られなかった。シメは1羽、シロハラはそれらしい声だけ。アオジも少なめ。山には
雪が降っているというのだから、平地の鳥は増えてもよいように思うのだが。ある人の話
では著名な鳥の写真家の人から聞いたところによると、今年は大陸からのツグミの渡り
が極端に少ない、とのこと。冬鳥全般に言えることなのだろうか。3月の地震の影響
なのだろうか、まさか原発の影響ではないと思うが。
一方、タゲリは普通に飛来している。コミミズクは多いとのこと。東北の葦原が津波で
壊滅したためにその分の鳥たちが来ているのではないかとのことだった。
このところ、寒い日が続いている。今日は特に寒く感じた。池はすっかり氷が張って、
水鳥たちが居場所がなくて困っていた。カルガモ、アオサギ、ダイサギはわずかに空いた
水を求めて右往左往しているようだった。カワセミもとんでもないところで餌を探して
ダイビングしていたが、成果はあまりなさそうだった。
上空ではノスリ、カワウが飛んでいた。珍しくアマツバメspが1羽飛んで行った。双眼鏡
では追えなかったので、種類は分からない。しかし心の中では願望が渦巻き、きっと
ハリオアマツバメに違いないと思っている。
グランドではタゲリが15羽飛んできていた。カメラマンが二人追いかけていたが、近づき
そうになるとその都度ふわりふわりとかわしては広いほうへと飛んでいた。
男の子とお爺さんの二人連れのウオッチャーにお会いした。男のお孫さんで小学生の
真ん中位だったが、鳥にはかなり興味を持っていた。今日は一緒ではなかったが、
その下のお孫さんは鳥の絵が上手だとか。有望。開けたところで、しばらく話をしていたら、
ノスリが飛んでいるのを見ることができた。男の子も双眼鏡でしっかり観察していた。
アオサギ、ダイサギ、タゲリ、ノスリ、アマツバメsp、カワセミ、アオジ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
12月20日 晴れ
久しぶりの午後の鳥見となった。午前中にピクニックの森にちょっと寄った時にアカゲラを
見た。雌だったが、雄もいるということだった。午後に来た時には残念ながら見られず残念
だった。最近少なくてどうしたのかと思っていたセキレイ達に出合った。ハクセキレイとセグロ
セキレイの両方が一緒に出てきた。先週もその前もいつも見られるのはガビチョウ。今日
もしっかり出てきてくれた。数が多くなったことを実感した。カワセミも良く見られる。今日も
近くでじっくり観察できた。ノスリが林の中をあっちへ行ったりこっちへ来たりとしきりに動い
ていた。大きいので良く目立つ。
池の中では常連のカルガモとハシビロガモに混じってキンクロハジロが一羽居ついている。
カイツブリは姿を見せない。
ここのところ、シジュウカラが少ないように思う。賑やかな大きな群れに遭わない。数羽の
群れがほとんどだ。したがって混群もほとんど見かけない。どこかへ行っているのだろうか。
とにかく全体的に鳥がすくなくさびしい森になっている。ツグミもシメも少なく、木の上を
移動しているだけ。落ち着かない。ピクニックの森はまだしも子供の森は閑散としている。
早くにぎわう森になってほしいものだ。
アオサギ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ノスリ、アカゲラ、ツグミ、シロハラ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
12月14日 晴れ
トルコへ旅行に行き、さらに帰ってきて風邪をひいたために鳥見を20日近くお休みを
してしまった。
こんなに空いたのは初めての経験。反省しております。
さて、秋が瀬。ここ数日鳥が増えてきたとのこと。先日まで本当に鳥が少なく、ウオッチャー
からも見放されるような状態だったということだ。今日もウオッチャーは私以外は常連さんが
一人とカワセミ狙いのデジスコ氏が一人いただけ。やたらとカラスの目立つ日だった。カラス
の記念日かと思うほどだった。
今日驚いたことがあった。12月も中頃と言うのにピクニックの森ではツバメが飛んでいた。
雄1羽は確認できたが、その他に雌が一羽いたようにも見えた。こちらは良く確認できな
かった。今頃餌があるのだろうかと、近くにいた常連さんと心配した。そんな時わきに
ガビチョウが何羽も飛び出てきた。すっかり居ついてしまったようだ。コジュケイも近くで鳴き
出したが、どちらも森の中で一、二位を争う声の大きな鳥たちだ。
池にはカルガモのほかにハシビロガモが2羽、キンクロハジロが1羽いた。シメは少なめで、
ツグミはそれなりだったが、まだ、地面におりて餌をさがすことはなく、木の上のほうで飛び
交っていた。シロハラは少なくない。アカハラはまだ見ていない。
マヒワの多い年は今頃はすでに飛来しているのだが、今年はまだだ。群れで来ることは期待
できないのかもしれない。それでもツグミが増えてくれば他の鳥もやってくるだろうと期待が膨
らむ。さて、来週はいかに。
アオサギ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ツバメ、ツグミ、シロハラ、アオジ、カシラダカ
ピクニックの森/子供の森
11月25日 晴れ
今季で一番寒い朝とのことで厚着をして出かけた。しかし、日差しが強くなると暑くなり
汗ばんできた。手袋は要らなかった。
木々は若干の黄葉、紅葉をして、少しづつ葉を落としていた。しかしまだ見通しがよくな
るほどでもなく、落ち葉も目立つほどではない。ワシタカ類が狩りをするにはまだ葉が多め
か。まだ赤とんぼがいた。先週はイトトンボもいたのだが、今日は見当たらなかった。キチョウ
とキタテハと思われるチョウが飛んでいた。冬に向かって花も少なくなり彼らも大変だ。
今日も鳥が少なかった。ピクニックの森ではカワセミの写真を撮ったのと、オオタカらしきワシ
タカを目撃したくらいで、モズの声すら聞こえなかった。ツグミもシメも見当たらなかった。
子供の森ではアオジが3羽が地面をつついている脇でシロハラが落ち葉をひっくり返して
いるのを見た。今季初だった。とてもうれしかったので写真を添付した。
ダイサギ、オオタカ?、カワセミ、シロハラ、アオジ、
ピクニックの森/子供の森
11月16日 晴れ
寒い北風の強く吹く日だった。少し厚着を着て公園に向かった。木々が風に吹かれて
ゴーゴーと音を立てていた。しかし公園の中は比較的風も弱く日差しが暖かく感じるほ
どだった。それでも梢には鳥の姿は見られず、全体に鳥が見えなかった。アオジも数が
少なく、シメは見られなかった。モズの声も聞こえない。先週はいろいろ見えたり聞こえ
たりしたのが嘘のような森の中だった。そんな中でカワセミがたっぷりと姿を見せてくれた。
鳥が少ないと嘆くウオッチャーにゆっくりと姿を見せて満足させていた。
木々はこの季節にしては紅葉、黄葉がきれいでなくなんとなく緑から直接茶色に変わって
行くように感じられた。今年は落葉が早いかもしれない。
ハシビロガモ、カワセミ、アオジ、ホオジロ、
ピクニックの森/子供の森
11月9日 晴れ
もう肌寒く感じる季節になった。それでも歩いていると汗ばむこともある。ジャンパーを
脱いでベストで歩いた。紅葉、黄葉が始まっていて、徐々に色づいている。先日スポ
ーツで膝を痛めて今日も歩くのがやっとという状況、双眼鏡と短いレンズで木々を眺め
ながらBWをした。
ピクニックの森の駐車場に車を入れた途端、ガビチョウが騒がしく鳴いているのが聞こえ
てきた。公園の3か所で同じような騒がしさ。少なくとも5羽以上はいるように思われる。
足元ではアオジが見られた。随分数が増えた。シメも1羽確認した。今年初認だった。
アカゲラがいるはずなので探したが、今日は見られず。何人もの人が見ていた。写真も
見せてもらった。
池ではカルガモに混じってマガモ(雄)とハシビロガモ(雌タイプ)がいた。このマガモは嘴や
色はマガモの特徴をしていたけれども頭の形が少しおかしいような気がした。ハシビロ
ガモと行動を共にしていたので、もしかしたらハイブリッドなのかもしれないと思った。
ハシビロガモ、ダイサギ、アカゲラ、カワセミ、エナガ、アオジ、ホオジロ、シメ、カケス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月29日 晴れ
数日寒いくらいの日が続いているが今日は少し暖かめ。そのせいか藪蚊が少し出てき
ていた。全体的に蚊とスズメバチは目立たなかった。
渡りの夏鳥は少なく、キビタキの雌が子供の森にいたということだった。他は確認できな
かった。その代わり、アオジを小森で1羽、ピ森の離れた場所で1羽以上2回見ることが
できた。クロジもいた。冬鳥の第一陣が群れで入ったようだった。ウグイスも笹鳴きを始
めた。アカゲラも見られた。土曜日で人も多い森のなか、渡りの夏鳥は少なかったが、
冬鳥の第一陣を見られたのはラッキーだった。アオジもクロジも記念写真を撮ろうとした
が、すぐに下へ降りてしまいピント合わせすらできなかった。ガビチョウがあちこちで目張りを
した眼をぎょろぎょろさせてやかましく鳴き叫んでいた。池の中にはハシビロガモが一羽カル
ガモの群れに交じって泳いでいた。ここ何年もハシビロガモが見られるようになっているが、
カルガモと一緒のことが多い。カルガモとのハイブリッドなのだろうか。
ハシビロガモ、ダイサギ、アカゲラ、カワセミ、エナガ、アオジ、クロジ、カケス、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
10月21日 晴れ
涼しくなってきた割には少し暖かく感じた。したがって藪蚊が大挙して出てきた。最後の
大暴れと言ったところ。虫よけを塗っておかないと藪蚊の大群に取り巻かれる。とくにこの
季節は良く刺す。偶然ポケットに入っていたティシュタイプの虫よけが役立った。周りの人
にも分けたところ大変喜ばれた。一日一善?
苦労している割に鳥が少ない。ピクニックの森でキセキレイを観察したのが新しいところ。
記念写真でもと思ったが用心深い個体で姿を見ると飛んでいく。写真には撮れなかっ
た。池ではカルガモ、カイツブリに混じってコガモのエクリプスと思われるつがい?が見られた。
カワセミも飛んでいた。
子供の森ではカケス水浴びに来ていたということで写真を見せてもらった。今さっきまでいた
んだけど、ヒヨドリが大群で来たので飛んで行ったよ、と教えてくれた。ヒヨドリは水たまりに
何十羽も集まってきてとてつもなくにぎやかに騒ぎまくっていた。
虫の声でいっぱいの森の中、チョウチョも昆虫も減ってきた。赤とんぼだけが飛び、あちこちに
とまってはまた飛んでいた。木々も少し黄色みが増してきた。明日は雨、秋が深まっていく。
カイツブリ、コガモ、ダイサギ、アオサギ、キセキレイ、エナガ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月12日 晴れ
ここ数日暖かい日が続き、歩いていると汗ばむ陽気だった。その暖かさに比例したのか
蚊が大量に発生した。その量は中途半端でなかった。蚊柱が立った。気がつくとズボン
に数十匹の蚊がまとわりついていたことも何度か。まるで真夏のようだった。
夏鳥はとても少なかった。ピクニックの森ではカケスがポプラの木の上で鳴いていた。めずら
しかった。アカゲラもいたということだった。子供の森はカケスが何羽か飛び交っていたとのこ
と。キビタキ、オオルリも雄、雌が見られたという。私も粘ってみたがその時は現れなかった。
今日目立った鳥はヒヨドリ、シジュウカラ、エナガ、コジュケイだった。エナガは20羽位の群
でしばらく私の周りで飛び回ってくれたのでずいぶん楽しめた。しかしあんまり近すぎて写真
にはならなかった。ヒヨドリは方から腰にかけては黒っぽい色が強く尾羽にかけて濃い茶色
が目立つ個体が多く灰色がかった個体は少なかった。鳥種が濃い色系だった。
カイツブリ、エナガ、カケス
ピクニックの森/子供の森
10月4日 晴れ
急に寒くなってきた。富士山では初冠雪とか。それに伴って渡り鳥の戻りが活発になって
きた。ウオッチャーも急激に増加傾向。久しぶりの顔が何人も見られた。
今日の森ではキビタキ、オオルリ、エゾビタキ、コサメビタキ、カケスが話題となっていた。キビ
タキは数が多くあちらこちらで見られ、中には雄も何羽か混じっているとのことだった。この
ほかツツドリ、サメビタキなども話題になっていた。カケスは10羽以上が入ったようで群れ
でツツドリとけんかしていたという話もあった。水鳥ではカルガモが戻ってきた。それに加えて
マガモの群れがいた。カイツブリは一羽だけだったがそれらのカモ達に混じって採餌していた。
アカゲラも戻ってきたということだ。モズも森の中に戻り、あちこちでギーギーと声を立ててい
た。それと、ヒヨドリがやっと入ってきた。それほど多くなく例年のように大騒ぎをしている訳
ではなかったが、数羽単位の群れでヒーヨヒーヨと鳴き声をたてていた。例年より10日
以上遅れているようだ。田んぼではノビタキが群れで見られるということで人が集まってい
るとのことであった。
昼間になり気温が上がってくると蚊が出てきた。スズメバチはまだ活動している。今は気が
立っている季節なので刺激しないように十分お気を付けください。
マガモ、カワセミ、キビタキ、オオルリ、エゾビタキ、コサメビタキ、カケス
ピクニックの森/子供の森
9月26日 晴れ
すっかり秋らしくなった。暑さも和らぎ風は心地よく感じられる。蝉の声はわずかになり
虫の音が大きく聞こえた。シジュウカラはあちこちでさえずり存在をアピールしている。
藪蚊やスズメバチはまだまだ活動中だ。スズメバチはこの季節気が立っているという。
気をつけよう。
今日はメボソムシクイ、キビタキ、エゾビタキが見られた。もっと渡り鳥が見られてもよさ
そうなのだが、なかなか見られない。キビタキ、エゾビタキは何ケ所かで見られた。ウオッ
チャーの数が少ないためか情報が少なかった。
ピクニックの森でムシクイが蜘蛛の巣に絡まってぶら下がっていた。秋津から来たという
ご夫婦が絡まったところを見たとのこと。しばらくバタバタしていたが外れない。かれこれ
30分もその状態だったことで、旦那さんが木をゆすったり、落ちていた枝を投げたりして
鳥を解放しようとしたが思いのほか高さがありなかなか届かない。重めの枝を探すなど
工夫をしているうちにだんだん鳥の近くまで届くようになってきた。鳥も当たれば痛いと
思ったのだろうか思い切ってバタバタとやったのでようやく糸が切れた。近くの枝にとまり、
餌を獲りだしたので心配していたウオッチャーはとにかくみんなほっとした表情になり笑顔、
破顔一笑というところだった。
数年前にも小鳥が蜘蛛の糸に絡まったことがあった。記録を調べてみると2008/9/27
でキビタキ雌だった。その時は低い場所だったので私が外しに行って1メートルくらいに
近寄った時恐怖を感じたか、思い切ってバタバタとして蜘蛛の糸が切れて飛んで行っ
た。今日の写真を左、以前の写真を右に載せた。つくづく蜘蛛の糸は強いものだと感
心し、このままじっとしていて餌が取れずに弱って死んでいく鳥もいるのかなあと思った。
今日のムシクイは写真をかなり細かく調べたが頭央線は全く見られなかった。色から
考えてメボソムシクイではないかと思うがはっきりしない。
今年の秋が瀬では今頃になってもヒヨドリがほとんど見られない。年による差はあるが
8月には姿を消して、だいたい9月の中旬には大挙して森に戻ってきて賑やかに鳴き
騒ぎそのまま翌年の7月までは森の中で最もにぎやかな鳥となる。しかし今年は遅い。
2週間以上遅れている。今年は春から小鳥の移動が1〜2週間遅いように思われる。
異常な年のように感じる。
カワセミ、キビタキ雌、エゾビタキ、コサメビタキ、メボソムシクイ
ピクニックの森/子供の森
9月23日 曇り
一昨日通過した大型台風のおかげで根こそぎ倒れた木や、太い木の枝が多数折れ
道に散乱して歩きにくくなっていた。また、大雨のおかげで公園中が水浸しになった。
ピクニックの森は言うに及ばず、子供の森も場所によっては15センチ以上水がたまって
いた。私は長靴をはいていたとはいえうっかりしていて側溝にはまりえらい目にあった。
雨が激しく降ったためか低木の葉や草は泥が当ったような薄汚れた色をしていた。蝉の
声はほとんど聞こえず、虫の声だけが響いていた。シジュウカラの鳴き声は良く聞こえる
ようになったが、渡り鳥もまだ少なかった。ピクニックの森ではガビチョウとコジュケイが鳴い
ていた。ツミが近くの枝にとまった。幼鳥のようだった。一方子供の森ではサンコウチョウが
3羽位入り、バードウオッチャーがにぎわっていた。最大で20名位いたようだ。今年生まれ
の幼鳥のようでアイリングはほとんど見られず、嘴も黄色っぽかった。シジュウカラの混群
に混じって移動していた。その群れの中にはキビタキもいた。雄もいたとのことだった。その
ほかコサメビタキもいたとのこと。
これから秋らしい日が続くということで渡りの鳥たちがたくさん来ることを期待している。
ツミ、サンコウチョウ、キビタキ、コサメビタキ、エナガ
ピクニックの森/子供の森
9月13日 晴れ
夏がぶり返したような暑さ。蒸し蒸しとして、汗が流れる。でも蝉の声は小さくなってきて、
その隙間から虫の音が聞こえてくるようになった。暑さを除くならば秋を感じる。むくむくとした
白い雲の間に箒ではいたような筋雲が幾筋か見えた。
森のあちこちで彼岸花が咲き始めた。まだ少ないが突然伸びてきて花をつける。来週は
花盛りになるのではないだろうか。今年のような天候不順の年でもお彼岸に向けて花を
咲かせる。自然の摂理は奥が深い。
バードウオッチャーも数が増えてきた。今日は3組位お会いした。ご夫婦と見られるウオッ
チャーからはモズが戻ってきましたよと教えてもらった。別の方からはキビタキ雌とコサメビタキ
がいたよと撮ったばかりの写真を見せてもらった。もう一人の方は週末はサンコウチョウが
子供の森とピクニックの森に一日づつ出たと言っておられた。まだまだ木の葉が多く見にくく、
藪蚊が多くてうっとうしいとはいえ、着実に渡り鳥が飛来しているようだ。これで暑さが和ら
いでくれるとありがたいのだが。
カイツブリ、エナガ、(モズ、キビタキ雌、コサメビタキ)
ピクニックの森/子供の森
9月6日 晴れ
日蔭は涼しい風が心地よかったが、日なたは太陽の光が肌をさす暑さだった。したがって
観察は木陰に限られた。蝉の声もかなり少なくなり、鳥も見つけやすくなってきた。渡りの
小鳥はよくシジュウカラの群れに混じっているのでシジュウカラをまず見つけることから始めた。
シジュウカラはメジロ、コゲラ、エナガなどと混群を造っており若鳥が目立った。ある人は
センダイムシクイがシジュウカラの群れに交じっていたとか、ツツドリがいたとか話していた。
渡り鳥を見つける楽しみが加わったので鳥見にも若干力が入ってきた。ピクニックの森の
奥にある池の中にクイナが立っているのを見つけた。若鳥らしくこちらを見てきょとんとして
いる。さっそくカメラを向けた。その顔がなかなかかわいらしかった。しばらくして水の中を泳
いで藪の中に隠れたが、親鳥と異なり俊敏性に欠けていた。暗いところだったのではっきり
しないがその記念写真を掲載した。
今日からしばらくは天候も良いとのこと、今度の週末はムシクイ類、ヒタキ類、やツツドリ
達が見られるかもしれない。
カイツブリ、クイナ、エナガ
ピクニックの森/子供の森
8月31日 晴れ/曇り
今日は森の中に入るとツクツクボウシの声が一斉に聞こえてきた。秋だ。アブラゼミは
多いのだが声が少し控えめになってきた。鳥の声が聞きやすくなった。少し離れたシジ
ュウカラの声が聞こえた。もう少しだ。
珍しくワシタカを見た。道端の水たまりの中から飛び出て上の枝にとまった。双眼鏡で
葉の間から見た感じはツミの若鳥か。それにしても水でびしょぬれ、確定はできなかった。
時間が短く確認の写真も撮れなかった。森の中ではキジバト、ガビチョウ、シジュウカラ、
ハシブトガラス。
代わりに虫を眺めたが、チョウはイチモンジセセリとヒメウラナミジャノメが大発生したよう
に多かった。大きな水たまりではギンヤンマが産卵していた。見にくいが写真を添付した。
台風が近づいている。関東に接近とのこと。週末は荒れるらしい。
ツミ?、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
8月24日 晴れ
しばらく涼しい日が続いた後なので今日からの暑い日は体にこたえる。森の中は
水気が多くなり、暑さはそれほど感じないのだが蒸し蒸しとする。藪蚊は以前にも
まして多くなったようだ。蝉の声は少し勢いを減じたように聞こえるが、アブラゼミが
相対的に多くなり、ツクツクボウシの声も聞こえ出した。先週までたくさん見られた
コミスジやイチモンジチョウはすっかり姿が見えなくなった。今日は昆虫好きの方に
お会いしたので、もっぱらクモだのタマムシだのウンカだのハゴロモだのと普段あまり。
注意しない虫を観察した。カナヘビも出てきてくれたので写真を載せた。
鳥は少なく、ピクニックの森ではシジュウカラ、カワセミ、ハシブトガラスの3種のみ。
子供の森でコジュケイ他。蝉の声が大きいため遠くの鳥の鳴き声は全く聞こえない
が、このコジュケイは森の中じゅうに響き渡るような大声で、気持がよかった。
鳥の観察記録としては多分最少の7種類にとどまった。
カワセミ、ツバメ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
8月16日 晴れ
今日も暑かった。暑いといっても夏だからしょうがないのだが、蒸し蒸しと暑い。 麦わら
帽をかぶり、長袖のシャツを着て、冷却材入りのタオルで首の回りをおおい、長靴を
はいて蚊取り線香を腰につけ、カメラと双眼鏡をぶら下げたなんとも暑苦しい格好。
蝉の鳴き声が少しばらけてきた。先週くらいがにぎやかだと思っていたのに、もうばらけて
きた。今年は蝉が遅かったので、数も少ないのではないだろうか。ツクツクボウシはまだ
鳴いていないようだった。池の水が減ってきた。この調子だと8月いっぱいでかなり少な
くなってしまう。ちょっと危機か。
ホオジロはいつもの付近でさえずっていた。ガビチョウは見られなかったが、コジュケイが
大声で鳴きだした。これくらいの大声だと蝉も遠慮する。カワセミが飛んで行った。カラス
が久しぶりににぎやかに鳴いていた。コゲラとシジュウカラの混群は巣立ち雛の集まり
のようだった。
チョウチョはコミスジがやたらと多かった。ちょうど孵化する時期にあたったのだろうか。それ
から、どこを見てもアカボシゴマダラが飛んでいる。このすべてが外国から持ってきて放さ
れた個体なのだという。ゴマダラチョウは一羽も見られなかった。エノキの木の下でゴマダ
ラチョウが(化けて)出てきて怪談になる日も遠くない。
カワセミ、メジロ、ウグイス、ホオジロ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
8月10日 晴れ
今年の暑さのピークは今日と明日、と言われている暑い日に出てきた。森の中は
蝉の声でいっぱい。鳥の声は全く聞こえない。木陰がほとんどなのに暑い。汗がぽた
ぽた落ちて、眼鏡にたまる。ひっきりなしに汗を拭くが一向にとまる気配がない。気の
せいか藪蚊が少なめだった。
久しぶりにヒヨドリを1羽見た。いることはいるのだろうが、声もあげず飛び回りもしない。
カラスも比較的静かだ。じっとして口を空けて暑さをやり過ごそうとしているかのようだ。
ホオジロだけが囀っていた。いつもの柳の木の上でしきりに鳴いていた。今日の暑さに閉
口したのかいつものカイツブリたちが見られなかった。日蔭のある水辺に行っているのかも
しれない。シジュウカラとメジロの混群は若鳥が多かった。面白いことにその中にスズメも
混じっていた。汗ぐっしょりの鳥見となった。
メジロ、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
8月1日 曇り
先々週から不順な天候が続く。例年に比べると気温が低いが蒸しているので、藪蚊は
例年通り。蝉は今が盛りとなってきた。ニイニイゼミのほかにアブラゼミ、ミンミンゼミも鳴き
出した。鳥の声は極めて聞きにくい。そんな中でも憩いを増したガビチョウは負けじと鳴い
ている。移入鳥の先輩であるコジュケイも負けてはいない。
毎週、ピ森のカイツブリは今日は4羽いるだろうかと不安に駆られながら池を眺めるが、
今日も元気に一羽も欠けることなく泳いでいた。雛も大きくなり親とほぼ同じ大きさに
なった。全般的に鳥は少なくなり、一羽もヒヨドリもムクドリも見られなかった。この季節
一時的にこんな状態になるが、今日がそうだった。多分8月中はこの状態が続くものと
思われる。
一方昆虫は元気だ。樹液を出している木は昆虫の食卓となっている。今日は大きな
カブトムシがいた。昆虫少年にとってはとても魅力的な大きな雄のカブトムシだ。そのそばで
チョウチョがうろつき、スズメバチがうろつく。今日のチョウはルリタテハ、コムラサキ、アカボシ
ゴマダラだった。そのうちにスズメバチがチョウにちょっかいを出して追い払い始めた。
さらにスズメバチが何匹もやってきたので、チョウと私は退散した。
カイツブリ親子、メジロ、ウグイス、ガビチョウ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
7月27日 曇り
蝉の鳴き声に覆われた森の中、シジュウカラの声に混じってホオジロの高らかなさえずりが
聞こえてきた。ピクニックの森のグランド寄りの目立つ柳の木のてっぺんで目いっぱい空を向
いて囀っていた。昨年上半分を切られたのであまり目立たなくなった柳だがそれでも角の良
い場所に立っているので周りからは良く見える。池ではカイツブリ親子が大きな声で騒いで
いた。親子で水草を取ってきては取り合いをしている。何が面白いのか時折笑い声も混じ
っているような親子ならではの華やかなにぎやかさだった。
今年のミドリシジミはもう終わったのか、今日は一頭も見られなかった。全体的に今年は
少なめだ。代わりにクロコノマチョウを見た。今年初めてだった。それにしてもアカボシゴマダラ
が多い。ずいぶん繁殖しているようだ。公園の入り口で小さなヤマトシジミが飛んでいたので
スナップを撮った。
カイツブリ親子、カワセミ、ムクドリ、ウグイス、ホオジロ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
7月18日 曇り
毎日暑い日が続いてまったく雨が降らない。水没したような森も水気がずいぶん少な
くなってきた。泥んこだったり水浸しだった遊歩道も乾いた。たまり水もほとんどなくなった。
歩きやすいのだが、藪蚊と蜘蛛の巣には閉口だ。ミドリシジミを探して細い道に入ると
体の周り中が蚊だらけになる。長袖シャツに長ズボン、麦わら帽で首には冷たいタオルを
巻いて腰には汗ふき用のタオルと、蚊取り線香をぶら下げるというスタイル。半袖半ズボン
で虫取りに来た親子づれには恐怖のまなざしで見られる格好だ。それでも藪蚊は大群で
向かってくる。
ニイニイゼミの声は子供の森でもにぎやかに聞くことができた。あちこちの木の幹に抜け
殻がくっついていた。例年より1週間から10日遅いが、いつもの夏になった。
ところで、今日のピクニックの森ではけたたましくガビチョウが囀りをしていた。絶え間なくど
こにいても聞こえる。近づいてみると人の気配に驚いたのか、葦のある水際から次々にガ
ビチョウが飛び出してきた。その数は6羽以上。一羽は最初から木にとまって鳴いている。
親子ではないかと思う。繁殖に成功したのだろう。こんなにまとまっているのは初めて見た。
驚いた。
親子と言えばカイツブリは先週と同じく雛4羽が仲良く泳いでいた。雛らしい鳴き声をしき
りに交わしながらにぎやかだった。
子供の森ではウグイスの声が良く聞こえた。最近、ホトトギスの声が聞かれない。オオヨシ
キリに対するカッコウも声がしない。托卵が成功した巣では親鳥よりも大きな雛が見られる
ころだと思うのだが、彼らの親達は巣立つまで見守るわけではなさそう、薄情と思うのは
わたしだけか。
今朝はなでしこジャパンのW杯優勝を見てからの鳥見となった。今まで特別興味があった
わけではない女子サッカーだけれど、決勝トーナメントから急に盛り上がり、今日の決勝
戦は感無量だった。なにはともあれなでしこの皆さん本当におめでとう、とっても嬉しい。
これで鳥が多ければもっと良いのだが。
カイツブリ親子、ムクドリ親子、ウグイス、ホオジロ、ガビチョウ親子、
ピクニックの森/子供の森
7月11日 晴れ
あっという間に梅雨が明けた。梅雨入りは早かったがその分早く明けた。例年より12日も
早いとか。長い夏になりそうだ。今年のニイニイゼミがおかしい傾向を示した。いつもの年なら
ば遅くても今頃までに子供の森で鳴き出し、1週間以上遅れてピクニックの森で鳴き出す
のだが、今年はピクニックの森では鳴き出したが、子供の森ではまだまったく鳴かない。はて
さてどういう加減なのだろうか。ちょっと異変。
ピ森のバーベキュー広場を歩いていると変な走り方をしている小動物がいた。ネズミにして
は少し大きく、もぞもぞと体をくねりながら地面にひっついて走っている。良く見るとなんと
モグラだった。少し滑稽だった、走っている姿は初めて見た。
鳥見のほうはコジュケイが親子連れで歩いていた。まだ小さな雛を4,5羽連れていた。エナ
ガも雛が巣立ったようであちこちで声や姿が見られた。ムクドリは暑さを避けて森の中へ入
ってきた。雛を含めて何十羽も群れていた。カイツブリは見通しのきく広い池に出てきた。雛を
4羽連れていた。もうかなり大きくなり、親と同じくらいの大きさだった。そろそろ次の営巣にか
かるのではないだろうか。
ミドリシジミは少なめ。
カイツブリ親子、エナガ親子、ムクドリ親子、ウグイス、ホオジロ、コジュケイ親子、
ピクニックの森/子供の森
7月4日 晴れ
梅雨の中休みか暑い日が続く。鳥たちも辟易としているようで、声も小さめだ。カラスも声
がしない。シジュウカラ、ウグイス、コジュケイだけは例外なのだろうか声が大きい。今日は
その例外がさらに一種増えた。カイツブリだ。毎年営巣している。けたたましく鳴きながら親
子そろって葦原の中を通って行った。今年は姿が見えないと思ったらピ森のはずれの池の
羽倉橋よりで営巣したようだ。もうかなり大きくなっていた。そろそろ次の営巣の時かもしれ
ない。ムクドリはグランドで100羽以上の群れをなしていた。雛が混じって大騒ぎだ。
鳥が少ないと目は花は言うに及ばずチョウチョやトンボ、昆虫、はたまた蜘蛛にまで及ぶ。
今日はナナフシが見つかった。環境に擬態するような所ではなく太めの木を登っているとこ
ろだったので、すぐに見つかった。2年ぶりだった。なかなかかわいいと思ったが、これはひいき
目か。
ミドリシジミが少し増えてきたようだ。
カイツブリ親子、オオヨシキリ、ウグイス、ホオジロ、コジュケイ、
ピクニックの森/子供の森
6月28日 晴れ
今日は暑い日だ。歩きはじめるとすぐに汗が滴り落ちてきた。ウグイスがちょっと鳴いた、
遠くでカッコウが鳴いた。これは敵対関係にはない間柄だから遠くで良いのだろう。ホトト
ギスは声がしない。4日前に公園にちょっと寄った時もホトトギスの声はしなかった。その
代わりと言っては何だが、ニイニイゼミが数匹鳴いていた。今シーズン初めてだった。しかし、
今日は同じ場所でも他でも鳴いていなかった。土曜日からの雨で孵化しなかったのだろう
と思っている。
鳥は雛が多くなってきた。シジュウカラの雛はこのところいつも出てくるが、今日はコゲラの
雛とハシブトガラスの雛が見られた。ハシブトガラスの雛は大きさが成鳥の半分くらいで目は
きょとんとしてあどけない。わたしが近づいたのに気付いたのが遅かったのか、はっとしてすぐ
不安そうな顔になり少しづつ後ずさりした。そしてきょろきょろとあちこちを見て親を呼ぶためか
鳴きだした。しかし親は飛んでこなかった。その写真を撮ってみた。
今年はミドリシジミが遅いのか少ないのか分からないが、あまり見かけない。6月に入ってから
探しているのだが、私は1頭見ただけ。それも飛んだ時には緑色が見えたけれど、後は羽を
閉じたままだった。先日も今日もミドリシジミいませんかという人に会った。いる頃なのですが
ねーとしか言いようがなかった。アカボシゴマダラの春型が飛んでいた。ここ数年増えてきた。
鳥が少ないので、チョウチョとトカゲと、蛾の写真を撮っていた。オオミズアオが何かに食べら
れた残骸まで撮ってしまった。
カッコウ、モズ、ウグイス、コゲラ雛、ハシブトガラス雛、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月18日 曇り
車から出るとすぐにホトトギスの鳴き声が聞こえてきた。少し歩くと今度はカッコウだ。
ウグイスもオオヨシキリも警戒が怠れない。最近はカッコウの托卵をうまく防ぐオオヨシ
キリが出てきて成功率は下がり気味とか。そのかわりオナガに托卵をするようになった
ということで、オナガはまだ托卵されることに慣れていないので、成功率が比較的高い
ということを聞いた。オナガを見かける回数が減ったのはそのせいなのだろうか。
比較的涼しい森の中だったが、なんと藪蚊がものすごい。ちょっと道を外れた途端に体
の周りが蚊だらけとなる。何十匹、何百匹?というくらい寄ってくる。完全に蚊柱が立
ちあがっている。その後払っても払っても離れていかない。体のまわりじゅうに蚊を従えて
歩いている感じだった。例年ならば子供の森は蚊が少なく安心できたのだが今日は全く
同じ。ずっと蚊とともに鳥見をした。公園中水で満ちていて湿度がとても高いのが原因
なのだろう。もっとも私は秋が瀬の蚊は刺された当初だけちょっと痒いかなと言う程度で
すぐに痒くもなくなる、刺された痕もなくなる。完全に免疫が出来上がっているようだ。
他の場所たとえば戸隠や霧ヶ峰などで刺されるとしばらくかゆみがとれないのだが。
めぼしい鳥は見当たらない。せいぜいカッコウ、ホトトギス、カワセミ、ホオジロくらいだ。
その代わりチョウチョを探してみた。ミドリシジミはまだ見つからなかったがミズイロオナガシ
ジミとコムラサキ、サトキマダラヒカゲ、ヒメジャノメが見つかった。イチモンジチョウ、ダイミョウ
セセリ、コミスジも見られる。樹液を吸っているキマダラヒカゲのすぐ横にはキイロスズメ
バチが並んで樹液を吸っていた。くわばらくわばら。十分気をつけて下さい。
ホトトギス、カッコウ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
6月10日 曇り
梅雨の中休みとなった。曇っている割には蒸し暑い。とくに公園の中は水が多く、湿度
は100%に近いと思われた。ピクニックの森は一周する幹線道路以外は水浸しか泥
んこ道だ。歩くには長靴が必要となる。
さて今日は駐車場を出るとすぐにウグイスがあちこちで鳴いていた。3羽はいたようだ。
ホトトギスの声も絶え間なく聞こえている。生存競争の活舞台だ?ホトトギスはどう
やら、ピ森、三ツ池、小森をぐるぐると回っているようだ。ウグイスとホトトギスどっちを応援
するか難しいところだ。ガビチョウも増えた。この鳥はウグイスと生息場所を取り合うと
聞いたことがある。これも生存競争になるのかもしれない。
話題を集めたフクロウはここ2,3日姿を見ることができないとのこと。バードウオッチャーも
いつもの数に減って、静かな森が戻ったようだ。あちこちの草はらにフクロウ目当てのウオッ
チャーに踏みつけられた跡がかなりの範囲くっきりと残っていた。芭蕉風にいうならば
兵どもが夢の跡 といったところなのかもしれない。
森の中は足元と蜘蛛の巣と藪蚊とスズメバチにご注意あれ。
ホトトギス、ウグイス、オオヨシキリ、ホオジロ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
6月3日 晴れ
雨も降り続き、寒い日が続いたが、やっと今日は晴れた。昨日までは17,8度だったが、
今日からは夏日になるという。25度を超える予想だ。公園の中はみずみずしくなり、池と
いう池はあふれ出て遊歩道まで水浸し。とても長靴なしでは歩けない。先日の埼玉新
聞に載ったとのことであるが、フクロウが見られるということでこのところ鳥見の人も多かった。
今日もまだ40〜50人の人が押し寄せていた。なかなかうまく写真に撮れないようで、良い
ショットを期待して粘っていた。あと2,3日で見られなくなるだろう。そうすればいつもの
静かな公園に戻れそうだ。
夏の渡り鳥は全くいなくなった。その代わり、エナガやシジュウカラ、ムクドリ達の雛がにぎ
やかに騒ぎだした。かわいい雛たちは人を恐れない。時にはかわいいしぐさもしてくれる。
エナガの雛が枝に並んでいる様は実にかわいらしいものだ。
今年はガビチョウが多い。声が大きいので存在がすぐ分かる。子供の森に多いので行くと
楽しめる。いつも鳴いているカッコウの替わりに今日はホトトギスが鳴き続けていた。
チョウチョもトンボも多く見られるようになってきた、ミドリシジミの季節にもなる。藪をかきわけ
ることが多くなるが、藪蚊、スズメバチにはくれぐれもご用心。
フクロウ、ホトトギス、ウグイス、オオヨシキリ、ホオジロ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月27日 曇り
今日はまだ5月だというのに梅雨入り宣言が出てしまった。人間だけでなく鳥も焦ること
だろう。しかし秋ケ瀬公園の鳥たちはすでにペアをつくっていて、営巣もしている。とにかく
ここは安心だ。
夏の渡り鳥はさっさと行ってしまったようだ。キビタキでもいないだろうかと探している人も
いたが、そんな気配は全くなかった。ガビチョウは元気だ。数羽で群れを作り鳴き叫んで
いる。先週はこれでだまされた。今週は騙されないぞと思っていたが、鳴き方が少し違う
個体がいて、もしかしたらキビタキかなどと思い、若干の疑いを持っていたが歩き回ってし
まった。完全に騙された。
エナガ、シジュウカラ、ムクドリと若い個体が目立ってきた。これからは雛の季節になるだろう。
カラスも雛のうちは可愛い。人を恐れずきょとんとした顔で、人間観察をするからだ。夏鳥を
見るには繁殖地へ行かなければならなくなった。明日から台風が来そうというのに戸隠へ
行く。きっといいことがあるだろう。
フクロウ、カッコウ、ウグイス、オオヨシキリ、ホオジロ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月23日 曇り
昨日の午後から雨が降り始め、それまで夏の気候だったのが突然4月上旬の気候に
逆戻りした。今日も雨。夏らしい鳥で秋が瀬で見られる鳥と言うとカッコウとオオヨシキ
リが代表格。組み合わせが良すぎてオオヨシキリには大変迷惑。今年は気候の問題か
どうかは良くわからないが、田んぼの休耕田の葦の生育が極めて悪い。まだ1メートル
程度だ。そのせいか田んぼのオオヨシキリはとても少なめでその分公園の中の池の葦に
例年より多くやってきているようだ。カッコウも田んぼにでは声が聞こえない。今年は稲の
苗の生育も悪いとのことだから、この気候は植物の育ちにはあまり良くないのではない
だろうか。
公園の中ではシジュウカラの群れには今年生まれと思われる雛が混じっていた。また、
エナガの大きな群れにも雛らしき個体が混じっていた。もう巣立ちしたようだ。
例年より遅い夏鳥の飛来にもかかわらず夏鳥の去るのは例年並みかそれより早い
ような気がする。楽しめる期間が大変短い、残念だ。
フクロウが見られることがあるということで、ウオッチャーが多く来園しているが、昨日、
今日とほとんど見られていない。いつも見られるわけではない。そんな中、鳥を探し
たり、休んだりするために道のないところに踏み込む人がいるが草むらには絶滅危惧種
の植物も生えているのでやめていただきたい。鳥を刺激するような行動をする人もいる
が、できるだけ控えていただきたいと思います。
今日はガビチョウが大きな声でさえずっていて散々振り回された。最初遠くで聞いたとき
は何の鳥かはっきりしなかった。探し当ててみるとガビチョウ。数羽で群れていた。見つ
けた後でちょっとがっかりした。
カッコウ、カワセミ、ウグイス、オオヨシキリ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月16日 晴れ
GWから昨日までの一週間が夏鳥のピークだったようだ。昨日までいたキビタキやサンコウ
チョウはもういない。ムシクイ類も声が聞こえない。ツツドリはいた。不思議なことにカッコウが
まだ一羽も見られない。声も聞こえない。これは少し異常かもしれない。オオヨシキリはたく
さん入っているのだが。先週まではツグミやシメ、シロハラなどがまだ見られたが、今日はこれ
らの冬鳥は一羽も見かけなかった。夏鳥も今朝にかけて飛んで行ったようだし、ようするに
森の中は冬鳥も夏鳥もほとんど見られない状態だった。にぎやかなのはシジュウカラ、コジュ
ケイ。カワラヒワとムクドリ、ヒヨドリも多い。カラスは相変わらず多い。
先日カラスにえさをやっている人を見かけた。果たしてこれは愛鳥なのか、嫌がらせなのか、
広く地球規模で自然を俯瞰したときこれは良いことなのだろうか、いけないことなのだろうか。
歴史が教えてくれるのかもしれないが難しいことだ。現在の状況ではやめてほしいのが本音
のところだけれど。注意することはできるのだろうか。どんな権利で?
最近秋が瀬でフクロウが見られるということでウオッチャーが来ている。秋が瀬はフクロウがあま
り来ないところなので、大変珍しい。私の記録によれば1994年に一度出たことがあった。その
時は読売新聞に写真とともに掲載された。どうもそれ以来のように思われる。
珍しい鳥の写真を撮りたい気持ちは十分理解できるのだが、秋が瀬は希少な植物が生え
ているところなので、道のあるところ以外には踏み込まず、植物には十分気をつけていただき
たいと思う。
以前レンジャクが大量に飛来したときはかなりの面積が完全に踏み荒らされて希少植物が
多く失われてしまった苦い経験もある。鳥を愛する人なら良識ある行動をお願いしたい。
ツツドリ、ウグイス、オオヨシキリ、コジュケイ、ガビチョウ
ピクニックの森/子供の森
5月9日 晴れ
GWもおわり、公園も静かになった。今日は風は少しあったが天気も良く暑いくらいの日
だった。ピクニックの森の中は鳥の声で満ちていた。シジュウカラはもとより、キビタキ、センダ
イムシクイ、エゾムシクイ、クロツグミ、アカハラ、そして負けじとコジュケイもいたるところで
叫んでいた。ツツドリも飛び回っていた。コムクドリも時々顔を見せた。こんなに夏鳥の多い
中、ツグミ、シメ、クロジなども見られた。とくにクロジは渡ってきたのか数が多かった。シメは
嘴がきれいな銀色に変わり色も鮮やかな繁殖の色になっていた。今年はオオルリが少なか
ったとはいえ、コマドリやヤブサメもいたというしサンショウクイの情報も多かった。これからは
サンコウチョウやカッコウが来ると思われる。あちこちでカラスが営巣している。巣は大きくて
不気味だけれどカラスだけ差別してはかわいそうだが、なんとも言えないところだ。エナガは
昨年多くがカラスにやられている、できるだけカラスに見つからずに営巣してほしいものだ。
モズが姿を消した。もっか営巣中の証拠か。まだまだ楽しみは続く。
キビタキ、コムクドリ、センダイムシクイ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
5月4日 晴れ
ゴールデンウイークまっただ中。しかも絶好の日和となった今日は行楽の人出が一番
多いと思われる日。秋が瀬公園は駐車場は満杯状態。バーベキューをしたり、子供と
遊ぶ人で広場は大混雑。鳥も驚いて飛んで行きかねない。鳥の声など聞く雰囲気
ではなかった。
それでも私は昨晩離島から帰ってきたところで今年のGWとしての秋が瀬公園は初。
混雑している人波を押し分けて森の中へ入った。中では人の声もほとんど聞こえず森
の雰囲気に浸る。ひっきりなしにシジュウカラの声が響いている中、センダイムシクイが
鳴き、キビタキが美声を張り上げていた。コジュケイも負けじと鳴き返す。間を縫ってウ
グイスが鳴く。コムクドリの群れがばらばらと木にとまる。初夏の雰囲気が満杯だ。サン
ショウクイの情報はかなり多い。オオルリは10日間くらいで飛び去ったようだ、もういない。
しかしまだ、アオジやシメが残っていた。
トケン類はまだ見られない。明日くらいからかもしれない。チョウジソウも咲き始めた。
花もどんどん咲くだろう。今度の週末が楽しみになる。
キビタキ、コムクドリ、センダイムシクイ、アオジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
4月27日 曇り、大風
朝はさほどではなかったが10時を過ぎたころから風が強くなり、ゴーゴーと吹き出した。
鳥の声はシジュウカラ以外ほとんど聞こえず、鳥を探すのも大変。ピクニックの森では昨日
はクロツグミやオオルリ、センダイムシクイなど見られたとのことだったが今日はいずれも駄目
だった。どういうわけか若いと思われるアオサギがカメ2匹と並んで池の中の倒木に立っていた。
アオサギはしきりに水面をのぞきこんでは時折1〜2cm位の魚をとっていた。かなり近づい
ても逃げないので池のはたに座り込んでしばらくの間写真を撮った。いろんな姿を披露して
くれたのでかなり楽しめた。多分10〜15m位の距離だったと思う。
子供の森では仮面ライダーのロケが行われていた。鳥の多く集まる場所をそっくり使っての
ロケでウオッチャーはおたおた。時折巨大な送風機をうなりと共に動かしては風を送っていた。
それでなくともすごい風の中(送風機と同じ方向)、何故追い風が必要だったのかは分から
なかった。それでもそのわきでオオルリ、キビタキの鳴き声を堪能できた。ムシクイ類は全く見
つけられなかった。
風はやむことなく吹き続けたので大久保農耕地へ行くのはあきらめた。
明後日からゴールデンウイーク、秋が瀬も夏鳥がいっぱい来ることを期待している。
ハシビロガモ♂♀、カワセミ、ツバメ、ツグミ、シロハラ、オオルリ、キビタキ、クロジ、シメ
ピクニックの森/子供の森
4月18日 曇り
公園につくと駐車場脇のタンポポが目についた。すぐ脇にツグミがいたので思わずタンポポと
ツグミのショットを数枚撮った。樹の上からシジュウカラのけたたましい鳴き声が聞こえ、曇り
とはいえ春らしい雰囲気が漂っていた。
しかし、まだ夏鳥がほとんどない。行き交うウオッチャーからも夏鳥情報はない。クロジ、
マヒワなどの冬鳥が見られたが、これらは秋が瀬で越冬した個体ではなく南から移動して
きた個体群だろうと思われる。マヒワは10〜20羽の群れ、クロジも何羽かいたようだった。
カメラマンは10人近くがクロジが出たところで陣取ってまた現れるのを待っていた。
今日とくに目に付いた鳥はシジュウカラ、コゲラ、ツグミ、シメ、アオジと言ったところだった。
とくにツグミはグランドで多く見られ追いかけっこをしたり、空を眺めたり、地面をつついたり
していた。シメは何羽か目撃できたし、鳴き声も時々聞くことができた。アオジも季節に
ふさわしい位の数がいた。これら3種の鳥は2〜4週間前には極めてすくなく、シメはそれ
以前から見られない日もあるくらい少なかった。先週から増え始めたようなので、南から移
動してきた個体ではないかと疑っている。うれしいこととしては今シーズン初めてツバメを見た
ことだった。森の木々の間から飛んでいる姿が何度か目撃できた。春告鳥もさえずりだしたし、
南から春風に乗ってツバメも渡ってきたので、今度はキビタキ、オオルリ、センダイムシクイ達
の出番だ。
ハシビロガモ♀、カワセミ、ツバメ、ツグミ、アカハラ、ホオジロ、アオジ、クロジ、シメ、マヒワ
ピクニックの森/子供の森
4月11日 晴れ
今日あたりは暖かく風も少なく夏鳥も見られるかと勇んで出かけた。森の中はシジュウカラの
明るい声で満たされ、時折コジュケイとキジが鳴く。ウグイスはさえずりはじめた。肌に感じる
空気はぬるく、夏鳥の飛来を予感させた。しかし、いない。逆にアオジとツグミが増えた感じが
した。先週まで少なかったのだから、渡ってきているのだろうと思った。シメは1羽見ただけだった。
ハチジョウツグミがグランドにいたとのこと。四畳半位の個体だとのこと。アリスイが2羽荒川側の
歩道沿いに出てきて、並んで桜の木にとまったとの話もあった。桜は満開を少し過ぎたところで、
花弁が少しずつ散ってとてもきれいだった。池の中になぜかキンクロハジロが2羽泳いでいた。
昨年は4月初めにすでにキビタキ情報が流れていたのに比べると、今年は遅いような気が
する。
帰り際に足元の藪がごそごそ動くので、じっと待っていたら雌のキジが出てきた。数メートルの
距離のやぶをしばらくの間出たり入ったりしていた。そのわきでキジの雄を見たので2羽でデート
していたものと思われる。
夏鳥は見られなかったが、一面に群生しているノウルシと桜の枝でさえずるホオジロと藪から
出たり入ったりするキジ雌の写真がたくさんとれた。どこかでこっそりと夏鳥に見られているような
感じがした。春らしい日だった。
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キンクロハジロ、ハシビロガモ♀、キジ、カワセミ、ツグミ、シロハラ、ホオジロ、アオジ
ピクニックの森/子供の森
4月1日 晴れ
4月1日エイプリルフールの日であった。時節柄冗談も言えない状況だが、秋が瀬公園
ではウソを見たと書きたかった。そんなことを言ったらそれは罪だと返された。
結局ウソもツミもいなかった。
3月28日からシマアジがピクニックの森の池に来ていると教えてもらった。その後、29日は
いたが、30日は不在。31日は午前中位滞在でその後は鴨川へ行っていたようだ。
今日は朝から昼まではいなかった。シマアジが公園の池に来たのは大変珍しい。私の
感覚では渡りの中では比較的遅い鳥だと思っていたので、時期的にも早いような気が
した。
森の中の冬鳥はずいぶん減った。アオジも声がしないくらい少ない。ツグミ、シメは先日
から減っている。今日はマヒワも見られなかった。どんどん北へ帰っているのだろう。
逆に春到来とばかりキジやコジュケイが鳴き出した。ウグイスはまだ地鳴きをしている
個体もいるが、あちこちでホケキョと鳴き出した。夏鳥の到来を待つのみだ。今日は
夏鳥は確認できなかった。来週くらいからかもしれない。
今年は桜が遅い。公園の桜もまだまったく咲いていない。いつもなら満開のもとで
お弁当を食べる人も多い時期なのだが。先週はヒレンジャクがまだ固い桜の花芽を
ついばんでいた。
私としては4月からはまた毎週秋ケ瀬公園へ来てBWをする予定にしている。夏鳥の
飛来状況をみるのが楽しみだ。
ハシビロガモ♀、ノスリ、ヒレンジャク、シロハラ、ホオジロ、
ピクニックの森/子供の森
3月27日 晴れ
今日は年に一回の恒例のゴミ拾い。ピクニックの森をきれいにして夏鳥を迎えようという趣旨で
始めたものだがもう15年以上たった。このたびの東北、関東大震災で多くのイベントが自粛
されたが、ゴミ拾いはお祭りではないということで実施した。40名以上の方が参加した。震災
では多くの方が亡くなり、被災し、秋ケ瀬野鳥クラブの会員でもご家族が亡くなられた方が
いた。とても悲しい出来事だ。全員で1分間の黙とうをささげ、本来実施する予定だった餅つき
を中止してその費用を義援金にすることにした。
私も車の燃料を節約する意味合いから外出を控えていたのだが、ゴミ拾いを理由に出てきた
ので、その後は震災後初の鳥見となった。それにしても鳥が少なめだ。2月の中旬から鳥が
激減したように思われる。アオジも、シメもツグミも減った。メジロも少ないような気がする。シメは
3羽確認しただけだった。ゴミ拾いの最中にノスリの死体が見つかった。それでも上空には2羽の
ノスリが飛んでいたので、少しほっとした。
子供の森ではヒレンジャクが3羽居ついていた。時折水のあった地面へ降りてくるのでその
都度ウオッチャーが移動していた。野鳥園ではベニマシコが数羽いるとのことだった。雄は1羽
だとのこと。姿は見られなかったが、声は十分に聞くことができた。しばらく行くとウグイスがホー
ホケキョと鳴き出した。さえずりの初認だった。今頃にしては音程も狂わずにうまく鳴いていた。
まだ長いのは無理なのかすべてこま切れだった。駐車場近くに来たところで、やっとマヒワの
群れに出合った。先日までは10羽〜20羽くらいの群れが多く、地面に下りて採餌していた
のだが、今日は100羽近い群れで樹の上のほうにいるだけで、下に下りてくるそぶりも見せな
かった。そろそろ集まって北へ行く準備をしているのかもしれない。
このほかヤマガラやハチジョウツグミがいたとの話もあった。全体的に鳥は少ないけれどそれなり
にはまだいるようだ。この後夏鳥がたくさん来ることを期待したい。
ハシビロガモ♀、ノスリ、ハイタカ、ヒレンジャク、カワセミ、シロハラ、ジョウビタキ、マヒワ、ホオジロ、ベニマシコ
ピクニックの森/子供の森
3月6日 晴れ
先日の雨で道は湿っぽいところもあったが今日は暖かく風も少ない良いお日和だった。
グランドでは凧揚げ大会が行われていたが、風が少ないため苦労していた。連凧も上げ
る予定だったらしいが風がなくて断念したと後で聞いた。連凧は人寄せに効果があると
いうことだったが、上がらなかったことから人もまばらといったところだった。
どういうわけか鳥も少ない。ここ2,3週間鳥の気配が少ない。マヒワだけは群れで飛び
回っているがたくさんいるのはアオジとシジュウカラ、せいぜいツグミ、シロハラ。トラツグミも
最近出てくる機会が減っているようだ。とくにはげしく減っているのはシメだ。先週から
気になっていて、今日はピクニックの森、子供の森とシメを探して回った。しかし午前中は
全く見られなかった。夕方レンジャクを見にちょっと寄った時にその脇に1羽出てきてホッ
とした。他のウオッチャーはなんだシメかといっていたが、私にはやっと見られたシメだった。
今年はシメの入るのが遅く、数も少なかったが、それなりに見られていた。しかしここ2,3
週間はぐっと減ってしまった。もう移動していったのだろうか。次回もシメ探しをしなければ
ならないようだ。例年ならば4月になっても多く見られ、嘴も繁殖用の鉛色に替わって、
羽の色も濃くなってくる。今頃こんなところにいてよいのだろうかと心配する5月になっても
見られることがあった。
子供の森のヤドリギにはヒレンジャクが一羽滞在している。かなり太めの個体で、写真
写りが悪いのか、カメラマンはしきりにメタボのレンジャクだと悪口を言っていた。しかし昼間
の観客は50人くらい、夕方でも7,8人がいた。メタボでも人気者は人気者だ。
ハシビロガモ♀、チョウゲンボウ、ヒレンジャク、シロハラ、アカハラ、マヒワ、ホオジロ、カケス
ピクニックの森/子供の森
2月27日 晴れ
暖かくて歩いていると汗ばむほどの陽気となった。ピクニックの森に入った途端にマヒワの
群れが地面に下りて採餌しているのを観察できた。幸先は良かったのだが、その後が
続かなかった。アリスイは出ず、クロジも見られない。先週にぎやかだったコジュケイは
声も聞こえなかった。ウオッチャーは多いのだが、鳥が少ない。ついにカワセミにまで見
限られてしまった。
子供の森ではヒレンジャクが2羽いたとのこと。朝方だけで飛んで行ったとのことだったが
昼になっても戻ってこなかった。昨日は3羽いて、良く見られたとのこと。ギャラリーも50人
くらいいたとの話。その数日前はキレンジャクが3羽いたという。今日はヤドリギの周りを
10人以上の人々がうろうろしているだけでどの人もレンジャクを見ていなかった。ただ、
ウオッチャー同士の話だけが盛り上がっていた。
ハシビロガモ♂♀、クイナ、ヒレンジャク、シロハラ、マヒワ、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
2月21日 曇り/晴れ
久しぶりに風邪をひいて間隔が2週間近く空いてしまった。今日の秋ケ瀬公園は鳥が
少なめに感じた。なんとなく鳥の声が少ない。セキレイが一羽も見られない。グランドに
タゲリもタヒバリもいない。森の中ではシジュウカラの声が少ない。ピックニックの森では
アリスイも見られなかった。替わりにコジュケイが親子8羽で水を飲みにあっちこっち動い
ているのを見ることができた。なかなか派手な衣装で派手に動いていたので面白かった。
原っぱではクロジが見られた。エナガはしょっちゅう出てきて楽しめた。子供の森では
ヒレンジャクが一羽ヤドリギのところにいた。2,3日前から居ついているようだ。これから
しばらく居るのではないかとか、どんどん増えるのではないかとか、楽しい推測が入り乱れ
ていた。どんどん来るといいのだけれど。ただ、一羽だけというのは長続きするパターンな
ので、しばらく見られる可能性は高い。帰り際駐車場の脇の、人が比較的多い広場で、
普通のツグミに混じってトラツグミが採餌していた。誰も注意を払っていなかったので、
一人でゆっくりと写真を撮ることができた。
今日は500mmのレンズにいつものNikonD300をはずしてミラーレス一眼(sonyNEX3)を
とりつけて写真を撮ってみた。液晶画面が見にくかったがそれなりに写真が撮れた。レンズが
大きいのにもかかわらずカメラが極小なのできわめてアンバランスで笑えた。でも軽くて
楽チンだった。
ハシビロガモ♂♀、ヒレンジャク、カワセミ、トラツグミ、シロハラ、クロジ、マヒワ、カケス、コジュケイ
ピクニックの森/子供の森
2月8日 曇り
ピクニックの森はウオッチャーも数名で鳥の声もそれほど聞こえなかった。誰もいない
野球グランドの上を時折タゲリが飛んでいるのが見られた。野球グランドと荒川側の
テニスコート行ったり来たりしているようだった。アリスイは今日はお休みのようだ。
最近マヒワが地面に降りるようになってきた。マヒワは秋ケ瀬に来ると多くは樹の上の
ほうにいるのだが、年明けくらいから地面に降りるようになってくるように思われる。その
マヒワとシジュウカラが地面で採餌しているのを比較的近くで見ていたところ突然ハイ
タカ♂が飛び込んできた。その時小鳥たちは大慌てで逃げまくっていた。2回くらい急
旋回して小鳥を狙ったようだったが、残念ながら餌にはありつかなかった。ほんの一瞬
の出来事だった。カメラを向ける暇も余裕もなかった。ハイタカがそのまま飛んで行って
遠くにとまったところで初めて双眼鏡で美しい姿を確認した。最近、ノスリやハイタカが
狩りをする頻度が上がっているようだ。時々食痕が見られる。
今年になって気付いたことだが、シロハラがやたらと多くなっている。アカハラ、ツグミは
それほどでもない。トラツグミは昨年並み。子供の森ですぐ近くにいた薄汚れたシロハラと
思った鳥を観察したらなんと色のあまりはっきりしないハチジョウツグミだった。失礼失礼。
ハシビロガモ♂♀、ハイタカ、アカゲラ、カワセミ、ハチジョウツグミ、シロハラ、クロジ、マヒワ
ピクニックの森/子供の森
1月30日 晴れ
秋が瀬公園バードウオッチングの日。秋が瀬公園管理事務所主催、秋ケ瀬野鳥クラブ
の後援の探鳥会だ。当初の募集人数は20名とのことだったが34名となった。それでも
次回(3/20予定)へ回ってもらう人もいたとのこと。初回は数名だったのだが。もう4〜5回
やっていて毎年人数が増えてくる。小さなお子様からお年寄りまでいろいろだ。秋ケ瀬
野鳥クラブとしては背水の陣で対応した。リーダー(私)のほかにサブリーダー4名、スコープ
兼情報担当者9名という布陣だ。比較的幅の広い遊歩道をゆっくりと進むコースを設定
した。
受付開始時刻である9時ころから、コジュケイが大声で鳴き出し、マヒワの40+の群れが
寄ってきて道路に下りて餌をついばみ始めた。9時10分に集まってもらい開会のあいさつが
始まった。管理事務所所長のあいさつにつづいて配布資料(1月の公園出現鳥リスト、
秋が瀬飛来全鳥リスト、BWのマナーと注意、日本野鳥の会、鳥類保護連盟の入門者
用パンフレット、鳥の死体に関する注意書き等)の説明を行った。本日の案内人である
秋ケ瀬野鳥クラブのメンバーの紹介の後、9時30分BWを開始した。
総勢50名近いメンバーのためかなり長い列となる。2班に分けることも検討したが、コースを
厳選することでやれると考えた。
集合場所のバーベキュー広場でマヒワ、ツグミ、ハクセキレイなどを眺め、グランドでは
野球をしている脇でムクドリを観察した。車道を渡って荒川土手側の通路を歩いた。
小さな川らしきものがあるので、カシラダカ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、カワ
ラヒワなどが入れ替わり立ち替わり出てきた。時折土手の上空をカワウが飛んだ。ノスリが
飛んできて真横の土手上の電柱にとまったのでその姿をじっくりとスコープで見てもらった。
しばらくすると飛び出し、かなり長い間ホバリングをしてから我々の頭上を飛んで行った。
小休止のあと再び車道を渡って公園の中に入った。モズやコゲラ、シジュウカラ、オナガの
群れやウグイスを見て、池の上ではハシビロガモ雌やカルガモを観察した。岸にカワセミが
飛んできた。逆光気味だったがおなかのオレンジ色を良く見ることができた。さらに進むと
先の池の脇にルリビタキ(尾だけが青い若鳥、雌タイプ)が出てきた。そのうちにカワセミも
飛んできた。今度は順光で背中のコバルトブルーがきれいに見えた。そのわきではダイサ
ギが餌をとっていた。昨日もいたし、あまり動かないので怪我をしているのかもしれない。
奥にはアオサギも。原っぱに向かう途中でシロハラやトラツグミ、セグロセキレイが見られた。
原っぱではアオジ、スズメ、カラス類を眺めた。数名の人はアリスイやアカハラも見たとの
こと。途中何度もマヒワの群れやシメ、モズ、ヒヨドリなどに会い、その都度観察をした。
途中ではリーダー、サブリーダーだけでなくスコープを担当しているメンバーも随時周りの
人に解説を行うなど、大人数のウオッチャーにきめ細かな情報提供もできた。
11時30分集合場所に集まり、鳥合わせを行った。鳥合わせでは36種類と言ってしまった
が後で数えなおすと37種になった。期待以上の鳥に出合えた。多くの参加者は25種類
前後をじっくりと見たのではないだろうか。ちなみに私は32種だった。11時50分頃無事
解散となった。その時頭上にはエナガの群れが飛び交っていた。
風もなく日差しが暖かいBW日和で、鳥も多く参加者の方も十分満喫できたのではない
だろうか。事故もなく終わって良かった良かった。(鳥合わせの結果は「秋ケ瀬の野鳥
情報」1/30をご覧ください。)
カワウ、ハシビロガモ♀、ノスリ、アリスイ、アカゲラ、カワセミ、トラツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、ルリビタキ、マヒワ
ピクニックの森
1月23日 晴れ
ピクニックの森の駐車場は朝から車がいっぱい。鳥見の人が何十人も押し寄せている
のだから仕方がない。お目当てはアリスイ。それからトラツグミ。広く人気のあるカワセミ
狙いの方は数名。アリスイの出る原っぱの脇の道はカメラマンでごった返していた。30人
以上が姿を見せるのを待っていた。今日はかなりの時間姿を見せたとのことで、皆さん
嬉しそうな顔をしていた。2羽確認できたとのこと。私はじっと待てなかったので見られな
かった。その道のうしろにカワセミが止まっていて、気がついた数人の人がカメラを向けて
いた。その上の梢にはマヒワが20+羽とまっていたなんと贅沢な光景なのだろうか。
上空を時折ハイタカが飛んでいたし野球をやっているグランドではそんな中でもタゲリが
3羽おりていた。ピクニックの森は鳥とバーダーの天国のようだった。
子供の森では犬を連れた人が多かった。ドッグショーらしきものをやっていたのでその
せいかもしれない。広場ではトラツグミが出てきて地面をつついていた。周りを数名の
カメラマン、ウオッチャーが遠巻きに取り囲んだが意に介さず黙々と餌取りに励んでいた。
その輪の中に一度犬の散歩が陳入した。おかげでトラツグミは飛んでしまったが、すぐ
戻って餌取りの続きを始めた。よほどその広場が気に入ったのだろう。
ハシビロガモ♂♀、ハイタカ、アリスイ、アカゲラ、カワセミ、トラツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、マヒワ
ピクニックの森/子供の森
1月16日 晴れ
東京が5年ぶりに氷点下を記録したとか。関東以外はほとんど雪という寒さだ。
北風も強く、寒く、池には氷が張っている。氷が溶けているところでカワセミが飛び
こんでいた。ここ秋ケ瀬は昨年末以来雨がない。泥んこのような奥の遊歩道
も徐々に改善されてきている。
先週までヒレンジャクの話題で盛り上がっていた。ヒレンジャク狙いのウオッチャーは
ぞろぞろといたが、主役は見られなかった。餌となっているネズミモチはツグミとヒレン
ジャクにすっかり食べつくされて坊主になってしまった。ヤドリギの実はまだ熟していない
のか全く食べられていない。実の付き具合もそれほど多くない。作柄は平年並み
以下と見た。 一方トラツグミはあちこちで出没している。少なくとも現在ピ森で1羽、三ツ池で2羽、
小森で1羽以上が目撃されている。比較的三ツ池の個体が見やすいとのことだった。
今日はさらにアリスイが見られた。こんなに風があって寒い日だったが頻繁に出てきた。
同時に2羽出てきた時もあったとか。先々週2羽いるらしいと書いたが裏付けられた
ようだ。トラツグミといいアリスイといいどちらも地味な鳥だ。良く見るととてもきれいなの
だが冬景色に溶け込んでしまい、鳥に興味のない人から見たら何故人気なのといわれ
かねない鳥たちだ。カワセミのほうがとっても愛らしく、きれいだといわれる。今日はアリスイ
目当ての人が20〜30人、カワセミ目当ての人が1人だった。一般人とバーダーの意識の
差が歴然と表れる対応だった。
ハシビロガモ、ノスリ、ハイタカ、アリスイ、トラツグミ、シロハラ、エナガ、マヒワ、ホオジロ
ピクニックの森/子供の森
1月10日 晴れ
天気は晴れてよかったが、北風が吹き寒い寒い日だった。成人の日に当たり休日と
いうこともあり、カメラやスコープを抱えたウオッチャーがたくさんいた。大部分のお目当て
は1/4から飛来したヒレンジャク。駐車場やテニスコートやヤドリギのあたりでうろうろ
していた。しかし、今日は見た人がいないようだった。昨日、一昨日も居たとのこと
だったが。ハチジョウツグミもいたということで、写真を見せてもらった。尾羽の裏まで
赤い、きれいな個体だった。今日はレンジャクの代わりに尾羽だけが青いルリビタキの
若鳥とトラツグミが出ていた。上空をハイタカが飛んだ。
ピクニックの森ではカワセミがよく出てきた。ここ1年位秋が瀬公園ではカワセミの姿を
見なかったので、とても新鮮だった。居ついてくれるといいのだが。トラツグミもいたとのこと。
アリスイはしばらく粘ったが見られなかった。池にはハシビロガモが番で泳いでいた。
なぜかキンクロハジロも2羽見られた。
徐々に鳥が増えている。楽しみがどんどん増えていく。良い傾向だ。
キンクロハジロ、ハシビロガモ♂♀、アカゲラ、トラツグミ、シロハラ、ルリビタキ、エナガ、マヒワ
ピクニックの森/子供の森
1月5日 晴れ
元旦には初日の出を拝みに来たけれど今日が新年で実質初めての鳥見。
明けましておめでとう鳥さんたち、鳥見人さんたち。今年もよろしくお願いします。
新しい年は何が出るのかわくわくして、ピクニックの森、子供の森と回った。
すると今日は予想外の鳥たちと出会えた。
ピ森ではシメが多いように感じた。アオジもかなりいる。なんと広場の2か所でアリスイの
声がする。1羽は確認したが、もう1羽は声だけだった。間違いなく2か所で声が聞こえ
ていた。残念ながら写真が撮れるほど近くには来てくれなかった。しばらく楽しめた。
シジュウカラの混群にはメジロやエナガ、コゲラなどが混じっていた。駐車場の脇では
キセキレイも見られた。バーダーは数名といったところだった。
小森ではマヒワとツグミとシロハラが飛びまわっていた。しばらくマヒワを眺めた後ヤドリギの
脇に人の塊があるのに気がついた。行ってみるとルリビタキの雌がいた。マヒワも来ると
言っていたが、昨日駐車場にヒレンジャクが13羽来ていたとのこと。目撃したのは幸運な
3名の方だそうだ。今日も来ないかと思ってヤドリギのところで待っているとのことだった。
上空をカラスがノスリをモビングしているのを眺めたりしてしばらく待ったけれどとくに変化が
ないので、森の中を一回りすることにした。途中でトラツグミを見つけた。一周してきたが
もうヤドリギの脇には誰もいなかった。ぶらぶらと駐車場に行くとまたまた人の群れ。今度は
ヒレンジャクがいるのだとのこと。高い木の上のほうでおなかだけ見せて隠れるようにして
いたが確かにいた。1羽だった。そのうちに下りてきた。近くのネズミモチの実を食べに来た
のだ。昨日も同じ所で採餌したりすぐ下の水たまりで水を飲んだりしていたとのこと。しば
らく楽しむことができた。しかし、昨日来た13羽のうちの12羽のヒレンジャクはどこに行った
のだろうか。この1羽は取り残されたのだろうか。そうなると、しばらく居続けるのかなとも思う
が・・・・・・・・。今年は楽しみな年になりそうだ。
ヒレンジャク、アリスイ、キセキレイ、トラツグミ、シロハラ、エナガ、マヒワ
ピクニックの森/子供の森
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彩湖、荒川、河川敷
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大久保農耕地
2013年7月5日 曇り
久しぶりに大久保農耕地へ来た。森の中と違って藪蚊はいない。安心して袖をまくり
あげられる。蒸し暑いとはいえ、風も通って気持ちはさっぱり。オオヨシキリ、セッカ、キジ
などの声がして、ヒバリが飛んでいる。鳥がいっぱいいる。農道にはヒルガオが可憐な
花を咲かせている。
今年のヨシゴイは2番以上いるとのこと。徐々に数が増えているように思えるのは気の
せい?コヨシキリも来ているとのこと。それらしき場所に車が止まっていたが、窓越しに
眺めているとのことだった。この時期は森よりも田んぼだとつくづく感じた。
アオサギ、ヨシゴイ、ツバメ、ヒバリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ
大久保B区
2012年8月21日 晴れ
暑い暑い太陽が照りつけるが、稲の上を通る風はさわやかだ。セッカとツバメが頭上を
飛び交う。しかし今日はヨシゴイが見られなかった。先週はひっきりなしに出入りしてい
たのだが、今日は全く姿が見えなかった。まだ飛んでいく時期ではないと思うのだが、
早めに旅立ったのだろうか。
まだ一杯の夏空だが、稲は黄金色に輝き、しっかりと実をつけて撓んでいた。。
ツバメ、オオヨシキリ、セッカ
大久保B区
8月12日 晴れ
陽射しが強く、じりじりと肌が焼けるような暑さだった。稲は花がほとんど終わり、じっくりと
実をつけているようだった。ところどころ頭を垂れている穂も見られた。水はほとんどなくな
っていた。
今年はヨシゴイの出方が頻繁で、よくみられる。ちょうどいた知り合いに聞いたところ今年
は最初から数が多いようだとのことだった。3番位いるのではないか、それに雛が大きくなっ
て一緒に飛ぶようになったので、ますます良く見られるのだろうと教えてくれた。一時期1番
と1羽の計3羽にまで減ったヨシゴイが数を増やしてきているのかもしれない。まだ一か所で
しか営巣していないが、以前のようにあちこちの休耕田で営巣するようになるといいのだが。
しばらく知り合いと話し込んでいたが、時折吹く風はとてもさわやかで陽射しさえなければ
いつまでも居たい雰囲気だった。
アオサギ、ダイサギ、ヨシゴイ、ヒバリ、オオヨシキリ、セッカ
大久保B区
8月5日 晴れ
喧噪の秋ケ瀬公園から逃れて田んぼへ来るとほっとする。風がなくてじりじりすると聞い
ていたが、来てみるとそうでもなかった。森の中では道が泥だらけのところがあることと、
蚊対策で長靴をはき、長袖シャツをきっちり着ていたが、田んぼでは靴を履き替え、
腕まくりをしたのでそれだけで涼しい。
相変わらず上空はセッカとツバメ、時折ひばりが稲の上を低く飛ぶ。オオヨシキリもコヨ
シキリも鳴かない。でもオオヨシキリは餌を頻繁に雛に与えるので、低いところを行き
来している。
ヨシゴイは大きくなった雛なのか、ヘルパーなのかわからなかったが、3羽が一緒になって
飛んでいるのが見られた。1羽ずつでもよく姿を見せてくれた。その爽やかな姿は見てい
るだけですがすがしく感じられる。
稲は順調に育っているようだ。田んぼを見ていて気がついたのだが、水が一杯にためら
れた田んぼとすっかり水を抜いた田んぼが同居している。最近は水を完全に抜く方が
主流だとかで、今時分は水のないのが普通のようなのだが、なぜだろう。
シギチはいない。
アオサギ、ヨシゴイ、ヒバリ、オオヨシキリ、セッカ
大久保B区
7月29日 晴れ
大久保農耕地へ来て見るといい風が吹いていた。太陽が陰ると汗もひいて快適だった。
稲はちょうど開花の時期。風の中にふくよかな香りが混じる。
この時期になるとオオヨシキリ、コヨシキリはさえずっていないが、時折姿を見せた。ヨシゴイ
も飛んでい く。ヨシキリ達は雛に餌を与えるのに懸命だ。親が戻ってくると雛たちは葦原の
端まで寄ってきて餌をもらっている。そして小さな声でギョシギョシと鳴いてみせる。雛でも
オオヨシキリだ。稲の上を低めに飛ぶ鳥が居た。よく見るとヒバリだった。今の時期上空へ
飛び上がることはしないようだ。上空はツバメが飛びとセッカがさえずっていた。セッカはあち
こちで地上でも鳴いているのが聞かれた。巣があるのだろう。以前、農耕地一帯が荒川
からあふれた水で冠水した時を境にセッカが居なくなった。何年も営巣していないようで姿
も見られなかった。ようやく昨年は姿が見られるようになったが数はとても少なかった。今年で
やっと元へ戻ったようだ。
高台でしばらく休んでから田圃を後にした。
アオサギ、ヨシゴイ、ヒバリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ
大久保B区
6月29日 晴れ
爽やかな田んぼに夏らしい雲が浮いていた。日差しはきついのでかなり暑かった。セッカが
飛びながら鳴き、オオヨシキリはギョシギョシとないている。そんな中コヨシキリが爽やかな
声を聞かせていた。昨年と同じところだ。ヨシゴイは少し数を増やしているようだ。3番くらい
いるらしい。以前と比べるととんでもなく少ないのだが、徐々に増えてくれると嬉しい。
田圃でも雛の季節となっていて、ヨシゴイが居る葦原ではオオヨシキリの雛が4羽いて、
親鳥が餌を運んでくると喜んで騒ぎまくっていた。あどけない雛はなかなか可愛い。
アオサギ、ヨシゴイ、カルガモ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ
大久保B区
3月25日 晴れ
2012年久しぶりに大久保農耕地へ来た。何度かのぞきに来ていたが今年ちゃんと見た
のは今日が初めて。
田んぼはまだ手が入っていなかった。天気は良かったが、時折冷たい風が吹いていた。
バードウオッチャーが7,8人鳥を探していた。歩き始めてすぐにコジュリンを見た。とても
久しぶりだった。そのあとオオジュリンも何箇所かで見た。時折ジシギが飛んでいた。コチドリ
も何度か鳴きながら飛んでいた。ひばりはにぎやかにさえずっていた。田んぼの中の溜ま
っている水もなぜかぬるんでいるように見え、春が来ていることを実感できた。でもツバメは
まだだった。
アオサギ、コチドリ、ジシギsp、ヒバリ、オオジュリン、コジュリン
大久保B区
8月10日 晴れ
12時を過ぎてから田んぼへ行った。特別暑い日の一番熱くなる時間帯だ。人っ子
一人いない田んぼ。時折吹く風が穂をつけた稲を揺らす。はるか上空でセッカが鳴き、
時折ツバメが飛ぶだけ。期待していたコヨシキリは不在。ヨシゴイ、バンも見られなかっ
た。広い田んぼを一人で歩いていると時折足元からヒバリが飛び出す。タシギほどでは
ないが、すぐ近くから飛び立つので、その都度驚く。暑くてふらふらするのではないかと心
配になる。とくに田んぼの端のほうの休耕田の間を歩いていると、もしここで倒れたら当分
人に見つからないかもしれないと思い、ぞっとした。急いで畔から車道に出た。それでも誰
にも会わない、見えない。こんなに広い場所に1時間以上にわたっているのに人が一人も
見えないなんてことはすごい。北海道以来だ。北海道と違うのは猛烈な暑さと蒸し暑さだ。
これはずいぶん大きな差だ。
ツバメ、ヒバリ、オオヨシキリ、セッカ
大久保B区
7月27日 くもり
気温は少し低かったし日差しはなかったにもかかわらず暑くて汗がだらだら流れた。湿度が
70%以上あったようだ。田んぼに入ったところで知り合いが声をかけてきた。なんと目の前
でコヨシキリがさえずっていた。先日までは全く違う場所で営巣していたのがどうしたのだろう
か。営巣に失敗して場所を移して再度挑戦ということなのか。ひっきりなしに鳴いている。
とりあえず記念写真を撮った。ヨシゴイは雛が出そろったようで、先日は雛4羽が並んで葦
から顔を出していたとのこと。今日は一羽だけだった。まだ頭に幼毛が残っていた。毎年着実
に繁殖で増えているのにB区全体ではちっとも増えてこない。相変わらず営巣は1〜2番と
いったところ。
カワウ、ヨシゴイ、ツバメ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ
大久保B区
9月6日 くもり/雨
田圃では思ったより稲刈りが進んでいた。もう6割以上終わっていた。天候が不順となっ
てきたので早めに借り入れたのかもしれない。今度農家を訪ねたときに聞いてみようと思う。
大久保B区ではヨシゴイもコヨシキリも見られなかった。オオヨシキリもいない。アオサギ、
ダイサギが刈り終わった田圃にまとまっておりていた。ツバメ、セッカ、キジバト、ムクドリが
多かった。雨模様だったが、風が心地よくしばらく田圃を眺めていた。
ツバメ、セッカ
大久保B区
7月18日 くもり
久しぶりの田んぼだった。稲はきれいな緑色で田をおおい、かぜの生き息に合わせて揺れ
動いていた。コヨシキリ目当てのカメラマンが二人じっとして鳥たちが現れるのを待っていた。
ヨシゴイはいつもの場所で営巣中。オオヨシキリも給餌で出たり入ったりしていた。空には
カワウやセッカ、ツバメが姿を見せていた。明日から台風が来るという。稲と荒川の水量が
心配だ。田んぼは藪蚊もいないし、広いし、気分がのんびりゆったりしてくる。
カワウ、ヨシゴイ、ツバメ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ
大久保B区
5月16日 晴れ
今日はあまり時間がなかったのでざっと見ただけだった。田植えは完全に終わって、田には
早苗が植わりさわやかな情景となっていた。コサギ、チュウサギ、ダイサギがあちこちで見ら
れた。
最近はアカエリヒレアシシギがいたとか、タマシギが見られるということで、ウオッチャーが来て
いるという。今年は葦の生育が悪く、まだまだ低い。オオヨシキリの声もまばらで、もとても
たくさん入ることは無理な感じだ。シギチも見えなかった。会った方がチュウシャクシギがいた
と教えてくれた。ハヤブサもいたとのことで、写真を見せてもらった。
チュウサギ、ツバメ、オオヨシキリ
大久保B区
4月18日 曇り
今シーズン初の大久保農耕地となった。なにもいないと聞いていたが本当に鳥が少な
かった。田んぼはすべて掘り返してあり、田植えの準備は進んでいたがまだどこも水が入
っていない。乾いた土の塊が続いているだけだ。葦原はほとんど燃やされた後でまだ芽ら
しきものも見えない状態。秋ケ瀬田んぼではノビタキがいたとのことだったが、こちらはそれ
も望み薄だ。時折上空をカワウやツバメが飛び、オオタカも飛んだ。ホオジロが私の接近で
驚いたように飛び上がった。地上ではハシボソガラスとツグミが休耕田や田んぼの土くれを
ひっくり返したりしていた。雨が降るなり、水を入れるなりすれば鳥も増えるだろうと思うが、
今はまだ。農家の人によると今月末には田植えをしたいと言っていたので、そろそろ水も
入るのではないか。この大震災、津波、原発で今年は休耕田が減るのではないかと言
われている。何か影響があるのだろうか。
カワウ、オオタカ、ツバメ、ツグミ、ホオジロ
大久保B区
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